◎ バルトネラ症-ペルー

バルトネラ菌による、Oroya fever および Peruvian wart について
PRO/AH/EDR> Bartonellosis - Peru: (PI) 20110715.2139
 情報源  RPP Noticias [in Spanish]、2011年7月11日。
the La Mercedes Hospital of Chiclayo [Lambayeque region] において、19才の男性が、バルトネラ菌症 bartonellosis (別名 Carrion's disease and Peruvian wart) により死亡した。Piura region の農民で、発熱が続くため紹介されたが、8日に死亡した。医師は、腎不全を合併し死亡に至ったと述べた。1例のみの発生ではあるが、排除されたと考えられていた Carrion disease に感染していたことに驚いている、と話した。
[ModLL- Bartonellosis は、いくつかの newly emerging pathogens による感染症から構成される。1909年に赤血球に付着した生物が報告された。_Bartonia_, later _Bartonella bacilliformis の用語は、1993年以前に確認された the only member of the group に限って使用されている。類似するグループの _Rochalimaea_ (named for Rocha-Lima) が最近 _Bartonella_ に統合された。当初はリケッチア rickettsiae と考えられていたが、_Bartonella_ bacteria はリケッチアと異なり培養液 artificial media 中でも生育する。
12種類以上の species が the genus _Bartonella_ に属し、ヒトに病原性を示すのは3 species と考えられているが、今後間違いなく新たな other significant human pathogens in this genus が確認されるだろう。_B. bacilliformis_ がオロヤ熱 Oroya fever and verruga peruana (Peruvian wart, also known as Carrion's disease) の原因となる。_B. henselae_ は cat scratch disease (CSD,ネコ引っ掻き病) の、_B. quintana_ は trench fever(塹壕熱)の原因となる。_B. henselae_ or _B. quintana_ は、ホームレスや HIV 感染・AIDS 患者の、肝の紫斑病? peliosis of the liver (bacillary peliosis と呼ばれることが多い; 肝内の血液貯留嚢胞を特徴とする) の原因となる。ヒトに病原性を示す可能性のある New species としては、_B. vinsonii_, _B. clarridgeiae_, and _B. elizabethae_ がある。動物では Several of these other species が発見されている。_Bartonella bacilliformis_ は,ペルー、エクアドル、コロンビアの the Andean Mountain regions に常在 endemic し、実質的には above sea level に存在するが、高地とジャングルとの間のより高度の低い地域にまん延する傾向にある。ベクターは the sandfly, _Lutzomyia verrucarum_ である。
_B. bacilliformis_ による急性感染症は、1871年に La Oroya, Peru 近郊で発生したアウトブレイクから名付けられ7000人以上が死亡した。生存者の一部は後に、verruga peruana (Peruvian wart) と呼ばれる皮膚病変を生じた。この皮膚病変は the 1871 outbreak 以前 -- おそらくthe pre-Columbian era にまで遡って -- から知られていたが、Oroya fever との関連性は知られていなかった。1885年に若き医師 Daniel Carrion は、この皮膚病研究のために病変の血液を自分に注射した。彼が Oroya fever を発病したことで解明された。Oroya fever がしばしば Carrion's disease と呼ばれるのは、彼の死を賭した実験への敬意の表れである。1909年に細菌 _B. bacilliformis_ そのものは分離されていたが、病原菌であることが判明したの1940年である。
The _Bartonella_ genus には少なくとも 11 bacteria species があり、このうち 4 種類がヒトに病原性を示す。[* 第2パラグラフと齟齬あり] その中には cat-scratch disease and bacillary angiomatosis が含まれる。
しかし一般にバルトネラ症 bartonellosis(の用語)は_B. bacilliformis_ による疾患に限定して用いられる。この病気は、南米西部の a small area of the Andes Mountains に限局して発生する; ほとんど全てがペルーコロンビア、エクアドルの患者である。bartonellosis は1940-41年に大流行が発生したが、その後は散発するにとどまっている。疾患への対策は、知られている唯一のベクターの対策 Control of sandflies にかかっている。
この菌は、血流に入ると赤血球に付着する。赤血球内に侵入することもある。進行すると最大で宿主の赤血球の90%が破壊され、重症の溶血性貧血となり、高熱、筋肉痛、関節痛、せん妄、昏睡などを伴う。感染した患者は、急性期から2-8週間後に verruga peruana を発症することがあるが、先行する急性期症状や菌血症の時期を示すことなく典型的な症状が見られることもある。未治療で放置されると、これらの病変が数か月から数年間続く。直径4cmまでの血液の充満した様に見える水疱が、主に頭部や四肢に形成される。圧痛があり、出血や潰瘍を生じることもある。
Bartonellosis は、症状と bartonellosis 発生地域への最近の渡航歴により気づかれ、血液中や病変からの _B. bacilliformis_ の分離により、確定診断される。治療の根幹は抗菌薬で、この細菌は、chloramphenicol, penicillins, and aminoglycosides などの複数の抗生物質に感受性を示す。貧血症に対しては、輸血が必要となることもある。抗生物質の使用で bartonellosis による死者は激減した。抗生物質が登場するまでは、この発熱性疾患の死亡率は40%に上っていた。抗生剤により、致死率は8%に低下している。重症貧血症と二次感染などの合併症により死亡する。感染が治療されれば、後遺症なく治癒する]