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2009年6月5日

 ○口蹄疫、ウシ−アンゴラ(CC) OIE
 ○Fusarium head blight、小麦−米国
 ○Tomato yellow leaf curl virus −オーストラリア(QL)
 ○ペスト、死亡−米国(NM) 腺ペスト
 ○ダニ媒介性回帰熱−米国(CA)
 ○インフルエンザA(H1N1):動物衛生(12) SWINE TRIAL INFECTION
 ○インフルエンザA(H1N1)−世界各国(56): case counts
  [1] WHO - global updates (06:00 GMT)
  Influenza A(H1N1) - update 44 as of 06:00 GMT, 5 June 2009
  [2] PAHO - Americas regional updates (23:00 hrs GMT)
  [3] News briefs: 5 Jun 2009
 ○インフルエンザA(H1N1)−世界各国(57):ブラジル、米国

○Ea#口蹄疫、ウシ−アンゴラ(CUANDO CUBANGO CC) OIE Archive Number 20090605.2082
Foot-and-mouth disease, Angola
情報源:OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2009; 22(23)、2009年6月3日。
[*上記のOIEのウェブサイトにて、表形式となった報告を参照願います]
感染開始時期 2009年2月27日
前回流行時期 1974年
原因ウイルス foot-and-mouth disease virus Serotype: SAT 2
新たな感染流行 
発生地 Luiana, Luiana, Rivungo, Cunado [sic; Cuando] Cubango
感染種 ウシ 25000頭中250頭、死亡30頭

○Ep#Fusarium head blight、小麦−米国 20090605.2078
[1] Kentucky
Fusarium widespread in Kentucky wheat crop
情報源: Southeast Farm Press 、2009年6月1日。
[2] Illinois and other wheat states
US cash grain outlook
情報源: FXstreet/Dow Jones Newswires 、2009年6月2日。

○Ep#Tomato yellow leaf curl virus −オーストラリア(クイーンズランドQL) 20090605.2079
情報源:Australian Broadcasting Corporation Rural News 、2009年5月29日。
バ ンダバーグBundabergで、_Tomato yellow leaf curl virus_ の被害が発生している。the silverleaf whiteflyが伝播する、トマトの成長を阻害するこの疾患は、3年前の2006年に南東部クイーンズランドQueensland州で発見され、封じ込 めに失敗した。...
[Mod.DHA注−_Tomato yellow leaf curl virus_ (TYLCV; genus _Begomovirus_)は、元々はthe Middle Eastで発生し、 世界中でトマトに深刻な被害を与えているウイルスの1つである...]

●C#ペスト、死亡−米国(ニューメキシコNM州) 腺ペスト 20090605.2080
New Mexico boy dies of plague, sister recovering
情報源:C-Health, Associated Press (AP) report 、2009年6月4日。
ニュー メキシコNew Mexico州の8才の少年1名が、腺ペスト感染のため入院したが死亡し、その10才の姉も感染により入院している。2009年、米国初のペスト感染患者 となった。ニューメキシコ州当局者は4日、この兄弟の感染経路を明らかにしなかったが、周囲への感染リスクの評価のため、自宅の調査を行っている。ペスト は通常、感染したノミによってヒトに伝播されるが、感染したネズミ・ウサギ・ペットなどの動物との直接接触により感染することもある。当局は、Santa Fe County以外の情報は公開していない。死亡はこの数日間に発生した。地域で採取されたノミはCDCの検査のため送付された。CDCによると、米国では 毎年平均10−15例のペスト感染が発生している。現在の抗生物質により、良好な治療結果が得られている。
[Mod.LL注−はっきりと書かれて いないが、この兄弟はともに1次感染者である:すなわち、ノミの刺咬による感染と考えられる。..CDC  http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/plague/diagnosis.htm からの引用...1年間に複数の野生動物 さらにはヒトのペスト感染例が発生することは異常だが、ペストはいつでも発生する可能性がある。2000年は、1月にニューメキシコ州のペスト感染者の報 告があった(20000127.0138)が、その後、2004年は5月、2005年も5月、2006年は2月、2007年は4月、そして2008年は1 月に、その年の初めての患者が報告されている。]
地図 the state of New Mexico showing the location of Santa Fe county
写真 Photo of inguinal buboes

●C#ダニ媒介性回帰熱−米国(カリフォルニアCA) 20090605.2083
情報源:KSBY.com 、2009年5月28日。
The San Luis Obispo County (CA)公衆衛生当局は、北部San Luis Obispo Countyの住民1人が、ダニ媒介性回帰熱患者と診断されたと発表した。まれではあるが、カリフォルニアCalifornia州では報告義務のある疾患 となっている。以下は当局の発表内容;1名の患者が、tick-borne relapsing fever (TBRF ダニ媒介性回帰熱) と診断された。TBRFの届出義務のある州から、毎年全米で25例が報告される、比較的まれな疾患である。この患者はNorth Countyの住民で、TBRF患者は高度457−2440mの地域で発見されるとする疫学的事実に一致していた。TBRFの患者は、発熱、全身の痛み、 頭痛、悪寒、発汗などを特徴とする。 Relapsing fever(回帰熱)の病名は、解熱と発熱を繰り返すことに由来する。患者の多くは自然に治癒するが、一部の患者で症状が遷延化する。relapsing fever のサイクルは、各サイクルの発熱エピソード(2−9日間)が4−14日周期で、最大10サイクル繰り返される。TBRFに関係するダニは、齧歯類の巣穴や ねぐら付近で発見されることが多い、夜間吸血性ダニである。このダニは、ground や tree squirrels(地リスや木リス)あるいはchipmunksシマリスなどに付いていることが多い。当局は住民に対して、ダニとダニによる病気に注意 を払うよう呼びかけている。自宅周辺に齧歯類やリスの巣を作らせないようにすることが、予防対策である。ダニの刺咬はあまり痛みを伴わないため、気づかれ ることが少ないが、常に症状に注意し、解熱と発熱を繰り返す症状が見られたときは、医師に相談する必要がある。
[Mod.LL注 −Relapsing feverは、the _Borrelia_ genusに属するspirocheteの1種が原因となる。発熱期間中の末梢血のWright's stainで、ただちに診断できる。他のスピロヘータと異なり、この病原体はすぐにthe Wright stainに反応する;typical peripheral blood smear(末梢血塗抹標本)
The relapses(発熱が繰り返される)のは、病原体の外タンパク抗原(the outer protein antigens)が変化することによると考えられている。シラミLouse媒介性回帰熱は、主にアフリカで見られるが、ダニ媒介性の同種の疾患より症状 が軽い]
参考文献
1. Southern PM, Sanford JP: Relapsing fever. A clinical and microbiological review. Medicine 1969; 48: 129-49.
2. Felsenfeld O: Borreliae, human relapsing fever and parasite-vector-host relationships. Bacteriol Rev 1965;29:46-74 
写 真 The _Ornithodoros_ tick vector( "soft tick" :Rocky Mountain spotted fever やLyme diseaseを伝播する"hard ticks" よりかなり小型) 
地図 San Luis Obispo county 

○Ea#インフルエンザA(H1N1):動物衛生(12) SWINE TRIAL INFECTION Archive Number 20090605.2088
20090604.2067に関して
投稿者:英・VLA (Veterinary Laboratories Agency)、Dr Ian Brown、2009年6月5日。
(個々のレベルでのばらつきが、正常範囲内である集団における)ブタ個体間で症状に違いが見られ、ブタによく適応した他のSIV[swine influenza virus 豚インフルエンザウイルス]について行われたexperimental studiesで得られた結果と、全体的には非常に類似したものとなった。field settingでは、intercurrent factors(介在因子)によって、より重症化する可能性があるため、製造メーカーや獣医師らは、field infectionsにおいて様々な症状に遭遇することが予想される。The European Commission (DG Health and Consumers, Unit D1)当局は、6日、ブリュッセルBrusselsにおいて、'brainstorming meeting on the novel Influenza A (H1N1) virus at the animal/human interface'の国際会議を開催する。

●C#インフルエンザA(H1N1)−世界各国(56): case counts 20090605.2089
[1] WHO - global updates (06:00 GMT)
情報源:WHO Epidemic and Pandemic Alert and Response (EPR)、2009年6月5日。
Influenza A(H1N1) - update 44 as of 06:00 GMT, 5 June 2009
詳細はURLで確認願います
Grand Total: 21940(累積患者数) / 125(同死者) // 2667(前回更新からの増加) / 8(同死者)
Chinese Taipei has reported 16 confirmed cases of influenza A (H1N1) with 0 deaths.
Total: 69 countries have officially reported 21 940 cases of influenza A(H1N1) infection, including 125 deaths.
[2] PAHO - Americas regional updates (23:00 hrs GMT)
情報源: PAHO H1N1 flu website 、2009年6月4日。
元URL参照願います
[3] News briefs: 5 Jun 2009
一般事項:
Origins of the new influenza A (H1N1) virus
Evaluation of 4 real-time PCR assays for detection of influenza A (H1N1) viruses.
欧州:
United Kingdom -- Epidemiology of new influenza A(H1N1) virus infection, United Kingdom, April - June 2009
UK (Wales) -- 2nd swine flu case confirmed
Spain -- 11 new flu cases reported
アジア:
Japan -- Transmission potential of the new influenza A (H1N1) virus and its age-related specificity in Japan.
南北アメリカ:
USA -- Fairbanks Alaska man, Haines boy diagnosed with swine flu
Mexico -- Mexico's novel flu outbreak mirrors other hot spots
Dominican Republic -- 1st death attributable to H1N1 infection, pregnant teenager
Cayman Islands -- 1st case, history of travel to USA (New York)
Trinidad  2-- 1st case confirmed, history of travel to "multiple countries reporting H1N1 infections"
南半球 -- Swine flu to spread in Southern Hemisphere
オセアニア:
Tahiti -- 1st case confirmed, tourist from USA (Los Angeles)

●C#インフルエンザA(H1N1)−世界各国(57):ブラジル、米国 20090605.2090
[1] Brazil - Tamiflu
情報源: Veja magazine 30 Apr 2009 [in Portuguese]、2009年6月5日。
政 府当局は、4月末までにTamiflu [oseltamivir phosphate]の全製品を市場から引き上げた。これまで処方箋なしに薬局で購入することができた市民による、self-medication(自己 判断による治療)を防止することがねらいである。タミフルが必要な医師は、成人6250人分(1日2カプセルで5日間服用の計10カプセル)と同人数の小 児用量分[説明なし!]相当の、政府備蓄から調達しなければならない。政府当局は、使用期限が2009年で切れる、2007年に購入された、900万人の 治療courses相当量の、タミフルのstock of materia prima(原料?)を保有している。一旦individual doses(使用単位)にしてしまうと、有効期限は3週間になってしまう。このため、4月末に80万人の治療量を追加で購入する交渉を行っている。 Roche社によると、2006年以降、85カ国で2億2000万人分の治療用量のTamifluが購入されている。ブラジルではRelenza (GSK)は販売されていないが、必要時の輸入は認可されている。
[Mod.TY注−どれほどの国で、Tamifluが処方箋なしで購入できるのか。需給のバランスや耐性株の上で懸念される]
[2] 米国 - health care system
情報源: Bloomberg Press 、2009年6月4日。
豚 インフルエンザ感染流行が、米国の医療システムを凌駕していることが報告された。政府当局と医師らの間のコミュニケーションが十分に調整されず、WHOに よる6段階のパンデミック警戒スケールが、現場を混乱させたと、4日に発表された調査機関の解析の中で述べられている。報告では、不安になった市民が救急 室にあふれる一方で、不法移民や無保険者らの受診が遅れたことが明らかにされている。CDCによると、H1N1インフルエンザウイルスにより米国では、 11000人以上が感染し、17人が死亡している。ほとんどの患者は、ウイルス感染により発熱と咳以外の症状を示さなかったにも関わらず、WHOは、パン デミックが切迫している状況であることを意味する警戒レベルを5とした。危機が訪れる前に、システムの脆弱性を検証することが大事と、この研究者らは報告 している。H1N1は、我々の危機に対する初期対応能力の実証テストとなっている、と述べたNPOの管理者は、数年前に比べてずっと進歩しているものの、 今回のアウトブレイクで、政府当局の備えに深刻な問題点があることがあぶりだされた、と指摘した。この報告では、公衆衛生のインフラ整備(強化)のための 10の勧告が示されており、この中には、州および各自治体の衛生当局のjob cuts(雇用削減)の停止、緊急時の無保険の国民への医療提供、新規患者の増加に対応する医療施設への支援などが含まれている。...
[3] USA - CDC's reporting
H1N1 Flu (Swine Flu): Questions and Answers About CDC's Online Reporting
情報源: USA CDC、2009年6月3日。
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