鳥インフルエンザ (54)－ベトナム 家きん，HPAI H5N1 H6N6 OIE
インフルエンザ (06)－北米 ワクチン調査
ハンタウイルス (16)－チリ，アルゼンチン，米国 など
● 鳥インフルエンザ (54)－ベトナム 家きん，HPAI H5N1 H6N6 OIE
PRO/AH/EDR> Avian influenza (54): Viet Nam (BL, QG) backyard, HPAI H5N1, H5N6, OIE
Archive Number: 20170220.4852806
[1] ベトナム, (Bac Lieu) H5N1
Highly pathogenic avian influenza, Viet Nam，reoccurrence of a listed disease
情報源 OIE, WAHID 2017年2月19日
感染開始時期 2017年2月14日
前回流行時期 2016年10月
原因ウイルス highly pathogenic avian influenza virus
Serotype: H5N1
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Vinh Phu A, Vinh Phu Dong, Phuoc Long, Bac Lieu: backyard
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 2785 / 700 / 400 / 2385 / 0
[2] ベトナム，(Quang Ngai) H5N6
Highly pathogenic avian influenza, Viet Nam，reoccurrence of a listed disease
情報源 OIE, WAHID 2017年2月20日
感染開始時期 2017年2月12日
前回流行時期
原因ウイルス highly pathogenic avian influenza virus
Serotype: H5N6
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Pho Cuong, Duc Pho, Quang Ngai: backyard
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 6160 / 4500 / 2000 / 4160 / 0
関連項目 (51): Taiwan (TA) poultry, HPAI, H5N6, spread 20170214.4839527
● 狂犬病 (11)－ネパール キツネ，ヒトの暴露
PRO/AH/EDR> Rabies (11): Asia (Nepal) fox, susp., human exposure
Archive Number: 20170220.4852151
投稿者 ネパール・Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital，Dr.Sher Bahadur Pun, MD, PhD 2017年2月19日
19日，Mehelkuna hospital (Surkhet district) 病院から，狂犬病免疫グロブリン注射を求めて 20人の患者の紹介を受けた。この患者らは，Mehelkuna and Maintada VCDs of Surkhet district of Nepal において，狂犬病と見られるキツネに襲われた。17日の 2時間のあいだに発生し，住民らによりこのキツネは殺処分され，頭部が狂犬病検査に提出された。残念ながら，国内で当院以外に狂犬病免疫グロブリン接種可能な施設はなく，多くの患者らが狂犬病により死亡している。
● インフルエンザ (06)－北米 ワクチン調査
PRO/EDR> Influenza (06): North America, seasonal vaccine studies
Archive Number: 20170220.4850849
情報源 Eurosurveillance Edition 2017, 22(6) 2017年2月9日
北米から，ワクチンの有効性 The 2016-17 mid-season vaccine effectiveness (VE) estimates についての調査結果が公表された。今シーズンのこれまで優位な the influenza A(H3N2) subtype による，医療機関が関与し検査で確認されたインフルエンザ laboratory-confirmed, medically-attended outpatient illness に対し，カナダ the Canadian Sentinel Practitioner Surveillance Network (SPSN) からは VE of 42 percent (95 percent CI [confidence interval] 18 to 59)，米国 the United States Influenza Vaccine Effectiveness Network (US Flu VE Network) からはこれに非常に近い VE of 43 percent (95 percent CI 29 to 54) という数字が示されている。この数字はまた，欧州 the I-MOVE European multi-centre case control study among primary care patients で示された，the VE of 38 percent (95 percent, CI: 21 to 51) against A(H3N2) illness にも近い数字となっている。これらシーズン中のワクチン有効性評価 mid-season VE estimates により，今シーズンのインフルエンザワクチン the 2016-17 influenza vaccine は，医療機関関与のインフルエンザ疾患 the risk of medically-attended A(H3N2) illness をおよそ 40 percent 減少させていることが示唆された。最善とは言えないものの suboptimal，2014-15 の the last A(H3N2) epidemic 時の同じネットワーク these same VE networks による解析結果よりも，有意に高い有効性が認められている ... 文献多数紹介，原文参照願います。
● ハンタウイルス (16)－チリ，アルゼンチン，米国 南北アメリカ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (16): Chile (LR), Argentina (BA), USA PA)
Archive Number: 20170220.4850930
[1] チリ (Los Ríos region)
情報源 Bio Bio Chile [in Spanish] 2017年2月18日
the Los Ríos region で今シーズン 6例目のハンタウイルス感染の患者 the 6th case of [a] hantavirus infection が確認された。2016年の 1年間に発生した患者数と同じである。the Los Lagos community 在住の 56歳の男性で，初期検査で感染が疑われた。呼吸器が装着された状態で，重症ではあるが状態は安定している。the Base Hospital in Valdivia の集中治療室に入院中で，近く the Las Condes Clinic in Santiago に搬送される予定である。本症例は2017年の患者としては，2016年の年間総患者数と同じ 6人目の患者で，2人が死亡している ...
[ Mod.TY 注－ the Los Lagos region を含め，チリの中部および南部にはアンデスハンタウイルスが常在している endemic for Andes hantavirus。感染の状況は明らかにされていないが，おそらくウイルスの宿主である齧歯類またはその排泄物の汚染された環境からの感染とみられる。この地域において，かなり頻繁 fairly frequently にヒトの感染が発生している ... Andes virus はヒトからヒトに感染することはまれで，家族内のような非常に濃厚な身体接触がある場合に限られる]
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
[2] アルゼンチン (Buenos Aires province)
情報源 MDZ [in Spanish] 2017年2月16日
アルゼンチン保健省は，Buenos Aires においてハンタウイルス感染により死亡した，Mendoza [province] の女性が居住地で感染した可能性について調査を行い，その可能性はないと結論づけた。この女性は 2月初めに死亡した。女性は 2ヶ月前から Buenos Aires に滞在しており，感染症の潜伏期間は between 15 and 35 days とされている。発症の 2ヶ月前から Sauce Grande, Monte Hermoso, in the province of Buenos Aires に滞在しており ... 感染があったのは，感染リスクが高い地域である Monte Hermoso or surroundings との結論に至った。この 36歳の女性は，家族とともに Mendoza から Monte Hermoso に移り住み，その 2ヶ月後になくなった ...
[A copy of the Ministry of Health "Report on the characterization of the genotype of Hantavirus" (in Spanish), indicating that the S segment of the virus was analyzed, appears at the end of this report. Of the 3 subtypes of Andes lineage virus, Lechiguanas and Plata were discarded and Buenos Aires was matched.]
[ Mod.TY 注－ ハンタウイルスの種類が明記されるのは滅多にないが，今回の報告には記載がある。（同ハンタウイルスの）齧歯類の宿主はまだ特定されていない]
[3] 米国 (Pennsylvania state): Seoul virus, pet rat
情報源 The Sentinel 2017年2月16日
ペンシルベニア州保健当局 The [Pennsylvania] state Department of Health は 16日，自宅を使ったペット飼育施設の 1匹のラット one pet rat in a Pennsylvania home-based breeding facility が，国内の他地域および世界中でヒトへの感染が確認されている，ソウルウイルス the Seoul virus の検査で陽性であることを確認した。このラットは，ラットでのウイルス感染が確認されているテネシー州の飼育施設 a Tennessee breeding facility から購入されたラットだった ... ハンタウイルスの 1種であるソウルウイルスは，齧歯類のうち，特に the brown and Norway rat により拡散される。感染した齧歯類の，糞，尿，唾液などに暴露することで，ヒトでの感染が起きると説明されている。現時点では，ペンシルベニア州でヒトの the Seoul virus 感染例は確認されていない。The Centers for Disease Control and Prevention は，世界各地でのアウトブレイクにより，全米で 13例の感染例を確認している ...
写真 the brown rat (_Rattus norvegicus_) and a black rat (_Rattus rattus_)
● 原因不明のウイルス，キャベツ－ガーナ
PRO/PL> Undiagnosed virus, cabbage - Ghana
Archive Number: 20170220.4850749
情報源 PhysOrg, University of Cambridge report 2017年2月17日
ガーナの農民にとってキャベツは主要な産品となっている。しかし最近，stunted, yellowing, wilting cabbages, their leaves curled, が見られるなどの悲惨な状況となっている。2年前からこのような症状が報告されている ...
インフルエンザ (06)－北米 ワクチン調査
ハンタウイルス (16)－チリ，アルゼンチン，米国 など
● 鳥インフルエンザ (54)－ベトナム 家きん，HPAI H5N1 H6N6 OIE
PRO/AH/EDR> Avian influenza (54): Viet Nam (BL, QG) backyard, HPAI H5N1, H5N6, OIE
Archive Number: 20170220.4852806
[1] ベトナム, (Bac Lieu) H5N1
Highly pathogenic avian influenza, Viet Nam，reoccurrence of a listed disease
情報源 OIE, WAHID 2017年2月19日
感染開始時期 2017年2月14日
前回流行時期 2016年10月
原因ウイルス highly pathogenic avian influenza virus
Serotype: H5N1
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Vinh Phu A, Vinh Phu Dong, Phuoc Long, Bac Lieu: backyard
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 2785 / 700 / 400 / 2385 / 0
[2] ベトナム，(Quang Ngai) H5N6
Highly pathogenic avian influenza, Viet Nam，reoccurrence of a listed disease
情報源 OIE, WAHID 2017年2月20日
感染開始時期 2017年2月12日
前回流行時期
原因ウイルス highly pathogenic avian influenza virus
Serotype: H5N6
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Pho Cuong, Duc Pho, Quang Ngai: backyard
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 6160 / 4500 / 2000 / 4160 / 0
関連項目 (51): Taiwan (TA) poultry, HPAI, H5N6, spread 20170214.4839527
● 狂犬病 (11)－ネパール キツネ，ヒトの暴露
PRO/AH/EDR> Rabies (11): Asia (Nepal) fox, susp., human exposure
Archive Number: 20170220.4852151
投稿者 ネパール・Sukraraj Tropical and Infectious Disease Hospital，Dr.Sher Bahadur Pun, MD, PhD 2017年2月19日
19日，Mehelkuna hospital (Surkhet district) 病院から，狂犬病免疫グロブリン注射を求めて 20人の患者の紹介を受けた。この患者らは，Mehelkuna and Maintada VCDs of Surkhet district of Nepal において，狂犬病と見られるキツネに襲われた。17日の 2時間のあいだに発生し，住民らによりこのキツネは殺処分され，頭部が狂犬病検査に提出された。残念ながら，国内で当院以外に狂犬病免疫グロブリン接種可能な施設はなく，多くの患者らが狂犬病により死亡している。
● インフルエンザ (06)－北米 ワクチン調査
PRO/EDR> Influenza (06): North America, seasonal vaccine studies
Archive Number: 20170220.4850849
情報源 Eurosurveillance Edition 2017, 22(6) 2017年2月9日
北米から，ワクチンの有効性 The 2016-17 mid-season vaccine effectiveness (VE) estimates についての調査結果が公表された。今シーズンのこれまで優位な the influenza A(H3N2) subtype による，医療機関が関与し検査で確認されたインフルエンザ laboratory-confirmed, medically-attended outpatient illness に対し，カナダ the Canadian Sentinel Practitioner Surveillance Network (SPSN) からは VE of 42 percent (95 percent CI [confidence interval] 18 to 59)，米国 the United States Influenza Vaccine Effectiveness Network (US Flu VE Network) からはこれに非常に近い VE of 43 percent (95 percent CI 29 to 54) という数字が示されている。この数字はまた，欧州 the I-MOVE European multi-centre case control study among primary care patients で示された，the VE of 38 percent (95 percent, CI: 21 to 51) against A(H3N2) illness にも近い数字となっている。これらシーズン中のワクチン有効性評価 mid-season VE estimates により，今シーズンのインフルエンザワクチン the 2016-17 influenza vaccine は，医療機関関与のインフルエンザ疾患 the risk of medically-attended A(H3N2) illness をおよそ 40 percent 減少させていることが示唆された。最善とは言えないものの suboptimal，2014-15 の the last A(H3N2) epidemic 時の同じネットワーク these same VE networks による解析結果よりも，有意に高い有効性が認められている ... 文献多数紹介，原文参照願います。
● ハンタウイルス (16)－チリ，アルゼンチン，米国 南北アメリカ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (16): Chile (LR), Argentina (BA), USA PA)
Archive Number: 20170220.4850930
[1] チリ (Los Ríos region)
情報源 Bio Bio Chile [in Spanish] 2017年2月18日
the Los Ríos region で今シーズン 6例目のハンタウイルス感染の患者 the 6th case of [a] hantavirus infection が確認された。2016年の 1年間に発生した患者数と同じである。the Los Lagos community 在住の 56歳の男性で，初期検査で感染が疑われた。呼吸器が装着された状態で，重症ではあるが状態は安定している。the Base Hospital in Valdivia の集中治療室に入院中で，近く the Las Condes Clinic in Santiago に搬送される予定である。本症例は2017年の患者としては，2016年の年間総患者数と同じ 6人目の患者で，2人が死亡している ...
[ Mod.TY 注－ the Los Lagos region を含め，チリの中部および南部にはアンデスハンタウイルスが常在している endemic for Andes hantavirus。感染の状況は明らかにされていないが，おそらくウイルスの宿主である齧歯類またはその排泄物の汚染された環境からの感染とみられる。この地域において，かなり頻繁 fairly frequently にヒトの感染が発生している ... Andes virus はヒトからヒトに感染することはまれで，家族内のような非常に濃厚な身体接触がある場合に限られる]
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
[2] アルゼンチン (Buenos Aires province)
情報源 MDZ [in Spanish] 2017年2月16日
アルゼンチン保健省は，Buenos Aires においてハンタウイルス感染により死亡した，Mendoza [province] の女性が居住地で感染した可能性について調査を行い，その可能性はないと結論づけた。この女性は 2月初めに死亡した。女性は 2ヶ月前から Buenos Aires に滞在しており，感染症の潜伏期間は between 15 and 35 days とされている。発症の 2ヶ月前から Sauce Grande, Monte Hermoso, in the province of Buenos Aires に滞在しており ... 感染があったのは，感染リスクが高い地域である Monte Hermoso or surroundings との結論に至った。この 36歳の女性は，家族とともに Mendoza から Monte Hermoso に移り住み，その 2ヶ月後になくなった ...
[A copy of the Ministry of Health "Report on the characterization of the genotype of Hantavirus" (in Spanish), indicating that the S segment of the virus was analyzed, appears at the end of this report. Of the 3 subtypes of Andes lineage virus, Lechiguanas and Plata were discarded and Buenos Aires was matched.]
[ Mod.TY 注－ ハンタウイルスの種類が明記されるのは滅多にないが，今回の報告には記載がある。（同ハンタウイルスの）齧歯類の宿主はまだ特定されていない]
[3] 米国 (Pennsylvania state): Seoul virus, pet rat
情報源 The Sentinel 2017年2月16日
ペンシルベニア州保健当局 The [Pennsylvania] state Department of Health は 16日，自宅を使ったペット飼育施設の 1匹のラット one pet rat in a Pennsylvania home-based breeding facility が，国内の他地域および世界中でヒトへの感染が確認されている，ソウルウイルス the Seoul virus の検査で陽性であることを確認した。このラットは，ラットでのウイルス感染が確認されているテネシー州の飼育施設 a Tennessee breeding facility から購入されたラットだった ... ハンタウイルスの 1種であるソウルウイルスは，齧歯類のうち，特に the brown and Norway rat により拡散される。感染した齧歯類の，糞，尿，唾液などに暴露することで，ヒトでの感染が起きると説明されている。現時点では，ペンシルベニア州でヒトの the Seoul virus 感染例は確認されていない。The Centers for Disease Control and Prevention は，世界各地でのアウトブレイクにより，全米で 13例の感染例を確認している ...
写真 the brown rat (_Rattus norvegicus_) and a black rat (_Rattus rattus_)
● 原因不明のウイルス，キャベツ－ガーナ
PRO/PL> Undiagnosed virus, cabbage - Ghana
Archive Number: 20170220.4850749
情報源 PhysOrg, University of Cambridge report 2017年2月17日
ガーナの農民にとってキャベツは主要な産品となっている。しかし最近，stunted, yellowing, wilting cabbages, their leaves curled, が見られるなどの悲惨な状況となっている。2年前からこのような症状が報告されている ...