MERS-CoV (133)-サウジアラビア、WHO
炭疽芽胞-残存期間に対する環境因子の影響
日本脳炎など-インド (14)
ウシ白血病ウイルス、乳がんに関連
プリオン病 (05) 新型プリオン病、シャイドレージャー症候群 など
● MERS-CoV (133)-サウジアラビア、WHO
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (133): Saudi Arabia, WHO
Archive Number: 20150917.3652618
[1] サウジアラビア, 2 new cases, 4 deaths - MOH
情報源 Saudi MOH、2015年9月17日。
As of (17 Sep 2015) there have been a total of:
1242 laboratory confirmed cases of MERS-CoV infection including,
528 deaths, 665 recoveries and
49 currently active cases including 9 on home isolation
過去24時間以内に発生の患者:
2 newly confirmed cases
4 newly reported deaths, and
1 newly reported recovery
[致死率: 42.5 percent]
Newly reported cases: (2 cases)
1- A 14 year old Saudi male from Riyadh, currently asymptomatic and in stable condition. History of contact with other case(s) in the 14 days preceding onset of illness.
2- A 63 year old Saudi male from Riyadh, currently in critical condition.
[2] サウジアラビア - WHO
Middle East Respiratory Syndrome coronavirus (MERS-CoV) - Saudi Arabia 17 Sep 2015
情報源 WHO Global Alert and Response, Disease Outbreak News、2015年9月17日。
厚労省検疫所 FORTH 参照願います。
[3] サウジアラビア、ハッジ-報道
Saudi minister says MERS cases are reducing before haj
情報源 Reuters、2015年9月17日。
サウジアラビア保健相 [17 Sep 2015]、このところ増加していた cases of Middle East Respiratory Syndrome (MERS) が、イスラム教の年中行事であるハッジ巡礼を前に減少している、と述べた。 世界中からの巡礼者がメッカに溢れる中、新たに 2例の患者が確認されたものの、先月 [8月] から患者数は減少していると述べた ... すでに 120万人のムスリムがハッジのためサウジアラビア国内に到着している。昨年は 300万人が参加したが、過去 2年間、モスク the Grand Mosque 周辺の建設工事を理由に、当局は参加者の人数を制限している。政府当局はまた、巡礼期間中の聖地周辺において、ウイルスを保有し、最も有力なヒトへの感染源候補と指摘されるラクダの屠殺を禁止している。メジナ the city of Medina で感染が確認された 7人が、同地域周辺での感染拡大防止のための予防的措置としてリャド Riyadh に移送された。ハッジ期間中、Mecca の各都市に、2万5000人の医療スタッフが配置される。
[Mod.MPP 注-the hospital in Madinah の患者の、リャドの別の病院への移送を決めたことは興味深い。[2] の the above WHO update (reported on 13 and 14 Sep 2015) より後に、メジナから 2例の患者が新たに報告されている。1人は医療従事者で、9月7日以降に Madinah から報告された患者は 7人となった。今回の院内感染アウトブレイクの発端となった患者 the "index" case は、the above WHO update (section [2]) の case no. 12 である。Madinah の最新の患者の発症日から 14日が経過していないため、新たな患者発生がないとの保証はない。従って、感染が確認された患者 active cases を移送しただけで、本当に医療施設内でのウイルス曝露のリスクの軽減になるのだろうか ... ]
関連項目 (132): Saudi Arabia 20150916.3649489
● コリネバクテリウム症、ウマ-米 OR
Pigeon fever infecting and killing horses in Douglas County [Oregon]
PRO/AH/EDR> Corynebacterium, equine - USA: (OR)
Archive Number: 20150917.3652907
情報源 The News-Review、2015年9月16日。
8月下旬、飼育するウマの脇腹に小さなしこりを発見したが、飼い主は気に止めず、それが破れた後は清潔にすることに注意していた。しかしまもなく別のしこりが、今度は胃の中に現れた。さらに両足の間にも新たなしこりができ、脇腹にはバスケットボール大の膨らみが生じた。体重が減少し、発熱はやがて治まったが、その後このウマは死亡した。飼い主の女性は、pigeon fever と呼ばれる病気であることを後から知らされた ...
● 狂犬病-米 (31) SC キツネ、ヒトの曝露
Person exposed to rabies after fox attack
PRO/AH/EDR> Rabies - USA (31): (SC) fox, human exposure
Archive Number: 20150917.3652755
情報源 The News & Reporter、2015年9月15日。
the Great Falls area of Chester County [South Carolina] において、検査で狂犬病 rabies が確認された 1頭のキツネとの接触があったとして、1人が医療機関を受診したことが [14 Sep 2015]、保健当局 the Department of Health and Environmental Control から報告された。[10 Sep 2015] 庭でキツネに襲われ咬傷を受けた。このキツネが、翌日に行われた狂犬病の検査で陽性となった。
● ランピースキン病、ウシ-サウジアラビア (03) SH OIE
Lumpy skin disease, Saudi Arabia、Reoccurrence of a listed disease (final report)
PRO/AH/EDR> Lumpy skin disease, bovine - Saudi Arabia (03): (SH) OIE, RFI
Archive Number: 20150917.3650815
情報源 OIE, WAHID weekly disease information 2015; 28(38)、2015年9月15日。
感染開始時期 2015年6月15日
終息時期 2015年7月10日
原因ウイルス Lumpy skin disease virus
New outbreaks (2)
Outbreak 1: Alhafuf, Ash Sharqiyah [Eastern province]: Farm
Outbreak 2: Tarout, Ash Sharqiyah [Eastern province]: Farm
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 46 930 / 2791 / 0 / 2565 / 0
● 炭疽-ブルガリア (06) TU ウシ
Anthrax outbreak in Bulgaria's Elenovo
PRO/AH/EDR> Anthrax - Bulgaria (06): (TU) bovine
Archive Number: 20150917.3652696
情報源 Focus Information Agency、2015年9月17日。
the Bulgarian village of Elenovo (municipality of Popovo, district of Targovishte) から、炭疽感染流行 An anthrax outbreak が報告されている。the lands of the village of Elenovo で体調を崩した子牛 1頭から採取した検体の検査を行った、食品安全当局 the District Food Safety Directorate が、炭疽アウトブレイクを発表した。感染の感受性を有する全ての家畜へのワクチン接種が行われる予定である -- 329 cattle and 533 sheep ...
● 炭疽芽胞-残存期間に対する環境因子の影響
PRO/AH/EDR> Anthrax spores: environmental factors in survival
Archive Number: 20150917.3652072
情報源 PLoS (Public Library of Science) ONE、2015年9月15日。
原著タイトル Environmental Persistence of _Bacillus anthracis_ and _Bacillus subtilis_ Spores. PLoS ONE 10(9): e0138083. doi:10.1371/journal.pone.0138083
要約 異なる環境下で、生物体の生存能力 the viability of biological agents が、どの程度損傷を受ける degrade かを調べたデータは少ない。今回、炭疽菌等の芽胞 _Bacillus anthracis_ and _Bacillus subtilis_ spores の生存期間を、紫外線照射 ultraviolet (UV)-A/B radiatione を用い、日光の有無の条件に分けた同時の屋外環境下で検討した。ガラス、木材、コンクリート、および地表 (表土) 上に芽胞を移植し、2, 14, 28, and 56 days 後に回収した。これら 2種類の細菌の、復元と不活化動態 Recovery and inactivation kinetics を、(移植された) 環境面と紫外線の有無の条件ごとに評価した。得られた結果によると、紫外線への曝露があると、2種類の菌 both _Bacillus_ species とも、芽胞生存能の喪失 decay of spore viability が 2段階、すなわち初期の急速腐敗 an initial rapid decay と、これに続く緩徐な不活化 a slower inactivation period、の経過で生じた。例外は表土で、紫外線の有無のいずれの条件でも、56日以上経過後も土中の芽胞生存能損失は最少だった。生存芽胞の回復の損失が最大だったのは、紫外線を照射したガラス上で、わずか 2日間で a 4 log10 reduction 近く減少した。ほとんどの場合、初期段階では生存回復する _B. subtilis_ は少なかったが、_B. subtilis_ の腐敗 (死滅) の割合は _B. anthracis_ より緩徐だった ... 以下、原文参照願います。
● 日本脳炎など-インド (14) BR
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (14): (BR)
Archive Number: 20150917.3651976
情報源 The Times of India (TOI), Times News Network (TNN)、2015年9月16日。
日本脳炎 Japanese encephalitis [JE] を含む急性脳炎症候群 acute encephalitis syndrome [AES] に対する集団予防接種を求める声がある中、少なくとも 6人が死亡したことが報告された。the Anugrah Narain Magadh Medical College and Hospital [ANMMCH, in Gaya, Bihar] 小児病棟では 21人が治療を受けている。Fatehpur, Atri, and Manpur areas of the district [Gaya] から脳炎患者が報告されている ...
● サルモネラ症 st Poona-米 (03) メキシコ産キュウリ、死亡
PRO/EDR> Salmonellosis, st Poona - USA (03): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20150917.3650057
情報源 CDC, _Salmonella_ Homepage, 2015 Outbreaks、2015年9月15日。
9日の報告以降、新たに 77人の患者報告された。15日現在、31州の合計 418人がアウトブレイクのサルモネラ菌 the outbreak strains of _Salmonella [enterica_ serotype] Poona に感染したと報告されている。情報が判明した患者の発症日は、2015年7月3日から 9月3日までで、52%が 18歳以下の小児患者である。California (1) and Texas (1) の 2人が死亡している ...
● ウエストナイルウイルス-米 CO 南北アメリカ (03) ウマ
PRO/AH/EDR> West Nile virus - Americas (03): USA (CO) equine
Archive Number: 20150917.3650714
情報源 Colorado Department of Agriculture, Office of the State Veterinarian release、2015年9月15日。
14日、コロラド州内の 9郡 Colorado counties; Alamosa, Boulder, Broomfield, Conejos, Fremont, Jefferson, Larimer, Park, and Weld counties で 11頭のウマのウエストナイルウイルス感染例 equine cases of West Nile virus (WNV) が確認された ...
● ブルータング-米 WA シカ科、RFI
PRO/AH/EDR> Bluetongue - USA: (WA) cervid, RFI
Archive Number: 20150917.3650696
情報源 The Spokesman-Review、2015年9月15日。
ワシントン州野生動物担当当局 Washington wildlife officials によると、干ばつが関係するウイルス感染症のブルータング bluetongue のアウトブレイクにより、the Spokane region のシカ White-tailed deer の死亡が続いている ...
● ウシ白血病ウイルス、乳がんに関連
Virus in cattle linked to human breast cancer
PRO/AH/EDR> Bovine leukemia virus link to breast cancer
Archive Number: 20150917.3650625
情報源 EurekAlert! University of California, Berkeley report、2015年9月16日。
University of California, Berkeley の研究者らの報告によると、ウシ白血病ウイルス bovine leukemia virus (BLV) 感染たヒトの乳がんに関係することが、初めて確認された。9月発行の the journal PLOS ONE 掲載の報告によると、239人の女性の乳腺組織で、乳がん女性と乳がんの既往のない女性の検体でウイルス感染の有無を比較した。乳がん女性の組織検体の 59%に、ウイルス DNA 遺伝子検査による BLV 曝露の証拠が確認された。これに対し、乳がんの既往のない女性の組織で、BLV への曝露が確認されたのは 29%だった ... 原文参照願います。
原著要約 Viruses and breast cancer. Cancers (Basel). 2010; 2(2): 752-72. doi: 10.3390/cancers2020752 抜粋あり、原文参照願います。
全文
● プリオン病 (05) 新型プリオン病、シャイドレージャー症候群
New prion disease raises questions about whether Alzheimer's and Parkinson's could be infectious
PRO/EDR> Prion disease update (05): novel prion disease, Shy-Drager syndrome
Archive Number: 20150917.3649292
情報源 The Conversation、2015年9月7日。
原文 [Google 翻訳] 参照願います。
炭疽芽胞-残存期間に対する環境因子の影響
日本脳炎など-インド (14)
ウシ白血病ウイルス、乳がんに関連
プリオン病 (05) 新型プリオン病、シャイドレージャー症候群 など
● MERS-CoV (133)-サウジアラビア、WHO
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (133): Saudi Arabia, WHO
Archive Number: 20150917.3652618
[1] サウジアラビア, 2 new cases, 4 deaths - MOH
情報源 Saudi MOH、2015年9月17日。
As of (17 Sep 2015) there have been a total of:
1242 laboratory confirmed cases of MERS-CoV infection including,
528 deaths, 665 recoveries and
49 currently active cases including 9 on home isolation
過去24時間以内に発生の患者:
2 newly confirmed cases
4 newly reported deaths, and
1 newly reported recovery
[致死率: 42.5 percent]
Newly reported cases: (2 cases)
1- A 14 year old Saudi male from Riyadh, currently asymptomatic and in stable condition. History of contact with other case(s) in the 14 days preceding onset of illness.
2- A 63 year old Saudi male from Riyadh, currently in critical condition.
[2] サウジアラビア - WHO
Middle East Respiratory Syndrome coronavirus (MERS-CoV) - Saudi Arabia 17 Sep 2015
情報源 WHO Global Alert and Response, Disease Outbreak News、2015年9月17日。
厚労省検疫所 FORTH 参照願います。
[3] サウジアラビア、ハッジ-報道
Saudi minister says MERS cases are reducing before haj
情報源 Reuters、2015年9月17日。
サウジアラビア保健相 [17 Sep 2015]、このところ増加していた cases of Middle East Respiratory Syndrome (MERS) が、イスラム教の年中行事であるハッジ巡礼を前に減少している、と述べた。 世界中からの巡礼者がメッカに溢れる中、新たに 2例の患者が確認されたものの、先月 [8月] から患者数は減少していると述べた ... すでに 120万人のムスリムがハッジのためサウジアラビア国内に到着している。昨年は 300万人が参加したが、過去 2年間、モスク the Grand Mosque 周辺の建設工事を理由に、当局は参加者の人数を制限している。政府当局はまた、巡礼期間中の聖地周辺において、ウイルスを保有し、最も有力なヒトへの感染源候補と指摘されるラクダの屠殺を禁止している。メジナ the city of Medina で感染が確認された 7人が、同地域周辺での感染拡大防止のための予防的措置としてリャド Riyadh に移送された。ハッジ期間中、Mecca の各都市に、2万5000人の医療スタッフが配置される。
[Mod.MPP 注-the hospital in Madinah の患者の、リャドの別の病院への移送を決めたことは興味深い。[2] の the above WHO update (reported on 13 and 14 Sep 2015) より後に、メジナから 2例の患者が新たに報告されている。1人は医療従事者で、9月7日以降に Madinah から報告された患者は 7人となった。今回の院内感染アウトブレイクの発端となった患者 the "index" case は、the above WHO update (section [2]) の case no. 12 である。Madinah の最新の患者の発症日から 14日が経過していないため、新たな患者発生がないとの保証はない。従って、感染が確認された患者 active cases を移送しただけで、本当に医療施設内でのウイルス曝露のリスクの軽減になるのだろうか ... ]
関連項目 (132): Saudi Arabia 20150916.3649489
● コリネバクテリウム症、ウマ-米 OR
Pigeon fever infecting and killing horses in Douglas County [Oregon]
PRO/AH/EDR> Corynebacterium, equine - USA: (OR)
Archive Number: 20150917.3652907
情報源 The News-Review、2015年9月16日。
8月下旬、飼育するウマの脇腹に小さなしこりを発見したが、飼い主は気に止めず、それが破れた後は清潔にすることに注意していた。しかしまもなく別のしこりが、今度は胃の中に現れた。さらに両足の間にも新たなしこりができ、脇腹にはバスケットボール大の膨らみが生じた。体重が減少し、発熱はやがて治まったが、その後このウマは死亡した。飼い主の女性は、pigeon fever と呼ばれる病気であることを後から知らされた ...
● 狂犬病-米 (31) SC キツネ、ヒトの曝露
Person exposed to rabies after fox attack
PRO/AH/EDR> Rabies - USA (31): (SC) fox, human exposure
Archive Number: 20150917.3652755
情報源 The News & Reporter、2015年9月15日。
the Great Falls area of Chester County [South Carolina] において、検査で狂犬病 rabies が確認された 1頭のキツネとの接触があったとして、1人が医療機関を受診したことが [14 Sep 2015]、保健当局 the Department of Health and Environmental Control から報告された。[10 Sep 2015] 庭でキツネに襲われ咬傷を受けた。このキツネが、翌日に行われた狂犬病の検査で陽性となった。
● ランピースキン病、ウシ-サウジアラビア (03) SH OIE
Lumpy skin disease, Saudi Arabia、Reoccurrence of a listed disease (final report)
PRO/AH/EDR> Lumpy skin disease, bovine - Saudi Arabia (03): (SH) OIE, RFI
Archive Number: 20150917.3650815
情報源 OIE, WAHID weekly disease information 2015; 28(38)、2015年9月15日。
感染開始時期 2015年6月15日
終息時期 2015年7月10日
原因ウイルス Lumpy skin disease virus
New outbreaks (2)
Outbreak 1: Alhafuf, Ash Sharqiyah [Eastern province]: Farm
Outbreak 2: Tarout, Ash Sharqiyah [Eastern province]: Farm
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 46 930 / 2791 / 0 / 2565 / 0
● 炭疽-ブルガリア (06) TU ウシ
Anthrax outbreak in Bulgaria's Elenovo
PRO/AH/EDR> Anthrax - Bulgaria (06): (TU) bovine
Archive Number: 20150917.3652696
情報源 Focus Information Agency、2015年9月17日。
the Bulgarian village of Elenovo (municipality of Popovo, district of Targovishte) から、炭疽感染流行 An anthrax outbreak が報告されている。the lands of the village of Elenovo で体調を崩した子牛 1頭から採取した検体の検査を行った、食品安全当局 the District Food Safety Directorate が、炭疽アウトブレイクを発表した。感染の感受性を有する全ての家畜へのワクチン接種が行われる予定である -- 329 cattle and 533 sheep ...
● 炭疽芽胞-残存期間に対する環境因子の影響
PRO/AH/EDR> Anthrax spores: environmental factors in survival
Archive Number: 20150917.3652072
情報源 PLoS (Public Library of Science) ONE、2015年9月15日。
原著タイトル Environmental Persistence of _Bacillus anthracis_ and _Bacillus subtilis_ Spores. PLoS ONE 10(9): e0138083. doi:10.1371/journal.pone.0138083
要約 異なる環境下で、生物体の生存能力 the viability of biological agents が、どの程度損傷を受ける degrade かを調べたデータは少ない。今回、炭疽菌等の芽胞 _Bacillus anthracis_ and _Bacillus subtilis_ spores の生存期間を、紫外線照射 ultraviolet (UV)-A/B radiatione を用い、日光の有無の条件に分けた同時の屋外環境下で検討した。ガラス、木材、コンクリート、および地表 (表土) 上に芽胞を移植し、2, 14, 28, and 56 days 後に回収した。これら 2種類の細菌の、復元と不活化動態 Recovery and inactivation kinetics を、(移植された) 環境面と紫外線の有無の条件ごとに評価した。得られた結果によると、紫外線への曝露があると、2種類の菌 both _Bacillus_ species とも、芽胞生存能の喪失 decay of spore viability が 2段階、すなわち初期の急速腐敗 an initial rapid decay と、これに続く緩徐な不活化 a slower inactivation period、の経過で生じた。例外は表土で、紫外線の有無のいずれの条件でも、56日以上経過後も土中の芽胞生存能損失は最少だった。生存芽胞の回復の損失が最大だったのは、紫外線を照射したガラス上で、わずか 2日間で a 4 log10 reduction 近く減少した。ほとんどの場合、初期段階では生存回復する _B. subtilis_ は少なかったが、_B. subtilis_ の腐敗 (死滅) の割合は _B. anthracis_ より緩徐だった ... 以下、原文参照願います。
● 日本脳炎など-インド (14) BR
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (14): (BR)
Archive Number: 20150917.3651976
情報源 The Times of India (TOI), Times News Network (TNN)、2015年9月16日。
日本脳炎 Japanese encephalitis [JE] を含む急性脳炎症候群 acute encephalitis syndrome [AES] に対する集団予防接種を求める声がある中、少なくとも 6人が死亡したことが報告された。the Anugrah Narain Magadh Medical College and Hospital [ANMMCH, in Gaya, Bihar] 小児病棟では 21人が治療を受けている。Fatehpur, Atri, and Manpur areas of the district [Gaya] から脳炎患者が報告されている ...
● サルモネラ症 st Poona-米 (03) メキシコ産キュウリ、死亡
PRO/EDR> Salmonellosis, st Poona - USA (03): Mexican cucumbers, fatal
Archive Number: 20150917.3650057
情報源 CDC, _Salmonella_ Homepage, 2015 Outbreaks、2015年9月15日。
9日の報告以降、新たに 77人の患者報告された。15日現在、31州の合計 418人がアウトブレイクのサルモネラ菌 the outbreak strains of _Salmonella [enterica_ serotype] Poona に感染したと報告されている。情報が判明した患者の発症日は、2015年7月3日から 9月3日までで、52%が 18歳以下の小児患者である。California (1) and Texas (1) の 2人が死亡している ...
PRO/AH/EDR> West Nile virus - Americas (03): USA (CO) equine
Archive Number: 20150917.3650714
情報源 Colorado Department of Agriculture, Office of the State Veterinarian release、2015年9月15日。
14日、コロラド州内の 9郡 Colorado counties; Alamosa, Boulder, Broomfield, Conejos, Fremont, Jefferson, Larimer, Park, and Weld counties で 11頭のウマのウエストナイルウイルス感染例 equine cases of West Nile virus (WNV) が確認された ...
● ブルータング-米 WA シカ科、RFI
PRO/AH/EDR> Bluetongue - USA: (WA) cervid, RFI
Archive Number: 20150917.3650696
情報源 The Spokesman-Review、2015年9月15日。
ワシントン州野生動物担当当局 Washington wildlife officials によると、干ばつが関係するウイルス感染症のブルータング bluetongue のアウトブレイクにより、the Spokane region のシカ White-tailed deer の死亡が続いている ...
● ウシ白血病ウイルス、乳がんに関連
Virus in cattle linked to human breast cancer
PRO/AH/EDR> Bovine leukemia virus link to breast cancer
Archive Number: 20150917.3650625
情報源 EurekAlert! University of California, Berkeley report、2015年9月16日。
University of California, Berkeley の研究者らの報告によると、ウシ白血病ウイルス bovine leukemia virus (BLV) 感染たヒトの乳がんに関係することが、初めて確認された。9月発行の the journal PLOS ONE 掲載の報告によると、239人の女性の乳腺組織で、乳がん女性と乳がんの既往のない女性の検体でウイルス感染の有無を比較した。乳がん女性の組織検体の 59%に、ウイルス DNA 遺伝子検査による BLV 曝露の証拠が確認された。これに対し、乳がんの既往のない女性の組織で、BLV への曝露が確認されたのは 29%だった ... 原文参照願います。
原著要約 Viruses and breast cancer. Cancers (Basel). 2010; 2(2): 752-72. doi: 10.3390/cancers2020752 抜粋あり、原文参照願います。
全文
● プリオン病 (05) 新型プリオン病、シャイドレージャー症候群
New prion disease raises questions about whether Alzheimer's and Parkinson's could be infectious
PRO/EDR> Prion disease update (05): novel prion disease, Shy-Drager syndrome
Archive Number: 20150917.3649292
情報源 The Conversation、2015年9月7日。
原文 [Google 翻訳] 参照願います。