麻疹
コロンビア/ベネズエラ,パキスタン,ベトナム,日,豪,スーダン,スペインなど
エボラ(04)-ナイジェリア,ケニア,コンゴ民主共和国 WHO
ラッサ熱-リベリア
● 麻疹
コロンビア(ベネズエラから),米国,PAHO,パキスタン,ベトナム
日本,オーストラリア,スーダン,スペイン,英国
PRO/EDR> Measles update (30): Americas, Asia, Africa, Europe
Archive Number: 20180510.5791951
[1] コロンビア ex Venezuela
情報源 Caracol Radio [in Spanish, machine trans.] 2018年5月5日
The National Institute of Health (INS) 保健当局は, San Onofre, Sucre 市において 7 cases of measles 麻疹感染を報告した。4例がベネズエラからの輸入例で,3例がコロンビア在住のベネズエラ国民だと明らかにした。
[2] 米国
USA: New York (New York City), alert
情報源 JBH News 2018年5月6日
麻疹ウイルスに感染した患者が 3 western New York venues を訪れていた
USA: Pennsylvania ex Italian tourist, alert
情報源 16abc, WNEP 2018年5月7日
州保健当局 the Pennsylvania Department of Health は,イタリアから入国した a confirmed case of measles が, central Pennsylvania,Snyder and Lycoming Counties. に立ち寄った ...
[3] PAHO: Epidemiological Update
情報源 PAHO, Pan American Health Organization 2018年5月8日
In 2018, between epidemiological week (EW) 1 and EW 18 において,南北アメリカ地域の 11カ国から 1115 confirmed cases in the Region of the Americas: Antigua and Barbuda (1 case), Argentina (3 cases), Brazil (104 cases), Canada (9 cases), Colombia (21 cases), Ecuador (3 cases), Guatemala (1 case), Mexico (4 cases), Peru (2 cases), the United States (63 cases), and Venezuela (904 cases) が報告された。4カ国で 895 confirmed case: Argentina (3 cases), Canada (45 cases), the United States of America (120 cases), and Venezuela (727 cases) が報告された 2017年の報告数を上回った…
[4] パキスタン(Sindh)
情報源 Daily Times 2018年5月6日
across the region of Khairpur の麻疹アウトブレイクにより,5日,少なくとも 3人の小児が死亡した。
[5] ベトナム infectious disease warning
情報源 Devdiscourse 2018年5月6日
全国で a total 135 measles patients and 3 meningococcal meningitis cases が確認されている
[6] 日本 (Okinawa) ex Taiwan 台湾から
情報源 Japan Times 2018年5月7日
沖縄県で麻疹感染が拡大し,4月の1か月間の報告数が90例を超えた。アウトブレイクの発端は,3月20日に同県を訪れ麻疹感染と診断された台湾人男性と考えられている。2018年5月3日の時点で91例に達した。米軍基地の1人の感染が報告されている。アウトブレイクは,4月の沖縄旅行後のティーンエージャー1人が麻疹と診断された愛知県にも拡がった。愛知県当局は,この患者が受診した病院を訪れた12人を含め,合計17例の麻疹を報告している。
Why did the outbreak occur in Okinawa?
台湾の30歳代男性により,3月にウイルスが沖縄県に持ち込まれたとみられている。この男性と接触したり,同じ施設を訪れた多数の人々が感染した。県のデータによると,患者の多くが50歳以下でワクチンの接種状況を記憶していなかった。1978年に同県で未就学児の無料の麻疹ワクチンの接種が開始されたが,単回接種では不十分であることが判明し,2006年に2回の接種に変更された。
Wasn't Japan declared free of measles by the World Health Organization?
正しい。2015年に,3年間国内感染例が報告されていないことから麻疹の排除が宣言された。しかしその後も海外からの麻疹感染例が続いており,2016年にも関西国際空港で 33人の従業員の感染が確認されたと報道されている。このアウトブレイクは,中国から帰国した日本人が発端となったとみられている。2017年,インドネシアに滞在した男性1名から50名以上が感染した。しかしながら全体としては,日本の麻疹感染は,2008年の1万1千人から,2017年に189人にまで急減している。
What's the situation in other countries?
ワクチン接種により,米国や一部の中東の国々で報告される患者数は少なくなっている。しかし非常に感染力が強く,WHOによると,今もアジアやアフリカ,特にインド,中国,パキスタン,ナイジェリアでは大きな問題となっている。Between March 2017 and February [2018] の間に,インドでは 51 626人が,次いでナイジェリアで 10 391人,インドネシアで 7790人,ウクライナで 7758人の感染が報告されている。2017年,欧州各国でも麻疹のアウトブレイクが発生し,イタリア,ウクライナ,ルーマニアでは数千人の感染が報告された。
[7] オーストラリア West Australia: traveler alert
情報源 The West Australian 2018年5月9日
Qantas flight QF585 from Adelaide to Perth last [Sat 5 May 2018] の搭乗客らに対し,麻疹感染のリスクがあると,保健当局 Health authorities in WA [West Australia] が明らかにした。同機に搭乗した幼児の麻疹感染が確認された。2018年3月中旬以降,10 measles cases confirmed in Perth residents が報告されており,うち4人が成人,5人がワクチン接種年齢以下の乳児,1人がティーンエージャーだった…
[8] スーダン (North Darfur)
情報源 All Africa 2018年5月8日
麻疹感染の軍関係者 Dozens of paramilitary combatants が El Fashir academic hospital を受診したと,病院関係者が明らかにした。同院は5日と6日,the military camp at Jadid Elseil, and the camp of the RSF, at the southern gate of El Fasher city からの,about 60 members of the Rapid Support Forces (RSF) を収容した。
[9] スペイン (Catalonia, Tortosa)
情報源 Outbreak News Today 2018年5月6日
カタロニア保健当局 Officials with the Public Health Agency of Catalonia (ASPCAT) は the measles outbreak in the city of Tortosa, Catalonia, Spain による,新たな感染例について報告している。新たに 2名の感染が報告され,現在 13例となった。ほか,感染が疑われる合計 4人について現在調査されている。3月に the Hospital Verge de la Cinta から始まり,患者のうち 7人が病院関係者である。いずれも合併症はなく入院を必要としていない。
[10] 英国 England
情報源 Liverpool Echo 2018年5月7日
Merseyside の麻疹感染が,2017年の3倍の勢いで増えている。年初以来40例の麻疹感染が疑われており,2016年および2017年同期の13例と比べ,3.1倍多い。areas of Merseyside のうち,リバプール Liverpool は the first 17 weeks of the year [2018]において最多の 15例を報告しており,2017年同期の 4例から急増した。次いで,Knowsley with 10 cases, up from 1, with 9 cases in Sefton, 5 in Wirral , and 1 in St Helens が確認されている。Across England and Wales では,1022 suspected cases が Public Health England に報告され,近年とくらべ極めて多い。
● 真菌疾患,大麦-アイルランド
PRO/PL> Fungal diseases, barley - Ireland: population shifts
Archive Number: 20180510.5792118
情報源 AgriLand 2018年5月6日
● 日本脳炎-フィリピン
● 腸チフス-米国 デイケア
PRO/EDR> Typhoid fever - USA: (MA) daycare center, imported
Archive Number: 20180510.5792030
情報源 CBS 2018年5月10日
a daycare and preschool in North Quincy の小児 1名が腸チフス typhoid fever と診断された。州保健当局 the state Department of Public Health は 10日,Bright Horizons in North Quincy の小児 1名が腸チフスと確認されたと明らかにした。"マサチューセッツ州公衆衛生当局 The Massachusetts Department of Public Health は Bright Horizons and the Quincy Public Health Department とともに感染拡大防止に努めている" と述べ,この小児が最近海外へ渡航したとの情報を得ていると述べた…
● ブタ繁殖呼吸器症候群-インド
PRO/AH/EDR> Porcine reprod. & resp. syndrome - India: (MZ)
Archive Number: 20180510.5791954
情報源 Northeast Today 2018年5月7日
Mizoram のブタ繁殖呼吸器症候群と豚インフルエンザ the outbreak of Porcine Reproductive and Respiratory Syndrome (PRRS) and Classical Swine Flu [Fever?] により,3月以降 1026頭のブタが死亡し,3639頭が感染したと,6日当局が明らかにした。Mizoram では,2013年,2016年に続いて 3回目の an outbreak of PRRS.となる
Outbreak status: resolved 9 May 2018
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
● 口蹄疫-ケニア OIE
コロンビア/ベネズエラ,パキスタン,ベトナム,日,豪,スーダン,スペインなど
エボラ(04)-ナイジェリア,ケニア,コンゴ民主共和国 WHO
ラッサ熱-リベリア
● 麻疹
コロンビア(ベネズエラから),米国,PAHO,パキスタン,ベトナム
日本,オーストラリア,スーダン,スペイン,英国
PRO/EDR> Measles update (30): Americas, Asia, Africa, Europe
Archive Number: 20180510.5791951
[1] コロンビア ex Venezuela
情報源 Caracol Radio [in Spanish, machine trans.] 2018年5月5日
The National Institute of Health (INS) 保健当局は, San Onofre, Sucre 市において 7 cases of measles 麻疹感染を報告した。4例がベネズエラからの輸入例で,3例がコロンビア在住のベネズエラ国民だと明らかにした。
[2] 米国
USA: New York (New York City), alert
情報源 JBH News 2018年5月6日
麻疹ウイルスに感染した患者が 3 western New York venues を訪れていた
USA: Pennsylvania ex Italian tourist, alert
情報源 16abc, WNEP 2018年5月7日
州保健当局 the Pennsylvania Department of Health は,イタリアから入国した a confirmed case of measles が, central Pennsylvania,Snyder and Lycoming Counties. に立ち寄った ...
[3] PAHO: Epidemiological Update
情報源 PAHO, Pan American Health Organization 2018年5月8日
In 2018, between epidemiological week (EW) 1 and EW 18 において,南北アメリカ地域の 11カ国から 1115 confirmed cases in the Region of the Americas: Antigua and Barbuda (1 case), Argentina (3 cases), Brazil (104 cases), Canada (9 cases), Colombia (21 cases), Ecuador (3 cases), Guatemala (1 case), Mexico (4 cases), Peru (2 cases), the United States (63 cases), and Venezuela (904 cases) が報告された。4カ国で 895 confirmed case: Argentina (3 cases), Canada (45 cases), the United States of America (120 cases), and Venezuela (727 cases) が報告された 2017年の報告数を上回った…
[4] パキスタン(Sindh)
情報源 Daily Times 2018年5月6日
across the region of Khairpur の麻疹アウトブレイクにより,5日,少なくとも 3人の小児が死亡した。
[5] ベトナム infectious disease warning
情報源 Devdiscourse 2018年5月6日
全国で a total 135 measles patients and 3 meningococcal meningitis cases が確認されている
[6] 日本 (Okinawa) ex Taiwan 台湾から
情報源 Japan Times 2018年5月7日
沖縄県で麻疹感染が拡大し,4月の1か月間の報告数が90例を超えた。アウトブレイクの発端は,3月20日に同県を訪れ麻疹感染と診断された台湾人男性と考えられている。2018年5月3日の時点で91例に達した。米軍基地の1人の感染が報告されている。アウトブレイクは,4月の沖縄旅行後のティーンエージャー1人が麻疹と診断された愛知県にも拡がった。愛知県当局は,この患者が受診した病院を訪れた12人を含め,合計17例の麻疹を報告している。
Why did the outbreak occur in Okinawa?
台湾の30歳代男性により,3月にウイルスが沖縄県に持ち込まれたとみられている。この男性と接触したり,同じ施設を訪れた多数の人々が感染した。県のデータによると,患者の多くが50歳以下でワクチンの接種状況を記憶していなかった。1978年に同県で未就学児の無料の麻疹ワクチンの接種が開始されたが,単回接種では不十分であることが判明し,2006年に2回の接種に変更された。
Wasn't Japan declared free of measles by the World Health Organization?
正しい。2015年に,3年間国内感染例が報告されていないことから麻疹の排除が宣言された。しかしその後も海外からの麻疹感染例が続いており,2016年にも関西国際空港で 33人の従業員の感染が確認されたと報道されている。このアウトブレイクは,中国から帰国した日本人が発端となったとみられている。2017年,インドネシアに滞在した男性1名から50名以上が感染した。しかしながら全体としては,日本の麻疹感染は,2008年の1万1千人から,2017年に189人にまで急減している。
What's the situation in other countries?
ワクチン接種により,米国や一部の中東の国々で報告される患者数は少なくなっている。しかし非常に感染力が強く,WHOによると,今もアジアやアフリカ,特にインド,中国,パキスタン,ナイジェリアでは大きな問題となっている。Between March 2017 and February [2018] の間に,インドでは 51 626人が,次いでナイジェリアで 10 391人,インドネシアで 7790人,ウクライナで 7758人の感染が報告されている。2017年,欧州各国でも麻疹のアウトブレイクが発生し,イタリア,ウクライナ,ルーマニアでは数千人の感染が報告された。
[7] オーストラリア West Australia: traveler alert
情報源 The West Australian 2018年5月9日
Qantas flight QF585 from Adelaide to Perth last [Sat 5 May 2018] の搭乗客らに対し,麻疹感染のリスクがあると,保健当局 Health authorities in WA [West Australia] が明らかにした。同機に搭乗した幼児の麻疹感染が確認された。2018年3月中旬以降,10 measles cases confirmed in Perth residents が報告されており,うち4人が成人,5人がワクチン接種年齢以下の乳児,1人がティーンエージャーだった…
[8] スーダン (North Darfur)
情報源 All Africa 2018年5月8日
麻疹感染の軍関係者 Dozens of paramilitary combatants が El Fashir academic hospital を受診したと,病院関係者が明らかにした。同院は5日と6日,the military camp at Jadid Elseil, and the camp of the RSF, at the southern gate of El Fasher city からの,about 60 members of the Rapid Support Forces (RSF) を収容した。
[9] スペイン (Catalonia, Tortosa)
情報源 Outbreak News Today 2018年5月6日
カタロニア保健当局 Officials with the Public Health Agency of Catalonia (ASPCAT) は the measles outbreak in the city of Tortosa, Catalonia, Spain による,新たな感染例について報告している。新たに 2名の感染が報告され,現在 13例となった。ほか,感染が疑われる合計 4人について現在調査されている。3月に the Hospital Verge de la Cinta から始まり,患者のうち 7人が病院関係者である。いずれも合併症はなく入院を必要としていない。
[10] 英国 England
情報源 Liverpool Echo 2018年5月7日
Merseyside の麻疹感染が,2017年の3倍の勢いで増えている。年初以来40例の麻疹感染が疑われており,2016年および2017年同期の13例と比べ,3.1倍多い。areas of Merseyside のうち,リバプール Liverpool は the first 17 weeks of the year [2018]において最多の 15例を報告しており,2017年同期の 4例から急増した。次いで,Knowsley with 10 cases, up from 1, with 9 cases in Sefton, 5 in Wirral , and 1 in St Helens が確認されている。Across England and Wales では,1022 suspected cases が Public Health England に報告され,近年とくらべ極めて多い。
● 真菌疾患,大麦-アイルランド
PRO/PL> Fungal diseases, barley - Ireland: population shifts
Archive Number: 20180510.5792118
情報源 AgriLand 2018年5月6日
● 日本脳炎-フィリピン
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis - Philippines: (Luzon)
Archive Number: 20180510.5792089
Archive Number: 20180510.5792089
情報源 Sun Star 2018年5月10日
The Department of Health (DOH) in the Cordilleras 保健当局は,2018年に地域内で 8例の日本脳炎 confirmed cases of Japanese encephalitis; 2 came from Benguet, one from Baguio City while the remaining 5 cases came from outside the Cordillera region が確認されたと明らかにした。いずれも入院した。the 2015-2017 records of DOH-Cordillera の記録によると,75 confirmed cases of Japanese encephalitis in the region が確認されており,うち 12 cases が Benguet, ほか 8 from Baguio City, 3 in Kalinga and Mountain Province, 2 in Abra and Ifug とされている。45例は地域外からの患者だった。● 腸チフス-米国 デイケア
PRO/EDR> Typhoid fever - USA: (MA) daycare center, imported
Archive Number: 20180510.5792030
情報源 CBS 2018年5月10日
a daycare and preschool in North Quincy の小児 1名が腸チフス typhoid fever と診断された。州保健当局 the state Department of Public Health は 10日,Bright Horizons in North Quincy の小児 1名が腸チフスと確認されたと明らかにした。"マサチューセッツ州公衆衛生当局 The Massachusetts Department of Public Health は Bright Horizons and the Quincy Public Health Department とともに感染拡大防止に努めている" と述べ,この小児が最近海外へ渡航したとの情報を得ていると述べた…
● ブタ繁殖呼吸器症候群-インド
PRO/AH/EDR> Porcine reprod. & resp. syndrome - India: (MZ)
Archive Number: 20180510.5791954
情報源 Northeast Today 2018年5月7日
Mizoram のブタ繁殖呼吸器症候群と豚インフルエンザ the outbreak of Porcine Reproductive and Respiratory Syndrome (PRRS) and Classical Swine Flu [Fever?] により,3月以降 1026頭のブタが死亡し,3639頭が感染したと,6日当局が明らかにした。Mizoram では,2013年,2016年に続いて 3回目の an outbreak of PRRS.となる
● エボラ(04)-ナイジェリア,ケニア,コンゴ民主共和国 WHO
PRO/AH/EDR> Ebola update (04): Nigeria, Kenya, Congo DR (ET), WHO
Archive Number: 20180510.5791247
Archive Number: 20180510.5791247
[1] ナイジェリア: steps to prevent Ebola virus introduction
情報源 Premium Times 2018年5月9日
保健当局 The Federal Ministry of Health は,エボラの侵入を防ぐべく,すべての入国ポイントでのサーベイランスを強化している…
情報源 Premium Times 2018年5月9日
保健当局 The Federal Ministry of Health は,エボラの侵入を防ぐべく,すべての入国ポイントでのサーベイランスを強化している…
[2] ケニア: screening
情報源 Capital News 2018年5月9日
コンゴ民主共和国でのエボラ発生を受け,ケニア政府当局は, the Jomo Kenyatta International Airport [JKIA], Busia, and Malaba border points において,全ての入国者のスクリーニングを開始した。
情報源 Capital News 2018年5月9日
コンゴ民主共和国でのエボラ発生を受け,ケニア政府当局は, the Jomo Kenyatta International Airport [JKIA], Busia, and Malaba border points において,全ての入国者のスクリーニングを開始した。
[3] WHO: fear of virus spread
情報源 STAT News 2018年5月9日
コンゴ民主共和国西端で新たなエボラアウトブレイクが発生し,数週間から数ヶ月前に発生していた可能性もあることから,WHO が警戒を強めている。現時点の確定患者は 2名のみであるが,いくつかの地点で2018年の早い時期に遡って症例が発生していた可能性が指摘されている。またアウトブレイクの急拡大につながりやすい,医療従事者の感染が疑われている。保健当局は 8日アウトブレイクを宣言し,少なくとも 21名がエボラを支持する症状を示し,うち 17人は既に死亡している。非常に辺鄙な地域での発生であるが,患者が発生した地域の1つである Bikoro は,河川 the Congo and Ubangi rivers に通ずる湖の港があり,人口が多い首都キンシャサ Kinshasa や,南の隣国・コンゴ共和国の首都ブラザビル Brazzaville,北の隣国・中央アフリカの首都バンキ Bangui に,感染した患者がボートで移動してしまう恐れがある…ワクチンなど,やや長文,原文参照願います。
情報源 STAT News 2018年5月9日
コンゴ民主共和国西端で新たなエボラアウトブレイクが発生し,数週間から数ヶ月前に発生していた可能性もあることから,WHO が警戒を強めている。現時点の確定患者は 2名のみであるが,いくつかの地点で2018年の早い時期に遡って症例が発生していた可能性が指摘されている。またアウトブレイクの急拡大につながりやすい,医療従事者の感染が疑われている。保健当局は 8日アウトブレイクを宣言し,少なくとも 21名がエボラを支持する症状を示し,うち 17人は既に死亡している。非常に辺鄙な地域での発生であるが,患者が発生した地域の1つである Bikoro は,河川 the Congo and Ubangi rivers に通ずる湖の港があり,人口が多い首都キンシャサ Kinshasa や,南の隣国・コンゴ共和国の首都ブラザビル Brazzaville,北の隣国・中央アフリカの首都バンキ Bangui に,感染した患者がボートで移動してしまう恐れがある…ワクチンなど,やや長文,原文参照願います。
[4] コンゴ民主共和国: political unrest may exacerbate outbreak
情報源 AllAfrica, Daily Maverick report 2018年5月8日
原文参照願います。
情報源 AllAfrica, Daily Maverick report 2018年5月8日
原文参照願います。
[5] コンゴ民主共和国: control of outbreak
情報源 The Atlantic 2018年5月9日
北西部の the town of Bikoro で新たなエボラアウトブレイク The new [Ebola virus] outbreak が発生した。最寄りの医療施設 The nearby ilkoko Iponge [Ikoko Impenge] health facility -- 電気がなく設備が乏しい小さな建物の写真 -- は,5週間に 21 suspected cases を報告している。17人が死亡したが実際にエボラに何人感染していたかは不明である。これまで実際にエボラ感染と確定診断されたのは,the National Institute of Biomedical Research (INRB) in Kinshasa に送付された 5検体のうち,2例のみである…現時点では,警戒する必要はない For now, there is no reason for alarm 。2014~2016年に西アフリカで大規模なアウトブレイクが発生したが,エボラアウトブレイクの多くは小規模で封じ込めることが可能である…原文 [Google 翻訳] 参照願います。
情報源 The Atlantic 2018年5月9日
北西部の the town of Bikoro で新たなエボラアウトブレイク The new [Ebola virus] outbreak が発生した。最寄りの医療施設 The nearby ilkoko Iponge [Ikoko Impenge] health facility -- 電気がなく設備が乏しい小さな建物の写真 -- は,5週間に 21 suspected cases を報告している。17人が死亡したが実際にエボラに何人感染していたかは不明である。これまで実際にエボラ感染と確定診断されたのは,the National Institute of Biomedical Research (INRB) in Kinshasa に送付された 5検体のうち,2例のみである…現時点では,警戒する必要はない For now, there is no reason for alarm 。2014~2016年に西アフリカで大規模なアウトブレイクが発生したが,エボラアウトブレイクの多くは小規模で封じ込めることが可能である…原文 [Google 翻訳] 参照願います。
[6] Ebola Makona virulence studies
[The following 2 summary reports are based on this reference: Marzi A, Chadinah S, Haddock E, et al. Recently identified mutations in the Ebola virus-Makona genome do not alter pathogenicity in animal models. Cell Rep. 2018; 23(6): 1806-16; ]
情報源 STAT: Morning Rounds 09 May 2018 2018年5月9日
The background
[The following 2 summary reports are based on this reference: Marzi A, Chadinah S, Haddock E, et al. Recently identified mutations in the Ebola virus-Makona genome do not alter pathogenicity in animal models. Cell Rep. 2018; 23(6): 1806-16; ]
情報源 STAT: Morning Rounds 09 May 2018 2018年5月9日
The background
the massive 2014-2015 Ebola outbreak の原因となった the Makona strain が,これまで知られているウイルス株 strains より毒性が強い more virulent -- 感染した場合より危険 -- である可能性があるとの説がある。
The study
マウスとサルに,the Makona strain and others with the Mayinga strain, from the 1st known Ebola epidemic in 1976 を感染させた。
The finding
the Mayinga strain と比較して,The Makona viruses がより致死的であるとの結果は得られなかった。いずれにしても the Mayinga strain might have been more virulent であることが判明した。
マウスとサルに,the Makona strain and others with the Mayinga strain, from the 1st known Ebola epidemic in 1976 を感染させた。
The finding
the Mayinga strain と比較して,The Makona viruses がより致死的であるとの結果は得られなかった。いずれにしても the Mayinga strain might have been more virulent であることが判明した。
情報源 Science Daily, NIH/National Institute of Allergy and Infectious Diseases report 2018年5月8日
the genetic diversity of the circulating Makona strain of virus (EBOV-Makona) エボラウイルスの遺伝的多様性によって,以前のウイルス株と比べ,より重症化したり感染伝播が起こりやすいのではないかとして研究を行っている。しかし,2種類の動物実験により,米国 [US] National Institutes of Health [NIH] scientists は,いくつかの変異は流行初期に停止 stabilized し, 臨床症状や予後に影響しなかったと確認した。Cell Reports 掲載の記事で明らかにした…
the genetic diversity of the circulating Makona strain of virus (EBOV-Makona) エボラウイルスの遺伝的多様性によって,以前のウイルス株と比べ,より重症化したり感染伝播が起こりやすいのではないかとして研究を行っている。しかし,2種類の動物実験により,米国 [US] National Institutes of Health [NIH] scientists は,いくつかの変異は流行初期に停止 stabilized し, 臨床症状や予後に影響しなかったと確認した。Cell Reports 掲載の記事で明らかにした…
[7] Additional reading from the 2017 outbreak (STAT link to May 2017 report)
WHO prepares experimental Ebola vaccine for possible first use in Democratic Republic of Congo
情報源 STAT News 2018年5月16日
[This article discusses consideration of use of the Merck vaccine in the 2017 Ebola virus outbreak in the DRC. The outbreak ended before the vaccine could be given. - Mod.LK]
関連項目 Ebola update (03): Congo DR (ET), WHO 20180509.5790577WHO prepares experimental Ebola vaccine for possible first use in Democratic Republic of Congo
情報源 STAT News 2018年5月16日
[This article discusses consideration of use of the Merck vaccine in the 2017 Ebola virus outbreak in the DRC. The outbreak ended before the vaccine could be given. - Mod.LK]
● クリミアコンゴ出血熱-インド(02) 動物
PRO/AH/EDR> Crimean-Congo hem. fever - India (02): (RJ) animal serosurvey
Archive Number: 20180510.5791413
Archive Number: 20180510.5791413
情報源 NYOOZ, The Times of India (TOI) report 2018年5月8日
ラジャスタン州 [Rajasthan] state では,家畜動物の血液検体でウイルス抗体 CCHF virus immunoglobulin G (IgG) antibodies が陽性であることが確認され,クリミア・コンゴ出血熱 Crimean-Congo haemorrhagic fever (CCHF), commonly known as Congo fever に感染する危険性がある…州内で最後に感染が報告されたのは,2年前の Jodhpur である。ヒツジ,ヤギ,ウシの抗体検査が陽性となったと述べた。
● 炭疽-インド(05) ゾウ
PRO/AH/EDR> Anthrax - India (05): (OR) elephant, susp.
Archive Number: 20180510.5791918
情報源 Orissa Post 2018年5月9日
Pitanau in Hadagada sanctuary in Keonjhar district 保護区で 8日,メスのゾウ1頭が死亡して発見された。およそ 20歳のこのゾウは,炭疽 anthrax により死亡した可能性がある。
● 炭疽-インド(05) ゾウ
PRO/AH/EDR> Anthrax - India (05): (OR) elephant, susp.
Archive Number: 20180510.5791918
情報源 Orissa Post 2018年5月9日
Pitanau in Hadagada sanctuary in Keonjhar district 保護区で 8日,メスのゾウ1頭が死亡して発見された。およそ 20歳のこのゾウは,炭疽 anthrax により死亡した可能性がある。
● 鳥インフルエンザ(74)-フィンランド OIE
Highly pathogenic influenza A viruses (infection with) (non-poultry including wild birds), Finland,recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (74): Finland (SF), wild bird, HPAI H5N6, OIE
Archive Number: 20180510.5791826
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31(19) 2018年5月9日
感染開始時期 2018年4月27日
前回流行時期 2018年4月24日
原因ウイルス Highly pathogenic avian influenza [AI] virus
Serotype: H5N6
新たな感染流行 (1)
Outbreak 1: Turku, Lounais-Suomi [Southwest Finland]: not applicableOutbreak status: resolved 9 May 2018
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
White-tailed eagle: _Haliaeetus albicilla_ (Accipitridae) / - / 1 / 1 / 0 / 0
Affected population: The White-tailed eagle was found dead in Turku on 27 Apr 2018 and positive for highly pathogenic influenza A H5N6 on 9 May 2018.
Affected population: The White-tailed eagle was found dead in Turku on 27 Apr 2018 and positive for highly pathogenic influenza A H5N6 on 9 May 2018.
● サルモネラ感染症-米国
PRO/AH/EDR> Salmonellosis - USA (05): (Chicago) jail inmates
Archive Number: 20180510.5791825
Archive Number: 20180510.5791825
情報源 Chicago Sun-Times 2018年5月8日
medium-security division of the Cook County Jail に収容されている,少なくとも 5人 detainees がサルモネラ感染症とみられるアウトブレイク an apparent salmonellosis outbreak により発病した。先週 [week of Sun 29 Apr 2018] 明らかにされた。54例が症状を訴えた中,5人のサルモネラ症が確認されている。
● ラッサ熱-リベリア
PRO/AH/EDR> Lassa fever - West Africa (27): Liberia (MG)
Archive Number: 20180510.5791763
Archive Number: 20180510.5791763
情報源 The Bush Chicken 2018年5月9日
1週間足らずの間に 2例のラッサ熱感染が確認され,保健当局 The Margibi County Health Team は非常事態を宣言した。8日,56歳男性と 35歳女性が感染し,発熱と激しい血性嘔吐の後,5日に the C. H. Rennie Hospital in Kakata 病院で死亡したと明らかにされた。検査によりラッサ熱と確定診断された,と説明されている…
関連項目 Lassa fever - West Africa (23): Liberia, WHO 20180417.5753003
● 腸管出血性大腸菌 EHEC-米国 O157
Multistate outbreak of _E. coli_ O157:H7 infections linked to romaine lettuce
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (12): O157, romaine lettuce, increasing cases, fatality
Archive Number: 20180510.5791677
情報源 CDC, _E. coli_ Homepage, 2018 Outbreaks 5月9日
Case count update
the last update on 2 May 2018 から,新たに 28 more ill people が加えられた。5月8日現在,the outbreak strain of _E. coli_ O157:H7 による 149人の患者が,29州から報告されている。発症日は,from 13 Mar 2018 to 25 Apr 2018 で,患者の年齢は 1歳から 88歳で平均 30歳。情報が得られたうちの半数 64人が入院となり,うち 17 人が溶血性尿毒症症候群 hemolytic uremic syndrome を発症し,カリフォルニア California 州で1名が死亡した…102人(91%) が発病前の数週間以内にロメインレタス romaine lettuce を食べたと申告している…
Multistate outbreak of _E. coli_ O157:H7 infections linked to romaine lettuce
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - USA (12): O157, romaine lettuce, increasing cases, fatality
Archive Number: 20180510.5791677
情報源 CDC, _E. coli_ Homepage, 2018 Outbreaks 5月9日
Case count update
the last update on 2 May 2018 から,新たに 28 more ill people が加えられた。5月8日現在,the outbreak strain of _E. coli_ O157:H7 による 149人の患者が,29州から報告されている。発症日は,from 13 Mar 2018 to 25 Apr 2018 で,患者の年齢は 1歳から 88歳で平均 30歳。情報が得られたうちの半数 64人が入院となり,うち 17 人が溶血性尿毒症症候群 hemolytic uremic syndrome を発症し,カリフォルニア California 州で1名が死亡した…102人(91%) が発病前の数週間以内にロメインレタス romaine lettuce を食べたと申告している…
● 口蹄疫-ケニア OIE
Foot-and-mouth disease, Kenya, new strain of a listed disease in the country
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Kenya: st O, bovine, OIE
Archive Number: 20180510.5791676
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31(19) 2018年5月9日
感染開始時期 2017年8月23日
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Kenya: st O, bovine, OIE
Archive Number: 20180510.5791676
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2018; 31(19) 2018年5月9日
感染開始時期 2017年8月23日
原因ウイルス Foot and mouth disease virus
Serotype: O新たな感染流行 (4)
Outbreak 1: Kiambu, Kiamb: farm
Outbreak 2: Kabitet, Nandit: farm
Outbreak cluster 3: Kathonzweni, Makueni (2 outbreaks)t: farm
Summary of outbreaks
Total outbreaks: 4
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
Serotype: O新たな感染流行 (4)
Outbreak 1: Kiambu, Kiamb: farm
Outbreak 2: Kabitet, Nandit: farm
Outbreak cluster 3: Kathonzweni, Makueni (2 outbreaks)t: farm
Summary of outbreaks
Total outbreaks: 4
種/頭数/感染数/死亡/廃棄/処分
ウシ Cattle / 342 / 24 / 0 / 0 / 0
● 原発性アメーバ髄膜脳炎-パキスタン
PRO/EDR> Amebic meningoencephalitis, primary - Pakistan: (SD) fatal
Archive Number: 20180510.5789418
Archive Number: 20180510.5789418
情報源 ARY News [text summarized from video report] 2018年5月7日
the ARY TV report によると,カラチ Karachi の私立病院に入院となりその後死亡した 40歳男性が,ネグレリア _Naegleria_感染症と確定診断された。シンド州保健当局 The Sindh Health departmentは,2018年のカラチで初めての 1st case of _Naegleria_ infection と確認した。2017年,6 cases of _Naegleria_ infection が報告されている。
[ Mod.UBA 注-カラチでは2008年に初めて報告された]
● 炭疽-中国(02) 家畜,ヒト
20180507.5788682 に関し。
PRO/AH/EDR> Anthrax - China (02): (NX) livestock, human, travel alert, corr.
Archive Number: 20180510.5790915
Archive Number: 20180510.5790915
投稿者 International SOS・ Dr Irene Lai 2018年5月8日
The Epoch Times report は誤解を招く内容である misleading 。official information によると,Yinchuan city [Ningxia Hui Autonomous Region]において炭疽の発生はない no spread of anthrax 。北京の医師が政府系メディア a related official Chinese media report および the local health Bureau in Yinchuan city の公式発表を確認した[In Chinese]:
報告によると,Haiyuan county (some 280 km [approx. 174 mi] from Yinchuan city) で 3例の皮膚炭疽感染例 skin anthrax cases in [11-13 Apr 2018] が確認され,One case from Qiyingzhen [Qiyingz township]は,死亡したウシを処理した後死亡している; the other 2 patients は Sanhezhen [Sanhez township] の患者で,死亡したヒツジの処理の際に感染した。現地病院 local hospital (No 4 People Hospital in Yinchuan) に移送され,現在状態は安定している。4月中旬以降,このほかに炭疽感染例は報告されていない。