2022年1月19日

COVID-19 運動機能低下 JAMA,呼気検査,ウイルス間干渉 EID

● A型肝炎 米国
PRO/EDR> Hepatitis A - USA (05): (PA) restaurant cluster, fatal
Archive Number: 20220119.8700972
 情報源 NBC Philadelphia 2022年1月18日
1月5日にペンシルベニア州保健当局 the Montgomery County [Pennsylvania, USA] Health Department から発表された A型肝炎アウトブレイク a hepatitis A outbreak により,これまでに 10人の感染と 2人の死亡が確認されている。17日に死亡した患者 1名についても,アウトブレイクとの関連性が調査されている ...
専門家は,Montgomery County において報告されているのは 10 cases だが,2人が死亡しているので,(本当に)感染が 10人だけであれば致死率は 20% になってしまう。実際にはもっと多くの患者がいるはず,と述べている。 
7日,保健当局 the Montgomery County Health Department は,アウトブレイクの発生によるレストラン Gino's Ristorante & Pizzeria in West Norriton Township 休業 closing を公表した。その後も休業したままであるが,アウトブレイクとの関連は否定しており,間違った噂で被害を受けているとしている。取材によると,全従業員が A型肝炎の検査とワクチン接種を行っており,これまで検査で陽性となった従業員はいない。以前にワクチン接種を行っている従業員の家族にも検査を行う予定としている。

● 腸炎ビブリオ ニュージーランド
PRO/EDR> Vibrio parahaemolyticus - New Zealand: mussels
Archive Number: 20220119.8700974
 情報源 Food Safety News 2022年1月19日
ニュージーランドにおいて過去数か月間に 30人以上がビブリオ菌に感染 vibrio infections した。この夏の全国的な腸炎ビブリオ _Vibrio parahaemolyticus_ cases の増加を受け,政府食品安全当局 New Zealand Food Safety は,ムール貝 mussels を十分に加熱するよう注意を呼びかけている。南半球の夏に当たる 2021年11月中旬以降,31人の感染が確認され,10人が入院となった。保健当局者は,水温や水質の変化により,ムール貝の同菌への感染が増えた mussels more susceptible 可能性があることが示唆されている,と述べた

●  COVID-19(2件)
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (24): USA home tests, Europe & Asia action, omicron, WHO
Archive Number: 20220119.8700977
[1] 米国 USA: free COVID home tests
 情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年1月18日
18日から市民は COVIDtests.gov を通じて,無料の自宅用抗原検査 free COVID-19 at-home antigen tests 4セットをオーダーすることが可能となった。バイデン大統領は米国民に対し 5億回分の検査キットの無料での提供を約束した。先週,オミクロン株による感染急増の中,大統領は利用可能な検査キット数を 2倍の 10億個に増やした。検査キットは郵送され,7-12日で届くとされている。私的健康保険加入者は,薬局で購入した検査キットについても 1か月間に最大 8回分の払い戻しの請求が可能となった ...
[2] 欧州とアジア:対策強化 tightening COVID measures
 情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年1月18日
早い時期に被害が発生した各国においては,オミクロン株による患者増加の減少傾向が見られているが,その他の国々は患者増との闘っており,一部は対策を強化している。
欧州の保健各局者らは,大陸の西部は今も非常に高い感染レベルにある中で,域内の西部から東部地域にもオミクロンが拡大している,と述べた。
フランスは 18日に 46万人超の新たな感染を報告し,ワクチン接種開始以来最も高い入院(占床率)となっていると,昨日保健当局者が明らかにした。The Pasteur Institute は,omicron activity のピークが 1月中旬,ベッド占床率のピークは月内でそれより遅い時期との見方を示した。
ブルガリアでも 18日に 1日あたり 1万人近い患者が報告されたと報じられたが,同国は EU 内でワクチン接種率が最も低く,当局は最近,患者数ではなく集中治療用ベッドの占有率 intensive care unit (ICU) occupancy に応じた対策 COVID-19 measures に方針転換した。
ロシアではモスクワ Moscow 市当局が,2021年10月から課せられている自宅勤務ルールと指針の運用を,2022年4月1日まで延長した。秋に第 4波と闘ったロシアは,他の地域に比べてオミクロンの波及は緩徐である。
日本は 2022年初から患者が急増しており,18日に岸田首相は,1月21日から会食や集会への対策を強化することを示唆した。この措置は東京を含む 13地域に適応され,2月13日まで継続される予定である。同時に,ワクチンのブースター接種の 2か月前倒しによる加速にも取り組んでいる。
中国では,先週の天津 Tianjin の 1例目以降,新たなオミクロン変異株感染確認の報告があり,2月に冬季五輪が開催される北京 Beijing でも 2日前に初めて感染が確認されたことから,大規模な検査および接触者追跡が始まった。深セン the city of Shenzhen でも 1例目となる感染が報告されている。
More global headlines
- イスラエルの研究者らが,少なくとも 2 doses of vaccine により,long COVID の予防効果が認められる可能性を報告
- The Coalition for Epidemic Preparedness and Innovations (CEPI) and the Pasteur Institute in Senegal セネガルが,ワクチンの地域内生産拠点 a regional manufacturing hub for vaccines against COVID-19 and other diseases に合意。2022年第 3四半期から開始され,当初 3億回分の生産目標。
[3] Omicron: 最後の変異株となるか will the variant end the pandemic
 情報源 The New York Times via Seattle Times 2022年1月18日
the highly contagious omicron variant に感染し自然免疫を獲得した人が十分に増えたとしても,パンデミックの終了につながるかどうかを判断するのは時期尚早と,Fauci 氏が述べた。今年中に endemic,すなわちウイルスの循環は残るが社会活動を止めない,の状態になるか,との問いに答えて述べた ... オミクロン(感染流行)が「生きたウイルスワクチン」になるかどうか,の質問の答えはない。なぜなら,新たな変異株の発生の可能性が多く残されているから。そうなればいいが,それは新たな変異株が登場しない場合に限られる ...
世界は同氏が想定するパンデミックの 5段階の第 1段階 phase にすぎない。The 1st は the "truly pandemic" phase で世界中が非常にマイナスの影響を受けるフェーズで,その後,減速 deceleration, コントロール control, 排除 elimination and 根絶 eradication へと続く。ヒトの感染症でこれまでに根絶に成功した疾患は唯一,天然痘 smallpox しかない。このウイルスが根絶されることはないだろうが,the "control" phase,すなわち "社会活動を妨げない存在 non-disruptive presence" となれば,地域内感染 endemic の状態とみなすことができる,と述べた。
The rhinovirus and some upper respiratory infections are examples of endemic diseases.
[4] WHO: daily new cases reported (as of 18 Jan 2022)
 情報源 WHO 2022年1月18日
[Data by country, area, or territory for 18 Jan 2022 ]
[5] Global update: Worldometer accessed 18 Jan 2022 19:47 EST (GMT-5)
Date: Tue 18 Jan 2022
 情報源 Worldometer 2022年1月18日
[the detailed global data]
 Total number of reported deaths: 5 573 389
 Total number of worldwide cases: 335 292 565
 Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 3 929 985

PRO/AH/EDR> COVID-19 update (22): mobility, breath test, co-infection, Israel 4th dose, WHO
Archive Number: 20220119.8700955
[1] 運動機能の喪失 Loss of functional mobility
 情報源 JAMA 2022年1月12日
 原著 Assessment of functional mobility after COVID-19 in adults aged 50 years or older in the Canadian Longitudinal Study on Aging. JAMA Netw Open. 2022; 5(1): e2146168; <doi:10.1001/jamanetworkopen.2021.46168>.
Key points
Question: 2020年の第 1次ロックダウン中のカナダの中高年 community-living middle-aged and older Canadians において,COVID-19 diagnosis と運動および身体機能との関係は?
Findings: 24 114 participants についての研究 cohort study により,COVID-19 感染(confirmed, probable, or suspected COVID-19)のあった中高年 community-living middle-aged and older adults において,そのほとんどが軽症から中等症で入院を要さなかったにもかかわらず,感染のなかった成人と比較して 2倍近い比率で運動および身体機能の低下が認められた。
Meaning: These findings suggest that individuals with mild and moderate COVID-19 who were predominantly not hospitalized experienced deficits in functional mobility compared with those without COVID-19.
[2] 呼気診断検査 Diagnostic breath test
 情報源 Yle News 2022年1月17日
Tampere-based medical devices company 医療機器メーカーが,COVID-19 の呼気迅速検査 a rapid COVID-19 breath test について,欧州における販売認可 an European Union-wide CE certificate for the distribution を受けた ... 携帯サイズの機器に息を吹き込むと,ナノセンサーが呼気を解析し,データがモバイルアプリを介してクラウドサービスに転送され,約 45秒以内に結果が送られてくる。
"感染するとすぐに人体の防御メカニズムが作動し,その日のうち,その人の免疫反応による代謝副産物が呼気中に現れる”と説明されている。デバイスは Turku で製造されているが,発注に従って生産量を増やす。正式な医療機器であるため,The breathalyser は専門家が使用する必要がある。"Occupational healthcare, school healthcare, and dental care などでの使用が相応しい" とされている。
[3] 呼吸器感染症ウイルス干渉 Respiratory virus interference
 情報源 CDC. Emerging Infectious Diseases journal 2022年1月17日
 原著 Viral interference between respiratory viruses. Emerg Infect Dis. 2022; 28: (2);
 要約
複数の呼吸器感染症ウイルス respiratory virus [以下,呼吸器ウイルス] が同時または逐次的に気道に感染し,ウイルス間で相互作用が起きる可能性がある。先に感染したウイルスが,次に感染するウイルスの感染や複製を,増強したり減弱させたりすることがあり,positive (additive or synergistic,相加・相乗) or negative (antagonistic,拮抗) interaction となる。ウイルスの相互作用の考えは,細胞レベルから,宿主,人口レベルにおいても現れる。ウイルス干渉のメカニズムは,個別化気道上皮細胞 differentiated airway epithelial cells や,目的とする呼吸器ウイルスに感受性のある動物モデルで評価される。
"可能性のあるメカニズムとして,宿主に一時的な非特異的免疫を付与するインターフェロン反応がある。新型コロナウイルス疾患のパンデミックでは,非薬物的介入(マスク,3密回避)が多くの呼吸器ウイルスの感染循環(蔓延)を阻止した。衛生上の制約がなくなれば,季節性の呼吸器ウイルスが再び循環すると予想され,ウイルス,とりわけ SARS-CoV-2 ウイルスとの間の相互作用についての研究の機会が得られるだろう。
"宿主レベルにおいて,ウイルス感染の経過は,先行または同時に感染した他のウイルスの影響を受ける可能性がある。
"Positive virus-virus interaction とは,同時感染により重症度と病原性が増強される場合を指す (例 severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 [SARS-CoV-2] and influenza A[H1N1]pdm09 virus) (1)。
Negative virus-virus interaction は,2つのウイルスが属する科や型が同じであるか違うかにより,同種 homologous または異種 heterologous に分けられる。Homologous virus-virus interaction とは,最初のウイルスに対する免疫の交差反応が 2番目のウイルスの感染を阻止するもの (例 among different influenza subtypes or lineages) (2)。Heterologous viral interference は 1番目に感染したウイルスによる非特異的先天性免疫反応が,2番目のウイルスの感染や複製を阻止する (例 influenza A virus [IAV] and respiratory syncytial virus [RSV]) (3)。
どのタイプの相互作用 (negative or positive) となるかはおそらく,ウイルスの種類,それぞれの感染のタイミング,および宿主と各ウイルスとの間の相互作用に依存する。
"Conclusions and perspectives
最近の気道ウイルス感染によって,他の呼吸器ウイルスによる感染の可能性が低下する "不応期" がもたらされる可能性がある。このウイルス間の干渉には,狭いスペースでウイルスの同時暴露 co-exposures が必要であり,すなわち共通の環境条件,たとえば寒冷気候,をシェアすることを意味する。呼吸器ウイルス間の干渉をを予測する因子としては,ウイルスによる迅速なインターフェロン反応誘導能; 2番目のウイルスの,免疫メディエーターに対する感受性の度合い; 異なるウイルスが,IFN の抗ウイルス作用をどの程度打ち消すことができるか; 上気道と下気道において,各ウイルスがトリガーとなる個別的先天性免疫反応パターン the differential innate immune response patterns がある。
"宿主レベルの不応期の期間は確かめられていないが,ウイルス排出期間とそれに伴う一過性の内在免疫反応に一致するかもしれない。季節性 A型インフルエンザウイルスと HRV [?] を共循環させた数理モデルで,IFN 反応による一過性の免疫は,これら 2つのウイルスによってもたらされる流行のピークに "ずれ" を生じさせるのに十分な能力を有する可能性を示した。(12) 人口全体のレベルにおけるウイルス干渉作用の概念は,1つのウイルスによる流行が,他のウイルスによる流行の開始を遅らせたり終息を早めたりする,生態学的現象を意味する。
"これらのエピソードを証明することは難しい。なぜなら,呼吸器ウイルス [viruses] の感染伝播動態は,さまざまな年齢層の社会行動に影響を受ける。他人との接触頻度は,1年間の様々な時期,たとえば学校の学期中と休暇中など,によっても変わってくる。さらに,呼吸感染症の大部分は症状がなく検査を受けることがないので,このような患者は調査からもれてしまう。温度や湿度などの環境条件もウイルス干渉の交絡因子となりうる。いくつもの流行期間を通して,対象者から連続して鼻咽頭スワブ検体を採取し,多くの呼吸器ウイルスの検出が可能となるような前向き疫学調査があれば,ウイルス干渉作用を証明することができるかもしれない。それぞれの流行のピークが区別できるような複数の呼吸器ウイルス間の相互作用については,各患者において重複して検出された可能性の評価や,in ex vivo and in vivo models でのメカニズムについても確認すべきである。
"1977年の H1N1 virus の再興と,the 2009-2011 pH1N1 pandemic により,新たに感染循環が始まったウイルスと,南北半球の季節性呼吸器ウイルスとの間の,疫学的相互作用を研究する機会が与えられ,結果,ウイルス干渉の概念が強化された。
the COVID-19 pandemic においては,非薬物的介入により,他の呼吸器ウイルスの感染循環が抑制されている。このため,疫学調査による SARS-CoV-2(と他の呼吸器ウイルス)の相互作用については,パンデミック初期のいくつかの報告を除いて,確かめることはできていない。1件のシステマティックレビューとメタアナリシスでは,SARS-CoV-2 と同時に検出されたより一般的な呼吸器ウイルスは,インフルエンザウイルス,RSV,HRV だった。公衆衛生上の制約が緩和されれば,季節性呼吸器ウイルスの感染循環が再開し,種々の相互作用が確認できると予想される。
"SARS-CoV-2 and seasonal respiratory viruses による流行の時期および規模を予想する数理モデル化 Mathematical modeling は,非薬物的介入の導入,ワクチン接種スケジュールの適正化,または予防薬の服用などによる,重複感染によるリスクをもつ人々を感染から守るための公衆衛生学的介入の改善に役立つかもしれない。最終的には,DVGs [ドイツのデジタルヘルスケア法 Digital Health Service Act/Digitale-Versorgung-Gesetz ?] の介入・免疫刺激活動の中で,ウイルス干渉の概念が基盤となりうる,広域スペクトラムを有する抗ウイルス薬やワクチンのアジュバントの開発にとって,魅力的な候補となる。
[4] イスラエル: 4th vaccine
 情報源 AP News 2022年1月17日
イスラエルの Sheba Hospital 病院は 17日,暫定的な研究結果ながら,新型コロナウイルスワクチンの 4回目接種によるオミクロン株に対する感染予防効果は限定的と報告した。同院では 2021年12月に 270人以上の医療従事者への 4回目接種を開始し,154人に a Pfizer-BioNtech vaccine and 120 others に Moderna's が用いられた。被接種者はすべて,the Pfizer-BioNtech vaccine の 3回接種を受けていた。いずれのワクチンのグループにおいても,2021年の 3回目接種後に比べて抗体価が "わずかに上昇" していたが,抗体価の上昇によりオミクロン感染拡大は阻止できなかった ... 保健省 director of Israel's Health Ministry は,今回の研究結果から 4回目接種が間違いであったとは言えない,としている。4回目接種により抗体レベルが 3回目ブースター接種後に回復しており,これは特に高齢者にとってとても重要なことである。新たな追加接種をより広い人口に拡げるかについての議論の中で検討すべき,としている ...
[Mod.LK- 過去 2週間で,the over-60 age group の 50万人以上に The 4th vaccine dose が接種された。オミクロン株に勝てる given the predominance of this variant とされ,2022年3月に登場することになっている the omicron vaccine を待った方が良いのだろうか。出典]
[5] WHO: daily new cases reported (as of 17 Jan 2022)
 情報源 WHO 2022年1月17日
[Data by country, area, or territory for 17 Jan 2022]
[6] Global update: Worldometer accessed 17 Jan 2022 18:49 EST (GMT-5)
Date: Mon 17 Jan 2022
 情報源 Worldometer 2022年1月17日
Total number of reported deaths: 5 563 425
Total number of worldwide cases: 331 362 580
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 2 588 312
[the detailed global data] 
関連項目 
COVID-19 update (21): neurology, isolation period cut 20220117.8700934

● 梅毒 米国 女性,先天性,薬物
PRO/EDR> Syphilis - USA: (WA) women, congenital, drug use, homeless
Archive Number: 20220119.8700962
 情報源 The News Tribune 2022年1月17日
Pierce County (Washington state) の成人の梅毒患者数 Syphilis cases の急増が,新生児の感染増加につながっている。この傾向は全米で起きており,専門家らが原因究明と対策に取り組んでいる。COVID の影響がどの程度であるかは明らかではないが,対応を困難にしている。10月までの成人症例の統計ながら,Pierce County の 2021年の症例数は 2019年の 2倍となる見込み
- 2019: 261 cases
- 2020: 277 cases
- 2021 through October: 478 cases
Pierce County の過去 5年間の年間平均は 1.4 congenital cases であったところ,2021年は total 13 cases と一気に増えている ...
新生児の診断は成人と比べ容易ではない。しばしば,手のひらや足の裏の発疹として現れる。感染により死産や新生児死亡が起こることもある。

● 鳥インフルエンザ 英国 スペイン
PRO/AH/EDR> Avian influenza (21): Europe, poultry, backyard, HPAI H5N1, OIE
Archive Number: 20220119.8700957
[1] 英国 UK (Isle of Man): backyard, HPAI H5N1
 情報源 OIE-WAHIS (World Animal Health Information System) 2022 2022年1月17日
感染開始時期 1月11日
18日までに合計 1件のアウトブレイクが報告されており,settlement Sulby, Ayre, Isle of Mann の庭先飼育 a backyard holding における高病原性鳥インフルエンザ HPAI subtype H5N1 の発生が確認された。
Affected population: small flock of 42 ornamental ducks and geese.
Epidemiological comments: This is the 1st confirmed case of H5N1 HPAI in the Isle of Man.
[2] スペイン Spain (Castilla and Leon): poultry, HPAI H5N1
 情報源 OIE-WAHIS (World Animal Health Information System) 2022 2022年1月18日
感染開始時期 13 Jan 2022
病原体 HPAI H5N1
発生箇所 a fattening turkey farm with a census of 18 900 turkeys 10 weeks of age. The farm is located in Fuenterrebollo, Cantalejo, province of Segovia, community of Castilla and Leon.
[An outbreak map of HPAI in Europe from 1 Oct 2021 to 17 Jan 2022]

● COVID-19 中国 ハムスター
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (23): China (Hong Kong) animal, hamster, public health hazard
Archive Number: 20220119.8700956
 情報源 Reuters 2022年1月18日
ハムスター 11匹が COVID-19 検査で陽性となったことを受け,香港 Hong Kong では 18日,ペットにキスをしないよう呼びかけるとともに,ハムスターの大量処分が命じられた。最近発生したヒトのクラスターがペットショップの従業員とリンクしていたため,数百匹の動物のチェックが行われ,ハムスター 11匹の感染が判明した ... 香港政府当局は 2000匹のハムスターの人道的処分を命じた。

● 告示 ProMED Award for Excellence in Outbreak Reporting on the Internet 2021
PRO/ALL> Announcements (01): ProMED anniversary award 2021
Archive Number: 20220119.8700960