チクングニア インドネシア
● 腸管出血性大腸菌 オランダ オーストリア
PRO/EDR> E. coli O104 - Europe: (Netherlands, Austria) 2017-2021
Archive Number: 20220819.8705121
情報源 Emerging Infectious Diseases 2022年8月11日
原著タイトル Sporadic occurrence of enteroaggregative Shiga toxin-producing _Escherichia coli_ O104:H4 similar to 2011 outbreak strains. Emerg Infect Dis. 2022.
腸管出血性大腸菌 Shiga toxin-producing _Escherichia coli_ [or enterohemorrhagic _E coli (EHEC)] は人獣共通感染症の病原体であり,軽症の下痢から溶血性尿毒症症候群ならびに死亡に至るまでの様々な疾患の原因となる。2011年,serotype O104:H4 EHEC を原因とする異例の大規模アウトブレイクが,ドイツとフランスを中心とする欧州で発生し,輸入したハーブの種子 fenugreek seeds から育てられたスプラウトが関係した。原因となった菌は,stx2a と呼ばれる志賀毒素 Shiga toxin の産生に加え,腸管侵入性大腸菌 an enteroaggregative _E. coli_ (EAEC) pathotype の遺伝学的特徴と系統発生学的背景を有していたが,他の毒性マーカー other classical EHEC virulence markers eae and hlyA は認められなかった。さらに,plasmid-borne blaCTX-M-15 and blaTEM-1 genes 遺伝子を保有していた。疫学調査により,エジプト Egypt から欧州圏内に輸入された種子に菌による汚染が有り,これがアウトブレイクの原因菌の感染源である可能性が高いことが示された。ドイツとフランスにおける 2011年のアウトブレイク以後,散発性のわずかな感染例 only a few sporadic cases of infection with Shiga toxin-producing EAEC O104:H4 が報告されているのみであり,大部分がトルコまたは北アフリカへの旅行に関連している。今回,オランダ国内の 2019年と2020年の 2例の患者と 2017年の食品から分離された菌 the sporadic occurrence of Shiga toxin-producing EAEC O104:H4 isolates とともに,2021年のオーストリア Austria の症例についても報告する。
The study
Conclusions
... the 2011 outbreak strain と高い関連性を有する腸管侵襲性大腸菌 Shiga toxin-producing EAEC O104:H4 が,欧州内で散発的に発生している。
● 腸管出血性大腸菌 米国
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (08): (OH) unknown source
Archive Number: 20220819.8705117
情報源 Fox 8 News 2022年8月19日
郡保健当局 The Cuyahoga County Board of Health により 19日,2例の大腸菌感染例 cases of _E. coli_ in Cuyahoga County と確認され,オハイオ州保健当局 the Ohio Department of Health (ODH) が調査を行っている -- 州全体では累計 14例が確認されている ...
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (07): (MI,OH) CDC, O157, unknown source
Archive Number: 20220819.8705084
情報源 CDC, _E. coli_ Homepage, 2022 Outbreaks 2022年8月17日
Fast Facts
Illnesses: 29
Hospitalizations: 9
Deaths: 0
States: 2
Recall: no
Investigation status: active
food source of a multistate outbreak of _E. coli_ O157:H7 infections は確認されていない。
Epidemiologic and laboratory data
State of Residence / Number of Sick People
Michigan / 15
Ohio / 14
6歳から91歳までの,年齢の中間値 21歳。情報のある 17人中,9人が入院し,死者は確認されていない。
関連項目
E. coli EHEC - USA (06): (MI) unknown source 20220817.8705074
● 炭疽 インド
PRO/AH/EDR> Anthrax - India (07): human, cutaneous, case study
Archive Number: 20220819.8705116
[1] 情報源 Daily Mail 2022年8月19日
炭疽 anthrax に感染した 1歳男児が,臀部の大きい出血性の病変に苦しんでいる ... 皮膚炭疽 cutaneous anthrax と診断されている ...
[2] Cutananous anthrax. JAMA Dermatol. 2022.
情報源 JAMA Dermatology 2022年8月17日
要約
1歳の男児が,7日前からの左臀部の赤色の無痛性皮膚病変のため,小児救急外来を受診した。初めははっきりとした小さな紅斑様紫斑であったが,水疱性となり急速に拡大した。5日後に中心部が壊死した。開放創や外傷の既往は無かった。病初期の 2日間は発熱があったが解熱し,他の全身症状はなかった。他の家族に症状はなく,ウシやヒツジとの接触もなかった。診察所見は,出血性 an oozing, 青紫色violaceous, 浮腫性 edematous 斑状病変 plaque で,中心部の痂皮 central eschar と周囲の浮腫 surrounding edema を伴っていた (Figure [see source URL]). ... 皮膚炭疽と診断し,シプロフロキサシン ciprofloxacin, 150 mg, twice daily, とベンジルペニシリン benzylpenicillin, 700 000 units, every 4 hours を併用し,10日間の治療により改善した。
● チクングニア インドネシア
PRO/AH/EDR> Chikungunya (02): Indonesia (BA)
Archive Number: 20220819.8705113
投稿者 Boston University・David Hamer, MD 2022年8月19日
この数週間にインドネシアのバリ島 Bali, Indonesia の旅行者 4人の急性チクングニア acute chikungunya 感染が,the GeoSentinel Surveillance and Research Network において確認されている。2人については PCR 検査で確定診断されており,1人は血清学的検査で IgM 高値とフォローアップ検査での減少が認められた a probable infection であり,4例目はバリ島で行われた検査による a probable chikungunya infection である。4人はいずれもバリ島への旅行者で,2022年3月から6月に渡航し,旅行中または欧州の母国(オランダ,フランス,ドイツ,スペイン)に帰国後すぐに発症した。2000年以降,the GeoSentinel Network ではインドネシアへの渡航後の confirmed or probable chikungunya の症例を 60例確認しているが,2020年以降は確認されていなかった。最近のバリ島におけるチクングニア感染伝播は報告されていなかったが,an outbreak from 2009 to 2011 など過去にはアウトブレイクが発生し,より最近では a more recent small outbreak in north Bali in late 2015 and 2016 が確認されている (Chikungunya fever outbreak identified in North Bali, Indonesia. Trans R Soc Trop Med Hyg 2017; 111: 325-7; ). ...
● エムポックス(サル痘)診断のための様々な検体採取
PRO/AH/EDR> Monkeypox update (49)
Archive Number: 20220819.8705105
[1] Confirmed and suspected cases by country as of 18 Aug 2022:Total confirmed cases: 40 398
情報源 Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 2022年8月18日
[2] 米国 USA: cases by state Total confirmed monkeypox/orthopoxvirus cases: 14 112
情報源 CDC 2022年8月18日
[3] オランダ Netherlands: self-diagnosis, vaccination, isolation
情報源 Eurosurveillance 2022, 27(33) 2022年8月18日
原著タイトル Monkeypox self-diagnosis abilities, determinants of vaccination and self-isolation intention after diagnosis among MSM, the Netherlands, July 2022. Euro Surveill. 2022; 27(33)
要約
... オランダ国内の 394人の MSM [men who have sex with men] について,感染の可能性の自己診断能力 the ability to self-diagnose a potential infection と,ワクチン及び診断後の自己隔離の決定要因 determinants of vaccination and self-isolation intention after diagnosis の調査を行った。約半数がサル痘の自己診断が可能で,高いワクチン接種意向を有していたのは 70%,診断後に自己隔離すると答えたのは 44%であった。
Determinants went beyond mere risk behaviour criteria.
Conclusions
政策決定当局 public health policy makers and services は,ワクチン接種への注力に加え,self-isolate への動機付け increase MSM's intentions と,正確な自己診断能力も目標とすべきである ...
[4] Multiple specimens for diagnosis
情報源 Eurosurveillance 2022, 27(33) 2022年8月18日
原著タイトル The relevance of multiple clinical specimens in the diagnosis of monkeypox virus, Spain, June 2022. Euro Surveill. 2022; 27(33)
要約
... 水疱,潰瘍,または痂皮病変からのスワブがサル痘診断のための標準検体とされているが,他の検体による診断の可能性についての情報が欠如している。suspected MPXV infection 感染疑い例の,異なる臨床検体でのウイルス分布について検討した。
Discussion
140 different clinical specimens from 37 patients with suspected MPXV infection について。
皮膚病変でもっとも高い陽性率とウイルス量が示された。興味深いこととして,ウイルス血症期の採血検体の血漿の大部分も検査陽性となった。The observed Cq values はウイルス量が低レベルを示したことから,皮膚病変発現前に陽性であった可能性がある。このことから,皮膚病変が認められない濃厚接触者の血漿検体でウイルスを確認することで,早期診断と感染チェーンのコントロールが可能となる可能性がある。発症後の日数と plasma Cq values の間には統計上有意な相関は認められなかった ...
口腔咽頭および肛門スワブは,皮膚病変を有する患者と同程度の MPXV with Cq でも陽性 positive ことが多い。一部の患者では口腔咽頭及び肛門に病変が認められる例もあったが,陽性検体が得られたのはほとんどが,検体採取時にこれらの部位に可視病変を有する患者ではなかった。したがって,症状や濃厚接触 the close physical contact による感染リスクによって,これらの追加検体が皮膚病変のない患者に早期診断を行うことにつながるかもしれない。Cq values < 30 の positive MPXV PCR detection(PCR 陽性)例として,精液,便,鼻咽頭などの検体での確認が最近報告されており,感染伝播に関係する可能性がある。別の報告では,鼻咽頭スワブと血液検体の診断上の有用性が示されている。また,肛門痛や直腸痛を訴える患者では,肛門または直腸スワブの検討も示唆されている。今回の研究では,皮膚病変のない患者が代替検体 additional specimens で診断されていることから,暴露歴のある患者で様々な部位からの検体を採取することが重要と考えられた。
Conclusions ...
[5] Clinical management criteria
情報源 British Medical Journal (BMJ) Global Health 2022年8月18日
原著タイトル Availability, scope and quality of monkeypox clinical management guidelines globally: a systematic review. BMJ Glob Health. 2022; 7(8): e009838
要約
... We appraised the availability, scope, quality and inclusivity of clinical management guidelines for MPX globally.
Methods
Results
... 14件のガイドラインについて。Overall, most guidelines were of low-quality with a median score of 2 out of 7 (range: 1-7), lacked detail, and covered a narrow range of topics.
多くのガイドラインが成人を対象としており,小児へのアドバイスは 5件,妊婦に関するものは 3件,HIV 感染患者に対するものは 3件のみ。
治療ガイドラインはほとんど抗ウイルス薬に限られていた; 7 guidelines advised cidofovir (4 specified for severe MPX only); 29% (4/14) tecovirimat, and 7% (1/14) brincidofovir.
すべてのガイドラインで暴露後予防としてのワクチン接種が推奨されている。
3件は,免疫抑制のある重症例の暴露後予防として,免疫グロブリン vaccinia immune globulin 投与がアドバイスしていた。
Conclusion
[6] Renaming monkeypox virus clades: WHO
情報源 WHO News release 2022年8月12日
Consensus was reached to now refer to the former Congo Basin (Central African) clade as Clade one (I) and the former West African clade as Clade 2 (II). Additionally, it was agreed that the Clade II consists of 2 subclades ...
関連項目
Monkeypox update (48): 20220818.8705083
● イネの病気 マレーシア
PRO/PL> Panicle blight, rice - Malaysia: (PG)
Archive Number: 20220819.8705110
情報源 The Star 2022年8月10日
bacterial panicle blight (BPB) により,ペナン各地 parts of Penang の 50軒以上の稲作農家に甚大な被害が発生している ...
● ライム病,アナプラズマ症,バベシア症 米国
PRO/AH/EDR> Lyme disease, anaplasmosis, babesiosis - USA: (ME)
Archive Number: 20220819.8705108
情報源 Press Herald 2022年8月17日
2022年,メーン Maine 州ではライム病 Lyme disease が増加に転じており,14日現在の患者数が 1433人と 2020年および21年の年間の患者数を超えていることが,the Maine Center for Disease Control and Prevention から報告された ... 2019年の 2167例をピークに,2020年は大幅に減少していた ...
ダニが媒介する anaplasmosis の患者数も 14日までに 610例となっているが,2021年は年間で 841例だった ...
ワクチン a Lyme vaccine の試験が行われており,まもなく認可される可能性がある。Pfizer is currently conducting human clinical trials for a Lyme vaccine, and Brewer-based Northern Light Health in Maine is the site of one of the trials ...
● COVID-19 妊娠アウトカムの悪化、BCGによる感染予防
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (167): pregnancy, Novavax, S. Korea, BCG, WHO, global
Archive Number: 20220819.8705096
[1] 妊娠と産科ケア Pregnancy and obstetric care
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年8月15日...
合併症,死亡の増加 Complications, death in pregnancy rose during COVID-19
the COVID-19 pandemic パンデミック期間中に,重症の妊娠関連の合併症と母体の疾病及び死亡率は著しく増加したことが,JAMA Network Open に掲載された米国の 2件の後ろ向き研究で示された。
中断された産科ケアの影響 Role of disrupted obstetric care
In the first study, Beth Israel Deaconess Medical Center の研究者らが,パンデミック前および期間中 in the 14 months leading up to the pandemic [1 Jan 2019, to 28 Feb 2020] and in the first 14 months of the crisis [1 Mar 2020, to 31 Apr 2021] の,全米 463病院で出産した 160万人あまりの妊婦について,妊娠が関係する合併症,出生アウトカム,および入院期間の検討を行った:849 544 patients in the prepandemic period and 805 324 during the pandemic で,35歳以上の割合(約18%),人種,保険加入,妊娠期間(38.3週)に差はなかった [Comparison of pregnancy and birth outcomes before vs during the COVID-19 pandemic. JAMA Netw Open. 2022;5(8):e2226531. doi:10.1001/jamanetworkopen.2022.26531]
米国人口統計 US Census reports によると,パンデミック期間中に出生数 live births が 5.2% 減少した。出産中の母体死亡は増加 rose from 5.17 to 8.69 per 100 000 pregnant women し,胎内死亡と死産率(約 0.9%)および早産率(10.7%)はほぼ安定していた。分娩形態(経膣分娩,初回帝王切開,帝王切開後経膣分娩,反復帝王切開)もほぼ同じ割合だった。
パンデミック期間中,妊娠高血圧,産科出血,子癇前症,既往慢性高血圧症悪化のオッズ比 OR は 1.04-1.08 であった一方,分娩のための入院期間 length of stay for delivery は 7% 減少し,院内感染リスクを抑えるための早期退院 expedited discharges が反映されたとみられている。敗血症 The odds of sepsis がやや減少したのは,手洗いと顔面のカバーがより徹底されたことが一部関係したとされている。
パンデミック中のアウトカム悪化には,外来での産前ケアがかなり障害されたこと substantial disruptions in outpatient prenatal care が関係するとみており,合併症の可能性のモニターが疎かになり,定期的な対面でのケアへのアクセスが制限され,不可欠な医療サプライが欠乏し,COVID-19 infection 感染をおそれて医療機関受診が避けられたことなどが含まれる。
遠隔医療 monitoring via telehealth の限界,パンデミック下のストレス,COVID-19 暴露への懸念による受診控えなどが,血圧上昇につながった可能性があると述べている ...
デルタ期にすべてのアウトカムが悪化 Rates of all outcomes worse amid Delta
Ascension Health and University of Texas at Austin の研究者らによる A 2nd study では,from [March 2020 to January 2022] の期間中の,感染および非感染妊婦の COVID-19 関連の重症母体疾患リスク the risk of COVID-19-related severe maternal illness の比較が行われた: 感染のあった妊婦 3129 infected pregnant women と感染が無かった妊婦 12 504 uninfected peers giving birth in 32 hospitals affiliated with a single health system in eight US states。年齢の中間値は 29歳だった。[Comparison of severe maternal morbidities associated with delivery during periods of circulation of specific SARS-CoV-2 variants. JAMA Netw Open. 2022;5(8):e2226436. doi:10.1001/jamanetworkopen.2022.26436] 4種類のウイルス株 SARS-CoV-2 strains が優位となった期間にまたがる研究となった: wild-type, March -- December 2020; Alpha, January -- June 2021; Delta, July -- November 2021; and Omicron, December 2021 -- January 2022.
Hospitals were located in Alabama, Florida, Indiana, Maryland, Michigan, New York, Tennessee, and Texas.
重症の呼吸器および呼吸器以外の疾患のリスクは,the wild-type strain (OR, 2.74) and Alpha (OR, 2.57) で大きく上昇し,Delta (OR, 7.69) ではさらに高まったが,Omicron はリスク上昇に関係しなかった。また,感染と非感染の妊婦の比較においても,the wild-type strain (OR, 12.79) and Alpha variant (OR, 15.56), highest for Delta (OR, 28.14), and lowest for Omicron (OR, 7.05) と同様の傾向が認められた。さらに感染した妊婦の,非呼吸器疾患のリスク the likelihood も,the wild-type strain (OR, 2.16) and Alpha variant (OR, 1.96) and highest for Delta (OR, 4.65) との同様の傾向が認められた一方,Omicron ではさほど高まらなかった (OR, 1.21)。COVID-19 関連の重症の非呼吸器疾患は,デルタ変異株流行期に,予想以上の割合の血液製剤輸血が行われたことも一部関係した,と説明されている ... 以下,原文参照願います。
[2] News scan
情報源 CIDRAP 2022年8月15日
[A] ノババックス追加接種適用 Novavax COVID booster application
7月のノババックスワクチン初回接種の緊急使用承認 the Food and Drug Administration (FDA) emergency use authorization (EUA) of the Novavax COVID-19 vaccine for the primary vaccine series に続き,18歳以上への追加接種への承認申請を行ったと 15日同社が発表した ...
Novavax press release
英国医薬品当局 the UK Medicines and Healthcare Products Regulatory Agency は 15日,モデルナ社製 2価ワクチンによる追加接種 Moderna's bivalent (2-strain) booster shot の使用を承認した。
The United Kingdom is the first to approve a bivalent booster vaccine.
[B] 韓国 South Korea: Omicron spike after eased restrictions
[Association between the relaxation of public health and social measures and transmission of the SARS-CoV-2 Omicron variant in South Korea. JAMA Netw Open. 2022;5(8):e2225665. doi:10.1001/jamanetworkopen.2022.25665.]
[3] BCG as vaccine against COVID-19
情報源 Science Daily 2022年8月15日
原著タイトル Multiple BCG vaccinations for prevention of COVID-19 and other infectious diseases in Type 1 diabetes. Cell Reports Medicine, 2022; 100728 DOI: 10.1016/j.xcrm.2022.100728
Cell Reports Medicine 掲載の Massachusetts General Hospital (MGH) の研究者らによる新たな報告において,BCG 複数回接種の COVID-19 を含む感染症に対する防御効果の可能性 the protective potential of multiple doses of the Bacillus Calmette-Guerin (BCG) vaccine against COVID-19 and other infectious diseases が示された。COVID-19 ワクチンが流通する前のパンデミック開始時期に,1型糖尿病 type 1 diabetes 患者について行われた a double-blind, placebo-controlled study で,プラセボ群の感染 12.5% of placebo-treated individuals に対し,BCG 接種群の感染 1% of BCG-treated individuals met criteria for confirmed COVID-19 であり,ワクチンの有効率 a vaccine effectiveness of 92% となった。The BCG-vaccinated group はまた,他の感染症に対しても fewer symptoms, lesser severity and fewer infectious disease events per patient などの防御効果を示した。接種による副反応は確認されなかった No BCG-related systemic adverse events 。
BCG's broad-based infection protection suggests that, in addition to COVID-19, may potentially provide protection against new SARS-CoV-2 variants and other pathogens ... 以下,原文参照願います。
[4] WHO: Daily new cases reported (as of 17 Aug 2022)
Data by country, area, or territory for 17 Aug 2022
[5] WHO Weekly Update 105; 17 Aug 2022
[6] Global update: Worldometer accessed 17 Aug 2022 19:44 EST (GMT-5)
Total number of reported Cases: 597 886 573
Total number of reported deaths: 6 462 388
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 952 820
A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities
関連項目
COVID-19 update (166): long COVID, omicron, regional, WHO, global 20220815.8705029
● 炭疽 トルコ、ウシ
Four cattle died in Bingöl due to anthrax
PRO/AH/EDR> Anthrax - Turkey: (BN) cattle
Archive Number: 20220819.8705098
情報源 Evrensel [in Turkish] 2022年8月17日
Peri Valley Environment Platform が,Yazgun and Agacoven villages of Kigi district in Bingol においてウシ 4頭が炭疽 anthrax により死亡し,当局の対応を求めていると明らかにした ...
参考項目 2020
Anthrax - Turkey: (TB) cattle, human, susp 20200819.7696059
● マエディ・ビスナ ルーマニア、ヒツジ
PRO/AH/EDR> Maedi-visna - Romania: (CJ) sheep, WOAH
Archive Number: 20220819.8705094
情報源 WOAH-WAHIS (World Animal Health Information System) 2022 8月18日
Maedi - visna, Romania
Started: 5 Jul 2022
Reason for notification: recurrence
Last occurrence: 31 Dec 2022
Causal agent: Maedi-visna virus
新たな感染流行
Outbreak location: Craiesti, Petrestii De Jos, Cluj: other
Total animals affected:
種/個体数/感染/死亡/廃棄/と畜/ワクチン接種
Sheep/ 401 / 175 / - / - / - / 0
Affected population: Domestic sheep from type A holding (registered holding).
参考項目 2021
Maedi-visna - Paraguay: (CR) sheep, 1st rep, OIE 20210113.8099586
● 流行性出血病、ウシ チュニジア
PRO/AH/EDR> Epizootic hemorrhagic disease, cattle - Tunisia: susp, RFI
Archive Number: 20220819.8705087
情報源 Tunisian Ministry of Agriculture - Agriculture News/Insect-borne diseases [in Arabic] 2022年8月17日
... 8月,ウシの流行性出血病感染例 several cases of the disease called epizootic hemorrhagic disease (EHD) が,獣医学当局 The veterinary services of the Ministry of Agriculture, Water Resources and Fisheries により確認されている。The EHD virus ウイルスは,シカおよびエルクなどの反芻動物が感染するが,ウシも感染し,症状はブルータング bluetongue disease に類似する。ヒトには感染しない。Tunisia and the Maghreb ではじめて確認されたのは 2006年で,感受性のある動物種が内出血を発症した。(高温多湿の)好適な気候条件になると, 特に水分が多く湿った地域を中心に, _Culicoides_ ヌカカにより感染伝播される ...
参考項目 2021
Epizootic hemorrhagic disease, cattle, deer - Tunisia: (JE) spread 20211129.8699939