Flu 2010-12

インフルエンザ (39)
H1N1pdm vaccine, cross-reactive responses 20120525.1143744
非常に広い範囲の交差反応性が示された ..
2009年のパンデミックワクチン接種者28人のほとんどで、1種類以上のインフルエンザウイルスのヘマグルチニン不変部位に反応する、 B 細胞メモリーの想起に由来する中和抗体が認められた。

インフルエンザ (20) 宿主感受性遺伝子の特定 20120328.1083177
遺伝子の欠陥が重症化リスクに関係する

the interferon-inducible transmembrane (IFITM) 3 が in vivo において、宿主の influenza A virus 抵抗性に必須 essential であることが確認された

インフルエンザ(20):WHO 欧州、英国  20101217.4463
the influenza H1N1 2009 pandemic の世界中で見られた特徴と一致している

インフルエンザ(19) 欧州、イスラエル、イエメン  20101216.4454
患者の大部分が、65歳未満 ワクチン接種から8日後にはすでに、十分な protection が形成される

インフルエンザ(14) : ブタ由来 (tr) H3N2 ウイルス 20101112.4117 
ブタでの感染循環が確認されている influenza type A virus subtypes の主なものは、4種類 ; H1N1, H1N2, H3N2, and H3N1 あり、最も多い "triple-reassortant" viruses は、ヒト、ブタ、鳥インフルエンザの各ウイルスの遺伝子を含有する。

インフルエンザ(11) : 222の部位の変異と予後    20101028.3917
重症患者 52人中3人(5.8%) に the D222G substitution が認められたが、軽症例では117 人中1人(0.9%) だった。the D222E mutation については、軽症例(31.6 %) と重症例 (38.4 %) に差はなかった。
[Mod.CP注-... the D222G substitution は、 laboratory での増殖中に発生したことが示唆されていることも忘れてはならなWkly Epidemiol. Rec. 2010;85(4):21-2]

インフルエンザ(10):D222G と重症度  20101026.3881
ウイルス変異によるレセプター結合性の変化が重症化の原因 :表面蛋白の D222G 変異により、重症化や死亡が増える
[Mod.CP注-the D222G mutation は、pandemic influenza A(H1N1) 患者全体では1.8%以下であるにもかかわらず、死亡患者では 7.1%だった。the D222G mutation を持つウイルスは、繊毛細胞レセプターなどの、より多くの気道のレセプターに結合するため .繊毛による異物排除が妨げられる...]

インフルエンザパンデミック(H1N1)(65) ワクチンとナルコレプシー  20100904.3178
GSK 社は、the adjuvanted H1N1 pandemic vaccine Pandemrix の接種に伴って起きた可能性のある、フィンランドのナルコレプシー narcolepsy の症例について、独自の調査を開始 ... ノルウェーとドイツでも少数の患者について報じられている。カナダ国内だけで使用されている GSK Quebec の Arepanrix では、 narcolepsy の報告はない。
[Mod.TY注-2009年10月のスウェーデンからの報告 the Digital Journal では、同ワクチンに関連して350人以上に副反応が認められ、2人が死亡したと報じたが、因果関係は否定されている。副反応の中に、ナルコレプシーは入っていない。 adjuvant squalene の、 the narcolepsy cases への関与は言及されていない]

インフルエンザ パンデミック(H1N1) (62): ヒトへの適応  20100806.2671
生化学的解析 : 過去90年間に発生した、4種類の鳥インフルエンザウイルスと豚インフルエンザウイルスが組み合わさったもので、 the 1918 pandemic virus の遺伝子を受け継いでいる。鳥類のウイルスが、種を飛び越えてヒトの細胞で効率的な複製が行えるようになるためには、 PB2 上の特定部位にリジンとアスパラギンがなければならない。しかし、the [pandemic] H1N1 virus は、 the avian [PB2] protein の全く違う部位にリジンが存在することで、ヒトの細胞に対する適応性を獲得したと報告された。(avian-like PB2 gene を持つ) the pandemic H1N1 viruses は、 the 'human-type(ヒト型)' amino acids PB2-627K and PB2-701N をエンコードしていなかった