MERS-CoV (138)-サウジアラビア、ヨルダン
ラッサ熱-ナイジェリア (08)
日本脳炎-フィリピン
原因不明の疾患-ネパール (02)
膿痂疹-米国 学校
狂犬病-米国 (41) コウモリ、マレーシア (05) イヌ
インフルエンザ (51)-ドイツ サウジアラビアから ハッジ帰国者
マラリア-マリ 再興、ベネズエラ (02)
原因不明の腎疾患、男性-複数の国々
鳥インフルエンザ、ヒト (121)-中国 H7N9
ボツリヌス症-ポルトガル ソーセージ燻製
ダニ媒介性回帰熱-米国 (04) など
● MERS-CoV (138)-サウジアラビア、ヨルダン、ハッジ後サーベイランス
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (138): Saudi Arabia, Jordan, post Hajj surveillance, RFI
Archive Number: 20151009.3704734
[1] サウジアラビア no new cases - MOH
情報源 Saudi Arabia Ministry of Health、2015年10月2-9日。
Since the last update (1 Oct 2015) :
0 newly confirmed cases
0 newly reported deaths
10 newly reported recoveries
[2] ヨルダン, 16th case
Jordan reports additional MERS case, count now at 16
情報源 Outbreak News Today、2015年10月7日。
ヨルダン保健当局は、新たに 53歳の an additional case of Middle East respiratory syndrome (MERS) を報告した、と報じられた。2012年に中東でウイルス感染が発生して以来、ヨルダン国内で 16人目の患者 the 16th MERS case となった。すでに確認されている患者の接触者であると報じられている。ヨルダン保健当局者は、ハッジからの帰国者の中で、MERS-CoV 検査で陽性となった者はいないとしている ...
[3] Other suspected cases in returning hajjis - media reports
香港 8 Oct 2015 Suspected MERS-CoV case has negative test results
タイ 9 Oct 2015 Suspected case in Yala Betung district (male)
タイ 6 Oct 2015 Suspected case in Yala (female)
英国 (Liverpool) 6 Oct 2015 Female suspected case was negative.
関連項目 (137): Saudi Arabia, Jordan, WHO 20151002.3680716
● ラッサ熱-ナイジェリア (08)
PRO/AH/EDR> Lassa fever - Nigeria (08)
Archive Number: 20151009.3704655
情報源 Nigeria Centre for Disease Control, Nigeria Federal Ministry of Health 5(39)、2015年10月2日 [アップロードされていない]。
No Lassa fever cases were reported in week 39, 2015, compared with 1 suspected case from Lafia LGA (local government area] (Nasarawa State) at same period in 2014.
州 / confirmed / deaths
Bauchi 3 / 3 / 1
Borno 7 / 0 / 0
Edo 180 / 6 /
FCT 1 / 0 / 0
Gombe 2 / 0 / 0
Kogi 2 / 0 / 0
Kwara 2/ 0 / 0
Nasarawa 2 / 0 / 0
Ondo 2 / 2 / 0
Plateau 22 / 0 / 1
Taraba 4 / 0 / 0
● 日本脳炎-フィリピン AP、BG、KA
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis - Philippines: (AP,BG,KA)
Archive Number: 20151009.3704563
情報源 Sun Star、2015年10月8日。
the Cordillera region で日本脳炎 Japanese encephalitis に感染した 7人の患者はすべて回復した、と保健当局 the Department of Health (DOH) が報告した。Apayao の患者については今も監視が続けられているが、先週と比べ改善が見られている。Benguet and Kalinga の各 3人の患者らは完治した。Apayao and Kalinga の患者らは、日本脳炎の発生地域には渡航していない。Benguet らには他の地域への移動があった。死者は報告されていない ... 日本脳炎 [virus] は、ヒトだけでなく、家畜、鳥類、コウモリ、ヘビ、カエルにも感染する。
[Mod.TY 注-近年、フィリピンから日本脳炎が報告されることは少ないが、ウイルスの常在地域内にある。自然界ではサギなどの Ardeid birds、サギ科鳥類 が保有宿主である。ヒトは感染してもほとんどの場合、無症状か軽い症状にとどまる。しかし、少ない割合であるが、脳炎を発症すると、突然の頭痛、高熱、見当識障害、昏睡、振戦、けいれんの症状が見られ、4人に 1人が死亡する。幸い、今回の報告では死者は発生していない。特異的な治療法はない ... ]
● 原因不明の疾患-ネパール (02) RFI
PRO/EDR> Undiagnosed illness - Nepal (02): RFI
Archive Number: 20151009.3704483
情報源 Kathmandu Post、2015年10月9日。
Puwa in Pulu VDC-3 [Mugu district, Mid-Western region l] において [week ending 9 Oct 2015]、ウイルス熱 viral fever outbreak による数十名の患者が発生した。村内には医療従事者も医薬品もない。患者らには、発熱、頭痛、めまい、嘔吐の症状が見られている。district headquarters Gamgadhi まで行くには徒歩で 2日かかる ... 一部の重症患者が Gamgadhi に移送されている ... 一方、the Bhojpur District Hospital [Eastern region] でもこの数日間に受診患者数が増えている。連日外来患者数はおよそ 100人で、その多くが発熱、頭痛、咽頭痛、咳、鼻水を訴えているという。
[Mod.TY 注- ... 10 Apr 2015、ネパール西部で死者 10人の原因不明の疾患の報告があった ... ]
● 膿痂疹-米国 OH 学校
PRO/EDR> Impetigo - USA: (OH) schools
Archive Number: 20151009.3704319
情報源 NBC4、2015年10月8日。
膿痂疹のアウトブレイク発生により、各学校 Madison-Plains Local Schools [Madison County https://en.wikipedia.org/wiki/Madison_County,_Ohio , Ohio] が [9 Oct 2015] 休校となった。膿痂疹が確認された生徒 4人が早退した。grades K-9 にはほかにも、60人の原因不明の発疹がある生徒が入る。発疹の患者が初めて発生したのは 10月2日で、その後急速に拡がった ...
● 狂犬病-米国 (41) OR コウモリ
3rd Rabies Case Confirmed in Lane County
PRO/AH/EDR> Rabies - USA (41): (OR) bat, human exposure
Archive Number: 20151009.3704304
情報源 OPB、2015年10月8日。
Lane County [Oregon] で今週 [week up to 8 Oct 2015]、新たに 1例の狂犬病感染 rabies case が報告された。大学キャンパス内 the campus of Lane Community College で女性 1名がコウモリに襲われた scratched 。その後、キャンパス内で死亡したコウモリが発見され、(狂犬病の) 検査が陽性であることが確認された。保健当局 Lane County Health and Human Services によると、Lane County で今年 [2015] 3例目の感染例である。"これほど狭い地域に集中して発生していることから、コウモリの集団全体に狂犬病が蔓延し、今後もさらにヒトとの接触の可能性が懸念される" と述べた。オレゴン Oregon 州内では今年になり 12例の狂犬病感染が報告されている。
● 狂犬病-マレーシア (05) KH イヌ
PRO/AH/EDR> Rabies - Malaysia (05): (KH) canine, human exposure
Archive Number: 20151009.3704439
情報源 New Straits Times、2015年10月9日。
州保健当局 The [Kedah ] state Health Department に [7 Oct 2015]、70件のイヌ咬傷が報告された。 Kuala Muda で最多の 21件が報告された; followed by Kulim with 18, Kubang Pasu at 10, Kota Star with 7, Bandar Baharu and Langkawi with 4 each, 3 in Baling, and 1 each in Yan and Padang Terap ...
● 鳥インフルエンザ (191)-ラオス XA HPAI H5N6 家きん、OIE
Highly pathogenic avian influenza, Laos、Reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (191): Laos (XA) HPAI H5N6, poultry, OIE
Archive Number: 20151009.3704199
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2015; 28(41)、2015年10月8日。
感染開始時期 2015年10月3日
前回流行時期 2014年3月31日
原因ウイルス Highly pathogenic avian influenza virus、Serotype: H5N6
新たな感染流行
Outbreak 1: Parhao, Xayabury [Xaignabouri]: Farm
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 534 / 314 / 314 / 220 / 0
Affected population: Ducks and chickens affected
● インフルエンザ (51)-ドイツ サウジアラビアから ハッジ帰国者
Influenza A (H1sw), Germany ex Saudi Arabia, Hadj returnee
PRO/EDR> Influenza (51): Germany ex Saudi Arabia, Hajj returnee, RFI
Archive Number: 20151009.3704297
投稿者 独 ・ University Hospital Frankfurt、Christian Kleine, MD、2015年10月9日。
ドイツ在住の 52歳女性が [7 Oct 2015]、40℃の発熱と咳の症状のため受診した。ハッジ巡礼 Hadj pilgrimage in Mekka [Saudi Arabia] から帰国した直後で、from [6 Sep 2015 to 6 Oct 2015] 滞在していた。MERS-CoV 除外のため隔離入院とし、咽頭スワブ A deep-throat-swap の MERS-CoV 検査は陰性だったが、インフルエンザウイルス influenza virus A, subtype influenza A(H1sw) 検査が陽性となった。この患者は、2001年に腎移植を受け、Ciclosporin and Prednisolone を服用しており、免疫不全の状態 on immunosuppression だった。女性は単独で旅行していた。from Mekka, Saudi Arabia から、イスタンブール Istanbul, Turkey 経由で、6日にフランクフルト Frankfurt, Germany に空路で到着したが、女性は機内から出ていないと申告している。ドイツに向かう機内で発熱した。
● マラリア-マリ 再興
PRO/EDR> Malaria - Mali: resurgence
Archive Number: 20151009.3704294
情報源 Vaccine News Daily、2015年10月7日。
マリ保健当局者が最近、地域内で髄膜炎患者とともに、マラリアの患者も増加していることを公表した。過去数週間に、他の地域とともに、国内北部地域でもマラリア患者の急増が確認されている。政府保健省を the World Health Organization (WHO) 支援し、Timbuktu, Gao and Kidal [regions] 全域に移動診療施設を展開し、患者の同定を行っている。例年雨期に伴う患者増が確認されているが、今年は特に降雨量が多く、蚊族の発生につながっている
● 原因不明の腎疾患、男性-複数の国々、最新状況
PRO/EDR> Undiagnosed renal disease, men - multicountry: update
Archive Number: 20151009.3704198
情報源 KUSA、2015年10月8日。
2万人以上の死亡につながった原因不明の腎疾患に、地球温暖化が関係している可能性があることが、the University of Colorado Anschutz Medical Campus の新たな研究で示された。中米で発生するこの慢性疾患では、主にサトウキビ農業作業者が死亡している。 "おそらく、地球温暖化が直接原因となった病気発生となるかも知れない。ニカラグアの一部地域は、この慢性腎疾患による男性労働者の高い死亡率のため、the 'land of widows (未亡人の地)' と呼ばれている"、と研究者は話している。2002年に初めて報告され、 Mesoamerican Nephropathy (メソアメリカ腎症) と呼ばれた。原因として、重金属、殺虫剤、その他の化学物質への曝露が唱えられている。しかしこの研究者らは、慢性的に繰り返された脱水が病気の原因だと考えている。研究チームは、ニカラグアとエルサルバドルの労働者らは常に、米国の職場の高温に関する安全基準 the recommended heat standards of the U.S. Occupational Safety and Health Administration を超える環境で作業していたことを明らかにした。一部の作業者は 1時間あたり 1-2リットルの水分を摂取していたが、それでも重症の脱水状態になっていた。
● マラリア-ベネズエラ (02) BO
There have been 88 000 cases of malaria in Venezuela
PRO/EDR> Malaria - Venezuela (02): (BO)
Archive Number: 20151009.3703714
情報源 Informe21.com, El Caraboneno report [in Spanish]、2015年10月8日。
マラリア malaria に感染する患者数が増加し、流行 an epidemic 域に達している。2014年同期比で 55.5 % の増加である。10歳未満の小児のマラリア患者数は、2011年の 5420 cases から 2014年には 75.6 % 増加して 9206 人となり、2015年の年末には 138.9 % 増に達すると見込まれている。最も懸念される地域の 1つが 88.48 % の患者が確認されている the Sifontes municipality, Bolivar state である。ベネズエラのマラリア感染伝播は複雑に変化し、感染伝播地域の拡大の恐れが高まっている。[29 Aug 2015] 時点で、Bolivar からの the 9631 cases のうち 6777 が三日熱 _Plasmodium vivax_ であり; 1440 が熱帯熱 _P. falciparum_ and 2480 が混合感染 mixed infections だった。コロンビア、ガイアナ、ブラジル、その他の国々からの輸入感染も増えている (987 to week 35 of 2015)。
● ブルータング-米国 (03) ID シカ科
PRO/AH/EDR> Bluetongue - USA (03): (ID) cervid
Archive Number: 20151009.3703577
情報源 Idaho Press-Tribune、2015年10月6日。
シカの死亡報告が続く中、アイダホ州当局 Idaho Fish and Game officials は、ブルータング an outbreak of bluetongue により死亡した whitetails が最大 1000頭に達すると述べた ...
● 鳥インフルエンザ、ヒト (121)-中国 ZJ H7N9、渡航に関する勧告
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (121): China (ZJ) H7N9, travel advisory
Archive Number: 20151009.3703391
情報源 Focus Taiwan News Channel, Central News Agency (CNA) report [edited]
2日の鳥インフルエンザ感染例 an H7N9 avian flu case 発生の報告を受け、中国 ・ 浙江省 Zhejiang Province への渡航に関する勧告を 1段階引き上げたと 7日、台湾の the Centers for Disease Control (CDC) が発表した。62歳の女性患者は、発症の 2週間前にトリとの接触があり、現在集中治療が行われている、との中国政府当局の発表を紹介している。a level-2 alert for Zhejiang を発表し、渡航に際し十分注意する should take careful precautions よう呼びかけている。中国の他の地域への渡航については the level-1 watch が継続されている。3段階あるうち、最も厳しい level 3 では、渡航取りやめ against traveling が勧告される。
[Mod.LK 注-2015年秋の初めての感染報告 the 1st reported H7N9 case と思われる。Editor of FluTrackers は、Avian Flu Diary に、浙江省での呼吸器系ウイルスの高い活動性を伝える多数の報道があると寄稿している。H7N9 ウイルスとの関係については明らかではないが、軽症例 mild H7N9 cases が見過ごされる可能性がある ... ]
● Liberibacter、ニンジン-ドイツ 初報告
1st report of '_Candidatus_ Liberibacter solanacearum' on carrots in Germany
PRO/PL> Liberibacter, carrot - Germany: 1st rep (NI)
Archive Number: 20151009.3702151
情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service 9/2015/165、2015年9月5日。
● ボツリヌス症-ポルトガル ソーセージ燻製、注意喚起、回収
PRO/EDR> Botulism - Portugal: smoked sausage, alert, recall
Archive Number: 20151009.3703216
情報源 Jornal de Noticias [in Portuguese]、2015年10月1日。
保健当局 The General Directorate for Health (GDH) は [Thu 1 Oct 2015]、ポルトガル国内のボツリヌス食中毒の患者数が 4 confirmed patients and "2 probable cases under investigation"に増えたことを明らかにした。死者は確認されていない。スイス人 1名を含む 4人の患者 the 4 confirmed cases は、ポルトガル国内で疑われている食品を摂取したと述べた。"the trademark Transmontana で販売されている、特定の肉製品 smoked meat products (sausages) の問題で、公衆衛生上、ソーセージと肉の燻製製品の摂取を制限する理由はない" としている ...
● ダニ媒介性回帰熱-米国 (04) AZ
PRO/AH/EDR> Tick-borne relapsing fever - USA (04): (AZ)
Archive Number: 20151009.3703215
情報源 Arizona Daily Sun、2015年10月2日。
アリゾナ州の国立公園 the North Rim of the Grand Canyon National Park [Arizona] の山小屋に 9月中旬に滞在した 1人が、ダニ媒介性回帰熱 tick-borne relapsing fever (TBRF) に感染したと、公園当局 The National Park Service and Coconino County Public Health Services District が発表した ... Flagstaff では、2014年夏にも cabins at Camp Colton on Hart Prairie に滞在中にダニ刺咬があった、数名の学生の回帰熱患者 several cases of the relapsing fever が発生している。捕獲されたネズミ 2匹の検査が陽性となり、キャンプ場は一時閉鎖となり、徹底的な消毒が行われた。(現在) 当局は、患者が滞在していた、Forever Resorts が管理する the North Rim の一連の山小屋 a group of cabins の調査を行ない、1棟でシマリスの巣のあと evidence of a chipmunk nest が見つかっている。検査が陽性となった旅行者は、抗生物質の治療により治癒した。患者は、the Four Corners area [SW corner of Colorado, NW corner of New Mexico, NE corner of Arizona, and SE corner of Utah] にも滞在しており、この地域にも TBRF が常在する ...
写真 the tick vector
参考項目 20030829.2179 (抜粋および参考文献の紹介あり、原文参照願います)
● 原因不明の死亡、イヌ-メキシコ (メキシコシティー) 中毒疑い RFI
PRO/AH/EDR> Undiagnosed deaths, canine - Mexico: (Mexico City) poisoning susp, RFI
Archive Number: 20151009.3702205
情報源 ABC.13.com, Associated Press (AP) report、2015年10月6日。
イヌの中毒症例 cases of dog poisoning の報告のため、メキシコシティー Mexico City の公園 Parque Mexico in the well-to-do Condesa 内のドッグランが閉鎖されている ...
● 細菌性黒葉枯れ病、イヌ-バングラデシュ
PRO/PL> Bacterial leaf blight, rice - Bangladesh: (DA)
Archive Number: 20151009.3702001
情報源 Dhaka Tribune、2015年10月7日。
Gazipur district [Dhaka division] の農家は、今年作付けされた 1万3000 ha の水田の一部の、細菌性葉枯れ病 bacterial leaf blight (BLB) の深刻な被害の発生に悩まされている ...
ラッサ熱-ナイジェリア (08)
日本脳炎-フィリピン
原因不明の疾患-ネパール (02)
膿痂疹-米国 学校
狂犬病-米国 (41) コウモリ、マレーシア (05) イヌ
インフルエンザ (51)-ドイツ サウジアラビアから ハッジ帰国者
マラリア-マリ 再興、ベネズエラ (02)
原因不明の腎疾患、男性-複数の国々
鳥インフルエンザ、ヒト (121)-中国 H7N9
ボツリヌス症-ポルトガル ソーセージ燻製
ダニ媒介性回帰熱-米国 (04) など
● MERS-CoV (138)-サウジアラビア、ヨルダン、ハッジ後サーベイランス
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (138): Saudi Arabia, Jordan, post Hajj surveillance, RFI
Archive Number: 20151009.3704734
[1] サウジアラビア no new cases - MOH
情報源 Saudi Arabia Ministry of Health、2015年10月2-9日。
Since the last update (1 Oct 2015) :
0 newly confirmed cases
0 newly reported deaths
10 newly reported recoveries
[2] ヨルダン, 16th case
Jordan reports additional MERS case, count now at 16
情報源 Outbreak News Today、2015年10月7日。
ヨルダン保健当局は、新たに 53歳の an additional case of Middle East respiratory syndrome (MERS) を報告した、と報じられた。2012年に中東でウイルス感染が発生して以来、ヨルダン国内で 16人目の患者 the 16th MERS case となった。すでに確認されている患者の接触者であると報じられている。ヨルダン保健当局者は、ハッジからの帰国者の中で、MERS-CoV 検査で陽性となった者はいないとしている ...
[3] Other suspected cases in returning hajjis - media reports
香港 8 Oct 2015 Suspected MERS-CoV case has negative test results
タイ 9 Oct 2015 Suspected case in Yala Betung district (male)
タイ 6 Oct 2015 Suspected case in Yala (female)
英国 (Liverpool) 6 Oct 2015 Female suspected case was negative.
関連項目 (137): Saudi Arabia, Jordan, WHO 20151002.3680716
● ラッサ熱-ナイジェリア (08)
PRO/AH/EDR> Lassa fever - Nigeria (08)
Archive Number: 20151009.3704655
情報源 Nigeria Centre for Disease Control, Nigeria Federal Ministry of Health 5(39)、2015年10月2日 [アップロードされていない]。
No Lassa fever cases were reported in week 39, 2015, compared with 1 suspected case from Lafia LGA (local government area] (Nasarawa State) at same period in 2014.
州 / confirmed / deaths
Bauchi 3 / 3 / 1
Borno 7 / 0 / 0
Edo 180 / 6 /
FCT 1 / 0 / 0
Gombe 2 / 0 / 0
Kogi 2 / 0 / 0
Kwara 2/ 0 / 0
Nasarawa 2 / 0 / 0
Ondo 2 / 2 / 0
Plateau 22 / 0 / 1
Taraba 4 / 0 / 0
● 日本脳炎-フィリピン AP、BG、KA
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis - Philippines: (AP,BG,KA)
Archive Number: 20151009.3704563
情報源 Sun Star、2015年10月8日。
the Cordillera region で日本脳炎 Japanese encephalitis に感染した 7人の患者はすべて回復した、と保健当局 the Department of Health (DOH) が報告した。Apayao の患者については今も監視が続けられているが、先週と比べ改善が見られている。Benguet and Kalinga の各 3人の患者らは完治した。Apayao and Kalinga の患者らは、日本脳炎の発生地域には渡航していない。Benguet らには他の地域への移動があった。死者は報告されていない ... 日本脳炎 [virus] は、ヒトだけでなく、家畜、鳥類、コウモリ、ヘビ、カエルにも感染する。
[Mod.TY 注-近年、フィリピンから日本脳炎が報告されることは少ないが、ウイルスの常在地域内にある。自然界ではサギなどの Ardeid birds、サギ科鳥類 が保有宿主である。ヒトは感染してもほとんどの場合、無症状か軽い症状にとどまる。しかし、少ない割合であるが、脳炎を発症すると、突然の頭痛、高熱、見当識障害、昏睡、振戦、けいれんの症状が見られ、4人に 1人が死亡する。幸い、今回の報告では死者は発生していない。特異的な治療法はない ... ]
● 原因不明の疾患-ネパール (02) RFI
PRO/EDR> Undiagnosed illness - Nepal (02): RFI
Archive Number: 20151009.3704483
情報源 Kathmandu Post、2015年10月9日。
Puwa in Pulu VDC-3 [Mugu district, Mid-Western region l] において [week ending 9 Oct 2015]、ウイルス熱 viral fever outbreak による数十名の患者が発生した。村内には医療従事者も医薬品もない。患者らには、発熱、頭痛、めまい、嘔吐の症状が見られている。district headquarters Gamgadhi まで行くには徒歩で 2日かかる ... 一部の重症患者が Gamgadhi に移送されている ... 一方、the Bhojpur District Hospital [Eastern region] でもこの数日間に受診患者数が増えている。連日外来患者数はおよそ 100人で、その多くが発熱、頭痛、咽頭痛、咳、鼻水を訴えているという。
[Mod.TY 注- ... 10 Apr 2015、ネパール西部で死者 10人の原因不明の疾患の報告があった ... ]
● 膿痂疹-米国 OH 学校
PRO/EDR> Impetigo - USA: (OH) schools
Archive Number: 20151009.3704319
情報源 NBC4、2015年10月8日。
膿痂疹のアウトブレイク発生により、各学校 Madison-Plains Local Schools [Madison County https://en.wikipedia.org/wiki/Madison_County,_Ohio , Ohio] が [9 Oct 2015] 休校となった。膿痂疹が確認された生徒 4人が早退した。grades K-9 にはほかにも、60人の原因不明の発疹がある生徒が入る。発疹の患者が初めて発生したのは 10月2日で、その後急速に拡がった ...
● 狂犬病-米国 (41) OR コウモリ
3rd Rabies Case Confirmed in Lane County
PRO/AH/EDR> Rabies - USA (41): (OR) bat, human exposure
Archive Number: 20151009.3704304
情報源 OPB、2015年10月8日。
Lane County [Oregon] で今週 [week up to 8 Oct 2015]、新たに 1例の狂犬病感染 rabies case が報告された。大学キャンパス内 the campus of Lane Community College で女性 1名がコウモリに襲われた scratched 。その後、キャンパス内で死亡したコウモリが発見され、(狂犬病の) 検査が陽性であることが確認された。保健当局 Lane County Health and Human Services によると、Lane County で今年 [2015] 3例目の感染例である。"これほど狭い地域に集中して発生していることから、コウモリの集団全体に狂犬病が蔓延し、今後もさらにヒトとの接触の可能性が懸念される" と述べた。オレゴン Oregon 州内では今年になり 12例の狂犬病感染が報告されている。
● 狂犬病-マレーシア (05) KH イヌ
PRO/AH/EDR> Rabies - Malaysia (05): (KH) canine, human exposure
Archive Number: 20151009.3704439
情報源 New Straits Times、2015年10月9日。
州保健当局 The [Kedah ] state Health Department に [7 Oct 2015]、70件のイヌ咬傷が報告された。 Kuala Muda で最多の 21件が報告された; followed by Kulim with 18, Kubang Pasu at 10, Kota Star with 7, Bandar Baharu and Langkawi with 4 each, 3 in Baling, and 1 each in Yan and Padang Terap ...
● 鳥インフルエンザ (191)-ラオス XA HPAI H5N6 家きん、OIE
Highly pathogenic avian influenza, Laos、Reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (191): Laos (XA) HPAI H5N6, poultry, OIE
Archive Number: 20151009.3704199
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2015; 28(41)、2015年10月8日。
感染開始時期 2015年10月3日
前回流行時期 2014年3月31日
原因ウイルス Highly pathogenic avian influenza virus、Serotype: H5N6
新たな感染流行
Outbreak 1: Parhao, Xayabury [Xaignabouri]: Farm
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 534 / 314 / 314 / 220 / 0
Affected population: Ducks and chickens affected
● インフルエンザ (51)-ドイツ サウジアラビアから ハッジ帰国者
Influenza A (H1sw), Germany ex Saudi Arabia, Hadj returnee
PRO/EDR> Influenza (51): Germany ex Saudi Arabia, Hajj returnee, RFI
Archive Number: 20151009.3704297
投稿者 独 ・ University Hospital Frankfurt、Christian Kleine, MD、2015年10月9日。
ドイツ在住の 52歳女性が [7 Oct 2015]、40℃の発熱と咳の症状のため受診した。ハッジ巡礼 Hadj pilgrimage in Mekka [Saudi Arabia] から帰国した直後で、from [6 Sep 2015 to 6 Oct 2015] 滞在していた。MERS-CoV 除外のため隔離入院とし、咽頭スワブ A deep-throat-swap の MERS-CoV 検査は陰性だったが、インフルエンザウイルス influenza virus A, subtype influenza A(H1sw) 検査が陽性となった。この患者は、2001年に腎移植を受け、Ciclosporin and Prednisolone を服用しており、免疫不全の状態 on immunosuppression だった。女性は単独で旅行していた。from Mekka, Saudi Arabia から、イスタンブール Istanbul, Turkey 経由で、6日にフランクフルト Frankfurt, Germany に空路で到着したが、女性は機内から出ていないと申告している。ドイツに向かう機内で発熱した。
● マラリア-マリ 再興
PRO/EDR> Malaria - Mali: resurgence
Archive Number: 20151009.3704294
情報源 Vaccine News Daily、2015年10月7日。
マリ保健当局者が最近、地域内で髄膜炎患者とともに、マラリアの患者も増加していることを公表した。過去数週間に、他の地域とともに、国内北部地域でもマラリア患者の急増が確認されている。政府保健省を the World Health Organization (WHO) 支援し、Timbuktu, Gao and Kidal [regions] 全域に移動診療施設を展開し、患者の同定を行っている。例年雨期に伴う患者増が確認されているが、今年は特に降雨量が多く、蚊族の発生につながっている
● 原因不明の腎疾患、男性-複数の国々、最新状況
PRO/EDR> Undiagnosed renal disease, men - multicountry: update
Archive Number: 20151009.3704198
情報源 KUSA、2015年10月8日。
2万人以上の死亡につながった原因不明の腎疾患に、地球温暖化が関係している可能性があることが、the University of Colorado Anschutz Medical Campus の新たな研究で示された。中米で発生するこの慢性疾患では、主にサトウキビ農業作業者が死亡している。 "おそらく、地球温暖化が直接原因となった病気発生となるかも知れない。ニカラグアの一部地域は、この慢性腎疾患による男性労働者の高い死亡率のため、the 'land of widows (未亡人の地)' と呼ばれている"、と研究者は話している。2002年に初めて報告され、 Mesoamerican Nephropathy (メソアメリカ腎症) と呼ばれた。原因として、重金属、殺虫剤、その他の化学物質への曝露が唱えられている。しかしこの研究者らは、慢性的に繰り返された脱水が病気の原因だと考えている。研究チームは、ニカラグアとエルサルバドルの労働者らは常に、米国の職場の高温に関する安全基準 the recommended heat standards of the U.S. Occupational Safety and Health Administration を超える環境で作業していたことを明らかにした。一部の作業者は 1時間あたり 1-2リットルの水分を摂取していたが、それでも重症の脱水状態になっていた。
● マラリア-ベネズエラ (02) BO
There have been 88 000 cases of malaria in Venezuela
PRO/EDR> Malaria - Venezuela (02): (BO)
Archive Number: 20151009.3703714
情報源 Informe21.com, El Caraboneno report [in Spanish]、2015年10月8日。
マラリア malaria に感染する患者数が増加し、流行 an epidemic 域に達している。2014年同期比で 55.5 % の増加である。10歳未満の小児のマラリア患者数は、2011年の 5420 cases から 2014年には 75.6 % 増加して 9206 人となり、2015年の年末には 138.9 % 増に達すると見込まれている。最も懸念される地域の 1つが 88.48 % の患者が確認されている the Sifontes municipality, Bolivar state である。ベネズエラのマラリア感染伝播は複雑に変化し、感染伝播地域の拡大の恐れが高まっている。[29 Aug 2015] 時点で、Bolivar からの the 9631 cases のうち 6777 が三日熱 _Plasmodium vivax_ であり; 1440 が熱帯熱 _P. falciparum_ and 2480 が混合感染 mixed infections だった。コロンビア、ガイアナ、ブラジル、その他の国々からの輸入感染も増えている (987 to week 35 of 2015)。
● ブルータング-米国 (03) ID シカ科
PRO/AH/EDR> Bluetongue - USA (03): (ID) cervid
Archive Number: 20151009.3703577
情報源 Idaho Press-Tribune、2015年10月6日。
シカの死亡報告が続く中、アイダホ州当局 Idaho Fish and Game officials は、ブルータング an outbreak of bluetongue により死亡した whitetails が最大 1000頭に達すると述べた ...
● 鳥インフルエンザ、ヒト (121)-中国 ZJ H7N9、渡航に関する勧告
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (121): China (ZJ) H7N9, travel advisory
Archive Number: 20151009.3703391
情報源 Focus Taiwan News Channel, Central News Agency (CNA) report [edited]
2日の鳥インフルエンザ感染例 an H7N9 avian flu case 発生の報告を受け、中国 ・ 浙江省 Zhejiang Province への渡航に関する勧告を 1段階引き上げたと 7日、台湾の the Centers for Disease Control (CDC) が発表した。62歳の女性患者は、発症の 2週間前にトリとの接触があり、現在集中治療が行われている、との中国政府当局の発表を紹介している。a level-2 alert for Zhejiang を発表し、渡航に際し十分注意する should take careful precautions よう呼びかけている。中国の他の地域への渡航については the level-1 watch が継続されている。3段階あるうち、最も厳しい level 3 では、渡航取りやめ against traveling が勧告される。
[Mod.LK 注-2015年秋の初めての感染報告 the 1st reported H7N9 case と思われる。Editor of FluTrackers は、Avian Flu Diary に、浙江省での呼吸器系ウイルスの高い活動性を伝える多数の報道があると寄稿している。H7N9 ウイルスとの関係については明らかではないが、軽症例 mild H7N9 cases が見過ごされる可能性がある ... ]
● Liberibacter、ニンジン-ドイツ 初報告
1st report of '_Candidatus_ Liberibacter solanacearum' on carrots in Germany
PRO/PL> Liberibacter, carrot - Germany: 1st rep (NI)
Archive Number: 20151009.3702151
情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service 9/2015/165、2015年9月5日。
● ボツリヌス症-ポルトガル ソーセージ燻製、注意喚起、回収
PRO/EDR> Botulism - Portugal: smoked sausage, alert, recall
Archive Number: 20151009.3703216
情報源 Jornal de Noticias [in Portuguese]、2015年10月1日。
保健当局 The General Directorate for Health (GDH) は [Thu 1 Oct 2015]、ポルトガル国内のボツリヌス食中毒の患者数が 4 confirmed patients and "2 probable cases under investigation"に増えたことを明らかにした。死者は確認されていない。スイス人 1名を含む 4人の患者 the 4 confirmed cases は、ポルトガル国内で疑われている食品を摂取したと述べた。"the trademark Transmontana で販売されている、特定の肉製品 smoked meat products (sausages) の問題で、公衆衛生上、ソーセージと肉の燻製製品の摂取を制限する理由はない" としている ...
● ダニ媒介性回帰熱-米国 (04) AZ
PRO/AH/EDR> Tick-borne relapsing fever - USA (04): (AZ)
Archive Number: 20151009.3703215
情報源 Arizona Daily Sun、2015年10月2日。
アリゾナ州の国立公園 the North Rim of the Grand Canyon National Park [Arizona] の山小屋に 9月中旬に滞在した 1人が、ダニ媒介性回帰熱 tick-borne relapsing fever (TBRF) に感染したと、公園当局 The National Park Service and Coconino County Public Health Services District が発表した ... Flagstaff では、2014年夏にも cabins at Camp Colton on Hart Prairie に滞在中にダニ刺咬があった、数名の学生の回帰熱患者 several cases of the relapsing fever が発生している。捕獲されたネズミ 2匹の検査が陽性となり、キャンプ場は一時閉鎖となり、徹底的な消毒が行われた。(現在) 当局は、患者が滞在していた、Forever Resorts が管理する the North Rim の一連の山小屋 a group of cabins の調査を行ない、1棟でシマリスの巣のあと evidence of a chipmunk nest が見つかっている。検査が陽性となった旅行者は、抗生物質の治療により治癒した。患者は、the Four Corners area [SW corner of Colorado, NW corner of New Mexico, NE corner of Arizona, and SE corner of Utah] にも滞在しており、この地域にも TBRF が常在する ...
写真 the tick vector
参考項目 20030829.2179 (抜粋および参考文献の紹介あり、原文参照願います)
● 原因不明の死亡、イヌ-メキシコ (メキシコシティー) 中毒疑い RFI
PRO/AH/EDR> Undiagnosed deaths, canine - Mexico: (Mexico City) poisoning susp, RFI
Archive Number: 20151009.3702205
情報源 ABC.13.com, Associated Press (AP) report、2015年10月6日。
イヌの中毒症例 cases of dog poisoning の報告のため、メキシコシティー Mexico City の公園 Parque Mexico in the well-to-do Condesa 内のドッグランが閉鎖されている ...
● 細菌性黒葉枯れ病、イヌ-バングラデシュ
PRO/PL> Bacterial leaf blight, rice - Bangladesh: (DA)
Archive Number: 20151009.3702001
情報源 Dhaka Tribune、2015年10月7日。
Gazipur district [Dhaka division] の農家は、今年作付けされた 1万3000 ha の水田の一部の、細菌性葉枯れ病 bacterial leaf blight (BLB) の深刻な被害の発生に悩まされている ...