抗生物質耐性 中国 コリスチン、欧州
● 抗生物質耐性 中国 コリスチン、欧州(2件)
PRO/AH/EDR> Antibiotic resistance - China: colistin, plasmid-encoded, humans, animals
Archive Number: 20151122.3810204
[1] Emergence of plasmid-mediated colistin resistance mechanism MCR-1 in animals and human beings in China: a microbiological and molecular biological study.
情報源 Lancet Infectious Diseases Online、2015年11月18日
[2] 情報源 Stat、2015年11月18日
専門家らが、現代の医療をもたらせた抗生物質の時代が終わり、感染症が治療不可能になると警告している
[Mod.ML-コリスチン Colistin (ポリミキシン polymyxin E とも呼ばれる) はポリペプチド抗生物質 polypeptide antibiotics の the polymyxin group に属する薬剤で、グラム陰性桿菌に対し、細胞外膜を傷害し細胞内物質を流出させることで細菌を死に至らしめる。colistin methanesulfonate (CMS) として静脈内投与が可能で、生体内で加水分解により速やかに活性型 the bioactive drug のコリスチンに変換される。CMS は 40年以上前から使用されているが、その神経毒性からあまり使用されなくなっている。しかし、多剤耐性菌の登場が復活につながった。現在、多剤耐性のアシネトバクタ_Acinetobacter_、緑膿菌 _Pseudomonas aeruginosa_、カルバペネマーゼ産生腸内細菌 carbapenemase-producing Enterobacteriaceae による感染症の治療に多く使用されている。コリスチン耐性の発生はまれであるが、コリスチンの作用部位である、リポポリサッカライドの修飾を誘導する、染色体遺伝子の変異によるものが主である。しかしながら、中国の養豚農家が同薬剤を、肥育目的にブタに投与してきた。現在研究者らが、新たな遺伝子 (mcr-1) がコリスチン耐性を誘導することを発見した: 中国国内の 5つの省で採取した豚肉から検出された細菌について、2011年4月には大腸菌の 5 % が mcr-1 陽性であったところ、2014年11月には 25 percent of _E. coli_ tested positive と、その数が増加していた; 2014年については、804頭のうち 166頭 (21%) の動物からの大腸菌; 感染症による入院患者からの the 1322 samples のうち 16 (1%) [の陽性が確認された。The mcr-1 gene は、これまでに知られているコリスチン耐性の情報を有する遺伝子が染色体上 the chromosome にあったのと異なり、プラスミド a plasmid 上にある。片利共生腸内大腸菌 commensal gut _E. coli_ が持つ抗生物質耐性遺伝子の存在が必ずしも無害 innocuous とは言えず( 1 )、耐性遺伝子の重要な貯蔵庫となる可能性がある ( 2 )。抗生物質耐性の情報を与える遺伝子が、同じ種の細菌間や、時に種や属の垣根を越えても移動可能なプラスミドのような、移動遺伝要素 mobile genetic elements に存在することも多い。そのため、非病原体から多様な病原性を示す種に、耐性が垂直に伝播されることが起こりうる。耐性遺伝子はしばしばお互いに関連性を有しているため、遺伝子の導入により、多剤抗生物質耐性が生じる結果となることもある。中国国外に mcr-1 の分布が拡大する可能性があるため、ヒト及び獣医学薬剤については厳重な監視が望まれる。中国の畜産におけるポリミキシンの使用が、プラスミドに乗ったコリスチン耐性を生み出したことは間違いなく、畜産現場でのコリスチン使用についても見直すべきだろう]
PRO/AH/EDR> Antibiotic resistance - China: colistin, plasmid-encoded, humans, animals
Archive Number: 20151122.3810204
[1] Emergence of plasmid-mediated colistin resistance mechanism MCR-1 in animals and human beings in China: a microbiological and molecular biological study.
情報源 Lancet Infectious Diseases Online、2015年11月18日
[2] 情報源 Stat、2015年11月18日
専門家らが、現代の医療をもたらせた抗生物質の時代が終わり、感染症が治療不可能になると警告している
[Mod.ML-コリスチン Colistin (ポリミキシン polymyxin E とも呼ばれる) はポリペプチド抗生物質 polypeptide antibiotics の the polymyxin group に属する薬剤で、グラム陰性桿菌に対し、細胞外膜を傷害し細胞内物質を流出させることで細菌を死に至らしめる。colistin methanesulfonate (CMS) として静脈内投与が可能で、生体内で加水分解により速やかに活性型 the bioactive drug のコリスチンに変換される。CMS は 40年以上前から使用されているが、その神経毒性からあまり使用されなくなっている。しかし、多剤耐性菌の登場が復活につながった。現在、多剤耐性のアシネトバクタ_Acinetobacter_、緑膿菌 _Pseudomonas aeruginosa_、カルバペネマーゼ産生腸内細菌 carbapenemase-producing Enterobacteriaceae による感染症の治療に多く使用されている。コリスチン耐性の発生はまれであるが、コリスチンの作用部位である、リポポリサッカライドの修飾を誘導する、染色体遺伝子の変異によるものが主である。しかしながら、中国の養豚農家が同薬剤を、肥育目的にブタに投与してきた。現在研究者らが、新たな遺伝子 (mcr-1) がコリスチン耐性を誘導することを発見した: 中国国内の 5つの省で採取した豚肉から検出された細菌について、2011年4月には大腸菌の 5 % が mcr-1 陽性であったところ、2014年11月には 25 percent of _E. coli_ tested positive と、その数が増加していた; 2014年については、804頭のうち 166頭 (21%) の動物からの大腸菌; 感染症による入院患者からの the 1322 samples のうち 16 (1%) [の陽性が確認された。The mcr-1 gene は、これまでに知られているコリスチン耐性の情報を有する遺伝子が染色体上 the chromosome にあったのと異なり、プラスミド a plasmid 上にある。片利共生腸内大腸菌 commensal gut _E. coli_ が持つ抗生物質耐性遺伝子の存在が必ずしも無害 innocuous とは言えず( 1 )、耐性遺伝子の重要な貯蔵庫となる可能性がある ( 2 )。抗生物質耐性の情報を与える遺伝子が、同じ種の細菌間や、時に種や属の垣根を越えても移動可能なプラスミドのような、移動遺伝要素 mobile genetic elements に存在することも多い。そのため、非病原体から多様な病原性を示す種に、耐性が垂直に伝播されることが起こりうる。耐性遺伝子はしばしばお互いに関連性を有しているため、遺伝子の導入により、多剤抗生物質耐性が生じる結果となることもある。中国国外に mcr-1 の分布が拡大する可能性があるため、ヒト及び獣医学薬剤については厳重な監視が望まれる。中国の畜産におけるポリミキシンの使用が、プラスミドに乗ったコリスチン耐性を生み出したことは間違いなく、畜産現場でのコリスチン使用についても見直すべきだろう]
PRO/AH/EDR> Antimicrobial resistance - EU: ECDC report, 2014
Archive Number: 20151122.3810544
情報源 European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC)、2015年11月
Antimicrobial resistance surveillance in Europe; Annual report of the European Antimicrobial Resistance Surveillance Network (EARS-Net) 2014
... グラム陰性菌については、欧州各地で患者数の増加と比率の増加が報告されており、特に憂慮すべき事態にある。2011-2014年の 4年間、肺炎桿菌 _Klebsiella pneumoniae_ と大腸菌 _Escherichia coli_ の、第 1世代セファロスポリン cephalosporins への耐性が増加。第 3世代セファロスポリン耐性の分離菌の多くが広域スペクトラムβラクタマーゼ extended-spectrum beta-lactamase (ESBL) を産生し、フルオロキノロン fluoroquinolone とアミノグリコシド aminoglycoside への耐性も併せ持つことも多い ... 肺炎桿菌のカルバペネム耐性は 7.3 %、大腸菌では 0.1 %と非常に低率が保たれている。ほか、緑膿菌、アシネトバクターのカルバペネム耐性など。
Archive Number: 20151122.3810544
情報源 European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC)、2015年11月
Antimicrobial resistance surveillance in Europe; Annual report of the European Antimicrobial Resistance Surveillance Network (EARS-Net) 2014
... グラム陰性菌については、欧州各地で患者数の増加と比率の増加が報告されており、特に憂慮すべき事態にある。2011-2014年の 4年間、肺炎桿菌 _Klebsiella pneumoniae_ と大腸菌 _Escherichia coli_ の、第 1世代セファロスポリン cephalosporins への耐性が増加。第 3世代セファロスポリン耐性の分離菌の多くが広域スペクトラムβラクタマーゼ extended-spectrum beta-lactamase (ESBL) を産生し、フルオロキノロン fluoroquinolone とアミノグリコシド aminoglycoside への耐性も併せ持つことも多い ... 肺炎桿菌のカルバペネム耐性は 7.3 %、大腸菌では 0.1 %と非常に低率が保たれている。ほか、緑膿菌、アシネトバクターのカルバペネム耐性など。
● エボラ リベリア
PRO/AH/EDR> Ebola update (128): Liberia setback, vaccines, research, technology, funding
Archive Number: 20151122.3810602
[1] リベリア: new Ebola cases confirmed
情報源 Reuters Africa、2015年11月20日
20日、新たに 3人のエボラ感染 new cases of Ebola virus disease (EVD) が確認された。Paynesville (east of Monrovia) で両親と 3人のきょうだいと暮らす 10歳の少年で、その後、同居する家族 direct family members 2人でも EVD の感染が確認された。発熱、体力低下、出血の症状があり、モンロビアの病院 the John F. Kennedy Medical Center in Monrovia に隔離入院となった後、18日に the Paynesville Ebola Treatment Unit [ETU] に移送された。6人の家族全員と他のハイリスクの接触者らが an Ebola Treatment Unit in Paynesville での看護を受けている ...
[Mod.LK-この発端となった患者は、ウイルス排泄のある既知のエボラ患者との接触によるものか、死亡した患者の葬儀に参加したのか、あるいは野生動物から感染したのか。最初の 2つは、可能性のある原因として除外されうると考える。仕切直しとなったのは残念だが、リベリア政府当局は全力で対応に当たっている。西アフリカにおいてエボラは地方病感染および動物間で定着しているため、医療システムの絶え間ない監視と迅速な決断と対応が必要である。近い将来の根絶は難しい。発症の 7-9ヶ月に精液を採取できた、回復した男性患者 43人のうち、26 % の精液でウイルス核酸が検出されている; Ebola RNA Persistence in Semen of Ebola Virus Disease Survivors -- Preliminary Report. N Engl J Med. 14 Oct 2015; 。このような症例のうち、どの程度が感染力のあるウイルスを保有しているのかは、まだ明らかにされていない]
[2] Vaccines
18 Nov 2015: Study finds that Ebola vaccine is safe and stimulates strong immune response
原著タイトル Use of ChAd3-EBO-Z Ebola virus vaccine in Malian and US adults, and boosting of Malian adults with MVA-BN-Filo: a phase 1, single-blind, randomised trial, a phase 1b, open-label and double-blind, dose-escalation trial, and a nested, randomised, double-blind, placebo-controlled trial. 2015.
The Lancet Infectious Diseases. Published online 3 Nov 2015
19 Nov 2015 カメルーン: Gov't bows to pressure, halts Ebola vaccine trials
Research
Measuring the impact of Ebola control measures in Sierra Leone, Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, vol. 112 no. 46 14366-14371. doi: 10.1073/pnas.1508814112.
20151118.3802437 と重複
Technology
17 Nov 2015: Xenex Germ-Zapping Robot destroys Ebola virus & Anthrax spores in new study performed at Texas Biomed Biosafety Level 4 Lab
Funding
Non-government organization
関連項目 (127): WHO, Guinea Ebola-free, vaccine, research, tech, funding 20151118.3802437
19 Nov 2015 カメルーン: Gov't bows to pressure, halts Ebola vaccine trials
Research
Measuring the impact of Ebola control measures in Sierra Leone, Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, vol. 112 no. 46 14366-14371. doi: 10.1073/pnas.1508814112.
20151118.3802437 と重複
Technology
17 Nov 2015: Xenex Germ-Zapping Robot destroys Ebola virus & Anthrax spores in new study performed at Texas Biomed Biosafety Level 4 Lab
Funding
Non-government organization
関連項目 (127): WHO, Guinea Ebola-free, vaccine, research, tech, funding 20151118.3802437
● 腸管出血性大腸菌 EHEC 米国 O157、O26(2件)
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (22): (NV) O157, dessert
Archive Number: 20151122.3809129
情報源 Reno Gazette-Journal、2015年11月20日
2ダース近い人々が感染し、south Reno のレストラン The Twisted Fork restaurant が自主的な営業停止に追い込まれた、大腸菌による集団感染 An _E. coli_ outbreak の原因は、Reno Provisions が製造販売するデザート a dessert food だと、20日郡当局 the Washoe County Health District が発表した
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (22): (NV) O157, dessert
Archive Number: 20151122.3809129
情報源 Reno Gazette-Journal、2015年11月20日
2ダース近い人々が感染し、south Reno のレストラン The Twisted Fork restaurant が自主的な営業停止に追い込まれた、大腸菌による集団感染 An _E. coli_ outbreak の原因は、Reno Provisions が製造販売するデザート a dessert food だと、20日郡当局 the Washoe County Health District が発表した
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (21): O26, restaurant chain
Archive Number: 20151122.3809128
情報源 CDC、2015年11月20日
志賀毒素産生性大腸菌による感染流行 the outbreak strain of Shiga toxin-producing, enterohemorrhagic _Escherichia coli_ O26 (EHEC O26) において、CDC は PulseNet で確定された患者だけを報告している。最も多く患者を報告しているのはワシントン Washington とオレゴン Oregon の両州である: California (2), Minnesota (2), New York (1), Ohio (1), Oregon (13), and Washington (26)。情報が明らかな患者について、発症日は 10月19日から 11月8日で、2歳から94歳までの患者の中間値は 22歳。溶血性尿毒症症候群および死亡の患者は報告されていない
Archive Number: 20151122.3809128
情報源 CDC、2015年11月20日
志賀毒素産生性大腸菌による感染流行 the outbreak strain of Shiga toxin-producing, enterohemorrhagic _Escherichia coli_ O26 (EHEC O26) において、CDC は PulseNet で確定された患者だけを報告している。最も多く患者を報告しているのはワシントン Washington とオレゴン Oregon の両州である: California (2), Minnesota (2), New York (1), Ohio (1), Oregon (13), and Washington (26)。情報が明らかな患者について、発症日は 10月19日から 11月8日で、2歳から94歳までの患者の中間値は 22歳。溶血性尿毒症症候群および死亡の患者は報告されていない
関連項目 (20): (WA, OR) O26, restaurant chain 20151117.3799040
● サルモネラ感染症 米国、メキシコ産キュウリ
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st. Poona - USA (08): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20151122.3809130
情報源 CDC、2015年11月19日
10月14日の最終更新以降に、新たに 71人の感染が 23州から報告されている。11月18日現在の、サルモネラ菌感染症 the outbreak strains of _Salmonella [enterica_ serotype] Poona の患者は 838人となっている ... 州別 (全38州) の発生数 ... 情報が明らかな患者の発症日は 7月3日から 11月1日までで、患者の半数が 18歳未満。入院した患者は 165人(27 %) で、4人の死亡が報告されている
関連項目 (07): Mexican cucumbers, fatal 20151019.3727323
● コレラ ドミニカ共、ハイチ
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (38): Americas
Archive Number: 20151122.3804308
[1] コレラ - ドミニカ共和国 (Pednernales Province)
情報源 El Neuvo Diario [in Spanish]、2015年11月18日
保健省 The Ministry of Health が 18日、the province of Pedernales で 3例のコレラ cholera およびその疑いのある患者を確認した。検査で陽性が確認されたのは 3人のみで、ハイチで確認された後にドミニカ共和国内でも報告されている同疾患について、死者は確認されていない。数週間前から、La Paca communities の the Pedernales River 川の西岸の、ハイチ政府当局が設置したスラムで下痢症患者の発生経過を追っていたところ Step II Sign[?] に至った。州病院 the provincial Elio Fiallo hospital には 22 suspect cases of cholera が収容されており、このうち 3人は、病院職員を含むドミニカ国民で、ほかはハイチの国民であると説明されている。5人の患者についてはコレラであることが判明している。現時点で、急性下痢症による入院患者は 4人のみで、うち 2人についてはコレラ感染ではないことが確認できている、と説明された ...
[2] コレラ - ハイチ
情報源 UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、2015年10月31日
キャンプ内の難民 IDPs 数 2015: 60 801
累積コレラ感染者数 cholera cases (1 Jan 2015 to 19 Sep 2015): 22 511
死亡例 (1 Jan 20115 to 19 Sep 2015): 185
Cholera outbreak: 15 communes on red alert
10月に多量の降雨があり、the departments of Artibonite, West, South East, South and North を中心として、多数のコミュニティでコレラ感染が増加し始めている; 最も深刻な状況にあるのは、Cite Soleil (91 cases), Marigot (51 cases), St. Mark (36 cases) and Jacmel (33 cases) communes である
● サルモネラ感染症 米国、メキシコ産キュウリ
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, st. Poona - USA (08): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20151122.3809130
情報源 CDC、2015年11月19日
10月14日の最終更新以降に、新たに 71人の感染が 23州から報告されている。11月18日現在の、サルモネラ菌感染症 the outbreak strains of _Salmonella [enterica_ serotype] Poona の患者は 838人となっている ... 州別 (全38州) の発生数 ... 情報が明らかな患者の発症日は 7月3日から 11月1日までで、患者の半数が 18歳未満。入院した患者は 165人(27 %) で、4人の死亡が報告されている
関連項目 (07): Mexican cucumbers, fatal 20151019.3727323
● コレラ ドミニカ共、ハイチ
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (38): Americas
Archive Number: 20151122.3804308
[1] コレラ - ドミニカ共和国 (Pednernales Province)
情報源 El Neuvo Diario [in Spanish]、2015年11月18日
保健省 The Ministry of Health が 18日、the province of Pedernales で 3例のコレラ cholera およびその疑いのある患者を確認した。検査で陽性が確認されたのは 3人のみで、ハイチで確認された後にドミニカ共和国内でも報告されている同疾患について、死者は確認されていない。数週間前から、La Paca communities の the Pedernales River 川の西岸の、ハイチ政府当局が設置したスラムで下痢症患者の発生経過を追っていたところ Step II Sign[?] に至った。州病院 the provincial Elio Fiallo hospital には 22 suspect cases of cholera が収容されており、このうち 3人は、病院職員を含むドミニカ国民で、ほかはハイチの国民であると説明されている。5人の患者についてはコレラであることが判明している。現時点で、急性下痢症による入院患者は 4人のみで、うち 2人についてはコレラ感染ではないことが確認できている、と説明された ...
[2] コレラ - ハイチ
情報源 UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、2015年10月31日
キャンプ内の難民 IDPs 数 2015: 60 801
累積コレラ感染者数 cholera cases (1 Jan 2015 to 19 Sep 2015): 22 511
死亡例 (1 Jan 20115 to 19 Sep 2015): 185
Cholera outbreak: 15 communes on red alert
10月に多量の降雨があり、the departments of Artibonite, West, South East, South and North を中心として、多数のコミュニティでコレラ感染が増加し始めている; 最も深刻な状況にあるのは、Cite Soleil (91 cases), Marigot (51 cases), St. Mark (36 cases) and Jacmel (33 cases) communes である
● 麻疹 コンゴ(民)、ナイジェリア、インド
PRO/EDR> Measles update (42): Africa, Asia, vaccination
Archive Number: 20151122.3809958
[1] コンゴ民主共和国 (Katanga province)
Ex-Katanga: 428 dead of measles since January 2015
情報源 Radio Okapi [in French]、2015年10月16日
[2] ナイジェリア
- displaced persons:10 Die Of Measles in IDP Camps
情報源 Leadership、2015年11月20日。
- (Kebbi state):Nigeria: Kebbi Records 392 Cases of Measles
情報源 AllAfrica, Daily Trust report、2015年11月16日
- (Katsina state):Nigeria: SMC Winds Up, As Katsina Ranks High in Measles Deaths
情報源 AllAfrica, Daily Trust report、2015年11月16日
[3] インド (Madhya Pradesh state):WHO to examine suspected measles patients in Guna
情報源 WebIndia123、2015年11月15日
[4] Worldwide vaccination
情報源 Naija 247 News、2015年11月16日
[5] Worldwide vaccination
情報源 Vaccine News Daily、2015年11月14日
● ブルセラ症 米国
PRO/AH/EDR> Brucellosis, bovine - USA: (WY)
Archive Number: 20151122.3811521
情報源 Star Herald、2015年11月22日
ワイオミング州獣医担当官 Wyoming State Veterinarian が、Park County の群れ cattle herd のうちのウシ a cow 1頭が、ブルセラ症 field strain _Brucella abortus_ (brucellosis) の検査で陽性になったと報告した。19日、獣医学研究所 the Wyoming State Veterinary Laboratory in Laramie, Wyoming から検査結果が報告された
● 口蹄疫 イスラエル
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Israel : (HZ) porcine, st. pending, RFI
Archive Number: 20151122.3810601
情報源 Circular/press release, Field Veterinary Services & Animal Health, Ministry of Agriculture, Beit Dagan [in Hebrew]、2015年11月22日
Fasuta 近郊の 1ヶ所のブタ飼育場で口蹄疫が確認されたことを報告する。Ma'alot Tarshiha の北東約 4km で、レバノン国境から約 4kmの場所に当たる。2200頭以上のブタが飼育されており、他から比較的離れた農場である
● ボツリヌス症、鳥類 米国
PRO/AH> Botulism, avian - USA: (NY New York)
Archive Number: 20151122.3810135
情報源 Watertown Daily Times、2015年11月20日
州環境当局 The state Department of Environmental Conservation (DEC) が、オンタリオ湖沿岸部 Lake Ontario in Oswego, Jefferson and Wayne counties における、ボツリヌス症 Type E botulism による野生動物の死亡についての調査を行っている
● 有毒性藻類 オーストラリア
PRO/AH/EDR> Toxic algae - Australia: blue-green algae
Archive Number: 20151122.3810134
情報源 The Standard、2015年11月20日
湖 Camperdown's Lake Bullen Merri の水質検査で、高濃度のアオコ blue green algae が確認された。遊泳や釣りなども含め、水に近づかないよう呼びかけられている
● 慢性消耗性疾患、シカ科 米国
PRO/AH/EDR> Chronic wasting disease, cervid - USA (15): (WI) comment
Archive Number: 20151122.3810107
投稿者 Nora、2015年11月21日
20151120.3807796 に関し。
Archive Number: 20151122.3810107
投稿者 Nora、2015年11月21日
20151120.3807796 に関し。