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2009年7月11日

 ○牛結核、ウシ−ニュージーランド
 ○牛結核−米国(IN)(09):シカ科、ウシ
 ○野兎病、ネコ科、イヌ科−米国(SD)
 ●インフルエンザパンデミック(H1N1)2009(02):肥満のリスク因子
 ○原因不明の死亡−マラウィ、モザンビーク:RFI

○Ea#牛結核−ニュージーランド、ウシ 20090711.2479
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis, bovine - New Zealand
病気による酪農産業への影響
Disease scare for dairy industry
情報源:Northern Advocate 、2009年7月9日。
Northland の酪農用の家畜に、牛結核感染のリスクが懸念されている。大規模な家畜の群れで、bovine tuberculosis (TB 牛結核)が発見されたことから、注意が呼びかけられている。この感染が見つかったのは、カイタイアKaitaiaで、当局による3年ごとの結核の 定期検査中、1頭のウシで確認された。...原文参照願います
[Mod.TG注−結核の解説、出典]

○Ea#牛結核−米国(インディアナIN)(09):シカ科、ウシ  20090711.2480
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis - USA (IN) (09): cervid, bovine
牛結核に感染のシカは、Franklin Countyで購入された
Deer with bovine TB purchased in Franklin County
情報源:Pal-Item.com 、2009年7月9日。
bovine tuberculosis (TB 結核)の新たな感染例が、the Indiana(インディアナ) Board of Animal Health当局によって確認されている。当局は今週[7月6-9日]、Harrison Countyのシカ農場1ヶ所で、red deerの牛結核検査が陽性となった。このシカは、北部のFranklin Countyのシカ農場から購入されたシカで、同郡では5月に第1例の感染が確認されている。....
ファクトシート 
地図 Indiana 

○Ea#野兎病−米国(サウスダコタSD)、ネコ科、イヌ科 20090711.2481
PRO/AH/EDR> Tularemia, feline, canine - USA (SD)
飼育されていたネコとイヌの、野兎病5例を確認した
情報源:ArgusLeader.com 、2009年7月9日。
スー フォールズSioux Falls Animal Control当局は、スーフォールズの近郊1ヵ所で、ネコとイヌの野兎病陽性症例を5例確認した。"rabbit fever"とも呼ばれるこの病気で、1頭が死亡した。North Cleveland Avenueにある、the Cactus Heights Mobile Home Parkで飼育されていたペットの検査で判った。げっ歯類やウサギに見つかることが多い細菌による病気で、食欲低下、不機嫌、脱水、口腔潰瘍、体重減少な どの症状が見られる。ペットの飼い主は、ダニ忌避剤の使用やペットのダニに注意することで、(感染から)ペットを守ることができる。
[Mod.TG 注−野兎病Tularemiaの解説;原因はグラム陰性のnon-motile coccobacillus(非動性球菌)である、 _Francisella tularensis_ (formerly known as Pasteurella tularensis)感染で、2 subspeciesがあり: _F. tularensis tularensis_ (also known as Jellison type A) and _F. tularensis holarctica_ (Jellison type B)。北米の ウサギ目の動物に見られる_F. tularensis tularensis_は、ヒトやペットのウサギに対して、強い病原性を示す; _F. tularensis holarctica_の病原性はやや弱く、北米ではビーバー、muskrats、野ネズミvole、ユーラシアではウサギや小型げっ歯類での感染が見ら れる。....出典 ]
地図 South Dakota 

●C#インフルエンザパンデミック(H1N1)2009(02):肥満のリスク因子 20090711.2482
PRO/AH/EDR> Influenza pandemic (H1N1) 2009 (02): obesity risk factor
肥満が重症インフルエンザの新たなリスク因子として浮上
Obesity emerges as new risk factor for severe flu
情報源:Reuters AlertNet、2009年7月11日。
肥 満以外に健康上の問題がない人たちが、新型パンデミックインフルエンザ(H1N1)2009ウイルス感染において、重症合併症や死亡の特別なリスクを負ってい る可能性があることが、10日に米国の研究者から報告された。このグループは、Michiganミシガン州のある病院に、人工呼吸器による治療を必要とするほど重症 化した入院患者10人について報告した。3人が死亡した。10人のうち9人は肥満症で、7人は高度肥満であり、この中に死亡した3人のうち2人が含まれていた。すでにthe Centers for Disease Control and Prevention's (CDC 米疾病対策センター)の週報で報告されているこの研究で、医師らが、タミフルTamifluの商品名で販売されているRoche AG's 社製抗ウイルス薬oseltamivirの、通常の使用量の2倍量を使用しても安全であったことも示唆されている。CDCの ウイルスの専門家であるDr. Tim Uyekiは、"報告結果から、特に高度肥満の患者では、このウイルスにより重症合併症が発生する可能性があることが示された"と述べた。これらの患者の うち5人では、肺内に血栓が見つかっているが、このような所見が重症のインフルエンザウイルス感染患者で発生することは、これまで知られていなかったと述 べた。ミシガン大学医学センターのDr. Lena Napolitanoらは、HINIウイルス感染によるsevere acute respiratory distress syndrome(重症急性呼吸障害症候群)で集中治療室に入院となった患者10人について調査を行った。10人の患者のうち、9人が肥満症(body mass index [BMI] > 30)であり、その中の7人は高度肥満(BMI>40)であったと報告されている。彼らの研究は、肥満などがインフルエンザの特別なリスク因子とな るか、を調べる目的で行われたわけではなかった。しかし、10人の患者のうちの7人までが高度肥満であり、9人にインフルエンザでも見られる多臓器不全、5人に肺内の血栓、6人に腎不全が見つかったことは、研究者らを驚かせた。H1N1豚インフルエンザウイルスは、2009年6月にメキシコ で初めて発生し、4月末に米国内での蔓延に気づかれたときには、すでにコントロールできない状態となっていた。6月にWHOはパンデミックを宣言した。現時点では軽症疾患であるが、すべてのインフルエンザウイルスは致死性となる可能性を持ち、このウイルスも例外ではない。世界中で500人近い死者が発生し、 米国内だけで200人以上が死亡している。しかも、新型ウイルスには、夏季になっても感染拡大が続き、若年者やolder children(10代)に被害が広がり、障害される部位も違っているなど、季節性インフルエンザとは少し異なるパターンが見られる。ヒトの感染がま れなH1N1鳥インフルエンザ同様、タミフルを常用量である5日間より長く服用することで、生存率が高い傾向が見られるようだと、Ueki医師は述べてい る。肥満のある患者に、高用量のタミフルを処方する必要があるかは、まだ不明だと述べた。(重症化した)患者グループに肥満患者がきわめて多かったことは 注目されると、CDCのコメントが付された。肥満が、新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染の重症合併症の、独立したリスク因子となるかは、まだ 分かっていない。季節性インフルエンザにおいては、肥満が重症合併症のリスク因子とされたことはない。
[Mod.CP注−パンデミック (H1N1)2009ウイルスが、older children(10代)や若年成人を中心に感染を広げ、比較的軽症ですんでいる一方、上記の報告では、肥満がウイルス感染につづく重症合併症のリスク 因子である可能性があると報告されている。肥満が、季節性インフルエンザ感染後の重症合併症のリスク因子と認められたことはない。ICUに入院となった高度肥満患者10人中9人が、
インフルエンザでも見られることもある多臓器不全となり、5人に肺内の血栓が見つかるという一般的ではない特徴を 認められた。後遺症なく回復した患者はいなかった。一般人口の間で肥満の割合が高まる中、死者の増加が懸念される]
[Mod.DK注−患者10人中9人が男性であったことも興味深い]

●C#原因不明の死亡−マラウィ、モザンビーク:情報提供依頼RFI 20090711.2489
PRO/EDR> Undiagnosed fatalities - Malawi, Mozambique: RFI
Nenoに原因不明の病気発生
Strange disease hits Neno
情報源:Nation Online, Window on Malawi 、2009年7月11日。
マ ラウィとモザンビークの国境を挟む2つの村、Mtemankhawa(マラウィ) と Datson(モザンビーク)では、2009年5月以降、原因不明の疾患による患者103人のうち15人が死亡した。人口753人の Mtemankhawa Villageは、TA Dambe地方(Neno)にあり、Datson Villageは、the area of Chief Tsangano in Mozambiqueの人口329人の村である。...マラウィで8人、モザンビークで7人が死亡した。5人がNeno地区病院に入院中であるが、原因は 不明であると、衛生当局者が述べた。検体は南アフリカに送付されている。症状は、項部硬直、脱水、発熱、頭痛、関節痛、腹部不快、失声であるが、髄膜炎で はないと述べた。検査結果を待つ間、保健省は抗生物質による治療と塩素配布を行っている。安全でない井戸水の使用があることや、厳しい寒さのために何日も 水浴ができない状態にあると説明されている。窓のないわらの家に動物と寝食を共にする生活であり、いくつかの原因が考えられるが突き止められていないと述 べた。...死者には、Chawe Primary Schoolの3人など、5人の小児が含まれている。1週間に3-4人の死亡があり、小麦畑やジャガイモIrish potato畑での作業に出られない状態となっている。ほとんどの家庭で患者が発生し、死者の多くは自宅で死亡している。...
[Mod.MPP 注−髄膜炎が想起されるが、記事の中で髄膜炎は否定されているとある。レプトスピラ症としても、筋肉痛ではなく関節痛であり、主症状である黄疸の記載がな い。5月以降、発生率は9.5%(人口1082人中患者103例)で、致死率は14.6%となる。リスク因子は、水質と衛生状態が悪いことと、動物との近 接性で、細菌、ウイルス、環境からのトキシンのいずれも除外できない...]
地図1 the Neno district of Malawi 
地図2 Tsangano district of Mozambique