リーシュマニア症,皮膚-リビア,アルジェリア
スポロトリコーシス-ブラジル ネコ,ヒト
ポリオ(18)
Statement of the 20th IHR Emergency Committee WHO
● リーシュマニア症,皮膚-リビア,アルジェリア
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis, cutaneous - North Africa: Libya, Algeria
Archive Number: 20190302.6345872
[1] リビア
情報源 France 24 2019年2月28日
リビア国内で過去半年間に 5000人以上が,死亡する可能性もある熱帯病と診断されたと,27日に保健省が明らかにした。サシチョウバエ sandflies が媒介する微少寄生虫が原因のリーシュマニア症により,潰瘍が形成され醜悪な変型をきたし,内臓を冒す病型もある。しばしば,貧しく衛生状態の悪い都市環境が関係する ... 報告されている患者の多くが,首都トリポリTripoli 西部の地中海沿岸部で発生している。リビアで初めて報告されたのは 1世紀前だが,2006年から著しく増加した ...
[2] アルジェリア
情報源 Algeria Press Service [In French] 2019年2月28日
the wilaya [administrative district] of Ghardaia において 2018年,皮膚リーシュマニア症患者が前年に比べ増加していると報告された。2018年は 444例であったのに対し,323 cases in 2017 and 383 cases in 2016 が確認されていた。過去 5年間に the wilaya の広い地域で発生し,多い順に the region of Guerrara with 281 cases, followed by Ghardaia (55), Metlili (36) and Berriane (32) が報告されている。This cutaneous-type pathology in the wilaya は特に Guerrara で多く見られている。
● 鳥インフルエンザ(11)-デンマーク 家きん,LPAI H5亜型 OIE
Low pathogenic avian influenza (poultry), Denmark,recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (11): Denmark, poultry, LPAI H5, OIE
Archive Number: 20190302.6345076
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database) 2019年3月1日
感染開始時期 2019年2月26日
前回流行時期 2018年6月27日
原因ウイルス low pathogenic avian influenza [LPAI] virus
Serotype: H5
新たな感染流行 (1)
Outbreak location: Terndrup, Rebild, West: Farm
種/個体数/症例数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 7000 / ** / ** / 7000 / 0
Affected population: [On 28 Feb 2019], low pathogenic avian influenza H5 was confirmed in a commercial poultry holding with organic laying hens ...
● アフリカ豚コレラ-中国 アジア(20) OIE
African swine fever [ASF], China (People's Rep of),recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> African swine fever - Asia (20): China (SA) domestic, spread, OIE
Archive Number: 20190302.6345075
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database) 2019年3月1日
感染開始時期 2019年2月17日
前回流行時期 2019年1月21日
原因ウイルス African swine fever virus
新たな感染流行
Total outbreaks: 1
Outbreak location: Haizetan Village, Haizetan Township, Jingbian, Yulin, Shaanxi: farm
種/個体数/症例数/死亡/廃棄/処分
ブタ Swine / 11 334 / 150 / 62 / 3470 / 0
● スポロトリコーシス-ブラジル ネコ,ヒト
PRO/AH/EDR> Sporothrix brasiliensis - Brazil: cat, human
Archive Number: 20190302.6344979
情報源 AVMA 2019年2月27日
ブラジルでネコからヒトに真菌のスポロトリクス The fungal species _Sporothrix brasiliensis_ が感染している。ネコの間で急速に感染が拡大し,南米の近隣諸国に波及していることに the Centers for Disease Control and Prevention (CDC) が警戒を強めている。一般市民に比べ,獣医師らが最も感染リスクが高いとみられている。専門家は,20年前のブラジルにおいてスポロトリクスは重要ではなかったが,現在はリオデジャネイロなどの都市 Rio de Janeiro and other Brazilian cities で問題が深刻化していると述べた。_Sporothrix schenckii_ は米国を含め世界中で確認されている。 "rose gardener's disease(バラの庭師病)"の原因となり,キズに土壌や植物が接触した時に起きることが多い,まれな感染症である。キズの治りが悪かったり,少ないながら呼吸器や,全身の感染症で,関節痛,頭痛,けいれんなどが起きることがある。_S. brasiliensis_ は他の種類 other _Sporothrix_ species に比べ重症化しやすく,皮膚の感染症がリンパ節に波及し,免疫不全があると全身に病変が広がる。播種型の最重症例では,抗真菌剤の治療が行われなければ死に至ることもある ... 具体的な患者発生数などの情報はなし,原文参照願います。
● ポリオ(18)
PRO/EDR> Poliomyelitis update (18): isolates, IHR statement
Archive Number: 20190302.6344486
[1] Poliovirus weekly update as of 27 Feb 2019, World Health Organization
情報源 Global Polio Eradication Initiative / WHO 2019年3月1日
New wild poliovirus cases reported this week: 0
Total number of wild poliovirus cases in 2019: 6
Total number of wild poliovirus cases in 2018: 33
New cVDPV cases reported this week: 0
Total number of cVDPV cases (all types) in 2019: 0
Total number of cVDPV cases (all types) in 2018: 104
[2] Statement of the 20th IHR Emergency Committee regarding the international spread of poliovirus
情報源 WHO Statement 2019年3月1日
第20回のポリオウイルスの世界的拡大に関する緊急会合 The 20th meeting of the Emergency Committee under the International Health Regulations (2005) (IHR) が 2月19日に開催された ...
野生ポリオウイルス Wild poliovirus
世界で現在 3 remaining endemic countries が残されており,アフガニスタンとパキスタンの 2か国だけで野生ポリオウイルスの報告が続いている ... 2018年は世界中で 2017年に比べ 1型ウイルス感染 WPV1 cases が増加したことを深刻に憂慮していた。この傾向は 2019年にも継続しており,2018年同期が 2例であったのに対し,2019年に 6例が確認されている。10か月間 2国間の感染拡大が途絶えていたが,再び起きている。
パキスタンでは,環境中のウイルス検出に示されているとおり広範囲で感染伝播が続いており,最近のラホール Lahore の例から,ハイリスク地域以外でも感染発生のおそれがあることが示されている。
アフガニスタンでは今も小児のワクチン接種ができない地区 persistent pockets of refusals and missed children があり,環境中でも陽性検体の割合が増加している。
ナイジェリアの最後の the last WPV1 感染例の発生から 2年以上,他国への感染波及から 4年が経過した ... (治安の関係で)接触できない小児の数がacross Borno state に点在する地域の約 7万人にまで減少した。
ワクチン由来 Vaccine-derived poliovirus
現在 8 countries in 4 WHO regions responding to outbreaks of cVDPV が確認され,近年見られなかった数のアウトブレイクが発生している。インドネシアで新たに発生した The new outbreak of cVDPV1 はポリオ排除とされた国でも地域により間隙が生じていることの例示となっている。outside of Papua province での発生の証拠はないが,おそらく数年間感染伝播が見逃されていたと考られる。Papua and West Papua provinces 以外も含めたサーベイランスの見直しが必要と考えられる ... モザンビークでの The new outbreak of cVDPV2 は,2017年の発生時の未使用の経口ワクチン mOPV2 の不適切な管理が関係し,重大な懸念とされている ...
Conclusion
The committee unanimously agreed that the risk of international spread of poliovirus remains a Public Health Emergency of International Concern (PHEIC) and recommended the extension of Temporary Recommendations for a further 3 months ...
関連項目 (17): Indonesia, WHO 20190227.6340291
スポロトリコーシス-ブラジル ネコ,ヒト
ポリオ(18)
Statement of the 20th IHR Emergency Committee WHO
● リーシュマニア症,皮膚-リビア,アルジェリア
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis, cutaneous - North Africa: Libya, Algeria
Archive Number: 20190302.6345872
[1] リビア
情報源 France 24 2019年2月28日
リビア国内で過去半年間に 5000人以上が,死亡する可能性もある熱帯病と診断されたと,27日に保健省が明らかにした。サシチョウバエ sandflies が媒介する微少寄生虫が原因のリーシュマニア症により,潰瘍が形成され醜悪な変型をきたし,内臓を冒す病型もある。しばしば,貧しく衛生状態の悪い都市環境が関係する ... 報告されている患者の多くが,首都トリポリTripoli 西部の地中海沿岸部で発生している。リビアで初めて報告されたのは 1世紀前だが,2006年から著しく増加した ...
[2] アルジェリア
情報源 Algeria Press Service [In French] 2019年2月28日
the wilaya [administrative district] of Ghardaia において 2018年,皮膚リーシュマニア症患者が前年に比べ増加していると報告された。2018年は 444例であったのに対し,323 cases in 2017 and 383 cases in 2016 が確認されていた。過去 5年間に the wilaya の広い地域で発生し,多い順に the region of Guerrara with 281 cases, followed by Ghardaia (55), Metlili (36) and Berriane (32) が報告されている。This cutaneous-type pathology in the wilaya は特に Guerrara で多く見られている。
● 鳥インフルエンザ(11)-デンマーク 家きん,LPAI H5亜型 OIE
Low pathogenic avian influenza (poultry), Denmark,recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (11): Denmark, poultry, LPAI H5, OIE
Archive Number: 20190302.6345076
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database) 2019年3月1日
感染開始時期 2019年2月26日
前回流行時期 2018年6月27日
原因ウイルス low pathogenic avian influenza [LPAI] virus
Serotype: H5
新たな感染流行 (1)
Outbreak location: Terndrup, Rebild, West: Farm
種/個体数/症例数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 7000 / ** / ** / 7000 / 0
Affected population: [On 28 Feb 2019], low pathogenic avian influenza H5 was confirmed in a commercial poultry holding with organic laying hens ...
● アフリカ豚コレラ-中国 アジア(20) OIE
African swine fever [ASF], China (People's Rep of),recurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> African swine fever - Asia (20): China (SA) domestic, spread, OIE
Archive Number: 20190302.6345075
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database) 2019年3月1日
感染開始時期 2019年2月17日
前回流行時期 2019年1月21日
原因ウイルス African swine fever virus
新たな感染流行
Total outbreaks: 1
Outbreak location: Haizetan Village, Haizetan Township, Jingbian, Yulin, Shaanxi: farm
種/個体数/症例数/死亡/廃棄/処分
ブタ Swine / 11 334 / 150 / 62 / 3470 / 0
● スポロトリコーシス-ブラジル ネコ,ヒト
PRO/AH/EDR> Sporothrix brasiliensis - Brazil: cat, human
Archive Number: 20190302.6344979
情報源 AVMA 2019年2月27日
ブラジルでネコからヒトに真菌のスポロトリクス The fungal species _Sporothrix brasiliensis_ が感染している。ネコの間で急速に感染が拡大し,南米の近隣諸国に波及していることに the Centers for Disease Control and Prevention (CDC) が警戒を強めている。一般市民に比べ,獣医師らが最も感染リスクが高いとみられている。専門家は,20年前のブラジルにおいてスポロトリクスは重要ではなかったが,現在はリオデジャネイロなどの都市 Rio de Janeiro and other Brazilian cities で問題が深刻化していると述べた。_Sporothrix schenckii_ は米国を含め世界中で確認されている。 "rose gardener's disease(バラの庭師病)"の原因となり,キズに土壌や植物が接触した時に起きることが多い,まれな感染症である。キズの治りが悪かったり,少ないながら呼吸器や,全身の感染症で,関節痛,頭痛,けいれんなどが起きることがある。_S. brasiliensis_ は他の種類 other _Sporothrix_ species に比べ重症化しやすく,皮膚の感染症がリンパ節に波及し,免疫不全があると全身に病変が広がる。播種型の最重症例では,抗真菌剤の治療が行われなければ死に至ることもある ... 具体的な患者発生数などの情報はなし,原文参照願います。
● ポリオ(18)
PRO/EDR> Poliomyelitis update (18): isolates, IHR statement
Archive Number: 20190302.6344486
[1] Poliovirus weekly update as of 27 Feb 2019, World Health Organization
情報源 Global Polio Eradication Initiative / WHO 2019年3月1日
New wild poliovirus cases reported this week: 0
Total number of wild poliovirus cases in 2019: 6
Total number of wild poliovirus cases in 2018: 33
New cVDPV cases reported this week: 0
Total number of cVDPV cases (all types) in 2019: 0
Total number of cVDPV cases (all types) in 2018: 104
[2] Statement of the 20th IHR Emergency Committee regarding the international spread of poliovirus
情報源 WHO Statement 2019年3月1日
第20回のポリオウイルスの世界的拡大に関する緊急会合 The 20th meeting of the Emergency Committee under the International Health Regulations (2005) (IHR) が 2月19日に開催された ...
野生ポリオウイルス Wild poliovirus
世界で現在 3 remaining endemic countries が残されており,アフガニスタンとパキスタンの 2か国だけで野生ポリオウイルスの報告が続いている ... 2018年は世界中で 2017年に比べ 1型ウイルス感染 WPV1 cases が増加したことを深刻に憂慮していた。この傾向は 2019年にも継続しており,2018年同期が 2例であったのに対し,2019年に 6例が確認されている。10か月間 2国間の感染拡大が途絶えていたが,再び起きている。
パキスタンでは,環境中のウイルス検出に示されているとおり広範囲で感染伝播が続いており,最近のラホール Lahore の例から,ハイリスク地域以外でも感染発生のおそれがあることが示されている。
アフガニスタンでは今も小児のワクチン接種ができない地区 persistent pockets of refusals and missed children があり,環境中でも陽性検体の割合が増加している。
ナイジェリアの最後の the last WPV1 感染例の発生から 2年以上,他国への感染波及から 4年が経過した ... (治安の関係で)接触できない小児の数がacross Borno state に点在する地域の約 7万人にまで減少した。
ワクチン由来 Vaccine-derived poliovirus
現在 8 countries in 4 WHO regions responding to outbreaks of cVDPV が確認され,近年見られなかった数のアウトブレイクが発生している。インドネシアで新たに発生した The new outbreak of cVDPV1 はポリオ排除とされた国でも地域により間隙が生じていることの例示となっている。outside of Papua province での発生の証拠はないが,おそらく数年間感染伝播が見逃されていたと考られる。Papua and West Papua provinces 以外も含めたサーベイランスの見直しが必要と考えられる ... モザンビークでの The new outbreak of cVDPV2 は,2017年の発生時の未使用の経口ワクチン mOPV2 の不適切な管理が関係し,重大な懸念とされている ...
Conclusion
The committee unanimously agreed that the risk of international spread of poliovirus remains a Public Health Emergency of International Concern (PHEIC) and recommended the extension of Temporary Recommendations for a further 3 months ...
関連項目 (17): Indonesia, WHO 20190227.6340291