2015年12月12日

鳥インフルエンザ、ヒト (129)-中国 H7N9
結核、MDR ヒト-ヒト感染か、治療中の耐性獲得か など

鳥インフルエンザ (130)-フランス、家きん HPAI H5N9
PRO/AH/EDR> Avian influenza (130): France  (PA) poultry HPAI H5N9, spread
Archive Number: 20151212.3858875
情報源 CIDRAP、2015年12月11日。
フランスにおいて、新たな地方で高病原性鳥インフルエンザ highly pathogenic avian flu が発生したと、国連機関 the World Organization for Animal Health (OIE) が明らかにした。飼育方法やウイルスの病原性の違いから、米国型のアウトブレイクにはならないとの予測を示した。ベトナムにおける新たな高病原性鳥インフルエンザ流行 outbreak of highly pathogenic H5N6 avian flu とともに、仏国内における 3件のアウトブレイクの詳細が明らかにされた。今日報じられた新たなアウトブレイクが発生したのは、the Pyrenees-Atlantiques department in the Aquitaine region の 1ヶ所のダック農場で、同地域では 2015年初のアウトブレイクとなった。他の地域では、いずれも南西部の Dordogne, Landes, Haute-Vienne, and Gers で、13件のアウトブレイクが発生している。この農場には 1500羽のダックが飼育されており、H5N9 ウイルスであることが確認され、同ウイルスによるアウトブレイクはこれで 3件目となる。2015年秋のアウトブレイクまで、フランスでは 8年間、鳥インフルエンザの発生は確認されていなかった2015年12月まで欧州で一度も確認されていなかった H5N9 に加え、H5N1 and H5N2 strains の発生も確認されている。フランスは欧州内でトップの農業国で、フォアグラ foie gras 生産の大事な時期に重なった鳥インフルエンザウイルスの影響は大きい。フォアグラの需要は例年、年末の休暇シーズンがピークとなる。フランス産フォアグラの最大の輸入国である日本を含む各取引先から、家きん産品および生きた鳥類の輸入制限措置を受けている。フランスの鳥インフルエンザアウトブレイクの増え方 surge は、とりわけ 3種類のウイルスが関与する点で、通常とは異なっているものの、約 5000万羽の家きんが感染した 2015年に米国内のアウトブレイクのような危機的状態になるとは考えにくい、と OIE 事務局長が [10 Dec 2015] 語った。飼育方法が異なり、ウイルスの毒性が弱い less virulent ため、米国と同じ状況にはない
述べた ... H5N2 and H5N9 のヒトでの感染は確認されたことがない。また、フランスの the H5N1 strain は、多数のヒトの感染や死亡の原因となっている the Asian strain とは違っているとし、食品による感染伝播がないことを強調した。今日 OIE に提出された 3件の報告では、フランス政府当局からすでに報告されている、H5N9, high-path H5N2, and low-pathogenic H5N2 の鳥インフルエンザアウトブレイクの詳細について記述されている。
The H5N9 outbreak は、the Landes region の、12 600 broiler chickens (ニワトリ)、4000 guinea fowl (ホロホロチョウ)、3500 capons (肥育鶏)、960 ducks (ダック) を飼育する農場において、11月18日に始まった。合計 2万1000羽あまりのうち、400羽が突然死し、残りは処分された。同地域で 2日前に確認された別のアウトブレイクに続く、the 2nd H5N9 report だった。
The high-path H5N2 virus が発生したのは、a farm in the Gers region で。11月27日にアウトブレイクが開始し、ダック 250 of 8300 ducks が死亡、残りは処分された。12月2日と 8日に、Dordogne regionの、同じウイルス (によるアウトブレイク) が報告されている。
The low-path H5N2 outbreak が確認されているのは、a farm in Aveyron region で、高病原性鳥インフルエンザウイルスによる 13件のアウトブレイクには含まれていない。a flock of 6120 ducks に対する定期検査の中で確認され、すべて処分された。
Openflu database

鳥インフルエンザ、ヒト (129)-中国 H7N9
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (129): China , H7N9
Archive Number: 20151212.3857995
情報源 Macau Department of Health [in Chinese]、2015年12月11日。
保健当局 the China Ministry of Health today (11 Dec 2015) の発表によると、新たに 6人の鳥インフルエンザ H7N9 avian influenza 感染患者が、以下の 地域 から報告された: 安徽省 Anhui Province, 1 case; 湖南省 Hunan Province, 3 cases; 広東省 Guangdong Province, 1 case; 浙江省 Zhejiang Province, 1 case。3人については、生きた家きん、飼育中の家きん、または生きた家きんを売る市場との接触が、確実に確かめられている。年齢は 1-74歳で、死者はないが、2人が重体で、4人の状態は安定している。

結核、MDR ヒト-ヒト感染か、治療中の耐性獲得か
PRO/EDR> Tuberculosis, MDR: person-to-person transmission vs. treatment-acquired
Archive Number: 20151212.3857994
情報源 Healio、2015年12月10日。
多剤耐性結核 multidrug-resistant  (MDR) tuberculosis への感染は、治療 (の失敗) に関連し (耐性が) 獲得 a new treatment-related acquisition されたのではなく、感染伝播の機会を通じて発症した可能性が高いことが、科学雑誌 The Lancet で報告された。"結核治療と薬剤耐性に関するモデル This mechanistic model では、届け出のあった existing notifications、多剤耐性結核流行のほとんど (80 % 以上) が、感染伝播によるものであることを示唆していた。感染伝播が有意であることが示されたことは、これまでの MDR 結核に関する報告や、過去の結核対策の成功例と矛盾しない" と庁舎である Johns Hopkins School of Medicine, Baltimore [Maryland, USA] の研究者は述べている。"もしもわれわれが示したモデルが正しいとすれば、過去の治療が直接の原因となった MDR tuberculosis incidence の割合は非常に小さく、薬剤感受性結核治療が徐々に改善されても、ほとんどの場合、MDR 結核の流行曲線の抑止には結びつきにくい。これとは対照的に、MDR 結核治療を広め、その成果を改善すれば、十分、将来の感染拡大減少につながる可能性がある"。
研究者らは、各国の結核に関するデータを検討し、2013年の、治療関連ではなく感染伝播による MDR 症例を推計した。届け出のあった新規結核のうち、3.5 % が MDR 結核を発症していたが、MDR 結核の 20.5 % は、再治療 re-treatment notifications として届け出られた患者だった。さらに、耐性 [菌 ?] 伝播 resistance transmission は、結核発生数の 95.9 %、治療歴のある患者の MDR 感染の 61.3 % を占めると推計された。
48 % と最も低い notification data だったのはバングラデシュで、最も高い 99 % はウズベキスタンだった。
"現行の感染流行 the current MDR tuberculosis epidemic をコントロール可能とするためには、新型の迅速薬剤感受性試験、および認容性が高く少ない資源で可能な集中薬剤投与レジメの開発とともに、有効な MDR 結核治療が広まることが、世界の公衆衛生の最優先事項とされなければならない" としている。
原著タイトル  Burden of transmitted multidrug resistance in epidemics of tuberculosis: a transmission modelling analysis. The Lancet Respiratory Medicine 2015; 3(12): 963-972. DOI:  Published Online: 17 Nov 2015.
要約

ブルセラ症、ウシ-米国 (02) 
Brucellosis Found in Sublette County Herd
PRO/AH/EDR> Brucellosis, bovine - USA (02): (WY)
Archive Number: 20151212.3857390
情報源 Big Horn Radio Network、2015年12月10日。
ワイオミング州当局の獣医師 Wyoming State Veterinarian に、one Sublette County cattle herd のウシの培養検査で、ブルセラ菌 field strain _Brucella abortus_ (brucellosis) が確認されたと報告された。the Wyoming State Veterinary Laboratory (WSVL) in Laramie から [9 Dec 2015] 検査結果が伝えられた ...

口蹄疫-南ア ウシ OIE
Foot-and-mouth disease, South Africa、reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - South Africa: (LP) bovine, st. SAT 3, OIE
Archive Number: 20151212.3857426
情報源 OIE, WAHID weekly disease information 2015; 28(51)、2015年12月11日。
感染開始時期 2015年12月8日
前回流行時期 2015年2月10日
原因ウイルス foot-and-mouth disease [FMD] virus、Serotype: SAT 3
新たな感染流行 (1)
発生地 1 (FMD-2015-SAT3-001): FMD-2015-SAT3-001, Thulamela, Limpopo: village
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 1200 / 14 / 0 / 0 / 0
Affected population: Cattle with clinical signs were detected in one diptank area in the FMD protection zone.