◎ コレラ-ワクチン,Matlab variant,濾過による菌除去

ワクチンと自然環境中のコレラ菌の濾過
PRO/EDR> Cholera - Haiti (28): update & Dominican Rep. 20101214.4441
[1] ハイチ [2] ドミニカ共和国
[3] ワクチン使用の可能性 Potential vaccination program ハイチ及び周辺各国でのコレラ感染対策としての一斉ワクチン接種ンは必要との意見が出された。研究者らは、より致死性の高い型であるとしている。これまで有効なコレラワクチンは存在しないと考えられ、多数の患者の治療法として、ワクチン接種は遠ざけられる傾向にあったが、ただちにワクチンを接種するとの考えで一致した。このような変化の背景として: The Pan American Health Organization (PAHO) に予想をはるかに上回る100万人分以上noワクチンがストックされていることが判明した。もう1つの要因はハイチの菌株の予想以上に致死性が高いことが判明したことがある。死亡した患者の半数は病院到着前に死亡しており、コレラの初発症状からわずか 2時間で死亡していたと director of the Centers for Disease Control and  Prevention (CDC) は述べている。ハイチの死亡率は Peru in 1991の 12倍に上るとされている。Harvard researchers らは 9日the New England Journal of Medicine で,the entire genetic code of the Haitian strain の完全な解読結果を発表した。この菌株 this strain of Vibrio cholera が産生する毒素 toxins が、4-5年前にインドで突如現れた特別な致死力を有するコレラ菌の毒素と同じ遺伝子の特徴を有していることも判明したとしている。
[Mod.LL -The more virulent East Asia strain とは Matlab variant と呼ばれるコレラ菌のことで,the El Tor strain と the Classical biotype の両方の表現型の特徴を同時に有し,より強い病原性を示す。生物型としてこれまでに biotypes of _Vibrio cholerae_, classical と El Tor の2種類が知られており、ヒツジ赤血球溶血、ニワトリ赤血球凝集,the Voges-Proskauer 反応,polymyxin B や biotype-specific viral bacteriophages への感受性などの多数の phenotypic properties により鑑別可能であった。Hybrid biotypes である so-called Matlab variants についても報告されている。(感染予防対策として)ワクチン接種以外に、単純ろ過システム simple filtration system (4つ折または8つ折のサリーの布 a sari cloth folded 4 to 8 times) の使用があり、2 logs  以上のコレラ菌 _V. cholerae_ bacilli が除去することができ、コントロールと比較してコレラの発生が 48% 減少したことが示されている。自然環境中のコレラ菌は、この方法によりろ過可能な water zooplankton (水生プランクトン) に接着していることから、有用な方法である]