2016年12月12日

ジカウイルス (63)-米国,米領バージン諸島,ブラジル,ベトナム
鳥インフルエンザ,ヒト (67)WHO H5N6, H7N9 リスク評価
インフルエンザ (49)WHO H1N1 オランダ
狂犬病-インドネシア サル,ヒトの暴露 疑い など

ジカウイルス (63)-米国,米領バージン諸島,ブラジル,ベトナム
PRO/EDR> Zika virus (63): Americas, Asia, research, observations
Archive Number: 20161212.4693852
[1] Cases in various countries
南北アメリカ Americas cumulative case numbers As of 8 Dec 2016
原文参照願います。

米国 USA:
- Brownsville, Cameron county, Texas. 10 Dec 2016. (conf.) 4 additional locally acquired cases in the same locality as the 1st case.
- Miami-Dade county, Florida. 9 Dec 2016. (reported) The Centers for Disease Control and Prevention (CDC) は,マイアミビーチ内でこれまでに発生が確認された地域 the previously identified area of South Miami Beach, FL への渡航および居住者へのアドバイスを改訂した。現在この地域には,活動性のあるウイルス感染伝播 be an area of active Zika virus transmission (red area) はないと考えられ,a Zika cautionary area (yellow area). に指定された。South Miami Beach において,45日以上ジカウイルス感染例new cases of local Zika virus transmission は確認されていない  ...

米領バージン諸島 USA Virgin Islands. 7 Dec 2016. (reported) 921 cases (fewer than in the PAHO report above) of whom 101 pregnant: Islands affected: St. Thomas 587 cases, St. Croix 165 cases, St. John with 68 cases.

ブラジル Brazil. 8 Dec 2016. [in Portuguese] (susp.) 210 897 cases of whom 16 753 pregnant including 10 608 confirmed Zika virus infections mainly in the states of São Paulo, Rio, Minas, Bahia, Mato Grosso; Microcephaly (reported) since 2015, 10 342 cases.

ベトナム Viet Nam.  11 Dec 2016. (conf.) 116 cases; Ho Chi Minh City 106 cases in 21 of 24 districts, of whom 14 are pregnant.

輸入例が確認された国
米国
- ニューヨーク市で 4例の先天性ジカウイルス症候群 New York City, New York. 7 Dec 2016. (conf.) The city has 4 new cases of congenital Zika virus syndrome.
- Territories and Commonwealth:
サモア American Samoa 0 imported 57 locally acquired
プエルトリコ Puerto Rico 124 imported 32 848 locally acquired
バージン諸島 US Virgin Islands 2 imported, 807 locally acquired
Total locally acquired 33 712

[2] コロンビアの小頭症 Microcephaly in Colombia
情報源 MMWR Morb Mortal Wkly Rep. ePub DOI:  2016年12月9日
原著タイトル Preliminary Report of Microcephaly Potentially Associated with Zika Virus Infection During Pregnancy -- Colombia, January-November 2016.
[結果] during epidemiologic week 4 in 2016,コロンビアは,妊娠女性の間でのジカウイルス感染アウトブレイク The outbreak of Zika virus disease のピークにあった。それから24週間後の during epidemiologic week 28 in 2016 に小頭症 cases of microcephaly の報告が相次ぎ,during epidemiologic weeks 5-45 in 2016 の期間中に,コロンビア国内で合計 476例の新生児小頭症 infants with microcephaly が報告された; (地域別では) 28 (85 percent) of the 33 reporting areas in Colombia で少なくとも1例が報告された。全体の小頭症の報告率 the prevalence of reported microcephaly は,出生1万対約 9.6 per 10 000 live births であった。1例以上の報告があった地域の中で,発生率には from 2 per 10 000 live births (Nariño and Quindío) to 29 (Amazonas) の違いがあった。小頭症症例は,標高2000m以上で活動性のジカウイルス感染伝播 active Zika virus transmission が見られなかった地域 (e.g., Bogotá) からも報告されている; これらの症例について,ジカウイルス感染が関連したとすれば,渡航関連もしくは性行為感染伝播による可能性がある。during epidemiologic weeks 5-45 in 2016 の小頭症の発生率は,2015年同期の4倍以上だった (PR = 4.5)。発生率のピークは7月で,2015年7月比の9倍 (PR = 9.0) だった。 2016年の全小頭症症例中, 432例 (91 percent) が生産児 live born infants で,44例 (9 percent) が死産児 pregnancy losses で確認された; 2015年においては 110例の小頭症症例 reported cases of microcephaly のうち,90例 (82 percent) in live born infants, and 20 (18 percent) occurred among pregnancy losses だった。during epidemiologic weeks 5-45 in 2016 に報告された 476例の小頭症新生児および胎児の中で,合計 306例 (64 percent) についてウイルス検査 Zika virus infection が実施され; 147例 (48 percent) が,胎盤,胎児または新生児組織のいずれかの検体について,RT-PCR or immunohistochemistry 検査により,ジカウイルス感染 laboratory evidence of Zika virus infection が確かめられた。また MAC-ELISA 検査が行われた6例中5例で血清学的に感染が確認された。121例の新生児について他の病原体 other pathogens についての検査が行われ,26例 (21 percent) については evidence of infection with other pathogens による感染が確認され,その中には,トキソプラズマ症 toxoplasmosis (15 infants), 単純ヘルペスherpes simplex (6), サイトメガロ cytomegalovirus (4) and 梅毒 syphilis (1) の症例が含まれていた; これら 26 infants のうち,17例 (65 percent) にジカウイルスとの重複感染 evidence of co-infection with Zika virus (14 of 15 with toxoplasmosis, 2 of 6 with herpes, and 1 of 4 with cytomegalovirus) があった。全小頭症症例のうち 32% について,神経学的イメージング検査の結果 Neuroimaging results が得られている。.Among 476 infants or fetuses with microcephaly, 164例 (34 percent) の母親が,妊娠中のジカウイルス感染症に合致する症状 symptoms compatible with Zika virus infection during pregnancy を訴えている。
以下,議論については原文 [Google翻訳] 参照願います。
[ Mod.TY 注- コロンビアに比べてブラジルのジカウイルス関連性奇形の発生率が高い理由について,unofficial speculation (報告バイアスなど)が述べられている ... ]
[3] 母児間感染リンク Mother-fetal infection link
情報源  Lationos Health 2016年12月8日
スペインの研究者らが,小頭症児を出産した母親は,発症後100日以上ウイルス血症の状態が持続していたことを報告し,胎児または胎盤におけるジカウイルスの複製の新たな証拠となる報告を行った。今回報告されたのは,2015年12月に母国のコロンビアを旅行中にジカウイルスに感染した1名の女性患者で,研究グループは a letter to the New England Journal of Medicine において報告を行った。 CIDRAP News によれば,女性が発症したのは妊娠第9週で,血液のウイルス検査は,29週までの連続89日間 [ママ],陽性が持続した。The reverse-transcriptase polymerase chain reaction (RT-PCR) test の結果は発症から 107日後まで陽性だった。尿,腟,子宮頸管内膜からの検体の検査は陰性だった。妊娠12週および15週の胎児の脳超音波検査では何も異常が認められなかったが,20, 24, and 29 weeks に繰り返し行われた画像検査 repeat imaging tests で,両側の軽度の脳室異常 bilateral mild ventriculopathy と,実質の石灰化と高度の萎縮を伴う脳梁の短縮化 a shortened corpus callosum with parenchymal calcification and severe atrophy が指摘された。羊水中のジカウイルス量 The Zika viral load が,母体血中より高いことが報告された。胎児の成長制限が認められたため,37週に誘発分娩 delivered early となった。出産時に採取された,胎盤を含む母親からの検体はすべてジカウイルス検査で陰性だった。すべての胎児からの検体は,脳脊髄液も含め,急性ジカウイルス感染については陰性だった。超音波検査および MRI 検査で,小頭症と確定診断された。この研究グループは,これより前に,発症から 8週間後の妊娠女性の血液中でウイルス遺伝子 Zika RNA  が確認されたことを報告しており,今回の結果は,ウイルス血症の持続は,胎児または胎盤でのウイルス複製の結果であるとの仮説を支持するものであるとしている。また,羊水中に高用量のウイルスhigher viral load in amniotic fluid が確認され,一方で血中レベルの上昇せず,尿中は陰性であったことも,胎児や胎盤などのウイルス保有部位でのウイルス増殖を示唆するとしている。母体血中での持続的なウイルス遺伝子の検出が,胎児感染の指標となる可能性がある,と結論づけている。
[ Mod.TY 注- 検体採取が発症から何日目であったは明らかにされていないものの,尿検査で陰性所見は一般的ではない unusual と思われる。RT-PCR positive であった107日目間に,感染性のあるウイルス infectious virus が得られたかどうかに興味が持たれる。引用された原著の要約部分で,persistent ZIKV RNA in maternal serum could be a sign of fetal infection, and thus the fetus may play a role in persistent maternal viremia と述べられている]
[4] 細胞分裂への影響 Effects on cell division
情報源 ASCB 2016年12月12日
近年,ジカウイルスが brain organoids として(と同様に ?) 培養されたヒト神経幹細胞 human neural stem cells に感染し,マウスの神経発生 neurogenesis in mice をブロックする可能性があるとの研究結果が得られている。しかし,ウイルスが脳の発達を阻止するメカニズムについては分かっていない。 [6 Dec 2016 の] 発達と疾患における細胞分裂に関するシンポジウム ASCB microsymposium on cell division in development and disease において検討された最新の研究結果について: ジカウイルスは,原発性小頭症 primary microcephaly, or MCPH の原因となる常染色体劣性異常 the autosomal recessive disorder と同じ機序で in a manner similar to で,中心小体生合成を阻止した disrupts centriole biogenesis と述べられている。以前のこの研究者の仕事により,中心小体 centrioles, 尖端 ? タンパク apical proteins と細胞の予後 cell fate の関連が変化することで,脳のサイズが動的に変化する dynamically regulate ことを明らかにしている。ジカウイルスによる小頭症が同じ影響によるものかを検討することに合理性があり,端的に言えばイエスと考えられる ... 原文 [Google翻訳] 参照願います。
[5] 聴力損失,成人 Hearing loss, adults
情報源 Clin Infect Dis. DOI: 10.1093/cid/ciw770 2016年12月7日
原著タイトル Transient Hearing Loss in Adults Associated with Zika Virus Infection.
導入 臨床診断および血清学的検査でジカウイルス感染例と診断された one confirmed and 2 probable acute ZIKAV cases に,聴力検査で確認された supported by time-based audiometric exams 一過性感音性難聴 with transient sensorineural hearing loss (SNHL) を伴った症例を経験した。2015年5-7月のブラジル Bahia-Brazil でのアウトブレイク the ZIKAV outbreak 中に入院となった。
要約 2015年のアウトブレイク期間中に,3 cases of acute hearing loss after exanthematous illness を経験した。血清学的検査により,a confirmed (1 patient) and a probable (2 patients) flavivirus infection は ZIKAV 感染によるものであり,indicating an association between ZIKAV infection and transient hearing loss と考えられた。
[6] 眼球への影響 Ocular effects, adult
情報源 The Lancet 2016年12月7日
原著タイトル Bilateral posterior uveitis associated with Zika virus infection.
1週間前にプエルトリコから帰国した26歳の男性に,1週間にわたる眼脂を伴わない両眼の発赤が認められた。治療を要することなく治癒したが,1週間後に左眼の光線過敏 flashes of light (photopsias) を発症した。眼科診察 Ophthalmic examination では,両眼の視力 visual acuities of 20/20 および前眼部 normal anterior segment の異常は認められなかったが,左眼のみに,散瞳下眼底検査 dilated fundus examination での硝子体細胞 0·5+ cells in the vitreous (graded on a scale of 0 to 4+) と,散在性で不明瞭な中央から周辺部にかけての黄白色病変 scattered faint mid-peripheral yellow-white lesions が認められた。初めて報告される,ジカウイルス疾患関連の両側の後部ぶどう膜炎と脈絡網膜病変の症例と考えられるとしている。左眼の chorioretinal lesions および両眼のアンギオ ICG angiography での複数の漏出 leakage 所見から,様々なステージの活動性病変が存在することが示唆された。
[ Mod.TY 注- これまで,胎児および新生児のジカウイルス感染による眼病変は報告されているが,今回,これまで報告されたことのない病変 another type of lesion が,成人男性の眼部で報告された ... ]
[7] 蚊族コントール対策 Mosquito control
情報源 PLoS Neglected Tropical Diseases 2016年12月7日
原著タイトル Public Health Interventions for _Aedes_ Control in the Time of Zikavirus- A Meta-Review on Effectiveness of Vector Control Strategies.
 ... 結語 ヤブカ属蚊族 _Aedes_ 駆除対策の有効性の証拠は様々で,一般的な化学薬品による対策 Chemical control は長期間の持続的な蚊族個体数削減には寄与しないようである。実際,安全性に関する間違った認識 a false sense of security につながり,住民による蚊族の繁殖サイト除去を促すことを目的とした教育的な取り組みの効果を半減させている可能性もある ... 原文 [Google翻訳] 参照願います。
[7] 回復期血清による感染防御 Convalescent serum protects
情報源 Cell Research doi: 10.1038/cr.2016.144 2016年12月6日
原著タイトル Transfer of convalescent serum to pregnant mice prevents Zika virus infection and microcephaly in offspring.
embryonic day 13.5 (E13.5,胎生13.5 の) 胎児マウス脳  [mouse] brains の,脳室内にジカウイルスを接種 Injection of approximately 650 PFU ZIKV into the cerebroventricular space したところ,E18.5 に小頭症 microcephaly が生じた。同様の方法により,回復期血清 convalescent serum during pregnancy により妊娠中の感染防御効果 the potential protective effect が得られるかについて検討した。胎児の脳にウイルスを感染させた1日目と2日目に,妊娠マウス pregnant ICR mice (母体) の腹腔内に,回復期血清 100 ul convalescent serum を1日1回接種した。E18.5 の胎児マウスの脳に免疫化学染色 immunocytochemistry staining を行った。以前の結果と同じく,ウイルスに感染した脳の皮質内 in the cortex の,多数の細胞の感染が認められたが,血清治療が行われた妊娠マウスの胎児の,脳内の感染細胞数は,有意に減少していた。 activated form of caspase-3 陽性の細胞数も激減していた。以上より,回復期血清はジカウイルス感染を抑止し,脳のサイズを縮小させることが示されている,感染脳内の細胞死を抑制する可能性がある。われわれはさらに,回復期血清により,ジカウイルス感染を誘因とする小頭症が回避されるかについて調べた。疑似感染同胞個体 their mock-infected littermates との比較において,感染5日後のジカウイルスに感染した胎仔では,軽度の脳サイズの減少が見られ,妊娠中の母体への回復期血清接種は,サイズ減少に抑制的に働いた ... 原文 [Google翻訳] 参照願います。
[8] ワクチン試験,サル Zika vaccine trial, monkeys
情報源 PLoS Neglected Tropical Diseases 2016年12月2日
原著タイトル Heterologous Protection against
Asian Zika Virus Challenge in Rhesus Macaques.
著者抄録 分離されたウイルス Zika virus (ZIKV) isolates は遺伝的多様性を有し genetically diverse ているが,"African" and "Asian." と命名された,2つの既知の系統に属している。妊娠中,Asian ZIKV infection に感染すると小頭症などの胎児奇形を生ずる。胎児奇形の発生を最小限とするため,妊娠女性を感染から守るのに有効なジカウイルスワクチン予防接種の開発が必須である。多数の RNA ウイルスの遺伝学的および抗原性の多様性は,ワクチンの有効性を制限しており,ある1種類のジカウイルスに対する免疫が,もう1種類のウイルスに対してどの程度機能するかは不明である。今回, the East African ZIKV strain MR766 に感染したサル rhesus macaques が,その後の異種であるアジア型ウイルス heterologous Asian ZIKV による感染から完全に防御されることを明らかにした。 MR766 は,すべての既知のアジア型ウイルスとの間で,どの Asian ZIKV strains ウイルス同士の間の違いよりも,より遺伝学的な相違を有している。従って,(ワクチン開発の際に)どのウイルスを選ぶか ZIKV strain selection によって,ワクチンの効果が相殺される可能性は低い unlikely to compromise vaccine effectiveness 。
関連項目  (62): Americas, Asia, Europe, research, observations 20161207.4680914

馬ウイルス性血管炎 訂正
20161212.4691366に関し。
PRO/AH/EDR> Equine viral arteritis: genetic vulnerability, corr
Archive Number: 20161212.4693357
投稿者 米・VC LimaVeterinaryCenter,Ken Bedell DVM,2016年12月12日
馬ウイルス性血管に関する本日の投稿に大きな間違いがあった。The Coggins test は,治療法もワクチンも存在しない 別の病気の,馬伝染性貧血 equine infectious anemia [EIA] の検査である。 EIA は汚染された注射針や biting flies などの吸血性昆虫が媒介する。

鳥インフルエンザ,ヒト (67)WHO H5N6, H7N9 リスク評価
Summary and assessment [4 Oct to 21 Nov 2016]
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (67): WHO, H5N6, H7N9, risk assessment
Archive Number: 20161212.4689184
情報源 WHO, Influenza at the Human-Animal Interface (HAI) 2016年11月21日
- Risk assessment: the overall public health risk from currently known influenza viruses at the human-animal interface has not changed. ...

H5亜型鳥インフルエンザウイルス Avian influenza A(H5) viruses
現況 最終更新以降,新たに1例の患者 laboratory-confirmed human case of influenza A(H5N6) virus infection が [21 Nov 2016]. 報告された ...

H7N9型鳥インフルエンザウイルス Avian influenza A(H7N9) viruses
現況 中国から2例の患者 laboratory-confirmed human cases of influenza A(H7N9) virus infection が [10 Nov 2016] 報告された ...

原文 [Google翻訳] ,厚生労働省検疫所 FORTH 等参照願います。

インフルエンザ (49)WHO H1N1 オランダ
Summary and assessment [4 Oct to 21 Nov 2016]
PRO/AH/EDR> Influenza (49): WHO, H1N1, Netherlands, risk assessment
Archive Number: 20161212.4692892
情報源  WHO, Influenza at the Human-Animal Interface (HAI) 2016年11月21日
 ...
Swine influenza viruses Influenza A(H1N1)v viruses
現況 オランダにおいて,[26 Oct 2016]. 発症の小児の an influenza A(H1N1)v virus 感染例が確認された。重症の呼吸器症状のため入院となり,支持療法ならびにオセルタミビル oseltamivir による治療が行われた。その後患者は回復し退院となった ... 患者は発症の数日前に養豚場を訪れていた。同農場のブタの検体から,きわめて相同性の高いウイルスが検出されている。患者から分離されたウイルスの,通常のヒト用インフルエンザ検査によるサブタイピングは不明 unsubtypeable で,the haemagglutinin (HA) gene の解析が行われた。患者のウイルスから得られた遺伝子はすべて,Eurasian lineage avian-like swine influenza A(H1N1) viruses と相同性を有し,過去10年間,オランダのブタの間で感染循環していた。過去にも,オランダを含む欧州内でのヒトでのブタインフルエンザウイルス感染が確認されている ...
厚生労働省検疫所 FORTH l等参照願います。

狂犬病-インドネシア サル,ヒトの暴露 疑い
PRO/AH/EDR> Rabies - Indonesia: (BA) monkey, human exp, susp
Archive Number: 20161212.4691471
情報源 The Sunday Telegraph 2016年12月10日
バリ Bali でサルに襲われ狂犬病 the deadly rabies virus 感染の可能性に怯えた旅行業者の女性について ... オーストラリア・ニューサウスウェールズ [New South Wales/NSW] 州では,2015年に300人以上の旅行者が動物咬傷により狂犬病に暴露している。最も多かったのはイヌとサルで,咬傷を受けた303人全員が,オーストラリアへの帰国後直ちに暴露後抗狂犬病ワクチン接種を受けた。

馬ウイルス性血管炎:genetic vulnerability 
PRO/AH/EDR> Equine viral arteritis: genetic vulnerability
Archive Number: 20161212.4691366
情報源 Horse Talk 2016年12月10日
原文参照願います。