PRO/EDR> Chikungunya (36): Pakistan
Archive Number: 20171001.5352966
[1] 1/3が Karachi で発生
情報源 Pakistan Today 2017年9月29日
シンド州 Sindh province では 9月1日以降，少なくとも 241人の感染 suspected cases が報告されており，うち 1/3にあたる 154 がカラチ Karachi で発生している。州保健当局 Sindh Health Department の発表によると，合計 4329 chikungunya suspected cases in the province, out of which 3462 from Karachi, while the rest of the cases surfaced in Tharparkar/Mithi, Sanghar and Umerkot が確認されている ...
[2] ほとんどが低所得層の患者
情報源 Business Recorder 2017年9月28日
2017年，シンド Sindh 州で 4312 cases of chikungunya against 405 in 2016 が確認されていることが，州保健当局 the provincial health department から発表された ... ほとんどすべての患者が低所得層の患者である
PRO/EDR> Chikungunya (36): Italy, autochthonous outbreak
Archive Number: 20171001.5352835
情報源 Eurosurveillance 2017年9月28日
Detection of a chikungunya outbreak in Central Italy, August to September 2017.
9月6日および 7日，イタリアの国立検査機関 the National Reference Laboratory for arboviral infections based at the National Institute of Health, Italy は，高熱，関節痛，痒疹 an itching skin rash のある，3例の患者の血清と尿検体を受け付けた。沿岸部 the coastal town of Anzio, in the province of Rome, Lazio region (約 58 km from Rome)滞在中の 8月5日，11日，9月2日にそれぞれ発症した。患者らは同居しており，発症までの 2週間以内に，chikungunya, dengue or Zika [virus] endemic areas への渡航歴はなかった。8月初めに発症した 2人の抗体検査は陽性 chikungunya IgM positive で，中和検査 a neutralisation test (PRNT)で確定診断された。The 3rd patient は IgM positive and PRNT borderline (PRNT 1:10)だった。血液及び尿検査 RT-PCR followed by nested PCR で Chikungunya virus が陽性となり，尿からウイルスが分離された ... Epidemiological surveillance により，9月20日現在 86 confirmed autochthonous cases of chikungunya が報告されている。Anzio の住民，および発症の 15日前までに同地を訪れた人々の感染が確認され，ローマ Rome でも，Anzio もしくは other endemic areas への渡航者の感染が報告されている。ウイルスを持ち込んだ，発端となったウイルス血症の症例は同定されていない。
Entomological investigation (昆虫の調査)
7 and 8 Sep 2017 ，the Anzio municipality において，BG-Lure (Biogents, Regensburg, Germany) and captured directly using handheld electric aspirators on vegetation or on exposed skin のいずれかの方法で蚊の成虫が捕獲。dippers or droppers by inspecting artificial containers (removable or non-removableにより，ボウフラの採取 Larval collections も実施された。the Anzio municipality area では，ヒトスジシマカ Adults and larvae of _Aedes albopictus_ (tiger mosquito) and _Culex pipiens_ が発見された ... Among 53 mosquitoes のうち，the 1st 3 cases の自宅付近で捕獲された，one pool of 12 _Ae. albopictus_ females でchikungunya virus positive by PCR が確認され，ウイルスが分離された。
Phylogenetic analysis of patient and mosquito sequences (系統発生学的解析)
ヒト及び蚊族からのウイルス遺伝子配列の解析結果(Sequences of the PCR amplicons of the virus envelope (E)1 gene from the patient (GenBank numbers: LT908477 and LT908478) and from the mosquitoes)は一致 identical (GenBank number: LT908476)し，パキスタンで現在流行する，the A226V mutation を有しない the sequence of a chikungunya East Central South African (ECSA) strain と 100 percent similarity であった ...
Control measures ...
Background ...
Discussion
今回のアウトブレイクの発生は，イタリアで確認された国内感染流行としては 2度目で，The 1st outbreak with more than 200 reported cases は，アドリア海沿岸部付近の北東部 the province of Ravenna で 2007年の 7月から9月に発生し ... 以後のベクター等の監視 ... イタリアでヒトスジシマカ The competent vector, _Ae. albopictus_ が初めて確認されたのは 1990年の北西部で，現在はthe Lazio region を含む全国に定着している。Overall between 2014 and 2016 の間に合計 128 possible/probable/confirmed imported cases of chikungunya [virus infection]が報告され，Most cases に中南米への渡航歴が確認されている。今回，国内感染が確認された Anzio は，ローマから車で 1時間足らずのリゾート地で，2017年も 9月14日の新学期前に多数の家族が訪れている ...
[Mod.TY－ 10 new cases が確認され，102 reported cases に増加した。these 10 new cases のうち，5人は Anzio の住民だが，残りの 5 new cases concern は the municipality of Rome の住民であり Anzio との関連性がない(1 in Italian)。この地域では依然として Chikungunya virus transmission が active であり，気温が下がるまで継続する可能性がある。The surveillance system は the 1st cases を適時に検出した。The Early Warning Response System will be important for notifying neighboring countries to be on the alert for cases]
関連項目 (34): Italy 20170919.5327495
● コレラ イエメン、アフリカ
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (108): Asia (Yemen)
Archive Number: 20171001.5353253
情報源 XinHuaNet 2017年9月30日
4月後半以降，イエメンで 2127人がコレラ感染流行 The cholera epidemic に死亡したと，,the World Health Organization (WHO)が 30日明らかにした。22 provinces out of total 23 から，76万人以上の感染が報告され，その多くが，ホウシー Shiite Houthi rebels の支配下にある北部 northern provinces の患者である。死者の数は，9日前の報告から 124人増え，the suspected cases は 6万人以上増加した。2017年末までに 100万人に達するとの見方もある ...
[The continuing statistics of this record epidemic of _V. cholerae_ in Yemen are shown below:
Date (2017) / Cases / Deaths
8 May / 1360 / 25
30 May / 65 300 / 532
30 Jun / 240 000 / 1500
29 Jul / 419 804 / 1912
30 Aug / 591 100 / 2035
29 Sep / 767 524 / 2127]
関連項目 (106): Asia (Yemen) new record 20170928.5346529
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (107): Africa
Archive Number: 20171001.5349664
[1] コレラ- マラウイ(Chikwawa district)
情報源 Maravi Post 2017年9月29日
Chikwawa 保健当局は，地域内での感染増加を受け，コレラワクチン接種キャンペーン a cholera vaccination exercise を来週[week of Sun 1Oct 2017]から開始すると発表した。The district では 6週間前からの a cholera outbreak によるパニックを生じ，Chikwawa Secondary School で 3人が検査陽性となった疾患による死から逃れようとしている。新たな患者発生により，感染した患者は 36人となった ...
[2] コレラ- スーダン
情報源 Radio Dabanga 2017年9月29日
スーダンを席巻するコレラ感染流行により，Darfur やその他の地域で新たな死者が発生し，the South Darfur capital of Nyala で 26日，コレラにより 2人が死亡し，ほか 6人が感染した ...
[3] コレラ- コンゴ民主共和国
情報源 CAJ News 2017年9月29日
A raging cholera outbreak により，コンゴ民主共和国内で 500人以上が死亡している。2017年6月に the North Kivu province で発生した今回のアウトブレイクにより，2万4千人以上が感染した。国内の 20 of the Central African country's 26 provinces で発生が確認され，11の地域が epidemic proportions に達している。6 provinces においてコレラは常在 endemic にあったが，干ばつとヒトの移動が，より被害を急速に拡大させ深刻にした。DRC で最悪のアウトブレイクの 1つとなっている ...
● ペスト マダガスカル WHO
PRO/AH/EDR> Plague - Madagascar (08): fatal
Archive Number: 20171001.5353252
情報源 WHO 2017年10月1日
厚生労働省検疫所 FORTH 参照願います。
PRO/EDR> Mumps update (28): Canada, USA
Archive Number: 20171001.5352710
[1] カナダ
Manitoba：The Reminder 2017年9月25日
Ontario：Global News 2017年9月27日
[2] 米国
Alaska：SitNews 2017年9月28日
North Carolina (Raleigh)：WLOS 2017年9月29日
Hawai'i (Big Island)：Hawai'I Tribune-Herald 2017年9月30日
● ウエストナイルウイルス 米国，ウマ
Archive Number: 20171001.5352583
情報源 Equimanagement, Equine Disease Communication Center report 2017年9月29日
Michigan reports 14th equine WNV for 2017
● 狂犬病 タンザニア，アンゴラ，南アフリカ，イエメン，ザンビア
PRO/AH/EDR> Rabies (41): Africa, Asia, animal, human
Archive Number: 20171001.5351923
[1] タンザニア, animal, control
情報源 East African Community (EAC) Secretariat Press release 2017年9月27日
タンザニア国内で，毎年およそ 1500人が狂犬病 rabies により死亡していると，科学的に推定されている。すべてが報告されるわけでないため公式発表数はこれより少ないが，患者の多くが小児で，イヌによる咬傷が主な感染原因となっている ... 支援により，Mbwa Wa Africa Animal Rescue は an estimated 5000 dogs across 20 vaccination stations in Arusha City へのワクチン接種を計画している ...
[2] アンゴラ human
投稿者 Neida Ramos 2017年9月28日
the province of Cuanza Norte において， 2017年上半期に合計 11人が，イヌに襲われ狂犬病の犠牲となって死亡した。2016年同期より 10人多い。28日の World Rabies Day に，州内で 768人が，イヌ，ネコ，サルなどの咬傷を受けていると明らかにされた。狂犬病による死者は，咬傷を受けた 370人の中の 8人が死亡した，the Cazengo municipality (the county capital of the province)が最も多かった ...
[3] 南アフリカ
KwaZulu-Natal, canine：North Coast Courier 2017年9月20日
the King Cetshwayo District (Eshowe to Richards Bay)において，1か月以上にわたり狂犬病 cases of rabies が報告されており，the Ilembe District (Ndwedwe and Maphumulo)を経由して，Inanda township in Durban に南進し，the greater Ballito area にまで及んでいる ...
KwaZulu-Natal, human：Northern Natal Courier 2017年9月19日
north-east KZN で 2歳児が狂犬病で死亡したことから，獣医学当局 the KZN Veterinary Services は体制を強化している。2007年以降，動物の狂犬病感染は，473 cases から 47 にまで減少している ...
[4] イエメン, stray dogs, human
情報源 Yemeni Medical Journal [in Arabic] 2017年9月18日
首都サナアなど the capital Sanaa and other governorates では，連日 30－40件発生する狂犬病に関わる野犬に悩まされている。the Republican hospital in Sanaa の狂犬病対策官によると，2017年の the number of rabies cases は 248 cases with 16 deaths であった。
[5] ザンビア, ウシ dairy cow, human exposure
情報源 The Chronicle (Zimbabwe) 2017年9月15日
Nkayi の 9人家族が，狂犬病の野犬に咬傷を受けたウシのミルクを飲んだため，健康監視を受けている。先週[week of Sun 3 Sep 2017]イヌの咬傷を受け死亡するまで，1か月以上このウシのミルクを搾乳していた ...
[6] Rabies vaccine required globally - Comment
投稿者 Merritt Clifton 2017年9月29日
2030年までにイヌの狂犬病を根絶するためには，about 7.5 billion doses 分のワクチンが不足している。一方，狂犬病の発症が確実な，比較的少数地域での intensive ring vaccination を，the hot zone における saturation vaccination and dog sterilization (イヌの去勢)とともに行えば，より多くのワクチンサプライと接種が望ましいが，現在のワクチン供給であってもイヌの狂犬病の根絶は可能である。最も緊急な需要があるところに，入手可能なワクチンを正確に集中して使用することが肝要。
PRO/EDR> Necrotizing fasciitis - USA: (TX) hurricane-related
Archive Number: 20171001.5350572
[1] 情報源 Dallas News 2017年9月26日
ヒューストン Houston の 76歳女性が，洪水に襲われた自宅で人食いバクテリア a "flesh-eating bacterium"に感染し，ハリケーンの犠牲者 Hurricane Harvey's official death の 1人となった。9月15日，壊死性筋膜炎 necrotizing fasciitis により死亡した。上肢の鈍的外傷の合併症として，皮膚にこの危険な菌感染が生じ，郡内で 36人目の犠牲者となった ...
[2] 情報源 Click 2 Houston 2017年9月7日
Hurricane Harvey の洪水で人命救助に当たった男性が発症した感染症は，医療用語で壊死性筋膜炎と呼ばれている。一般的には "flesh-eating bacteria"と呼ばれ，死亡する可能性がある。回復の見込みのある早い段階でこの病気に気づいていたが，男性はより多くの住民らが，ハリケーンの後始末中に感染する危険があることを知っており，注意を呼び回っていた。以前は消防士と医療に従事していた
PRO> New in IJID (10): October 2017
Archive Number: 20171001.5353794
情報源 IJID 2017年9月