◎ レジオネラ症-米国

レジオネラ症とポンティアック熱、診断と経過
PRO/EDR> Legionellosis - USA: (CA) conference, susp.. 20110214.0494
[1] 80人以上のパーティー出席者が発病 会場スタッフに発病者なしと反論
 情報源 Birmingham Star 、2011年2月12日。
80 人以上のパーティーの出席者の Legionnaires' disease と考えられる感染者が発生したことから、Hugh Hefner's Playboy Mansion が現在取り調べられている。出席者らが、発熱、呼吸器症状、激しい頭痛などの症状を訴えた。スウェーデン人 4人が legionellosis or Pontiac fever と診断された。加湿器 fog machine が原因と見られている。... 一方,スタッフは誰も感染していないと反論されている。
[2] 発熱、呼吸器症状、激しい頭痛などの症状を訴えた
 情報源 Chicago Tribune, KTLA News report、2011年2月14日。
 ... 出席者のうちの数十人が、発熱、呼吸器症状、激しい頭痛などの症状を訴えた。
[Mod.ML- ...  Legionellosis の解説 ... どのような診断法で Pontiac fever と診断されたか分からないが、通常、共通因子を持ち、非致死性で肺炎を伴わない、倦怠感、筋肉痛、発熱を特徴とする疾患の集団発生に対して同疾患が疑われ、相当な割合の患者が曝露した環境中の感染源から分離されたレジオネラ菌に対する抗体検出によって診断が確定される。曝露から発症までの潜伏期間は、Legionnaires' disease が 2-14 日、Pontiac fever では 24-48 時間とされ、発症率は、Legionnaires' disease では 5%以下、Pontiac fever は 90%を超える。短期間で高い発症率を示していると見られることから Pontiac fever ではないかと考えられる。Legionnaires' disease では患者の気道分泌物 respiratory secretions からレジオネラ菌が検出されることもあるが、Pontiac fever では検出されることはない 。尿中抗原検査 tests for urinary legionella antigen も Pontiac fever の患者ではおそらく陰性となる。患者と環境中から検出された菌の Genotyping が感染経路の検証に有用である。患者からの検体で、優位に1種類の genotype が検出されたら、common source が存在したことが示唆される。_L. pneumophila_ が、いずれの患者とも関連性が確認できない water supplies から検出されることもあるので、the actual causative infectious reservoir に genotyping methods は不可欠である (see 1 and 2 )。]
[Mod.JWー 従業員の間には、患者は発生していないと言うが、彼らはおそらく若年者であって、感染リスクを持っていないのだろう。患者の平均年齢はどれぐらいだったのか]