2014年11月2日-3日

エボラウイルス病 アフリカから、年齢別致死率

● エボラウイルス病 アフリカから、年齢別致死率(2件)
PRO/AH/EDR> Ebola virus disease - ex Africa (29): UN repatriated, Canada, North Korea, susp
Archive Number: 20141102.2923960
[1] フランス UN worker with Ebola arrives in France for treatment
 情報源 France 24、2014年11月2日
フランス政府当局は、シエラレオネの感染患者を治療中にエボラに感染した、国連職員 1名の治療に当たっていることが 2日、仏保健相から明らかにされた。患者は Saint-Mande にある陸軍教育病院で厳戒体制下の隔離室に収容されている。仏国内には、エボラ感染が疑われる患者を受け入れるため、12 research hospitals が用意されている ...
[2] カナダ Ebola crisis: Canada suspends visas for West Africa states
 情報源 BBC News、2014年11月1日
カナダ政府は、エボラウイルス疾患アウトブレイクのまっただ中にある西アフリカ諸国の住民及びパスポート所有者へのビザ発給を停止している。WHO が批判した豪政府の措置に続く対応となった ...
WHO opposes travel bans ... more
[3] 北朝鮮: In North Korea, fear takes hold over new foreign threat: Ebola
 情報源 The Guardian、2014年11月2日
[4] ベトナム Viet Nam ex Guinea suspected
 情報源 Tuoi Tre News、2014年11月1日
5日前にギニアから到着したベトナム人 1名が、高熱を発症しエボラウイルス疾患感染を疑われたため、1日、中央部 Da Nang City の病院に隔離された -- more
[Mod.JW- NB: 誤報が多く、渡航差し控えの動きに資するのみとなっているため、今後 ProMED では suspected imported Ebola cases は掲載しない ... ]
関連項目 ex Africa (28): USA nurses, E.Africa tourism down, opinion 20141030.2917097

PRO/AH/EDR> Ebola virus disease - West Africa (202): Sierra Leone, Norway-UK aid, age & CFR
Archive Number: 20141102.2923959
[1] シエラレオネ: 200 Norwegian health workers to West Africa
 情報源 The Norway Post、2014年11月2日
ノルウェー保健相が、西アフリカにおけるエボラウイルス疾患対応に協力するため、政府が 200人の医療従事者を派遣することを明らかにした。保健当局は当初 60人のボランティアを募集していたが、300人以上が志願した。「ノ」政府は英国政府との合意書に署名しており、シエラレオネにある英・エボラウイルス疾患患者センターでの任務に当たる。すでに先遣隊が派遣され、ロジスティック、保安等の準備を開始している。また、6人のノルウェー人医師が、国境なき医師団に加わり、シエラレオネとリベリアで活動中である -- more
[2] シエラレオネ: UK sets up 3 new Ebola Labs in Sierra Leone
 情報源 BBC News、2014年11月2日
英国政府は、血液及びスワブ検体のエボラウイルス検査のための約 3200万米ドルの追加予算を要求した。エボラ感染から生還した患者の安全宣言 the all-clear のためにも使われることとなる .... Kerry Town の英国の援助によるエボラウイルス疾患治療センターの横に先週 [October 2014] 開設された The 1st laboratory により、[シエラレオネ] 国内の検査能力が 2倍に強化された; さらに Port Loko and Makeni の 2か所でも、UK Royal Engineers, Public Health England (PHE) and the Department for International Development (DFID) の監督下に [検査施設の] 建設が進んでいる -- more
[3] シエラレオネ: 年齢別致死率 Ebola age-related case fatality rates
Ebola age-related case fatality rate; under 21s have the best chance of survival
 情報源 Daily Mail、2014年10月31日。
エボラウイルスは、45歳以上の患者でより命が奪われる可能性が高いことが、研究者らの報告で分かった。アウトブレイクが続く西アフリカの国の 1つであるシエラレオネでの新たな調査で、エボラウイルスが患者にどのような影響を与えているかが明らかになった。
Sierra Leone's Kenema Government Hospital 病院の医療従事者と科学者らによる研究で、若い患者が助かる可能性が高い事が示された。21歳未満の患者の致死率は 57%であった一方、45歳以上の患者は 94%だった。
Kenema Government Hospital の 47人の医師と看護師が、治療に当たった 106人の患者の情報を照合したところ、早期治療のための重要な機会である初診時に、最も多く認められた症状は発熱で、80%以上の患者に認められた。入院時の体温が高いほどエボラにより死亡する可能性が高まった。注目すべき所見の 1つは、症状の 1つである重症下痢が、患者にどの程度 [影響を及ぼしたか] how devastating だった。'この時点で水分補給のみで凌ぐことができれば、生存率は高くなる improve survival rate だろう' と米国 North Shore University Hospital, New York の医師が説明した。基本的支持療法や血管内への水分及び栄養補給によって血圧の維持を行うことが、生死を分けることになると述べた。
米国の研究チームが 10年前から、シエラレオネの the Kenema Government Hospital に、同院のスタッフと政府医療当局と協力して、新たな医療記録システムを立ちあげた。ラッサ熱の患者対応の支援のため導入された。5月にエボラ the Ebola outbreak がシエラレオネ第 3の都市にに波及した時点で、エボラウイルス病に関する包括的データの照合のため、稼働し始めた。この研究成果は、今週の the New England Journal of Medicine* に掲載される。研究に携わった医療関係者のうち 7人が死亡した。6人はエボラウイルス疾患感染によるもので、1人は脳卒中による死亡だった。
関連項目 (201): WHO updates, Liberia new hospital 20141101.2922141

● 鳥インフルエンザ、ヒト 中国 H7N9
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (113): China (JS) H7N9 severe illness
Archive Number: 20141103.2926331
 情報源 Seventh Space Interactive、2014年11月3日
香港保健当局 The [Hong Kong] Department of Health (DH) は現在 (Mon 3 Nov 2014)、江蘇省 the Jiangsu Provincial Commission of Health and Family Planning から報告のあった、新たな鳥インフルエンザ感染患者 human case of avian influenza A(H7N9) を厳重に監視しており、市民に対しては、旅行中の個人、食品および環境に関する衛生遵守と注意を呼びかけている。患者は 58歳女性で、発症する前に市場を訪れ捌かれたチキンを購入していた。現在入院治療であるが、危険な状態にある。これまで、441 human cases of avian influenza A(H7N9) が確認されている、on the Mainland; in Zhejiang (139 cases), Guangdong (109 cases), Jiangsu (57 cases), Shanghai (41 cases), Hunan (24 cases), Fujian (22 cases), Anhui (17 cases), Jiangxi (8 cases), Beijing (5 cases), Shandong (5 cases), Henan (4 cases), Guangxi (3 cases), Xinjiang Uygur Autonomous Region (3 cases), Jilin (2 cases), Guizhou (one case) and Hebei (one case) ...
the avian influenza page of the Centre for Health Protection of the DH 
more information on avian influenza-affected areas 
関連項目 (109): (Beijing,XJ) H7N9 20141020.2882752

● 狂犬病 フィリピン
PRO/AH/EDR> Rabies - Philippines (07): Mindanao, lack of human vaccine
Archive Number: 20141103.2925698
 情報源 GMA News、2014年11月2日
狂犬病患者 cases of rabies が増え続ける中、Surigao City では抗狂犬病ワクチンが払底した。市動物咬傷治療センター City Health Office Animal Bites Treatment Center によれば、ワクチンを必要とする患者全員に接種できない状況にある。とりわけ、level 3 に分類される患者に供給できない、と述べている。Category 3 patients とは、脳に近い、頚部、頭部、顔面などの部位の咬傷を受けた患者をいう。抗狂犬病ワクチンは 1バイアルが 62米ドルで、Category 3 patients は少なくとも 3 doses of anti-rabies vaccines の接種が必要だが、市から狂犬病ワクチンのために割り当てられる年間の予算は only P 100 000 [USD 2200] であると説明している。The CHO では 1月から 9月までの間に、少なくとも 1241 cases of animal bites を確認している。昨年 [2013] の記録では 1510 animal-bite cases, including 1210 dog bites となっている。今年の咬傷患者のうち、973人がイヌによる咬傷で、196人がネコ、残りがネズミ、サル、ウサギが原因だった。the CHO が補助金を出し、1回目の the anti-rabies vaccines を患者負担なしで接種している。もしイヌが死亡 [狂犬病と判断される] すれば、患者は 4回接種を完了しなければならない。1回目の接種後は、患者がワクチンを購入しなければならないが、同機関は、"貧しいかどうかにかかわらず、無料でワクチンを提供している"。同氏によると、the Philippine Health Insurance Corp. もメンバー [加入者?] に対し free vaccines を提供しているとのことである。
CHO では、from 2008 to 2013 in Surigao City の狂犬病患者の発生数は 0 であったが、今年 [2014] になって 4例の死者が記録されている。1日あたり 10件ものイヌ咬傷が報告される日も多い、と訴えた。2015年、狂犬病ワクチン用の市の予算は倍増されるだろうと語っている。
[Mod.MHJ-2011年、フィリピンが最新の報告を行っており、29万6544人の狂犬病患者 cases of human rabies と 202人の死者が報告されている; 発症例の生存はまれであることから、患者とは、狂犬病犬の咬傷患者と考えられる。2012年には 361件の動物でのアウトブレイクが、2013年には 1-6月に 300件がそれぞれ発生している; 詳細は明らかではないが、おそらく多くがイヌの間のアウトブレイクと思われる。あらゆる形において、狂犬病は明らかにフィリピン国内の大きな問題となっている。イヌに対して毎年ワクチンを接種する協調戦略が、即時の対処法 an immediate pay off であろう。ブラジルの PAHO での経験から、効果的な都市部でのイヌ狂犬病対策プログラムを行えば、3年以内に狂犬病犬をゼロにできる]
関連項目 Philippines (05): (Mindanao) 20140609.2529111

● 麻疹 米国、ソロモン諸島
PRO/EDR> Measles update (44)
Archive Number: 20141102.2923484
[1] 米国 (Hawaii)
Additional Measles Cases Confirmed on Maui and Kaua'i
 情報源 Maui Now、2014年10月31日
ハワイ州保健当局 The [Hawaii] state Department of Health により、Maui and Kaua'i で新たに 4人の麻疹感染患者 cases of measles が確認され、同州内で起きた、独立した 2つの感染流行による患者が 7人となった ...
[2] ソロモン諸島 Solomon Islands
Solomon Islands measles outbreak slowly being brought under control
 情報源 Radio New Zealand International、2014年10月31日
保健当局 The Director of Maternal and Child Health は、国内の麻疹感染流行は徐々に鎮静化しつつあるとの見方を示している。首都ホニヤラ Honiara を中心として、ワクチン接種により流行の勢いが衰えつつあると述べている。首都の接種活動は終了し、州内も10月末に完了するが、一部の週では11月中旬まで継続して行うとしている。6月の流行開始以降、7人が死亡し、400人の感染が確認されている。

● トリパノソーマ症(シャーガス病)米国
PRO/AH/EDR> Trypanosomiasis (Chagas disease) - USA (02)
Archive Number: 20141102.2923307
 情報源 Fox News Latino、2014年10月21日
... シャーガス病 Chagas は、その仲間 its cousins のデングやチクングニアウイルス dengue fever and the chikungunya virus とともに、主にラテンアメリカ諸国に見られる病気だが、再び米国内でも発生が確認され始めた。寄生虫 triatomines、別名 "kissing bugs" を原因とするシャーガス病により、発熱、疲労倦怠、体性痛、頭痛などの初期症状が起こるほか、慢性期になると、より深刻な心停止や腸管拡張 megacolon といった症状を引き起こす。
ラテンアメリカの貧しい農村部での発生が中心で、米保健当局 the US's Centers for Disease Control [CDC] は、同地域内の 800万人に感染があると推定している; 米国内でも、Louisiana, Texas and Virginia 等で弧発例 isolated cases of Chagas が確認され始めている。The CDC は、現在米国内に 30万人のシャーガス病患者がいると見ており、Olive View-UCLA Medical Center in Los Angeles [California] に診断治療用クリニックを開設し、New York City and Georgia の医師らがラテンアメリカへの渡航歴のある患者でスクリーニングテストを行うべき水準に達している、と考えている。
[Mod.EP-The CDC states: "移民の抗体調査 published seroprevalence から、米国内在住の 30万人以上がトリパノソーマに感染 _Trypanosoma cruzi_ infection していると見られる。米国内の感染患者のほとんどが、常在国で感染した患者である。米国内に triatomine bugs は存在しないが、非常にまれながらベクターを介した感染も報告されている" 。
Chagas disease (_Trypanosoma cruzi_) が、米国内で新興疾患であるかどうかは確かではない。1編の症例報告では、米国内での感染が示唆されている (Infection of kissing bugs with _Trypanosoma cruzi_, Tucson, Arizona, USA. Emerg Infect Dis. 2010;16:400-5)]

● ビブリオ・バルニフィカス感染症 米国
PRO/AH/EDR> Vibrio vulnificus - USA (07): (FL) fatal
Archive Number: 20141102.2922824
 情報源 Outbreak News Today、2014年11月1日
フロリダ Florida 州において、Pasco County の患者と、死亡した Brevard County の患者の、新たに 2例のビブリオ菌感染 _Vibrio vulnificus_ infections が確認されたことが、10月31日に発表された。The Brevard case により、同菌による州内の死者は合計 6人となり、2014年になってこれまでに報告された症例は 28人となった

● MERS-CoV オーストリア 否定
Febrile illness in Hajj pilgrims returning to Austria
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (52): Austria NOT
Archive Number: 20141103.2926506
 投稿者 墺・Federal Ministry of Health、Peter Kreidl年10月27日
10月27日ウィーン Vienna [Austria] で、ハッジの巡礼者 Hajj pilgrims 7人が複数の医療機関を受診した。咳 (57%)、呼吸困難 (14%) と発熱 (57%) の症状があり、7人中 3人は急性発熱性疾患に、臨床的または画像上の肺実質疾患が確認された。患者の 1人は、サウジアラビアで医療機関を受診しており、1人はサウジアラビアで 10日間入院していた ... 各患者の血清及び気道検体が、採取日当日中にウィーン医科大学 (the Department of Virology, Medical University of Vienna, Austria, for MERS-CoV, influenza A, B viruses and rhinoviruses) において検査が行われた。3人はインフルエンザ Bウイルス、2人は influenza A (H3N2)、2人は rhinoviruses の検査でそれぞれ陽性であることが確認された。

● ブルータング イタリア
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (26): Italy, livestock, st. spread, vaccination, RFI
Archive Number: 20141103.2924791
 情報源 The Cattle Site、2014年10月31日
伊南部および中部の畜産農場で今月 [October 2014]、1300頭以上のブルータング bluetongue cases が発生し、459頭のヒツジが死亡した。国立検査機関には、Tuscany, Umbria, Abruzzo, Campania and Calabria を中心に、国内の南半分の全土からの報告が押し寄せている。the Experimental Zooprophylactic Institute では、ヒツジ、ウシ、ヤギと 5種類 [頭?] のバッファローでの感染が確認されている。西海岸のラツィオ Lazio の 1農場でウイルス ­- serotype 1 -­ が確認されてから、1年あまりが経過している

● ランピースキン病、ウシ アゼルバイジャン
PRO/AH/EDR> Lumpy skin disease, bovine - Azerbaijan (03): (UC, AS) spread, OIE
Archive Number: 20141102.2922291
 情報源 OIE, WAHID weekly disease information 20134; 27(45)、2014年10月31日
Lumpy skin disease [LSD], Azerbaijan、Reoccurrence of a listed disease
感染開始時期 2014年10月2日
原因ウイルス Lumpy skin disease virus
新たな感染流行 (14)
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 41 105 / 2822 / 33 / 0 / 0