類鼻疽 スペイン アフリカから
● 類鼻疽 スペイン アフリカから
PRO/EDR> Melioidosis - Spain (02): (Madrid) ex Africa, background 20110427.1310
PRO/EDR> Melioidosis - Spain (02): (Madrid) ex Africa, background 20110427.1310
投稿者 ラオス・Mahosot Hospital、Dr David Dance, MB, ChB, MSc, FRCPath、2011年4月26日
20110413.1164 に関し。
(引用された20年前の私の文献にあったように)アフリカ大陸やインド洋上の島々で、ヒトが類鼻疽 Melioidosis に感染した例は非常に少ない。ガンビアのほか、マダガスカルの2例とモーリシャスの1例があり、2010年の報告でも "an African, アフリカ"とあるがはっきりとした場所は分からない。
20110413.1164 に関し。
(引用された20年前の私の文献にあったように)アフリカ大陸やインド洋上の島々で、ヒトが類鼻疽 Melioidosis に感染した例は非常に少ない。ガンビアのほか、マダガスカルの2例とモーリシャスの1例があり、2010年の報告でも "an African, アフリカ"とあるがはっきりとした場所は分からない。
◎ クリプトコッカス症 カナダ
PRO/AH/EDR> Cryptococcosis - Canada: (NB) 20110427.1305
情報源 The Globe and Mail, The Canadian Press report、2011年4月24日
自然を愛する28才の元気だった女性が、数週間前から病気と闘っている。1月前半、このカナダ国民は、ハトの糞によって運ばれ死亡することのある真菌の病気、クリプトコッカス性髄膜炎 cryptococcal meningitis に罹患した。この病気によって、脊髄や脳に重症の浮腫を生じる。数週間にわたり、病院のベッドの上でせん妄状態となっていたが、最も重い症状は、現在失明してしまっていることである ...
[Mod.ML- Cryptococcosis は、莢膜のある真菌 the encapsulated yeast の _Cryptococcus neoformans_ もしくは _Cryptococcus gattii_ を原因とし、これら2つの菌には莢膜多糖体の抗原特異性によって分類される 5 serotypes; serotypes A, D, and AD (_C. neoformans_) and serotypes B and C (_C. gattii_) がある。 _C. neoformans_ と _C. gattii_ の生態学的相違 The ecologic niches ははっきりしていて、_C. gattii_ が土壌やユーカリ the eucalyptus などの樹木およびその周辺に生息し、鳥類とは無関係であるのに対し、_C. neoformans_ は、ハトなどの鳥類の巣を中心として堆積する排泄物内から検出される。ハトは、羽や皮膚の上、総排泄腔 the crop and cloaca [common cavity into which the intestinal, genital, and urinary tracts open] 内にクリプトコッカス菌を保有していても、何ら症状を示さないことが知られている。糞や土壌が舞い上がることで、エアロゾル化することが知られている。これを吸い込むことで感染し、初期は肺に感染するものの、血流により全身性に広がり、特に中枢神経系に感染して、脳底髄膜脳炎? basilar meningoencephalitis の原因となる ... _C. gattii_ により、1999年以降、カナダで大規模流行が発生したが起源が不明であること、_C. neoformans_ は主に免疫不全の状態にある患者に感染すること、これらの参考文献の紹介など]
● サルモネラ感染症 米国,アイルランド(2件)
米国
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Typhimurium - USA (02): laboratory acquired
Archive Number: 20110429.1331
情報源 CDC, _Salmonella_ homepage、2011年4月28日
clinical and teaching microbiology laboratories における曝露による、outbreak of _Salmonella [enterica_ serotype] Typhimurium infections に関連して、20日現在、35の州の73人の患者が確認されている
情報源 CDC, _Salmonella_ homepage、2011年4月28日
clinical and teaching microbiology laboratories における曝露による、outbreak of _Salmonella [enterica_ serotype] Typhimurium infections に関連して、20日現在、35の州の73人の患者が確認されている
アイルランド
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Typhimurium DT8 - Ireland: duck eggs, alert 20110429.1329
情報源 The Poultry Site、2011年4月27日
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Typhimurium DT8 - Ireland: duck eggs, alert 20110429.1329
情報源 The Poultry Site、2011年4月27日
この数週間に発生した 2人のサルモネラ症 Salmonellosis 患者はダックの卵 duck eggs が原因で感染した。18日の週に、当局から、食中毒に関する注意喚起が行われた。サルモネラ感染症では、2010年に 18人が入院し、3月にも、アイルランドの東と西から 2人の患者が報告されている。今回の症例は、2010年に全国で32人の患者が発生した、_Salmonella [enterica_ serotype] Typhimurium DT8 associated with duck eggs の outbreak に続くものである[患者32人中18人が入院したとすれば、サルモネラ症としてはかなり高率ではないか]
[Mod.LL- ダックの卵は、ニワトリよりも大型で風味もより豊かであり、焼くと、クリーミーな厚み creamy depth が出る。割るのに少々力のいる殻のおかげで、冷蔵庫内で約6週間保存可能である。ニワトリの卵に比べ、白身に対する黄身の割合が多い。一般に、サルモネラ症のリスクは、生または調理不十分なニワトリの卵に関係する。このリスクは、他の禽類、たとえばダック、ダチョウ、ウズラにも当てはまる]
● 狂犬病 ブータン
PRO/AH/EDR> Rabies - Bhutan: canine, human
Archive Number: 20110428.1320
[1] Bhutan (Phuentsholing)
情報源 BBS (Bhutan National Public Radio) 4月23日
23日 the Phuentsholing hospital 病院で男児1名が狂犬病 rabies により死亡した。年齢は明らかにされていない
[2] Bhutan (Gelephu)
情報源 BBS (Bhutan National Public Radio) 4月26日
36歳女性が狂犬病により,24日 the Gelephu Central Referral Hospital 病院で死亡した。2月に近所のペットのイヌによる咬傷を受けていた。Gelephu では今年初めての狂犬病による死者となった。2009年,2 students died of rabies.
参考項目 2010
Rabies, bovine - Bhutan: milk infectivity debated 20100903.3158
● 鳥インフルエンザ,ヒト(2件)
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (39): WHO 2010 update
Archive Number: 20110427.1311
情報源 WHO, Weekly Epidemiological Record (WER)、2011年4月22日
2010年に who に報告された鳥インフルエンザ influenza A(H5N1) virus に感染した有症者48人の疫学報告。エジプトの29人のほか、インドネシア9人、ベトナム7人、中国2人、カンボジア1人。いずれも家禽の間に感染循環があるとされている国 ... 以下、年齢層と性別、転帰、発症から入院までの期間、曝露のデータ、ウイルス学的情報、議論、に続く。
情報源 WHO, Weekly Epidemiological Record (WER)、2011年4月22日
2010年に who に報告された鳥インフルエンザ influenza A(H5N1) virus に感染した有症者48人の疫学報告。エジプトの29人のほか、インドネシア9人、ベトナム7人、中国2人、カンボジア1人。いずれも家禽の間に感染循環があるとされている国 ... 以下、年齢層と性別、転帰、発症から入院までの期間、曝露のデータ、ウイルス学的情報、議論、に続く。
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (40): comment
Archive Number: 20110428.1318
情報源 GIDEON 4月28日
20110427.1311 に関して
[There have been] successive waves in the occurrence of influenza H5N1 among individual countries. Incidence peaked in Thailand in 2004, Viet Nam in 2005, and Indonesia in 2006, while most reports during 2009 to 2010 originated from Egypt.
● マラリア 英国
PRO/EDR> Malaria, imported - UK: alert 20110427.1308
情報源 BBC News、2011年4月25日
Cases of malaria among UK travellers rise by 30 percent
英国在住の国民の中でマラリア Malaria に感染した人の数が、過去2年間で30%近く増加している。当局 the Health Protection Agency (HPA) が最近公表した数字によると、2010年の感染者数は1761人だった。この10年間で、最も感染が多く発生したのは西アフリカと南アジアである。2008年に1370人が新たに感染し、その翌年には1495人に増えた。英国民でマラリアに感染した人の40%が、ナイジェリアかガーナで感染していた。11%がインドであった。
Cases of malaria among UK travellers rise by 30 percent
英国在住の国民の中でマラリア Malaria に感染した人の数が、過去2年間で30%近く増加している。当局 the Health Protection Agency (HPA) が最近公表した数字によると、2010年の感染者数は1761人だった。この10年間で、最も感染が多く発生したのは西アフリカと南アジアである。2008年に1370人が新たに感染し、その翌年には1495人に増えた。英国民でマラリアに感染した人の40%が、ナイジェリアかガーナで感染していた。11%がインドであった。
● ウシ結核症 米国
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis, bovine - USA (03): (CA) 20110429.1328
情報源 CNBC Associated Press (AP) report、2011年4月26日。
政府及び州当局は26日、処理場での定期検査により、San Bernardino County で飼育されていた乳牛1頭の結核 bovine tuberculosis 感染を確認したと発表した。その後、同じ群れの3頭でも感染が確認されている。カリフォルニア California 州内で販売されるミルクのほとんどが殺菌処理されているため、ヒトに対するリスクはない
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis, bovine - USA (03): (CA) 20110429.1328
情報源 CNBC Associated Press (AP) report、2011年4月26日。
政府及び州当局は26日、処理場での定期検査により、San Bernardino County で飼育されていた乳牛1頭の結核 bovine tuberculosis 感染を確認したと発表した。その後、同じ群れの3頭でも感染が確認されている。カリフォルニア California 州内で販売されるミルクのほとんどが殺菌処理されているため、ヒトに対するリスクはない
PRO/AH/EDR> Pythiosis, equine - USA (02) 20110429.1327
投稿者 米・Pan American Veterinary Laboratories、Robert L Glass、2011年4月28日
投稿者 米・Pan American Veterinary Laboratories、Robert L Glass、2011年4月28日
20110424.1283 に関し。
1995年より、同研究所は _Pythium_ infection in equines, canines, and felines のための ELISA1 を運用。これまでの発生状況。
1995-2003: 158 cases (all species)
2004: 72 cases (all species)
2005 (Jan-Aug): 102 cases (all species)
2010: 752 cases (all species)
1995年より、同研究所は _Pythium_ infection in equines, canines, and felines のための ELISA1 を運用。これまでの発生状況。
1995-2003: 158 cases (all species)
2004: 72 cases (all species)
2005 (Jan-Aug): 102 cases (all species)
2010: 752 cases (all species)
● 鳥インフルエンザ インドネシア
PRO/AH/EDR> Avian influenza (42): Indonesia (GO), poultry, OIE
Archive Number: 20110428.1317
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2011; 24(17) 4月27日
Highly pathogenic avian influenza, Indonesia
Start date: 30 Mar 2011
Reason for notification: reoccurrence of a listed disease
Date of previous occurrence: June 2007
Causal agent: Highly pathogenic avian influenza virus
Serotype H5N1
Total outbreaks: 18
Total animals affected
Species: birds
Susceptible: 4709
Cases: 710 **
Deaths: 817
Destroyed: 4119
Slaughtered: 0
PRO/AH/EDR> Porcine reprod. & resp. syndrome - Myanmar: (Naypyidaw, MD) 20110427.1307
情報源 Mizzima News、2011年4月21日
4月前半より The [Naypyidaw] District においてブタ繁殖呼吸器障害症候群 porcine reproductive and respiratory syndrome (PRRS) が報告されている ... 7日、Pobba Thiri and Zabu Thiri townships in Naypyidaw にある2か所の養豚場で飼育されている300頭あまりのブタのうち、100頭が感染し、10頭が死亡した。11日に PRRS であると診断された。3月にも、Aungmyetharsan, Chanayetharsan, Mahaaungmye, Chanmyatharsi, Pyigyitagun, Amarapura and Madaya in the Mandalay region での感染が確認されていて、1000頭以上が死亡している
● 原因不明の死亡、ウシ ホンジュラス
PRO/AH/EDR> Undiagnosed deaths, bovine - Honduras: (FM) 20110427.1306
情報源 La Tribuna [in Spanish]、2011年4月25日
Mysterious disease kills cattle in the village of El Porvenir
Agua Caliente, a village of El Porvenir in Francisco Morazan [department]において、数十頭のウシや子牛の原因不明の死亡が発生している。住民の中には、突然死したとか、大量の降雨の後から発生したなどの証言がある。一部の住民は、死亡する前にウシ同志が争いあった後、震えがきていたことから、狂犬病ではないかと考えている。また、Easter week [18-24 Apr 2011] に雨が降る前に、the Rio Grande [river]からの水が algae 藻で汚染されていたとも述べた
地図
Mysterious disease kills cattle in the village of El Porvenir
Agua Caliente, a village of El Porvenir in Francisco Morazan [department]において、数十頭のウシや子牛の原因不明の死亡が発生している。住民の中には、突然死したとか、大量の降雨の後から発生したなどの証言がある。一部の住民は、死亡する前にウシ同志が争いあった後、震えがきていたことから、狂犬病ではないかと考えている。また、Easter week [18-24 Apr 2011] に雨が降る前に、the Rio Grande [river]からの水が algae 藻で汚染されていたとも述べた
地図