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2009年6月24日

 ○口蹄疫、ブタ−台湾(04):歩哨動物
 ●インフルエンザA(H1N1)−世界各国(74):疑われる由来
 ○狂犬病、コウモリ、ヒトの曝露−米国(FL)
 ○炭疽、ヒト−カザフスタン(KW)

○Ea#口蹄疫−台湾(04):TAOYUAN 桃園、ブタ 歩哨動物 20090624.2301
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease, porcine - Taiwan (04): (TY) sentinels
30頭以上のブタにFMDの症状があり、診断が確定された
Foot-and-mouth disease on hog farm in Taiwan's [Taoyuan]
情報源: Sina [in Chinese]、2009年6月23日。
台 湾政府農業当局が、桃園Taouyuanの養豚場1か所で、foot-and-mouth Disease [FMD 口蹄疫]を確認したと、Taiwan's TVBSテレビで報じられた。9日、所有者から30頭以上のブタにFMDの症状があることが報告された。その後、検査によりFMDの診断が確定された。当 局は、ワクチン接種を指示した。他の養豚場への影響はない。当局は、今後の検査で(安全性が)確認されるまで、最低2週間以上、この養豚場からは出荷させ ない決定を行った。
[Mod.AS注−23日にOIEに提出された報告では、台湾政府当局は、FMDウイルス清浄状態の確認のため、各農場に、ワクチン接種を行わないsentinel animals を配置している。地方動物疾患管理担当当局は、FMDの臨床症状のあるブタ37匹を確認した。血清学検査とウイルス分離用の検体が採取され、送付先の検査 機関で、NSP(non-structural protein)については陽性が確認されたが、virus isolation とRT-PCRはいずれも陰性となった。血清型の鑑別が現在進行中である。...その後、O type [12 Jun 2009]であることが確認された]

●C#インフルエンザA(H1N1)−世界各国(74):疑われる由来 20090624.2303
PRO/AH/EDR> Influenza A (H1N1) - worldwide (74): susp. origin
アジアのブタで発生し、その後北米に渡ってきたとの見方を強めている
情報源:New York Times、2009年6月23日。
今 回の新型豚インフルエンザ感染流行が、メキシコの商業的農場から発生したとされる一般的な観測がある一方で、政府農業当局者は、アジアのブタで発生し、そ の後北米に渡ってきたとの見方を強めている。しかし、証明の方法はなく、大まかなデータを根拠とした見方であることを強調した。ユーラシアと北米由来の遺 伝子を併せ持った今回の新型ウイルスが、北米のブタの間で感染循環している兆候は今のところ確認されていないが、一方で、近い類縁関係にあ る"sister virus"が、アジアの中で感染しているという、興味深い(tantalizing)事実がある。北米株豚インフルエンザ感染の可能性のあるアメリカの 飼育ブタは、頻繁にアジアに輸出されているため、現地でアジア株(豚インフルエンザ)と組み合わされる可能性がある。しかし、専門家は、アジアのブタが輸 入されることは動物疾患検疫のため難しいと述べているため、新型インフルエンザ株が西側諸国に再び戻される可能性は低い。"一番可能性の高いシナリオは、 世界中を最も自由に動き回るほ乳類(言うまでもなく、ヒトを指す)が持ち帰ったのだ"と農務省研究室の豚インフルエンザの専門家が語った。恐らくそうだと 考えられる、アジアから北米にこの(新型)インフルエンザを持ち帰った最初のヒトは、判っていないし、回復後はウイルスを伝播しなくなるため、今後も判ら ないだろう。この考えを証明するチャンスも、ウイルスが世界中で多くの人々に感染してしまったため、消えてしまった。WHOによれば、90カ国以上に感染 が及んでいる。患者の一部がブタに感染を広げることは避けられないため、その経過を検証することは不可能となった。"ブタがヒトから感染したのか、本当は ヒトの感染流行以前に、すでにウイルスを保有していたのか、全く判らなくなった"と農務省の専門家が話した。北米のヒト、トリとユーラシアのブタの各イン フルエンザの遺伝子の一部を含有する、この極めて特異なunusualウイルスは、どのブタでも確認されたことはなく、例外として、2009年4月後半に カナダの単一のブタの群れの感染例が見つかっている。メキシコ渡航後にこの農場で作業した大工によりブタが感染したと見られていたが、6月中旬にカナダ政 府衛生当局は、この男性による感染ではないことを明らかにした。ブタは全て処分され、カナダではこの他のどこにも(ブタに感染した)豚インフルエンザウイ ルスは確認されていない。..しかし、2004年の香港で、1匹のブタから採取された検体が、最近になって、今回の新型インフルエンザ株にかなり一致した ウイルスであることが判明した。このインフルエンザウイルスは、新型インフルエンザがもつ8つのゲノム塩基配列のうちの7つを持っていることが、2009 年6月11日の雑誌Natureで報告され、このウイルスを"sister virus."と呼んでいる。ウイルスの発生系統を追っている研究者らは、ブタにおけるインフルエンザの世界的サーベイランスが、あまりに貧弱であったこ とを嘆いている。ヒトやトリのインフルエンザウイルスの遺伝子配列に関する公開されたデータは、ブタの10倍はあると述べたのは、米CDCのインフルエン ザ部門の研究者で、北米や欧州に比べて、アジアからの豚インフルエンザ遺伝子配列が解析されたのものは極端に少なく、南米やアフリカに関しては皆無に近 い。長い間に何らかの出来事が起きていたに違いないが、われわれは気づいていなかったと述べた。しかし、政府獣医学関係者らは、いずれの北米の私的な大規 模データベースでも、新型ウイルスの類縁ウイルスは見つかっていないとしている。アジアで感染循環していたというのが、最も可能性が高い。...4月後半 にメキシコと米国の患者で初めて確認されたこと、メキシコの田舎町のVeracruzの5才の男の子が第1例とされていること、メキシコ政府が行った現地 付近の養豚場のブタの検査でウイルスが見つからなかったが、採取時期が遅すぎたため関係者らは(検査した)意義が乏しいとしていることと、その反対意見 (もし2月にウイルスが存在したなら、4月にもウイルスはブタに残っていたはず)、血清中の抗体では新型(H1N1)/旧来(H1N1)/ワクチン (H1N1)の区別ができないが、ウィスコンシンWisconsin大学の専門家らは数ヶ月以内に新型インフルエンザ抗体だけでも判別できる検査を開発中 であることなど...

●C#狂犬病−米国(フロリダFL州)、コウモリ、ヒトの曝露 20090624.2304
PRO/AH/EDR> Rabies, bat, human exposure - USA: (FL)
狂犬病のコウモリで遊んでいた3人の男の子の捜索が続けられている
情報源:News-press.com、2009年6月22日。
Fort Myers Beachで、1匹の狂犬病のコウモリで遊んでいた3人の男の子の捜索が続けられている。衛生当局は、市民に協力を呼びかけている。...当局は、ビーチ でこの狂犬病のコウモリを投げ合っていた3人の男の子らは、10日以内に狂犬病ワクチンの接種を開始しなければならないとしている。このほかにもコウモリ で遊んでいた2人は、19日の緊急情報から2時間足らずのうちに発見された。...以下、原文参照願います
写真 Images and a description of the Brazilian free tailed bat 
地図 Lee County, Florida 

●C#炭疽−カザフスタン(西カザフスタンKW)、ヒト 20090624.2305
PRO/AH/EDR> Anthrax, human - Kazakhstan (WK)
6月はじめに6人が入院したほか、数日間に8人の炭疽感染が発生している
情 報源:The Journal of Turkish Weekly 、2009年6月24日。
Western Kazakhstanは59才の女性1名が、炭疽感染と診断されたことを、24日非常事態省が明らかにした。6月はじめに入院中の6人に加え、数日間で8 人が炭疽感染を疑われて入院となっている。同省の報告によると、感染患者と接触があったのは185人で、現在も健康監視が行われている。炭疽は、野生動物 や家畜にも、放牧中の細菌性芽胞の摂取や吸入で感染する。ヒトは、感染動物の血液・組織に曝露することで感染する。致死性が高いが、抗生物質に良く反応す る病型も知られている。
[Mod.MHJ注−あちこちで発生する"Western" Kazakhstanの感染状況は、ただちに解決されないだろう]
OIEへの最新報告(2008年7月、East Kazakhstan) 
地図 Kazakhstan