2014年9月4日

MERS-CoV(10)-サウジアラビア
エボラウイルス疾患
  中央アフリカ共和国発生なし
  (150) -ギニア、CDC、軍の支援、ワクチン
  コンゴDR (08)
鳥インフルエンザ、ヒト (104) -中国 H7N9 など

MERS-CoV(10)-サウジアラビア
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (10): Saudi Arabia
Archive Number: 20140904.2693605
情報源 Saudi Arabia Ministry of Health、2014年7月27日-9月4日。
the newly confirmed cases  15例についての詳細な情報と情報源、原文参照願います。
関連項目 (08): Saudi Arabia, Iran, WHO, RFI 20140726.2637262

炭疽-アルゼンチン(06)BA ウシへのワクチン強制接種
Vaccinating cattle in the Province of Buenos Aires against anthrax
PRO/AH> Anthrax - Argentina (06): (BA) obligatory bovine vaccination
Archive Number: 20140904.2749354
情報源 Diario El Tiempo de Azul、2014年9月4日。
ブエノスアイレス州 The Province of Buenos Aires は、アルゼンチン国内で主要な肉牛飼育地域である。Resolution No. 115 により、農業相は the Assessment Area の 1600万頭のウシへの炭疽ワクチンの強制接種 obligatory vaccination against anthrax (6703 Act) の実施を決めた ...

エボラウイルス疾患-中央アフリカ共和国で発生なし
PRO/AH/EDR> EVD - Central Africa: absence from CAR
Archive Number: 20140904.2748411
情報源 Star Africa [in French]、2014年9月2日。
関連項目 20140903.2743746
エボラウイルスは中央アフリカの野生動物の間で感染循環しているが、感染流行発生の好適条件は満たしていないようである、とパスツール研究所長 the director of the Pasteur Institute of Bangui が 1日述べた。同研究所は長年にわたり、周辺地域 the sub-region で an outbreak of Ebola virus がくり返し発生しているにもかかわらず中央アフリカ共和国 the Central African Republic [CAR]での発生が見られない理由を調査してきた。同所長は、CAR 国民の間に抗体が保有されていることが、国内のエボラウイルス疾患発生の阻止に働いているとの見解を示している。 "今回の調査で 13 per cent of the Pygmies and 10 per cent of the non-Pygmy population がエボラウイルスに対する抗体を保有していることが明らかになった"。CAR 国内の Ebola virus の有無を確認するため、rats, bats, monkeys and cane rats を捕獲し検査を行ったところ、これらの動物の肝臓からウイルスが検出された ...

鳥インフルエンザ、ヒト (104) -中国XJ H7N9
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (104): China (XJ) H7N9
Archive Number: 20140904.2748478
[1]
情報源 CIDRAP News、2014年9月3日。
香港保健当局 Hong Kong's Centre for Health Protection (CHP) は 3日、鳥インフルエンザにより死亡した 66歳女性の患者 H7N9 avian flu case 1名の発生を明らかにした。北西部・新疆ウイグル自治区 Xinjiang Uyghur Autonomous Region の患者で、他に報告されている唯一の H7N9 case として先週 a 53 year old man の感染が確認されている。これ以外の H7N9 cases はすべて、遙か遠く離れた国内東部で発生している。これら 2例には疫学的関連性はない。当局 The CHP は本日 [3 Sep 2014] この 2例について発表し、女性患者は先月 [August 2014] 死亡したこと以外の詳しい情報は明らかにしなかったが、FluTrackers には、発症日 14 Jul 2014、入院日 17 Jul 2014、死亡日 3 Aug 2014 が記載されている。
[2]
情報源 Center for Health Protection, Hong Kong Government、2014年9月3日。
The Centre for Health Protection (CHP) of the Department of Health (DH) は本日 [3日]、the National Health and Family Planning Commission (NHFPC) から 2 cases of human infection of avian influenza A(H7N9) affecting a woman and a man aged 66 and 53, respectively in Xinjiang Uygur Autonomous Region に関する報告を受けた。女性は先月 [August 2014] 死亡した。the NHFPC's information によると、これらの 2 cases は弧発例で、疫学的関連性は認められていない ... 以下、原文参照願います。
the CHP's avian influenza page 
website
[3] Human infection with avian influenza A(H7N9) virus -- update
情報源 World Health Organization、2014年9月4日。
厚労省検疫所 FORTH より。
患者の詳細は以下のとおり。
・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の66歳女性。この患者は2014年7月14日に発症し、2014年7月17日に入院し、2014年8月3日に死亡した。この患者には生きた家きんとの接触歴がある。
・新疆ウイグル自治区の53歳男性。この患者は2014年8月5日に発症し、2014年8月9日に入院した。現在軽症で、生きた家きんとの接触歴あり ...
地図 The Xinjiang Uygur Autonomous Region is remote from previous outbreaks of human cases of avian H7N9 influenza virus infection: see
[Mod.AS -中国で初めての感染 The 1st identified cases of avian influenza A(H7N9) virus infection in humans は 2013年の 2月と 3月に確認された。多くの (Most of) 確定患者が重症の下気道疾患を呈し、疫学的関連性は認められず、家きんとの接触歴を有している。しかし、4家族については、ヒト-ヒト感染 limited, non-sustained human-to-human H7N9 virus transmission の可能性が除外できない。2013年4月、中国獣医学当局が OIE に対し、ハトとニワトリの低病原性鳥インフルエンザ low pathogenic avian influenza (LPAI) virus H7N9 を報告しており、ヒトに感染するウイルスと非常に近い関係のあることが示唆される。LPAI は、動物では重篤な症状を示さず、状況証拠から、無症候性感染のきん類からヒトに感染したと考えられている。関係各機関が協力して、保有宿主の調査を行っている。香港の第 1例目の H7N9 の患者は、2013年後半に中国本土から戻った人物であった ... 中国からの国境を越えた感染リスクがある国として、パキスタン、タジキスタン、キルギスタン、カザフスタン、ロシア連邦及びモンゴルがある
参考資料
1. Epidemiology of human infections with avian influenza A(H7N9) virus in China. N Engl J Med. 2014;370:520-32
2. OIE press release: Questions and answers on influenza A(H7N9)

梅毒-米国(10)AZ 発生数増加
PRO/EDR> Syphilis - USA (10): (AZ) rising incidence
Archive Number: 20140904.2748972
情報源 Tucson News Now、2014年9月3日。
Pima County [Arizona, USA] では、梅毒患者 Syphilis cases の増加が見られている。郡保健当局 County Health Department によれば、2013年は 31 cases reported in Pima County であったところ; as of July 2014, 77 cases が報告されている ...

炭疽-ブルガリア (02)  SH ウシ、増加
PRO/AH> Anthrax - Bulgaria (02): (SH) bovine, more cases
Archive Number: 20140904.2748884
情報源 Vseliden.com、2014年9月4日。
ブルータング bluetongue が国内で著しく増加している中、Shumen で a case of anthrax が確認された。Zagoriche village の動物 1頭が数日前処分され、すべてのウシに炭疽ワクチンが接種された ...

炭疽-モルドバ CH ヒト、ウシ 疑い
PRO/AH/EDR> Anthrax - Moldova: (CH) human, bovine, susp
Archive Number: 20140904.2748750
情報源 Jurnal.md、2014年9月4日。
保健省が、Vad village, Cahul の 46歳男性患者 1名に、皮膚炭疽 cutaneous anthrax 感染が疑いがあると報告した。男性は市内の私営農場に勤務しており、炭疽感染が疑われる動物に 4人が接触したことが分かっている。1か月前に 4人とともに a bull の殺処分と食肉処理を行った 1週間後から手に発疹が現れた、と述べている。

Leaf blight、タロイモ-印HP
PRO/PL> Leaf blight, taro - India: (HP)
Archive Number: 20140904.2747184
情報源 Hindustan Times、2014年8月31日。
地域の主要作物である The Arabi (colocasia roots) に a blight disease が発生している ...

エボラウイルス疾患 (150) -ギニア、CDC、軍の支援、ワクチン
PRO/AH/EDR> Ebola virus disease - West Africa (150): Guinea, CDC, military aid, vaccine
Archive Number: 20140904.2748198
[1] ギニア: 新たな地域で発生 new area affected
情報源 Reuters、2014年9月3日。
ギニア政府は 3日、エボラウイルス疾患 EVD が、これまで発生のなかった地域に拡大したことを明らかにした ... 首都コナクリ Conakry から 750km離れ、ギニアの森林地帯深くで初めて同ウイルスが確認された場所に近い、南東部 the southeastern prefecture of Kerouane で新たな感染が確認された ... The 9 confirmed cases が確認されたのは、the town of Damaro in the Kerouane region ...
[2] CDC: 終息に向かうための扉が閉まりつつある window for bringing EVD under control is closing fast
情報源 Washington Post、2014年9月2日。
国境なき医師団 medical charity Doctors Without Borders [Medecins Sans Frontieres (MSF)] 代表は 2日、西アフリカの EVD 感染流行は勢いを増しており、the window for getting it under control is closing と述べた。"史上最悪の the worst EVD epidemic との闘いの 6か月間が過ぎ、封じ込めの闘いに敗れつつある" と国連での報告会議で述べた。12日までリベリア、シエラレオネ、ギニアを 1週間にわたって訪れている、The US Centers for Disease Control and Prevention [CDC] director は感染拡大の速さにそっくを受けた、と述べている。
[3] 軍への医療支援要請、拒否 Military medical help called for, rejected
情報源 Ottawa Citizen、2014年9月2日。
ギニア、シエラレオネ、リベリアに展開中の treatment facilities MSF の視察から戻った同代表は ... "感染流行制圧のため、バイオハザード対策の専門知識のある軍や市民の派遣を直ちに必要としている"、 "フル装備のロジスティック能力を持つ災害対策チームの派遣も求めており、これなしに制圧は不可能"と国連に訴えた ... 長文です、以下、原文 [Google 翻訳] 参照願います。
[4] 米国: Military help premature
情報源 Fox News、2014年9月3日。
米国交換の 1人は Medecins Sans Frontieres (MSF) が富裕国からの specialized biological disaster response teams の派遣を要請したことに反対の意見を示した。 MSF は 2日、リベリアの首都モンロビア Monrovia に今すぐ必要な 800床のベッドが不足していると警告している。現時点で真に生物学的災害対応チームの派遣が必要とされているとは思わない、と大統領補佐官で the National Security Council の部局の senior director が述べた ...
[5] ワクチン臨床試験 Vaccine trial UK
情報源 IFL Science、2014年9月3日。
the Jenner Institute in Oxford [UK] でわれわれは、the current outbreak の原因となっているザイール株エボラウイルス the Zaire strain of ebolavirus に対するワクチンの初めての第 1相試験を行う。英国においてはじめてのヒトでの臨床試験を行う主な目的は、広範囲での使用に先だつ、ワクチンの詳細な安全性の確立と誘導される免疫反応の評価である。さらなる目標として、ワクチンの至適用量の決定がある。このワクチンは GlaxoSmithKline (GSK) と the US National Institutes of Health が共同開発し、米国でも同時に parallel human phase I trials が実施される ... 候補ワクチンでは、エボラウイルス表面に存在する特定のタンパク質に、ボランティアの免疫システムを曝露もしくはプライミングするため、チンパンジーアデノウイルス a chimpanzee adenovirus (呼吸器系ウイルスの 1種) を用いた。ワクチンには遺伝物質も含まれるが、エボラウイルスそのものではないので感染することはない。ウイルスの複製も起こらない ... すでに動物モデルでの実験が行われており、感染に対する防御と接種後にエボラウイルスに曝露した動物の回復促進に、有効性 impressive effectiveness を示している。たった 1回の接種で非常に高レベルの防御効果が誘導されている。Chimpanzee adenoviruses は、マラリア、C 型肝炎、ほかの感染症に対する臨床試験で広く使われているが、ワクチンとして認可されたことはない。the 25 clinical trials of chimpanzee adenoviruses の安全性プロファイルは良好である。現時点で、英国で 9月に臨床試験を開始するためには、倫理的および規約上の認可が優先される ... 以下、原文 [Google 翻訳] 参照願います。
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関連項目 (149): Nigeria, spread 20140903.2746857

エボラウイルス疾患-コンゴDR (08) 
最新状況 WHO
PRO/AH/EDR> Ebola virus disease - Congo DR (08): (ET) update, WHO
Archive Number: 20140904.2747109
[1] Media report
情報源 Africatime.com [in French]、2014年9月3日。
コンゴ民主共和国保健省の、the Boende health zone south of Equateur province におけるエボラウイルス疾患に関する最新の統計によると、新たに 5例の患者が報告され、1日から 3日までの間に 53例から 58例に増加した。累積で合計 58 cases, with 13 confirmed, 22 probable, and 23 suspected, and 31 deaths (mortality rate 53.4 per cent)で、このうち 6名が医療関係者である ... やや長文です。
[2] WHO: ウイルス学的解析
Virological analysis: no link between Ebola outbreaks in west Africa and Democratic Republic of Congo
情報源 WHO Media Center, News, Ebola virus disease: situation assessments、2014年9月2日。
Situation assessment -- 2 Sep 2014 (updated 3 Sep 2014]
the Ebola outbreak in the Democratic Republic of Congo (DRC) のウイルス遺伝子解析結果が明らかになり、ウイルスは the Zaire species で、最も近いウイルスは the 1995 Ebola outbreak in Kikwit, DRC である。The Zaire species of the virus は国内に常在する。エボラウイルスが初めて登場したのは 1976年で、コンゴ民主共和国(当時ザイール)と南スーダン(当時スーダン)でほぼ同時に発生した ... The outbreak は国内北西部の the remote Boende district, Equateur province に限局している。ウイルス学的特徴の解析結果は、疫学的調査の結果とも一致し、西アフリカの感染流行とは別の独立した事象である。 ... 以下、原文 [Google 翻訳] 参照願います。
関連項目 (07): (ET) update, RFI 20140902.2743219