2018年7月21日

リーシュマニア症,皮膚-イスラエル
インフルエンザ(22) WHO,ナミビア

小反芻獣疫-オーストラリア(05) ウシ
PRO/AH/EDR> Anthrax - Australia (05): (QL) bovine
Archive Number: 20180722.5919022
情報源 Outbreak News Today 2018年7月21日
クイーンズランド州 the Dirranbandi-St George area [of Queensland] において 7月初めに,ウシの炭疽感染 A case of anthrax in cattle が確認された。同地域では 2016年以降 4例目 ... 

リーシュマニア症,皮膚-イスラエル
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis, cutaneous - Israel: spread 
Archive Number: 20180721.5918769
情報源 Times of Israel 2018年7月19日
サシチョウバエ sandfly により媒介される寄生虫疾患のリーシュマニア症 leishmania の感染が, the central and northern West Bank as well as the Lower Galilee で拡大している。サシチョウバエは,中東およびアフリカ原産で砂漠に生息する小型哺乳類 the rock hyrax からこの寄生虫に感染する。感染したサシチョウバエの刺咬を受けたヒトがリーシュマニア症を発症すると,刺咬部位の皮膚に潰瘍や開放創 open sores を生じ,治癒するまでに最長で 18か月かかる。サシチョウバエは地表近くを飛翔するため,,特に子どもは感染しやすい ...  "アウトブレイクの発生地図を見れば,イスラエル全土の 50 % に及んでいる" とされ,北部と中部の一部地域 some communities in northern and central Israel における感染率は30 % で, 軍の基地内 some area army bases では 50 per cent だった,と説明されている ... 2016年,the northern West Bank, mostly in the settlement of Zufim から多数のリーシュマニア症感染が報告された。当時住民らは,過去の the security barrier 建設がハイラックスの生息地域の縮小につながったと主張している。イスラエル国内で the rock hyrax は希少動物と考えられ,殺処分は違法とされている ... Nili, in the central West Bank では the hyrax の侵入防止電気柵が設置されたが,
住民らは多数のハイラックスが住居地域に入り込んでいると証言している

インフルエンザ(22) WHO,ナミビア
PRO/EDR> Influenza (22): WHO global update, Namibia
Archive Number: 20180721.5914145
[1] WHO global update
Influenza update - 319 (based on data up to 24 Jun 2018)
情報源 WHO Surveillance and monitoring, influenza updates 2018年7月9日
要約
アフリカ南部および最近では南米でインフルエンザの確認が増加しているものの,オーストラリアとニュージーランドにおいては inter-seasonal levels にとどまる ... 増加傾向にあるのは南北アメリカの熱帯地域で,世界的にみて,seasonal influenza subtype A viruses が大部分を占めている ...
The complete update
[2] ナミビア
情報源  Malaysian Digest, Bernama-NNN-NAMPA report 2018年7月18日
政府保健当局 The Ministry of Health and Social Services は,ナミビア国民に対し,感染患者の増加がみられているインフルエンザ swine flu [influenza A(H1N1) virus] に対する注意喚起を行った。17日発表の声明によると,6月に Windhoek で初めての the H1N1 virus 感染例が確認されて以来,全国で患者の増加が続いている。これまでに検査で感染が確認されたのは 70例:35  from Windhoek; 24 from Okahandja; 6 from Rehoboth; 2 from Gobabis, and one each from Aranos, Ondangwa, and Katima Mulilo と発表された。28例が 5歳未満,10例が 5-9歳の小児,32例は 10-80歳の患者だった。
[ Mod.UBA 注- The influenza season in the southern hemisphere is dominated by A(H1N1) pdm09, and Influenza B-yamagata strains.]