2017年2月21日

Indian walnut-ブラジル 死亡
住血吸虫症-ベルギー 南アから など

麻疹 (09)
PRO/EDR> Measles update (09)
Archive Number: 20170221.4855486
[1] 南アフリカ (Western Cape)
情報源 Times Live 2017年2月20日
麻疹の感染拡大防止対策として,保健当局 The Western Cape health department は,Stellenbosch and Drakenstein の生徒ら 15 500 students and children に麻疹ワクチンの接種を行っている。現在,9 confirmed cases of measles が確認されているが,いずれも治療により回復した ... 19日現在,麻疹ワクチンのカバー率は 78% である。
[2] ニュージーランド (North Island)
情報源 Stuff 2017年2月16日
麻疹に感染した小児 1名が 9日,図書館
Palmerston North City Library を訪れていたことから,この時間にウイルスに暴露した人がいる可能性がある。その他にも多くの公共の場を訪れていた。患児は,the 7th confirmed measles case in Palmerston North であり,他の 6人の患者はすべて 2月になってから,all part of the Institute of the Pacific United で確認されている。授業 Classes at IPU は 20日まで休止となっている ...
[3] 米国 (Washington, Whitman County)
情報源 Moscow-Pullman Daily News 2017年2月16日
地方公衆衛生当局者によると,a Whitman County child の麻疹感染が確認された。診断されるまでに様々な場所を訪れている [various locations. See full article at URL above for exact locations and times] ...

口蹄疫-パレスチナ自治区,ウシ OIE
Foot-and-mouth disease [FMD], Palestinian Auton. Territories,reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Palestinian Authority: (GZ) bovine, st. O, OIE
Archive Number: 20170221.4855322
情報源 OIE, WAHID 2017年2月20日
感染開始時期 2017年2月2日
前回流行時期 2012年4月30日
原因ウイルスFoot and mouth disease virus
Serotype: O
新たな感染流行 (2)
Outbreak 1(A00283482): Gaza Strip, Tel alsultan, Rafah, Gaza Strip: farm
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 385 / 77 / 19 / 0 / -
Affected population: イスラエル経由でガザ地区 Gaza Strip の複数の農場に導入された calves from 12 to 18 months of age で,一部は欧州からイスラエル経由でガザに輸入された際に,ワクチンを1回しか接種されていなかった with only one shot of FMD vaccine in the Israeli quarantine.
Outbreak 2 (A00283479): Gaza, Nusairat, Jabalia, Gaza Strip: farm
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 40 / 8 / 3 / 0 / -

Indian walnut-ブラジル 死亡
PRO/AH/EDR> Indian walnut - Brazil: fatalities
Archive Number: 20170221.4855231
情報源 Bolivia En Tus Manos.com [machine trans.] 2017年2月8日
国内で,ダイエット used to lose weight 目的に実 seed を摂取した 3人が死亡したことを受け,ブラジル政府は Indian walnut の輸入を禁止する措置を行ったと,8日当局が発表した。この禁止措置は,Indian walnut と同じく,緩下剤類似の減量効果があるとして一部で流通 unevenly distributed する,いわゆる the so-called "Napoleon's Hat"にも対象を広げて実施する,と the National Agency of Sanitary Surveillance (ANVISA) は声明の中で明らかにした。インドからブラジルに輸入されたナッツを摂取して死亡した 3人の遺体から,the "evidence of toxicity" (毒性の証拠)が 検出されたことに基づく決定とされている。the states of Mato Grosso do Sul (midwest) と Maranhão (northeast) の 2名および Sao Paulo (southeast) の 3人目の死亡に Seed use は関係していたが,後者については現在調査中である。対応策として,これらの 2 products については "食品,医薬品ほか消費者向け商品の原材料としての使用を禁止する" in Brazil と述べられている。
[ Mod.TG 注- The Indian walnut には,文献またはその発行年によって,多種多様の異なる名前 a number of different names が付けられている。例を挙げると : _Aleurites triloba_ Forst, and _Croton moluccanus_ L. などがあるが,最も一般的に受け入れられているのは _Aleurites moluccanus_ (L.) と思われる。一般名としては,Candlenut oil tree, Candleberry, Varnish tree, Indian or Belgaum walnut, and Indian walnut などがあり,いずれも members of the Euphorbiaceae family に属する。樹木は米国から輸入されたもので,フロリダ Florida 州にも生育していることから,亜熱帯気候でよく育つとみられる。the Virgin Islands and Hawaii にも輸入されており,より熱帯気候でも適するようである。マカダミアナッツのような大粒のナッツであるが,もう少し苦みがあって,大きさもやや大きい。アーモンドの 2倍と説明されることもあるが,細長くはなく丸い。Many members of the Euphorbiaceae family にはサポニン saponins が含まれ,粘膜に強い刺激性を持ち,とりわけ消化管 the gastro-intestinal tract を刺激 very irritating する。"Indianwalnut.co" 関連の多くのウェブサイトでは,体重減少効果が謳われているが,過量摂取による毒性の注意書きも見られる ... ラベルには,用法用量を守れば安全 effective but not toxic とされているが,それを支持する盲検,安全性試験,有効性試験は行われていない ... ]

仮性狂犬病-スペイン 2015 リンクス 初報告
PRO/AH/EDR> Pseudorabies - Spain: 2015, Iberian Lynx, 1st rep.
Archive Number: 20170221.4855035
情報源 NCYT [in Spanish] 2017年2月20日
1 Dec 2015,オスのスペインオオヤマネコのこども a male cub of Iberian lynx (_Lynx pardinus_) が,Extremadura [Spanish autonomous community] で死亡して発見された。the project Life+Iberlince を通じて同地方に再導入され,野生環境で誕生した 1st litters の 2頭のうちの 1頭だった。当初は自然死と見られていたが ... the Pseudo-Rabies Virus (PRV) の感染が原因であると発表された。an Iberian lynx では初めての the 1st case of pseudorabies,別名オーエスキー病 Aujeszky's disease,の症例で,自然界では 2例目の報告となった。ほかには,1994年のパンサー a Florida Panther の報告のみである ...
[ Mod.PMB 注- The scientific article when this episode was reported  ... ]

原因不明の死亡,ウシ,ヤギ-バングラデシュ (02)
PRO/AH/EDR> Undiagnosed deaths, bovine, caprine - Bangladesh (02): (RP) poisoning
Archive Number: 20170221.4854394
情報源 EpiCore Global Surveillance Project 2017年2月18日
[ Mod.AS 注- subdistrict ("upazila") Kaliganj, Bangladesh における,約 40 頭の家畜のウシとヤギの原因不明の死亡について,ProMED-mail's post 20170218.4849121で報告したところ,調査結果についての情報提供を依頼していた。Kaliganj は Dhaka Division に属すると間違って理解していたが; 発生した地点は,実際は the Kaliganj sub-district of Lalmonirhat district, Rangpur division であった ... 以下のとおり回答があった]

On [17 Feb 2017] Kaliganj [upazila] の地方紙で,Lalmonirhat  [district] の pashuram community at South Dalgram [probably a village] において,5日間で 33 deaths of domestic animals (cattle and goats) が発生したと伝えられた。後肢のれん縮 Tremor in hind limbs が見られたのち,腹部のガス膨満と全身性のけいれんが見られた。発症後,ウシは 1.5時間,ヤギは 10分で死亡した。Since [15 Feb 2017] 33 domestic animals from 12 farmers が死亡 [January-February of 2015 and 2016 in the same geographical location において,同じ死亡例が確認されている。獣医師は食中毒を疑っている。The livestock officers of Rangpur and Lalmonirhat districts は感染性ではないことを確認した。死亡した動物の血液検体中で,窒素濃度が上昇していることから,nitrate poisoning が死亡原因とみられている。死亡の前日に,newly grown grass が与えられており,高濃度の窒素が含まれていたことが確認されている。有機リン中毒 OPC [organophosphate] poisoning の可能性もある。

● THE INTERNATIONAL JOURNAL OF INFECTIOUS DISEASES 2月号
PRO/ALL> New in IJID (02): February 2017
Archive Number: 20170221.4854153
目次 原文参照願います。

住血吸虫症-ベルギー 南アから
PRO/EDR> Schistosomiasis - Belgium: ex South Africa (NL)
Archive Number: 20170221.4854079
投稿者 GeoSentinel・Emmanuel Bottieau 2017年2月21日
from [26 Dec 2016 to 5 Jan 2017] の期間中,スワジランド国境に近い,the Witrivier (Whiteriver) near the Mimi Moya Eco Lodge, situated in the north of Kwazulu-Natal の 1ないし3カ所の地点で,33 Belgian tourists が [住血吸虫症 schistosomiasis] に暴露した。暴露からわずか 21日後から発熱,腹痛などの症状がではじめ,約 80 % の患者が長期間の頭痛および/または筋肉痛の症状がみられた。すべての症状は暴露から 28ないし 35日後までに発症した。このときまでに好酸球数の増加が認められたのは,30 % 未満だった。便および尿中の虫卵は陰性で,住血吸虫抗体検査陽性例は1例のみだった。しかし,a PCR test targeting the Dra-1 tandem repeat sequence of the _Schistosoma haematobium_ genome は,これまでに検査した,好酸球数増加が見られた 5人の患者の血清抗体ですべて陽性だった。この地域ではこれまで,住血吸虫症が報告されたことはなく,近く a malacological [study of mollusks,軟体動物] survey が行われることになっている。