2015年9月15日

クリミア ・ コンゴ出血熱-パキスタン (09) など

狂犬病-南ア (LP) イヌ科野生動物
PRO/AH/EDR> Rabies - South Africa: (LP) wild dogs
Archive Number: 20150915.3646917
情報源 The Citizen、2015年9月11日。
the Endangered Environmental Trust (EWT) のイヌ科野生動物研究者が、the Blue Canyon Conservancy, near Hoedspruit に生息する 1群の野生動物 wild dogs における、狂犬病による甚大な被害 the devastation of rabies の発生を確認している。the Lowveld outside the Greater Kruger area には、イヌだけが生息している。8月中旬に、Zandspruit に向かう道路脇で、5頭の子イヌ wild dog puppies が発見されている。一部の子犬は、やせてよろよろしていた ...

狂犬病-米 (30) MO コウモリ、イヌ、ヒトの曝露
PRO/AH/EDR> Rabies - USA (30): (MO) bat, canine, human exposure
Archive Number: 20150915.3646808
情報源 Southeast Missourian、2015年9月14日。
ミズーリ州保健当局 The Missouri Department of Health and Senior Services が Bollinger County に狂犬病に対する 6ヵ月間の注意喚起を行った。同郡内のコウモリと飼い犬の検査陽性が確認された ... これまで常に動物の検体の提出があったが、Cape Girardeau County で狂犬病が確定診断されたのは 1年ぶり。

ヨーロッパ腐蛆病-ルーマニア 欧州 (02) BT OIE
European foulbrood of honey bees, Romania、reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> European foulbrood, apis - Europe (02): Romania (BT) OIE
Archive Number: 20150915.3645404
情報源 OIE, WAHID weekly disease information 2015; 28(38)、2015年9月14日。
感染開始時期 2015年6月1日
前回流行時期 2014年
病原体 _Melissococcus plutonius_, _Psenibacillys alvei_ [_Paenibacillus alvei_]
新たな感染流行 (1)
発生地: Cucorani, Cucorani, Mihai Eminescu, Botosani: apiary
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
ハチ Bees (hives) / 200 / - / 60 / - / 0

馬伝染性貧血-米 (04) KY 未認可ワクチン
PRO/AH/EDR> Equine infectious anemia - USA (04): (KY) unlicensed vaccine
Archive Number: 20150915.3645562
[1] 中国製のワクチン
投稿者 米 ・ University of MD School of Medicine、Maria Salvato、2015年9月14日。
ケンタッキー州の馬伝染性貧血 the outbreak of equine infectious anemia in Kentucky に関して言うと、 1種類のワクチン a vaccine for EIAV があり、獣医師らは使用すべきである。中国 the Harbin Veterinary Research Institute (HVRI), Chinese Academy of Agricultural Sciences (CAAS) が製造し、同ワクチンの開発に成功した医師は、AIDS ワクチンの開発でも同社に協力している ...
[2] 米国内では未認可
投稿者 米 ・ USDA, APHIS, VS, Science and Technology Services、Randall L. Levings, DVM, PhD, DACVM、2015年9月14日。
[1] で述べられているワクチンについて。
法律 the Virus Serum Toxin Act により、米国内で販売 ・ 流通 ・ 輸出されるワクチンはすべて認可が必要である be licensed。データ提出と認可申請があれば、当局はいつでも審査する。
2点目として、2003年のある論文の the section "Commercially available diagnostic assays" という部分の中で、the EIAVUK[delta]S2 を接種されたウマは、USDA 等の認証を受けた、より感受性の高い診断アッセイで検出される可能性があることが示され、自然界で感染したウマとワクチンを接種されたウマを識別可能な診断検査が必要である、と述べられていることは興味深い。
すなわち、ワクチンを接種されたウマは、現在全米で行われている感染対策の抗体検査で陽性となると考えられる。

口蹄疫-アルジェリア、マグレブ (11) 家畜
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Maghreb (11): Algeria, livestock, update
Archive Number: 20150915.3646403
情報源 Radio Algeria [in French]、2015年9月13日。
獣医学当局の責任者 The Director of Veterinary Services at the Ministry of Agriculture, Rural Development and Fisheries は [Sun 13 Sep 2015]、最近はアルジェリア国内の家畜の口蹄疫の発生はなく no cases of foot and mouth disease [FMD]、2014年のウシでの感染流行も終息させることができた、と述べた ...

ブルータング-仏 AL ヨーロッパ(04) ウシ、ヒツジ、BTV-8
Bluetongue virus (BTV-8) in France
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (04): France (AL) ovine, bovine, st 8, assessment
Archive Number: 20150915.3646112
情報源 DEFRA - International Disease Monitoring; Preliminary Outbreak Assessment, Ref: VITT/1200 BTV in France、2015年9月14日。
フランス政府当局は、the Allier region におけるブルータング感染流行 an outbreak of BTV-8 の報告を行った。8月21日、飼育されていた 1頭のヒツジに症状 (顔面浮腫、呼吸障害、体温上昇) が認められた。検査が行われたうち、ヒツジ 175頭中 5頭、およびウシ 147頭中 27頭が陽性となった ... the EU 内で BTV-8 が確認されるのは 2011年以来で、フランス国内では 2010年以来となる ... 8月1日以降、同地域及び隣接の Puy de Dome region から直接、 (英国内に) ウシやヒツジ、ヤギが持ち込まれたことはないが、注視は必要である ...

クリミア ・ コンゴ出血熱-パキスタン (09) NW
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo Hemorrhagic Fever - Pakistan (09): (NW)
Archive Number: 20150915.3645842
情報源 Pakistan Today、2015年9月12日。
[12 Sep 2015] ペシャワル Peshawar において、2人がクリミア・コンゴ出血熱ウイルス the Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHF) virus  (感染) と診断された。医療施設 Hayatabad Medical Complex に移された。すでに危機を脱した Peshawar の 12歳と、依然危険な状態にある Kohat の住民である。
 [Mod.TY -感染した曝露様式には触れられていないが、おそらくダニの刺咬または感染動物の血液との接触によると考えられる。ウイルスを伝播するのは、ダニ _Hyalomma_ spp. ticks または動物 (殺処分時) および患者の血液や組織 (への曝露) で、患者は、家畜に関係する人々に圧倒的に多い。医療機関でも曝露が起きる。潜伏期間の長さはウイルスの感染経路によるが、ダニ刺咬の場合は通常 1-3日で、最大 9日間である。Hayatabad は Khyber Pakhtunkhwa province の州都ペシャワルの郊外にある]