原因不明の出血熱 ナイジェリア
● クリミア・コンゴ出血熱 パキスタン
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo hemorrhagic fever - Pakistan (16): (NW)
Archive Number: 20151010.3706536
投稿者 a correspondent、2015年10月6日
ペシャワルの病院 Lady Reading Hospital Peshawar KPK, Pakistan の隔離病棟に 1名の患者 a CCHF [Crimean-Congo hemorrhagic fever] confirmed case が入院中である。この男性患者の症状は落ち着いている。Dera Ismail Khan district of KPK [Khyber Pakhtunkhwa] province 在住で、職業は精肉業 a butcher である。2年前の Abbottabad district of KPK で、精肉業を営む家族 4人 (父親と 3人の息子) が感染し、死亡している。Dera Ismail Khan は、CCHF が常在するバロチスタン州の Zhobe district (of Baluchistan province) と接しており、近隣の地域 nearby districts of KPK and Punjab のほとんどの家畜が、この地区から運ばれて来る動物である。
● 原因不明の出血熱 ナイジェリア
PRO/AH/EDR> Undiagnosed hemorrhagic fever - Nigeria, RFI
Archive Number: 20151010.3704656
情報源 Vanguard、2015年10月8日
大学病院 University of Calabar Teaching Hospital, UCTH の入院患者 1名が 7日、エボラウイルス感染が疑われる症状を発症し死亡したことから、10人が隔離されている。説明を行った病院医師は、the Ebola Diagnosing Centre in Benin Edo State に血液検体を送付したと述べた。ウイルス性出血疾患 viral hemorrhage (Ebola Virus) に酷似する症状の患者 1名の治療を行い、今回の措置を決定したと述べた。隔離されているのは、担当看護師および患者の生前の接触者である ...
[Mod.TY- ナイジェリアで最後にエボラウイルス感染例が報告されたのは 2014年のことで、アウトブレイク中のリベリアへの旅行により感染し帰国したことに関連する事例だった。これに続き、20人が感染し、うち 8人が死亡した。その際には:
- 899 contacts were traced (only 1 lost to follow-up)
- 致死率 CFR [case fatality rate] of 40 percent ...
- 医療従事者の感染なし
今回の報告では、患者が、どの場所で、どのような感染経路で感染したと推定されているのか、についての記載がない。また、ナイジェリアで発生のある、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、黄熱等の、他のウイルス出血熱の除外診断についての情報もない ... ]
● レンサ球菌性咽頭炎 スペイン
PRO/EDR> Streptococcal pharyngitis - Spain: (GA) school outbreak
Archive Number: 20151010.3705542
情報源 La Region, Galicia [in Spanish]、2015年10月7日
the town of Cospeito [province of Lugo, Galicia] では 7日、小児科を受診した 60人のうち、新たに 16人が扁桃炎と診断された。the Virxe do Carme school において、アウトブレイクが発生している。扁桃炎はレンサ球菌による軽い細菌感染症で、抗生物質の治療が有効である。the health center では、9月27日に初めての感染が診断さていれたが、10月5日に 67人の生徒が小児科を受診するまで、深刻な事態と報告されていなかった。7日の時点で全校生徒 233人の半数以上が欠席したままとなっている ...
● 流行性出血病、ウシ イスラエル 疑い
PRO/AH/EDR> Epizootic hemorrhagic disease, bovine - Israel : susp., RFI
Archive Number: 20151010.3706490
情報源 Hachaklait Clinical Veterinary Services, Head Veterinarian's weekly report No 2015/41 [in Hebrew]、2015年10月10日
少数の、しかも非常に軽微な症状の発熱し、泌乳量が落ちた乳牛について、流行性出血病 epizootic haemorrhagic disease (EHD) もしくはブルータング bluetongue が疑われると、the Jordan Valley (2 of them adjacent to the northern part of the Dead Sea, one south of the Sea of Galilee) の 3ヶ所の酪農経営者から報告があった。同検査 PCR for EHD が陽性となり、注意喚起されている。
● 狂犬病 インド
PRO/AH/EDR> Rabies - India (09): (KL) bovine, ex canine exposure
Archive Number: 20151010.3706402
情報源 The Hindu、2015年10月10日
ケララ Kerala 州では、during the year 2014-15 に報告されたウシの狂犬病の数が急増した。州内でのワクチン接種が急がれる。the All India Coordinated Research Project on Animal Disease Monitoring and Surveillance の年次報告によると、ケララ州には狂犬病の高度のまん延があり、大型反芻動物の症例数が 66 % 増加した ... 新たに狂犬病の報告があった地域は、 Ernakulam, Thrissur, Palakkad, Kozhikode, and Kasaragod districts の各地区である。野犬の不妊手術は労力がかかりすぎるので、ワクチン接種計画が経済的にも相応しいと、当局者が述べた
● 水胞性口内炎 米国
PRO/AH/EDR> Vesicular stomatitis - USA (20): (CO) livestock
Archive Number: 20151010.3704735
情報源 KKTV.com、2015年10月8日
ウマ、ラバ、ウシの水胞性口内炎 Vesicular Stomatitis (VS) 検査が陽性となった、14郡の 42 locations が検疫措置となっていると、コロラド州農業当局 the Colorado Department of Agriculture が 8日発表した ...