2012年1月1日-3日

鳥インフルエンザ、ヒト 中国 H5N1
キノコ中毒 オーストラリア

● 鳥インフルエンザ、ヒト 中国 H5N1(2件)
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human: China (GD) H5N1
Archive Number: 20120102.0012
 情報源 Xinhua News Agency、2012年1月2日
南部広東省 Guangdong province の衛生当局から、現地のバスドライバー1名の死亡原因となったウイルスを特定したが、感染経路については不明ままであることが2日明らかにされた。高病原性鳥インフルエンザ Avian influenza A/(H5N1) ウイルスの遺伝学的解析により、香港で2011年に起きた鳥インフルエンザ感染流行で、死亡した渡り鳥から検出されたウイルスと同じであることが示されたが、広東省の患者と渡り鳥との関係は明らかではないとしている。the Bao'an district of Shenzhen の39歳の男性は、発熱のため、2011年12月21日に入院となり、検査の結果、鳥インフルエンザ H5N1 ウイルス陽性となった。同31日に多臓器不全のため死亡した。ヒトの H5N1 ウイルス感染に関するベクターは家きんと渡り鳥しかない、と the Epidemics Studies Institute of the Guangdong Disease Control Center 所長は説明する。しかしこの運転手と家きんや渡り鳥との濃厚接触を示す証拠はない、としている .....
[Mod.CP- The bus driver's infection の感染源は migrant birds in Hong Kong in 2011から分離されたウイルスに非常に近いこと以外、今も不明のままである。ProMED-mail correspondent から,患者から分離されたウイルスが an avian-type alpha 2-3 sialic acid receptor site を保有していたとの情報が寄せられている]

PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (02): China (GD) H5N1
Archive Number: 20120103.0018
 情報源 The Standard 、2012年1月3日
深セン Shenzhen の専門家が、バスの運転手1名が感染して死亡したウイルスが、12月に Yuen Long で死亡して発見された渡り鳥のものと同じであると発表したことから、2日、鳥インフルエンザ Avian influenza への不安が広がっている。保健当局は、[mutant ?] H5N1の感染源の調査を急いでいる。12月31日に死亡したこの39歳の Shenzhen driver は、中国国内では18ヶ月ぶりのヒトでの鳥インフルエンザ感染例の報告となった。
香港 Hong Kong では the Shaijing area of Baoan district (宝安区)にあるこの運転手の自宅の半径13km圏内を "control zone" とし,旧正月の2日前の 21 Jan 2012 まで家きん live and frozen chickens and poultry products の持ち出しを禁止することとした。
当局 The Shenzhen Centre for Disease Control は、遺伝学的解析により男性を死亡させたウイルスが Yuen Long のトリのウイルスと同じであることが確かめられたが、香港で死亡した家きんから検出されたウイルスとの近縁性はない、としている。死亡した男性で確認されたのは H5N1 clade 2.3.2.1. であった。The center は the mutated [?] virus は高病原性ではあるが、ヒトからヒトへの感染は起こっていないので心配する必要はないとしている。[the bus driver] が野鳥から感染した可能性について調査が続いている。
今回のウイルスには,感染力がより強い、または致死性が高い,という証拠はない。
この患者は2011年12月21日に発熱があり、同25日に重症肺炎のため入院となった。同31日に H5N1 の感染が明らかになった。センターは  Chen [患者名?] がいつも朝の運動のため Waterlands Resort の湿地帯を訪れていたことを明らかにした。彼と接触のあった約120人には異常は見られていない。広東省農業当局は、省内で家きんでの鳥インフルエンザ感染流行が報告されていないことを発表した。香港の感染症の専門家はセンターの発表について、混乱を招くナンセンスなものと批判している; 世界中のどこにも、野鳥からヒトにH5N1が感染した証拠はなく、空からウイルスが降ってきたことを意味するのか?この専門家は H5N1 clade 2.3.2.1. は多くの H5N1 cases で確認されているが、特に致死的であるわけではないとし、先月[December 2011]、張沙湾 Cheung Sha Wan で死亡した家きんのウイルスとの比較を、さらに詳しく行うべきと述べた

● キノコ中毒 オーストラリア
PRO/EDR> Mushroom poisoning - Australia: (Canberra)
Archive Number: 20120102.0013
 情報源 The Courier Mail, Australian Associated Press (AAP) report、2012年1月2日
週末 [31 Dec 2011-1 Jan 2012] にキノコ中毒 Mushroom poisoning でキャンベラ Canberra の病院に入院となった2人は、今も危険な状態にあるためシドニー Sydney の医療機関に向かって移送中である。3人目の患者は Canberra Hospital での治療を続けている。death cap mushrooms を食べて具合が悪くなったこの3人は、1日に Calvary Hospital 病院を受診した。
death cap mushrooms は、キャンベラでは例年なら秋に樫の木 oak trees の近くに生えていることが多いが、昨夏の降雨により成長が促進された。完全に成長すると Fully-grown versions 、シルキーで滑らかなかさ silky smooth caps を持ち、白から緑がかった茶色の色調を示す。一般的な野生のキノコのピンクや茶色の gill ではなく、このキノコの gill は白い、と救急の医師は説明した ... 過去10年間、the ACT で3人がキノコ中毒で死亡している。この間12人が中毒症状を起こしている。
[Mod.TG- The death cap mushroom は、世界中で a non toxic variety と間違われて中毒や死亡の原因となっている .. Amanitas には cyclopeptides の amatoxins と呼ばれるトキシンが含まれており、この環状アミノ酸は、特に肝細胞や腎細胞の蛋白合成を阻害する。摂取からおよそ5-24時間後に発症し、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が認められる。これら初期の症状はすぐに治まるが、治療を行わないと、重症の肝腎障害から多臓器不全になり、昏睡や死亡を招く。一部の例では1-2日後まで症状が現れないこともある。インフルエンザや胃腸炎の症状に類似し、治療が遅れたり、診断を難しくしたりする。
早期治療としては、輸液、抗生物質、the flavonoids sylimarin/silybin/silibinin を含有する milk thistle オオアザミの抽出物等の肝庇護剤の使用などがある。flavonoids には amatoxin 抑制効果が認められる。amatoxin に対する The milk thistle flavonoids の効果が、他の toxins たとえば同じく肝臓を攻撃するがキノコには関係しない aflatoxin にも当てはまるわけではない]

● レプトスピラ症 フィリピン
PRO/AH/EDR> Leptospirosis - Philippines: (MN) fatal
Archive Number: 20120103.0017
 情報源 ABS-CBN News 、2012年1月2日
Cagayan de Oro で、200人がレプトスピラ症 [leptospirosis] と診断され,Barangay [フィリピンの最小自治単位] Bulalang in Cagayan de Oro の洪水を生き延びた2人が、レプトスピラ症のため隔離入院となっている 

● アルコール中毒 インド
PRO/EDR> Alcohol poisoning - India: (AP, WB) methanol susp.
Archive Number: 20120103.0014
 情報源 Le Figaro, Agence France-Presse (AFP) report [in French,]、2012年1月2日
the New Year's weekend [31 Dec 2011-1 Jan 2012] 期間中の南部 Andhra Pradesh州で、17人が偽造アルコールにより死亡した。
2011年12月の West Bengal 州では、間違いなくメタノールが混入していたアルコール飲料を飲んで、170人が死亡した。

● HIV 米国
PRO/EDR> HIV - USA: (MI) malicious intent
Archive Number: 20120102.0011
 情報源 Queerty、2012年1月2日
Typhoid Mary of HIV admits to trying to infect thousands of partners
ミシガン Michigan 州の HIV [human immunodeficiency virus] positive の男性1名が先週 [week of 26 Dec 2011] 、保健当局に出頭し3000人の男女とベッドを共にしたことを打ち明けたことが、警察からの報告で判明した。故意に感染を拡げ、他人を殺そうとしたと述べている。この51歳の男性は HIV 陽性を知らないパートナー1名を刺したとして、2つの裁判所から罪状認否を問われていた。 Yahoo! Personals でこの男性を知った女性被害者の1人は、男性は "sociopath" and a predator だと述べた。

● バルトネラ感染症 ペルー
PRO/EDR> Bartonellosis - Peru: (PI)
Archive Number: 20120102.0009
 情報源 Health Map Alerts [in Spanish]、2011年12月26日
epidemiological week 47 [week of 20 Nov 2011] に、Payaca (Lalaquiz district, Huancabamba province, Piura department) の町においてバルトネラ感染症 Bartonellosis 流行が発生したことが、当局 the Office of Epidemiology, Piura (DIRESA) に報告された。
これまでに5例の急性バルトネラ感染症の患者が報告されており、うち3例は輸入例で、2例が地域内の感染例だった

● リケッチア症 メキシコ
PRO/AH> Rickettsiosis - Mexico: comments
Archive Number: 20120102.0008
 情報源 GIDEON (Global Infectious Disease & Epidemiology Network) 、2012年1月1日
20111231.3724 に関し。
Michoacan において報告されるリケッチア症 Rickettsiosis は、ロッキー山紅斑熱 Rocky Mountain spotted fever に代表されるが、今回の感染流行の規模と発生地域から発疹チフス endemic [murine] typhus であることが示唆される。
以下、メキシコで報告された、6種類のリケッチア (including _Coxiella burnetii_, a related taxon) に関する報告など ....

● C型肝炎 パキスタン
PRO/EDR> Hepatitis C - Pakistan: (PB) susp., RFI
Archive Number: 20120102.0007
 情報源 The Express Tribune、2012年1月2日
Rajanpur 地方のある村で1か月間に少なくとも15人が C型肝炎 Hepatitis C により死亡したと見られている。さらに約500人が感染に苦しんでいると住民が話した。 Basti Jakaani villagers は地域内に hepatitis C の診断や治療を行う機関がないと訴えている 
[Mod.CP- 衛生状態の悪いことによる肝炎であれば、hepatitis A or E virus infection による可能性が高い]

● デング熱/デング出血熱
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2012 (01): end Dec 2011 reports
Archive Number: 20120102.0006
[1] ボリビア Bolivia [in Spanish]
 - (全国). 29 Dec 2011. La Paz, Cochabamba, and Santa Cruz departments [state or province equivalents] で、 types 1 and 2 による深刻なデング熱感染流行が発生し、2011年の死者は53人に達した。From October to 29 Dec 2011, 287 dengue cases in Bolivia, 最も多かったのは Santa Cruz, Cochabamba, and La Paz の河川付近で、164 in Cochabamba, 87 in Santa Cruz, 82 in La Paz, and 8 in Beni.となっている。
 - (Santa Cruz department). 30 Dec 2011. Santa Cruz de la Sierra では、2011年に 29 deaths が、他の地域でも18 deaths の発生があり、このほか7398人が感染。
[2] ブラジル Brazil [in Portuguese]
 - (Manaus, Amazonas state). 30 Dec 2011. Manaus では、49 932 dengue cases in the period January - September 2011.が発生した。
 - (Londrina, Parana state). 29 Dec 2011. 8月から12月までの期間 [2011] に、Londrina で記録されたのはわずか 30 dengue cases.
 - (Bahia state). 28 Dec 2011. In the 1st summer when dengue [virus] type 4 is circulating in all of Bahia, 132 cases of the disease have been registered in Salvador.
 - (Rio de Janeiro city, Rio de Janeiro state), 27 Dec 2011. The city of Rio de Janeiro had 86 reports of dengue cases between 18-24 Dec [2011]、1年間では 75 936 cases で、年間を通じて最も多かったのは Campo Grande with 14 694 cases, 次いで Bangu, Realengo with 10 509 cases, and Barra, Jacarepagua with 9715.の順となっている。
[3] マレーシア (Miri, Borneo Island, Sarawak state). 29 Dec 2011. [in Miri] 2011年12月の患者数は10人以下に減少; 11月末までで93 人(compared to 746 last year [2010]).
[4] パキスタン (Sindh province). 29 Dec 2011. In Sindh [province], 8 new dengue fever cases were reported from 19-29 Dec [2011], 州内の年間患者数が1074 になった
[5] スリランカ Sri Lanka . 25 Dec 2011. 保健省当局は、過去12ヶ月間のデング熱による死者を 172 deathsと発表。この間の患者数は 26 130. で、56%を占めたのが the Western Province であり、Homagama, Seeduwa, Kotapola, Chavakachcheri, Pelmadulla, and Devinuwera.に対する注意が呼びかけられている。

● 麻疹
PRO/EDR> Measles update 2012 (01)
Archive Number: 20120101.0004
[1] フランス
The measles epidemic is in decline over a major part of France
 情報源 Santé medecine [In French]、2011年12月26日
2008年1月の流行開始以来の、フランス国内の麻疹 Measles 患者は22000人を超え、2011年の11ヶ月間だけで、15000人以上が麻疹に感染した。夏以降は大幅な減少を確認しており、the end of the 3rd wave of the measles epidemic と考えられる。15000人中、 16 experienced neurological complications, 649 contracted severe pneumonia, and 6 French residents died from the disease.
[2] ドイツ
Measles spotted more often in 
2011
 情報源 : The Local, Germany's News in English 、2011年12月30日
ドイツ国内の麻疹感染は、2010年の780人の2倍に当たる1607人に達したことが、30日、Robert Koch Institute (RKI) から発表された。患者の大部分は older children and young adults で、younger children へのワクチン接種状況は良好といえる .....
[3] ロシア
 -Dagestan: 1/3rd of all cases of measles in Russia registered in Dagestan
 情報源 Republican Information Agency、2011年12月27日
2011年、 222 cases of measles in 24 Russian regionsのうち、68 laboratory confirmed cases of measles が8 administrative districts of Dagestan の患者だった
 -Voronezh: Long-forgotten disease
 情報源 Argumenti i Facti [in Russian]、2011年12月27日
先週、忘れかけられていた麻疹の 5 adult cases が確認された。Dagestan の若年者2名により Chechnya に持ち込まれた
[4] ウクライナ Ukraine: Update on the measles situation in Ukraine
 情報源 EpiNorth, EpiWatch、2011年12月28日
2011年12月28日、ウクライナ西部で total of 1112 suspected cases (82 of these in the last 24 hours) of measles が発生したことが、ウクライナ政府当局 the State sanitary and epidemiologic service of Ukraine から発表された

● リーシュマニア症 アルジェリア
PRO> Leishmaniasis, human - Algeria (Naâma)
Archive Number: 20120101.0001
 情報源 Le Quotidien d'Oran [machine trans]、2011年12月29日
Leishmaniasis is still rife in Algeria
the daïra [subdistrict] of Mecheria の医療機関からの情報によると、2011年末の時点でおよそ330人の皮膚リーシュマニア症 Leishmaniasis 患者が報告されている。Mecheria では、ほとんどの地域において小児の間に発生している...
[Mod.EP- 過去10年間アルジェリアにおいて Leishmaniasis の増加が見られるようである。最近の研究 (Leishmaniasis in Constantine (Algeria): Review of five years (2006-2010) at the University Hospital. Bull Soc Pathol Exot. 2011 Dec 23. [Epub ahead of print]) によると、皮膚及び内臓リーシュマニア症のいずれに関しても、小児の感染リスクが高いことが示されている。もう1件の最近の研究では the arid zones (乾燥地帯) から the semi-arid areas への感染拡大が報告されており、特に the Soummam valley で顕著とされている。分離される菌は全て _L. major_ MON-25 であり、保有宿主 the reservoir host はスナネズミ the sand rat (_Psammomys obesus_) であることがこの地域で初めて確認された (Spread of Leishmania major to the north of Algeria. Bull Soc Pathol Exot. 2011 Dec 14. [Epub ahead of print])。アルジェリアではイヌを保有動物とする _Leishmania infantum_ も確認されている (Canine Leishmania infantum enzymatic polymorphism: a review including 1023 strains of the Mediterranean area, with special reference to Algeria. Acta Trop. 2011;118:80-6)]

● クロノバクタ-症 Cronobacter sakazakii 米国
PRO/EDR> Cronobacter sakazakii, infant formula, fatal - USA: corr
Archive Number: 20120101.0003
 情報源 Time U.S.、2011年12月31日
死亡した2人を含む乳児4人が、粉ミルクと関係することのあるまれな細菌に感染した事例で、これらの間に関連性はなく、粉ミルクの使用を続けても問題はないとの見解が、2つの政府機関から30日に発表された。the Centers for Disease Control and Prevention 及び the Food and Drug Administration が、様々な種類の粉ミルクやnursing waterと呼ばれる希釈用水を検査したが、クロノバクタ- _Cronobacter sakazakii_ 菌の混入は確認されなかった。感染したミズーリ Missouri 州の3人のうちの1人と Florida フロリダ州の1人は,環境中や麦、イネなどの植物に存在する _Cronobacter_ によって死亡した。この菌はかつて dried milk and powdered formula から検出されたことがあった
関連項目 20111224.3670

● 鳥インフルエンザ、ヒト ジンバブエ、否定
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (77): Zimbabwe, NOT
Archive Number: 20120101.0002
 情報源 The Standard, Zimbabwe 、2011年12月31日
Health and Child Welfare Minister denies bird flu death
MDC-T [Movement for a Democratic Change - Tsvangirai] 議員 legislator の死亡は謎に包まれている。鳥インフルエンザにより死亡したと報道されたが、保健当局は、国内で鳥インフルエンザの患者は一切発生していないと、これを否定した

● シュマーレンベルグウイルス オランダ
PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (01): Netherlands, update
Archive Number: 20120103.0019
1st SBV case in goats
 情報源 Agrarisch Dagblad (AGD) [in Dutch]、subscription required、2012年1月3日
Dalfsen, Overijssel のヤギ農場1か所で、オランダ政府当局 the new Netherlands Food and Consumer Product Safety Authority (nVWA) により、シュマーレンベルグウイルス Schmallenberg-virus [SBV] 陽性が確認された。奇形が出産された、2か所目のヤギ農場については、現在調査中である。現在、SBV-confirmed sheep farmsは33か所に達しており、感染が確認されていないのは The provinces of Utrecht and Flevoland のみである。感染の疑いのある農場数もそれぞれ3か所と1か所で最も少ない。最も多いのは The province of Gelderland の26か所で、このうち9か所の感染が確定された

● 口蹄疫 パラグアイ
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Paraguay: (SP) susp.
Archive Number: 20120103.0016
 情報源 Paraguay.com [in Spanish]、2012年1月2日
the Civil Cabinet の責任者が2日、 the San Pedro areaにおいて新たな口蹄疫 foot-and-mouth disease [FMD] 感染流行発生の疑いがあることを明らかにした

● イネの病気,胴枯れ病 マレーシア
PRO/PL> Blast disease, rice - Malaysia: (KH)
Archive Number: 20120103.0015
 情報源 New Straits Times 、2012年1月2日
Fungus causes loss for padi farmers
Pendang district [Kedah state] の25軒の水田農家らは、30haに及ぶ padi leaf blast diseaseによる大きな被害が発生している。2ヶ月前の the early planting stage に発生していたと見られている 
[Mod.DHA- Rice blast は真菌の _Magnaporthe oryzae_ (旧分類 strain of _M. grisea_, synonym _Pyricularia oryzae_) を原因とする  the most destructive diseases of rice worldwide の1つ]

● 炭疽 インド
PRO/AH/EDR> Anthrax, livestock - India: (KL) susp.
Archive Number: 20120102.0010
 情報源 The Times of India, Times News Network (TNN)、2012年1月1日
タミルナド Tamil Nadu からケララ Kerala 州に向かって、炭疽 Anthrax ワクチン接種証明を持たないウシの移動が行われている。2011年12月30日の炭疽感染によるウシ2頭の死亡と、その週の前半のバッファロー2頭の死亡の発生により、炭疽感染への不安が広がっている。