2012年6月5日-7日

百日咳 英国、ニュージーランド

● 百日咳 英国、ニュージーランド(2)(3件)
英国
PRO/EDR> Pertussis - UK 20120607.1159983
 情報源 Health Protection Agency. Health Protection Report 2012; 6(22)、2012年6月1日
Confirmed pertussis in England and Wales: update to end-April 2012
2011年後半より、検査で確定診断される百日咳 Pertussis の症例が、全国的に増加する傾向が認められていた。2012年になってもこの傾向は続き、最も重症化や入院、死亡のリスクが高い、生後3か月未満の乳児にも被害が及んでいる。2012年4月には A level 3 incident [* ?] が宣言され、対応策への協力体制が急がれている 

ニュージーランド
PRO/EDR> Pertussis - New Zealand: (Auckland) 20120605.1157147
 情報源 Stuff、2012年5月31日
5月25日現在、274例の百日咳患者 confirmed or probable cases が確認されていると、当局 Auckland Regional Public Health Service [ARPHS] が発表した。前回の同月16日の 247例から、新たに27例増えた
関連項目 (04): newly emerging clones, discussion 20120322.1078115

PRO/EDR> Pertussis - New Zealand (02): background 20120606.1158351
 情報源 GIDEON (Global Infectious Disease Epidemiology Network)、2012年6月5日
1990年代以降、豪および NZ の百日咳感染率は急増しており、現在、米国が過去60年間経験したことがないほどのレベルに達している
この傾向は、ワクチン接種率の低下 lapse を反映したものではない

● シガテラ中毒 スペイン
PRO/EDR> Ciguatera fish poisoning - Spain: (CN) 
Archive Number: 20120607.1159815
 情報源 Eurosurveillance Edition 2012; 17(23)、2012年6月7日
Outbreak of ciguatera food poisoning by consumption of amberjack (_Seriola_ spp.) in the Canary Islands, May 2012
2012年5月、カナリア諸島 Tenerife, Canary Islands で一家4人が関係する、シガテラによる食中毒が発生した。カンパチ amberjack fish (_Seriola_ spp.) の摂取を原因とする集団発生で、2012年、カナリア諸島で3件目のシガテラ食中毒だった

● 日本脳炎など インド(2件)
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (03): (BI) RFI 20120607.1159903
 情報源 The Bihar Times, Indo Asian News Service (IANS)、2012年6月6日
ビハール州内 Bihar 's Muzaffarpur and Gaya districts において、原因不明の病気により新たに8人の小児が死亡し、10日間の死者が31人に達したことが、6日当局者から発表された。当局は今も原因を特定できていない。保健当局者によると、小児らの死亡の原因として、脳炎が疑われているが、確認されていない。これまで 23 children in Muzaffarpur and 8 in Gaya の小児らが死亡している。

PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (02): (UP)
Archive Number: 20120606.1158514
 情報源 The Indian Express、2012年6月6日
脳炎シーズンのピーク前にもかかわらず、急性脳炎症候群 acute encephalitis syndrome [AES] によるウッタルプラデシ Uttar Pradesh 州内の死者が80人に達した。州東部で患者および死者が着実に増えている。患者報告数のピークは、7-9月になると見られている。
2日までの数字によると、州全体で合計 334 cases of AES と80人の死者が報告されており、日本脳炎 Japanese encephalitis [virus infection] cases と確定診断された患者はいない。2011年6月までの時点では、合計334例の AES 患者のうち、日本脳炎の患者が3例で、死者は60例だった。2011年末の時点で、AES が3500例で、死者は550例を超えた
関連項目 20120604.1155306

● 結膜炎 メイヨット
PRO/EDR> Conjunctivitis - Mayotte: coxsackievirus susp 20120607.1159902
 情報源 Eurosurveillance Edition 2012, 17(23) 、2012年6月7日
Conjunctivitis outbreak: Mayotte Island, France, Feb to May 2012
2012年2月から5月にかけて、メイヨット Mayotte で およそ 1万2千人以上の急性結膜炎患者の集団発生があり、医療機関に混乱を招いた。コモロ the Comoros Islands からの旅行者で、フランス国内で発症し、検査により分離された結果から、コクサッキーウイルス coxsackievirus にほぼ間違いないと考えられている

● レジオネラ症 英国
PRO/EDR> Legionellosis - UK (04): (Scotland) more cases, fatal 20120607.1159816
 情報源 BBC News Edinburgh, Fife & East Scotland 、2012年6月6日
保健当局者によると、エジンバラ Edinburgh のレジオネラ肺炎患者 confirmed and suspected cases of legionnaires' disease の数が40人に達し、このうち1人が死亡、12人が今も集中治療室に入院中であることが分かった
関連項目 (03) 20120606.1157653

● 病原大腸菌 EHEC 米国 O145(2件)
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (15): O145, RFI 20120607.1159602
 情報源 The Atlanta Journal-Constitution (AJC)、2012年6月7日
the metro Atlanta area における大腸菌感染の集団発生 cases of _Escherichia coli_ infection については、南部の各州でも同様の患者が確認され、少なくとも1名の死亡が発生していることから、6日に調査が開始された。保健当局 The Georgia Department of Public Health が _E. coli_ 0145 と呼ばれる菌による患者5人を確定診断した。ジョージア Georgia 州でも1人が入院しているが、死者は発生していない。

PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (14): (LA) fatality 20120605.1156789
[1] 情報源 WDSU New Orleans、2012年6月5日
生後21ヶ月の小児が死亡し、2人が発病した大腸菌感染 _E. coli_ outbreak の原因調査が行われている。世間で噂された、ふれあい動物園 the petting zoo at Audubon での感染は否定されている。(死亡した児に感染した同じ菌) the same strain of _E. coli_ に、the New Orleans area でも ほか 2人の小児が感染しており、全米各地での流行とも関連している
[2] 情報源 WWL、2012年6月5日
ルイジアナ州保健当局 The Louisiana Department of Health and Hospitals は、the New Orleans area で死亡した女児と少なくとも 2人の感染の原因となった大腸菌の由来を調査している。5月の南部 the South で発生した流行の一部として関連性があるとみられている。死亡した児は生後 21ヶ月だった。大腸菌感染に関係したとされていた動物園 the Audubon Zoo の当局者は、この致死性の大腸菌は検出されていないことを明らかにしている

● ハンタウイルス 米国
PRO/AH/EDR> Hantavirus update 2012 - Americas (19): USA 20120607.1158816
[1] Oregon (Linn county):Democrat Herald、2012年6月2日
Linn County ではじめてとなる、ハンタウイルス肺症候群 hantavirus pulmonary syndrome の患者が確認されたことが、保健当局 the Linn County Health Department から発表された。先週入院となったが、現在は回復し、自宅にいる
[Mod.TY- Sin Nombre virus の可能性が高い]
[2] South Dakota (Pine Ridge Indian Reservation):NECN、2012年6月5日
the Pine Ridge Indian Reservation 在住の Oglala Sioux residents の多くは、1993年のナバホ the Navajo Nation のハンタウイルス感染流行について耳にしているはずだったが、先週、7歳の子どもが死亡するまで深刻には受け止めていなかったようだ
[3] Utah (Millard and Salt Lake Counties):Salt Lake Tribune、2012年6月5日
5月、2人のユタ州民 Utahans がハンタウイルス感染により死亡した。2009年以来の感染および死亡。

● レジオネラ症 英国(2件)
PRO/EDR> Legionellosis - UK (03): (Scotland) fatal 20120606.1157653
 情報源 BBC News Edinburgh, Fife & East Scotland 、2012年6月5日
エジンバラ Edinburgh outbreak でのレジオネラ肺炎 legionnaires' disease 患者の増加が続く中、50歳代の男性1名が死亡した。当局 NHS [National Health Service] Lothian は、17例の確定例と、15例の感染疑い例を受理したと報告している。感染源の調査は今も続いている。感染する可能性のある範囲は、直径約 12kmの約 114平方kmの地域と見られている。全ての患者が報告されているエジンバラ南西部の、工業用水冷塔 Industrial water-cooling towers が感染源となっている可能性があるとされている。地域内の16の塔について、感染拡大防止目的に修理が行われている

PRO/EDR> Legionellosis - UK (02): (Scotland) 20120605.1156972
[1] 情報源 The Scottish Sun、2012年6月4日
保健当局 NHS [National Health Service] Lothian は、エジンバラ Edinburgh で、4 confirmed and another 4 suspected cases のレジオネラ肺炎患者が確認されたことを明らかにした。 39, 48, 60, and 63 [years] の男性4人で、一方、 49-year-old women 2人と、aged 63 and 88 [years] の男性 2人についても確認作業が続けられている。Edinburgh's Royal Infirmary ほか、Western General Hospital、St John's in Livingston の各病院で治療が行われおり、患者らは全員、集中治療室もしくは高度看護病棟 high dependency units の収容されている
[2] 情報源 BBC News Edinburgh, Fife & East Scotland、2012年6月4日
エジンバラ Edinburgh で、新たに 2例のレジオネラ肺炎 legionnaires' disease 患者が確認された。市内で確認された患者は6人となった .... 全ての患者が報告されているエジンバラ Edinburgh 南西部の産業用冷却塔が感染の原因である可能性が高いと見られている。4塔からサンプルが採取され、検査が行われている。10塔すべてが、 the Dalry, Georgie [? Gorgie], and Saughton areas と地理的関連性を有している。初めて患者が確認されたのは、5月28日だった 
関連項目 20120529.1148827

● ロッキー山紅斑熱 米国 
PRO/AH/EDR> Rocky Mountain spotted fever - USA (03): (TN) 20120606.1157629
 情報源 Herald-Citizen、2012年6月3日
the Upper Cumberland Region で発生したロッキー山紅斑熱 Rocky Mountain spotted fever [RMSF] 患者数は、最新の数字によると 18例に達している -- 州全体では、2012年だけで 100例を超えた。医療関係者 Cookeville Regional Medical Center は、 "Eastern Tennessee は、 Western Tennessee に比べ、深刻な状況にあると考えられる"と述べている。RMSF は米国内で最も深刻なダニ媒介性疾患で "RMSF は Canada から South America に至る地域に存在し、米国内の大部分で発生が見られる" と説明されている。 "米国内で最も多く見られる地域は、南東部および南中部で、the highest endemic areas の1つとなっている。例年、ノースカロライナ North Carolina とテネシー Tennessee が 2大発生地域となる" と述べている

● シュマーレンベルグウイルス デンマーク(2件)
PRO/AH> Schmallenberg virus - Europe (46): Denmark, bovine 20120607.1160256
 情報源 Flutrackers.com; Schmallenberg virus: new Akabane-like virus in cattle, sheep and goats in Europe、2012年6月7日
Funen で奇形のある子牛1頭が死産で生まれ、デンマークで初めてのシュマーレンベルグウイルス Schmallenberg virus [SBV] 検査で陽性となった

PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (45): Denmark, serological evidence 20120605.1157269
 情報源 Flutrackers.com [computer transl.,]、2012年5月31日
Antibodies against Schmallenberg virus detected in cattle in Denmark
獣医学研究所 The National Veterinary Institute で、Jutland 南部の2頭のウシの検体の Schmallenberg virus [SBV] 抗体陽性が確認された

● 小麦の病気、黒さび病 アフリカ
PRO/PL> Stem rust, wheat - Africa: new races 20120607.1159076
[1] エチオピア Ethiopia:Plant Disease、2012年5月
原著 Races of _Puccinia graminis_ f. sp. _tritici_ with combined virulence to Sr13 and Sr9e in a field stem rust screening nursery in Ethiopia. Plant Dis 2012; 96, 623-628; DOI: 10.1094/PDIS-09-11-0793]
TTKSK (Ug99) 耐性の小麦 North American durum [hard wheat] lines およびケニアの関連種 related races of _Puccinia graminis_ f. sp. _tritici が、Debre Zeit, Ethiopia において病気が発生し、 the TTKSK-effective genes in durum に病原性を有する、 stem rust races の存在が疑われている 
[2] 南アフリカ、ジンバブエ South Africa, Zimbabwe:Plant Disease、2012年4月
原著 First report of a new TTKSF race of wheat stem rust (_Puccinia graminis_ f. sp. _tritici_) in South Africa and Zimbabwe. Plant Dis 2012; 96, 590; DOI: 10.1094/PDIS-12-11-1027-PDN]
the Ug99 race group of _Puccinia graminis_ f. sp. _tritici_ には7種類あることが報告されている。南アフリカでこれまでに報告されている Ug99-related races は、 TTKSF, TTKSP, and PTKST だった。2010年12月、南アフリカで初めて、Matlabas の小麦 the winter wheat cv. の深刻な黒さび病 severe stem rust infection が報告されている。the 20 North American stem rust differential lines による分析 Race analysis の結果、the race は TTKSF と判明した

● 鳥インフルエンザ 中国 H5N1、家きん
PRO/AH/EDR> Avian influenza (36): China (GS) H5N1, poultry 20120607.1158815
 情報源 Xinhua、2012年6月6日
北西部甘粛省 Gansu province の家きんで、高病原性 ? 鳥インフルエンザ流行 an outbreak of the highly epidemic H5N1 bird flu virus が発生したことが、6日、農業省 the Ministry of Agriculture (MOA) から発表された。景泰郡 Jingtai county 内の町 Luyang 村の農場1か所で 1日、6200羽以上のニワトリで鳥インフルエンザが疑われる症状がみられ 260 羽が死亡した、と伝えられている。鳥インフルエンザ研究所 The National Avian Influenza Reference Laboratory は 5日、農場からの検体の検査の結果 the epidemic が H5N1 bird flu によるものであることが確認された、と発表した。現地当局は、合計18460羽のニワトリの処分と安全な廃棄を行い、発生地域を封鎖して消毒作業を行っている。
[Mod.AS- 2011年 12月2日から現在まで続く流行活動の中で、中国本土で 5件目となる今回の HPAI H5N1 outbreak について、中国政府当局はすでに the OIE への報告 を行っている。中国国内の生きたトリを売る市場 China's wet-markets がヒトの感染源となっている可能性が再浮上している]
関連項目 Avian influenza, human (54): China (HK ex GD) update 20120604.1155286

● 狂犬病 ペルー、ウシ
PRO/AH> Rabies, bovine - Peru (03): (HU) susp 20120607.1158728
 情報源 Voces [in Spanish]、2012年6月6日
Nuevo San Andres, Saposoa のウシ農場主は、8頭のウシの死亡原因として、ウシの狂犬病 Rabies を疑っている。the San Andres and Montevideo hamlets でもウシが死亡している。小規模農家のウシにとって警戒が必要である

● 小反芻獣疫 コンゴ(民) FAO(2件)
PRO/AH/EDR> Peste des petits ruminants - Congo DR: FAO 20120605.1157318
 情報源 ILRI Clippings、2012年6月2日
A livestock plague is killing Congo's goats and sheep
コンゴ民主共和国 the Democratic Republic of the Congo (DRC) で新たな家畜の病気が流行している、とVoice of America が報じている。小反芻獣疫 'peste des petits ruminants,' 略して PPR と呼ばれる、感染性の高い疾患で、 'ovine rinderpest (ヒツジの牛疫)' やさらに一般的には sheep and goat plague (ペスト) とも呼ばれている。集計されている地域-- Massima Nimba in Bandundu province -- の数字によると、この6ヶ月間に約2万5千頭のヤギが死亡し、5千頭が処分されている。国連当局 The U.N. Food and Agriculture Organization's [FAO] DRC の代表は、過去10年で最悪の流行と述べている

PRO/AH> Peste des petits ruminants - Congo DR (02): FAO, correction 20120606.1157857
 投稿者 ProMED-mail 、2012年5月29日。
WAHID data on 2011 statistics が含まれており、また、コンゴ民主共和国ではなく、コンゴ共和国の map となっていた

● ヘンドラウイルス オーストラリア、ウマ・イヌ
PRO/AH> Hendra virus, equine - Australia (05) (QL): canine exposure 20120606.1157585
[1] More positive Hendra tests in virus outbreak
 情報源 Yahoo!7, ABC News (Australian Broadcasting Corporation) report、2012年6月5日
州内で最も新しいヘンドラウイルス流行 the state's latest Hendra virus outbreaks の中で、クイーンズランド州の農場 Queensland property 1か所新たに 2頭のウマの検査が陽性となった。当局 Biosecurity Queensland は、 Rockhampton 近郊と、州北部の Ingham 、の 2か所の農場での発生への対応に当たっている。 5月には、それぞれの農場でウマ 1頭が死亡している。Rockhampton で新たに2頭のウマの検査が陽性となり、the Ingham property のイヌ1頭の検査でも弱陽性との結果が得られた、と発表した。再検査が行われる予定である ....
[2] Further positive Hendra virus results in Rockhampton and Ingham
 情報源 Queensland Government, Agriculture, Fisheries and Forestry、2012年6月5日
先週 [week of 28 May 2012] 、ヘンドラウイルス感染により1頭のウマが死亡した the Rockhampton property の農場で、ウマ2頭の検査が陽性となった。2頭については、確認のための再検査が行われる予定である、と当局 Biosecurity Queensland の主席獣医官が述べた。この農場には全部で 8頭のウマが飼育されている.....
関連項目 vaccine research 20120601.1152600

● 腺疫(←鼻疽)、ウマ チリ
PRO/AH> Strangles, equine - Chile: (BI) 20120606.1157584
 情報源 Radio Bio-Bio [in Spanish]、2012年5月30日
Alto Bio-Bio 内の原住民 Pehuenche [indigenous people] community の首長は、腺疫が発生したことから、農業省による調査を求めている。5月末の豪雨により、感染が拡大する可能性が高まっている

PRO/ERR> Glanders, equine - Chile: (BI) NOT 20120605.1157149
 投稿者 Larry Madoff, MD・Mod.LM、2012年6月5日
20120605.1156371 は、正しくは腺疫 equine strangles の症例であり、誤訳で鼻疽 glanders として配信されてしまった。

PRO/AH/EDR> Glanders, equine - Chile: (BI) 20120605.1156371
 情報源 Radio Bio-Bio [in Spanish]、2012年5月30日。
Pehuenche [indigenous people] community in Alto Bio-Bio の首長は、cases of glanders の発生に対する the Agriculture Ministry からの支援を求めている

● タイレリア オーストラリア
PRO/AH/EDR> Theileria, bovine - Australia (03): (VI) 20120605.1156373
 投稿者 Dorrigo Veterinary Clinic ・ Christopher Shirley BVSc、2012年6月4日
20120604.1155307 に関し。
Our current problem is associated with strains of the _Theileria orientalis_ group, in particular _T._ ikeda, and _T._ chitose. In Australia, we do not have _T. parva_ or _T. annulata_. .....