2009年6月1日

◎ Lujo virus, a novel arenavirus PLoS
インフルエンザ A(H1N1) dynamics
チクングニア タイ、死亡例  
ポリオ ウガンダ

◎ Lujo virus 南アフリカ,ザンビアから
PRO/AH/EDR> Lujo virus, a novel arenavirus - South Africa ex Zambia
Archive Number: 20090601.2042
 情報源:PLoS Pathogens, May 2009 、2009年5月30日
[Mod.CP- この新型のアレナウイルス arenavirus の発見につながった 2008年の南アフリカでの致死性出血熱感染流行の背景と経緯は、ProMED- mail の中で報告されている。この件に関する PLoS Pathogens の報告で、今回の新型の病原体の特徴について述べられている。この報告では、未知の病原体の迅速な同定における  pyrosequencing の威力を見せつけられた。今回のケースでは、臨床検体の受領後 72時間以内に塩基配列の解析が判明している。Lujo virus に感染した 5人のうち 4人が死亡したことから、ヒトにおいて非常に致死性が高いと考えられる。Lujo virus の解析が終了し、より簡便な RT-PCR (reverse transcription-polymerase chain reaction) などの診断法による、新たな患者の早期診断を可能とする試薬が作成可能と思われる。Lujo は the family _Arenaviridae_ (アレナウイルス科)の新たなメンバーであり、旧世界および新世界アレナウイルスとは遺伝的に異質である。筆者により命名された Lujo virus は、まだ the ICTV (International Committee on Taxonomy of Viruses) の承認を受けていない] 
Title: Genetic Detection and Characterization of Lujo virus, a New Hemorrhagic Fever-Associated Arenavirus from Southern Africa Authors: Thomas Briese1* et al.
要約: 
新たな _Arenaviridae_(アレナウイルス科)のメンバーである Lujo virus (LUJV) が、80% (4/5症例)という未曾有の致死率を特徴とする南アフリカでの院内感染によるヒトでの感染流行の中で分離された。旧世界の出血熱関連のアレナウイルスとしては 30年ぶりの発見となった。アウトブレイクの患者の血液および組織から、Unbiased pyrosequencing (?) により抽出された RNA により、検体を受領してから 72時間以内に identification(識別) と詳細な phylogenetic characterization(系統発生学的特徴づけ)が可能であった。LUJV の全塩基配列解析から、このウイルスが他に類を見ないもので、旧世界アレナウイルスのancestral node(祖先節)からはずれていることが判明した。G1 glycoprotein sequence(G1糖タンパク遺伝子配列)が大きく異なっており highly diverse、他の旧世界アレナウイルスと新世界アレナウイルスのちょうど中間に位置し、特異的レセプター親和性をもつ可能性が示唆される。LUJV は "a novel, genetically distinct, highly pathogenic arenavirus" である。 
Author Summary: 
2008年の 9月から10月にかけて、発端となったザンビア Zanbia からの重症例の航空機搬送後に、5人の原因不明の出血熱患者が南アフリカで発生しこのうち 4人が死亡した。患者から採取された血清と組織検体を unbiased pyrosequencing で調べたところ、検体受領後 72時間以内に得られた複数の分断された塩基配列断片が、アレナウイルスを原型とする遺伝子の およそ 50%を表現するものであることが判明した。その後 pyrosequencing で得られた塩基配列と相補的な特異的プライマーと、残存するアレ ナウイルス末端をターゲットとする普遍プライマーを用い、介在する断片の PCR 増幅を行うことによって遺伝子の全塩基配列が解析された。系統発生学的解析により、family _Arenaviridae_(アレナウイルス科)の新たなメンバーであることが確認された。確認された場所の地名 (Lusaka ルサカ, Zambia の "LU" と Johannesburg ヨハネスブルグ, South Africa の "JO") に因み、ひとまず Lujo virus (LUJV) と命名した。今回の発見により,LUJVの 保有宿主・地理的分布・異例の病原性の調査に用いられる特異的試薬の開発を可能にするとともに、病原体の発見と公衆衛生の上で unbiased high throughput pyrosequencing が有用であることが確かめられた。 A phylogenetic tree based on the deduced Z amino acid sequence that shows the branching of Lujo virus at the root of the Old World arenaviruses can be viewed by accessing the original text (the Virolog Blog)

● デング熱 南北アメリカ,アジア,大洋州
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2009 (22)
Archive Number: 20090601.2040
ホンジュラス
 情報源:Once TV Mexico [in Spanish]、2009年5月27日
ホンジュラスにデング熱注意報が出されている。5月26日、テグシガルパ Tegucigalpa の病院で 9才の少女が DHF(デング出血熱)により死亡した。同じデング熱による男児の死亡に次ぐ、2人目の死者となった。
地図 Honduras
ブラジル (バイア Bahia)
 情報源: Correio [in Portuguese]、2009年5月25日
週末 [23-24 May 2009]、バイア州で新たに 2人の DHFによる死者が確認された。バレイラス Barreiras(サルバドール Salbadorから 871km)における初めての死者が記録された。首都(州都)から 502kmのジュアゼイロ Juazeiro でも 23日に DHF による死者が確認されている。いずれも検査による確認は行われていない。疫学サーベイランスによると、2009年バレイラスでは 1952人のデング熱感染が疑われ 203人のデング熱、16人の デング合併症、1人の DHF、2人のショック症候群が確認された。当局による "serious [disease] types"  の小冊子によると 1293例のデング熱症例のうち 526例が確認された。死者は 111人に増え、このうち 51人が確定診断されている。 
地図 Brazil showing the location of Bahia state 
アルゼンチン 
[1] 北部 従来より遅い季節までデング熱患者が発生している 
 情報源:Europa Press [in Spanish]、2009年5月29日
保健省が、デング熱感染流行は制圧され最悪の事態は過ぎたことを保証する声明を出したが、今も状況は深刻化しており、確定患者数は25833人であり 4 月より 14%以上増加した。5月17日の週以降も高温が続き、アルゼンチンの長期休暇中の旅行者の移動が始まり、さらに感染が拡大することが懸念されている。... 従来より 2月、3月、4月は、国内で全ての種の蚊族の個体数が最も多くなる季節である。デングや黄熱を伝播する _Aedes aegypti_ ネッタイシマカもこの中に含まれている。これらの蚊族は気温が 16℃以上で生息するが、2009年5月の気温はほとんど 16℃を超えてい た。デング流行が最も深刻な Chaco 県では、デングウイルス感染者数がわずか 1ヶ月間に 10160人から 10796人に増えた。このうち輸入例は 2例のみであった。次いで Catamarca では 8008人から8703人に増加した。 
[2] Argentina (トゥクマン Tucuman) 寒くなり、患者数が減少している 
 情報源: Primera Fuente [in Spanish]、2009年6月1日。 
寒くなればデング感染流行が減る。州保健省によると、トゥクマンの流行は新規患者数に減少傾向が見られている。
カンボジア 
 情報源:Xinhua News Agency 、2009年5月25日
2009年5月までのデング熱患者数はおよそ 1500人に達した。2008年の同期に比べ約 50%,960人多くなっていると 25日に政府メディアが伝えた。感染者の集中しているのはプノンペン Phnom Penh の 343人のほか、Kampong Cham 県の 259人, Kandal 県の 161人となっている。さらに国内では 3人がデングにより死亡している; 2人は 2009年初に、3人目は 5月に死亡した。... 雨期である 5月から11月にはデング熱感染流行が全国で発生する。15歳以下の小児が最も感染しやすくおよそ 71%の患者は小児である。最も感染の激しかった2007年には、デング熱により国内で 407人の小児が死亡し、合計 39851人の小児の感染者が発生した。2008年、感染者は 9542人、死者は65人であった。 W
地図 Cambodia with provinces   
ベトナム 
[1] 情報源: Viet Nam News Service、2009年5月23日
まだデング熱のピーク期ではないが、南部および中部で感染者の数が増加していると保健省当局者が述べた。2009年は雨期の開始が早く降水量も多いことが、デング熱患者数増加の要因となっていると環境省が説明した。デング熱は周期的な増減パターンを繰り返しており、2009年は増加の年であることももう1つの原因だと述べた。ホーチミン市第1小児病院 The HCM [Ho Chi Minh] City Paediatrics Hospital No. 1 は今週、1日に 66−84人の患者を受け入れているがこれは 4月の 2倍である。通常小児の患者数が増え始めるのは 6月になってからと言う。HCM 市は 2009年のこれまでの国内デング熱患者数で首位となっており、患者数は 3600人、死者 4人が報告されている。2009年当初の 5ヶ月間に、全国のデング熱患者数は 16600人に増え、2008年同期に比べ 20%増加した。デング熱患者は Cuu Long (Mekong) Delta provinces of Kien Giang と Soc Trang と、中部 Khanh Hoa でも増えている。 
[2] Viet Nam (南部) 
 情報源: VietNamNet Bridge 、2009年5月27日
2009年に 17人が死亡し南部に感染拡大しているデング熱に、1月以降全国で 18100人が感染した。
[3] Viet Nam (全国) 
 情報源: Vietnam News Brief Newspaper via VUFO NGO Center Viet Nam 、2009年5月26日
デング熱は国内の35の省と都市に発生し、2009年初めからの死者は 14人となっていると 26日に当局者の話として報道された。5月の新規患者は 4920人で、1月から5月までの合計患者数は 16635人に増加した。2008年には 11447人であった。一方、保健省の別の当局者は、南部20省・ 市の患者数は 16021人であると述べた。  
スリランカ 
 情報源:The Sunday Leader (Sri Lanka) 、2009年5月31日
5ヶ月前のデング感染流行のあと、2008年の 2倍の 85人の死者が発生した。国内で 6100人の患者が報告され、およそ 12の地区がハイリスク地域で,最も患者数が多くなっているのは Colombo, Gampaha, Kandy, Kurunegala, Trincomalee, Hambantota and Matale であると説明されている。 
仏領ポリネシア(タヒチ
 情報源:France 2.fr [in French]、2009年5月30日
タヒチ Tahiti にもデング感染流行が拡大し、1月以降 1000人の患者が報告されている。このうち 450人が 4型ウイルスの感染で 12人が入院した。1980年代以降、仏領ポリネシア地域で 4型ウイルスは検出されていなかった。しかし 4型ウイルスは弱毒性 less virulent であると公衆衛生当局者は述べた。このウイルスは magnanimous(寛大)で、患者には通常それほど高熱でない発熱があり、筋肉痛も見られるがそれ以上ひどくならないと述べた。このため、人々にかぜなどと勘違いされデング感染を監視することが難しくなる。初めて感染が発生したのは Bora Bora と Taha'a 島であったが、現在タヒチで患者が増えている。デングは蚊族が伝播するため、乾期の到来により感染流行が抑えられる可能性がある。 2001年、出血型では死亡することもあるデングにより 12人のポリネシア住民が死亡した。

● クリミア・コンゴ出血熱 トルコ 
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo hem. fever - Turkey (05)
Archive Number: 20090601.2039
 情報源:World Bulletin, News、2009年5月31日
トルコ国内で死者の発生のあるダニ媒介性ウイルス Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHF クリミアコンゴ出血熱) のリスクのある地域は、15県の 1200の村におよんでいる。トルコの保健省当局者は 15の県に感染リスクがあり 95%の患者がこれらの県の 1200か所の村で発生していると述べた。市内での感染リスクはなく、市内のダニは CCHF の原因とならないと説明した。CCHF によるパニックで 2008年に 283000人が医療施設に入院したが、CCHF と診断されたのはわずか 1315人、死者は 63人だったと述べた。the Middle Black Sea と北部の Central Anatoliaリスクが高く、特に Tokat, Corum, Yozgat, Sivas, Samsun, Kastamonu and Karabuk などのリスクが高くなっている。

● インフルエンザ A(H1N1) dynamics

PRO/EDR> Influenza A (H1N1) - worldwide (54): dynamics
Archive Number: 20090601.2038
 投稿者:加・Research Institute of the Hospital for Sick Children、Amy L Greer, PhD、2009年6月1日
ニューヨーク New York 州 the St Francis Prep School で発生した the novel swine-origin influenza A strain (SOIV H1N1) 感染流行の,再生産数 the reproductive number (R) が、特定の学校という状況下で 2.7と推定されている。
最近発表されたメキシコ Mexico の,the community setting での感染流行における R は、これより低い(約 1.5)。
この 2つの設定での Rの差を説明する 1つの理由は、SOIV H1N1 は新たな性質を持ったウイルスであるが、より高齢者には以前に抗原性の類似したウイルスに曝露していた可能性があり、部分的な感染防御能力を持っている可能性が関連する。このことはメキシコ、米国、カナダ、日本で、若年層に患者が発生していることにも矛盾しない。
感染する患者の中の若年層の割合 [が多いこと] については、1918年と 1968年のインフルエンザパンデミックでも認められおり、高齢者は若い頃に関連するインフルエンザウイルスに曝露していたことが原因とされてきた。もし本当に高齢者がこのウイルスに何らかの防御作用を有しているとすれば、上記の 2つの R estimates 間のギャップを解消(理解)することは簡単になる。若年者(すなわち学校内)の The R estimated はほぼ R0(人口全体が感受性のある集団)であり、一方 Fraser and colleagues による the R estimated は一部に感受性のある場合の "effective R" (Re) であっただけのこととなる。well-mixed population(偏りのない集団) 内での R0 と Re との関係は、Re = R0 x S で表される; S は集団内で感染感受性のある人口の割合。この場合 Re/R0 は約 0.55、すなわち感受性のある人口の割合は 55%となる。
興味深いことに,米国民の 40 歳未満の人口がまさに約 55%である。40歳以上の年齢の人口集団はこれまでに 1968もしくは 1957年のパンデミックにインフルエンザに遭遇してお り、このことが SOIV H1N1 感染に対してある程度の防御作用を付与している可能性がある。
年齢の高いものに比べ、若年者の SOIV H1N1 感染に対する感受性が高いことは、いくつかの重要な疫学上の示唆を与えてくれる: 学校、大学、軍用基地、その他の若年者が集まるエリアは、主な SOIV インフルエンザ感染流行の発生中心となると考えられる;このことは、最適のワクチン接種計画(ワクチンが使用できるようになればのことだが)は、 季節性インフルエンザワクチンキャンペーンの対象よりも若い成人に向けられることとなり[6]; "triangular" population distributions(人口の三角分布;若年者が高齢者人口を上回る人口構成)の低所得国は、高齢者の割合が比較的大きい国よりも、被害の発生が大きくなることが予想される。

● チクングニア熱 タイ

PRO/EDR> Chikungunya (19) - Thailand (TG), fatal
Archive Number: 20090601.2037
 情報源:The Nation (Thailand) 、2009年5月31日
感染妊婦から帝王切開で生まれた生後6日目の新生児が呼吸障害で死亡
5月30日 Trang Hospital 病院長は、生後 6日目の男児が、タイ国内では初めて蚊族媒介性チクングニア Chikungunya 感染によって死亡したと考えられると述べた。23日 Trang の医師らは 2700g の胎児を救うべく 28才のチクングニア感染妊婦の緊急手術を行った。出生児は酸素欠乏により軽度の酸素濃度の低下が見られ ICU に収容された。30日の同院長の説明によると、児は呼吸器の合併症により死亡した。新生児は母親の血液からウイルスに感染し、身体中の 40%に浸透していた (?) と述べた。同病院にはこのほかに 10人のチクングニアウイルス感染妊婦が厳重な医療観察下にある。 
[Mod.YMA− 2009年5月19日の時点で患者数 500例以上と報告されていたタイで発生した、初めてのチクングニア感染関連の死亡例は、南部 Trang 県の生後 6日目の低出生体重児であった。感染経路は経胎盤である可能性が最も高い。南部地方では 2009年5月にチクングニアウイルス感染例の増加を報告しており、Trang, Phuket, and Krabi の各県でのアウトブレイクが以前にも報じられていた。... チクングニアウイルスの感染例は 23の県の 20541人となっている] 
[Mod.JW− CHIK の症例で呼吸器症状が報告されたことはないが、基礎疾患のある患者が CHIK 感染した場合には多臓器不全例が見られることが知られている。Reunion の医師は、母児感染が強く疑われる数例の新生児の報告を行っている(20060124.0230)。このタイからの報告には緊急帝王切開の理由は示されていないが、CHIK 感染が第一の死因とされていることは納得しきれない] 

● ポリオ ウガンダ

PRO/EDR> Poliomyelitis - Worldwide (06): Uganda
Archive Number: 20090601.2035
[1] Uganda - Moyo district 
 情報源:: New Vision 、2009年5月29日
Moyo 地区の 2才の新たなポリオ Poliomyelitis 患者が確認された。5月29日に確定診断された。児の母親は商売のために Moyo と Nimule [Sudan] の 間を行き来しており、この患児はそこでウイルスに感染したと見られている。Moyo と Itula には、ほかに 2人の感染が疑われる症例が報告されているが、まだ確定されていない。ウガンダ政府当局がポリオ排除宣言をした後に Amuru 地区で確認された第 1例目の患者もスーダンで感染していたと考えら れている。同地域ではワクチン一斉接種が行われている。Dufile と Moyo sub-counties は、ウガンダとスーダンとの国境を挟んで隣接している。 
[2] Uganda - Pader district 
 情報源: New Vision 、2009年5月31日
5月の第2回全国ポリオワクチン接種を前に Pader 地区で 1例のポリオ患者が確認された。当局者は、この患者は Atanga sub-county in Aruu county で確認されたことを明らかにした。 Lacekocot の 2歳半の小児1名が、1型野生株ポリオウイルスに感染したと述べた。同地域内の他の患者についての調査が行われている。今回の感染発生は、この地域で行われた前回のポリオワクチン事業でカバー率が低かったことが原因だと述べた。住民らに対し衛生遵守による感染予防が呼びかけられている。Pader 地区の統治者は保護者らに対して、5歳以下のこどもを 6月 6,9日に予定されている次回のワクチン接種に連れて行くよう求めた。 
[3] Worldwide update 
 情報源: Polio Eradication Website、2009年5月27日 

● 慢性消耗性疾患 米国、シカ 
PRO/AH/EDR> Chronic wasting disease, cervids - USA (04): (WV)
Archive Number: 20090601.2041
 情報源:West Virginia Department of Natural Resources 、2009年5月29日 
Hampshire County で 2009年春に捕獲された 7頭の white-tailed deer シカの検体から、 the chronic wasting disease (CWD 慢性消耗性疾患) の病原体が検出された

● 口蹄疫 エクアドル、ウシ
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease, bovine - Ecuador: susp.
Archive Number: 20090601.2036
 情報源:Elcomercio.com [trans.]、2009年5月31日
Santo Domingo de los Tsachilas [a province of Ecuador] 内の 3か所(Pueblo Nuevo, Colorados del Bua, and Alma Lojana) で、foot-and-mouth disease [FMD 口蹄疫] の再興があった。 出所の分からない young bulls 28頭が、購入後数日で FMD の症状を発症した。

● 柑橘類の病気,カンキツグリーニング病 対策
PRO/PL> Huanglongbing, citrus: control
Archive Number: 20090601.2034
[1] レユニオン,モーリシャス
Successful control of insect vectors of citrus huanglongbing in the
islands of Reunion, Mauritius, and Guadeloupe
 情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting 2009年5月
[2] Research on pathogens
2009/088 Cultivation of '_Candidatus_ Liberibacter asiaticus', '_Ca._
L. africanus', and '_Ca._ L. americanus'
 情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting
Service 5/2009/088 2009年5月