ジフテリア 欧州 2010-19
COVID-19 ハンタウイルス重複感染 EID、心血管・ワクチン、BA.2 MIS-C ワクチンと血栓
● ジフテリア 欧州 2010-19
PRO/EDR> Diphtheria - WHO European Region, 2010-19
Archive Number: 20220226.8701672
情報源 Eurosurveillance Volume 27, Issue 8 2022年2月24日
原著タイトル Diphtheria in the WHO European Region, 2010 to 2019. Euro Surveill. 2022;27(8):pii=2100058.
要約
the World Health Organization (WHO) European Region において,ジフテリア Diphtheria はまれであるが,散発例や時に死亡例が報告されている。2010-19年の,特に 2019年にフォーカスして,DTP(diphtheria ジフテリア, tetanus 破傷風 and pertussis 百日咳)3種混合ワクチンの 1回目と 3回目の接種率(DTP1 and DTP3 coverage)とジフテリア症例を報告する。
結果: 2010-19 の期間に,451 diphtheria cases in the Region が報告された。DTP1 and DTP3 coverage はそれぞれ 92-96% and 95-97% であった。 2019年は,48カ国中 11カ国から 52 cases が報告された。39カ国が接種率を報告し,26カ国で 90%以上の地域が接種率 90% 以上であったが,11カ国は 1-40%の地域で接種率が 80% 未満だった。
結論:地域内で DTP3の高い接種率が長く維持されていることが,欧州内のジフテリア症例が少ないことの説明と思われる。サーベイランスシステムが十分でなかったり,検査診断能力が不十分であることも(症例報告数が少ないことに)寄与しているかもしれない。しかしながら,感染が報告されていることは懸念すべきである。高接種率と追加接種の実施は,ジフテリアのコントロールとアウトブレイク阻止に必要である。
● COVID-19(4件)
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (59): orphans, workforce, masks, AMA, Hong Kong, WHO, global
Archive Number: 20220226.8701667
[1] News scan for 25 Feb 2022
[A] COVID-19 orphans 孤児
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月25日
... from 30 Apr 2021 to 31 Oct 2021,COVID-19 関連孤児もしくは養育者の死亡の影響を受けたこどもの数は,273万人から 520万人と 90% 増加した。76.5% が父親を,23.5% が母親を失っていた。20カ国から報告され,ドイツは 2400人,インドは 191万人で,人口比で最も多かったのはペルー Peru (8.28 per 1000 children) と南アフリカ South Africa (7.22) であった ...
[B] Workforce
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月25日
米国の熟練看護施設 US skilled nursing facilities (SNFs) は,パンデミック期間中に,特に感染負荷が大きい地域 counties において,急激な雇用の喪失に直面し,他の医療分野のような回復がみられなかったことが,25日の JAMA Health Forum で報告されている ... 医療従事者の雇用は,2019年の2220万人から 2020年第2四半期には 2110万人に減少したが,2021年第2四半期までに 2180万人まで回復した。最も減少したのは歯科クリニック (10.0%) と SNFs (8.4%)であり,減少幅が最小だったのは病院 (2.5%) と医院 (4.6%) だった。他の医療分野は 2021年にパンデミック前の雇用に回復したが,SNF は最も賃金が増加したにもかかわらず,さらに減少 even more declines (13.6% relative to 2019) した ...
[2] Mask guidance
[A] Centers for Disease Control and Prevention (CDC)
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月25日
the Centers for Disease Control and Prevention (CDC) は 25日,屋内でのマスクガイドラインを更新し,多くの場面(地域)で着用義務を緩和した ... 原文参照願います。
[B] STAT News
情報源 STAT News 2022年2月25日
... 原文参照願います。
[C] AMA statement on CDC COVID-19 updates
情報源 American Medical Association (AMA) 2022年2月25日
... マスク用件が解除されているが,国内には重症化しやすい多数の免疫不全者やワクチン接種年齢に満たない幼児がいる。この点を考慮すれば,個人的には,多くの屋内の公共スペースでは,引き続きマスクを着用し,特に薬局,食料品店,公共交通機関のような,ワクチン接種やリスク因子の有無にかかわりなくすべての人々がくりかえし利用せざるを得ない場所では,今までと同じように振る舞うことをすべての国民にも考慮していただきたい ...
[3] 香港 Hong Kong: COVID surge
情報源 Al Jazeera 2022年2月24日
人口が密集する香港 Hong Kong をオミクロン変異株 the omicron variant of the coronavirus が席巻し,"dire epidemic situation" に中国本土からの医師,看護師が加わり対処している。24日,新たに 8674 new cases が報告され,ほとんどすべてが地域内感染例である ... 政府の厳格な対処に香港住民の怒りが高まる中,24日から12歳以上のすべての住民に,スーパーマーケットを含む広い範囲の場所において,少なくとも 1回のワクチン接種を求める "vaccine passport" が発効する。
[4] WHO: daily new cases reported (as of 25 Feb 2022)
情報源 WHO 2022年2月25日
[Data by country, area, or territory for 25 Feb 2022]
[5] Global update: Worldometer accessed 25 Feb 2022 20:02 EST (GMT-5)
情報源 Worldometer 2022年2月25日
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities]
Total number of reported deaths: 5 957 165
Total number of worldwide cases: 433 605 536
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 1 638 543
ハンタウイルス重複感染
PRO/AH/EDR> Hantavirus and COVID-19 co-infection - Americas: (Argentina)
Archive Number: 20220226.8701659
情報源 Emerging Infectious Diseases Journal 2022年2月24日
原著タイトル Hantavirus pulmonary syndrome in a COVID-19 patient, Argentina, 2020. Emerg Infect Dis. 2022; doi:
要約
severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 infection and hantavirus pulmonary syndrome (HPS) に感染したアルゼンチン Argentina の患者 a patient について報告する。SARS-CoV 2,HPS ともに適切な診断と治療が行われなければ死亡する可能性のある疾患であるが,HPS はよりいっそう致死的である。本報告は,HPS-endemic regions における重複感染同定の改善に寄与する。患者は特記すべきことのない 22歳女性で,2020年11月に発熱,頭痛,筋肉痛,消化器症状のため,近くの病院を受診した。鼻咽頭スワブによる SARS-CoV-2 PCR 検査で陽性となり,発症 5日目に状態が悪化ししたため入院となった。入院時の検査で血小板数減少,白血球数増加,リンパ球数減少,肝酵素上昇が,CT 検査では両側の間質浸潤を伴う肺浸潤影とわずかな末梢すりガラス陰影のある毛細血管浸潤が認められた。入院の数時間に著明な呼吸障害を発症し,集中治療室に収容し,気管内挿管と抗生物質投与 ampicillin/sulbactam and azithromycin が開始された。患者はハンタウイルス蔓延地域 a hantavirus-endemic area に居住していたことが判明し,HPS が疑われ,血中の特異抗体 specific IgM and IgG by ELISA および PCR 検査 genomic viral RNA by quantitative reverse transcription PCR から,Andes virus infection と確定診断された。重複感染の確認から 3日後に抜管され,順調に経過し,発症から 20日後に退院となった ...
PRO/AH/EDR> Hantavirus and COVID-19 co-infection - Americas: (Argentina)
Archive Number: 20220226.8701659
情報源 Emerging Infectious Diseases Journal 2022年2月24日
原著タイトル Hantavirus pulmonary syndrome in a COVID-19 patient, Argentina, 2020. Emerg Infect Dis. 2022; doi:
要約
severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 infection and hantavirus pulmonary syndrome (HPS) に感染したアルゼンチン Argentina の患者 a patient について報告する。SARS-CoV 2,HPS ともに適切な診断と治療が行われなければ死亡する可能性のある疾患であるが,HPS はよりいっそう致死的である。本報告は,HPS-endemic regions における重複感染同定の改善に寄与する。患者は特記すべきことのない 22歳女性で,2020年11月に発熱,頭痛,筋肉痛,消化器症状のため,近くの病院を受診した。鼻咽頭スワブによる SARS-CoV-2 PCR 検査で陽性となり,発症 5日目に状態が悪化ししたため入院となった。入院時の検査で血小板数減少,白血球数増加,リンパ球数減少,肝酵素上昇が,CT 検査では両側の間質浸潤を伴う肺浸潤影とわずかな末梢すりガラス陰影のある毛細血管浸潤が認められた。入院の数時間に著明な呼吸障害を発症し,集中治療室に収容し,気管内挿管と抗生物質投与 ampicillin/sulbactam and azithromycin が開始された。患者はハンタウイルス蔓延地域 a hantavirus-endemic area に居住していたことが判明し,HPS が疑われ,血中の特異抗体 specific IgM and IgG by ELISA および PCR 検査 genomic viral RNA by quantitative reverse transcription PCR から,Andes virus infection と確定診断された。重複感染の確認から 3日後に抜管され,順調に経過し,発症から 20日後に退院となった ...
心血管合併症、ワクチン
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (58): heart, Canada vacc, mortality, masks, S Asia, WHO, global
Archive Number: 20220226.8701656
[1] 心血管 Heart blood vessels
情報源 Business Standard 2022年2月22日
The SARS-CoV-2 virus 感染の重症患者 severely ill COVID-19 patients にみられる心臓の小血管の損傷は(血管自体に)感染が及ばない場合でも(感染が)その原因となる可能性が,研究により示された。学術誌 the journal Clinical Science 掲載の研究によると,ブロッキング抗体療法が心血管系合併症を軽減する新たな治療法となりうる。英国 the University of Bristol, UK の研究者らが,ウイルスが,心筋細胞にどのように作用して,COVID-19 patients の心筋損傷の原因となるかについて解析を行った。これまで,ウイルスの心筋細胞感染によるものか,the "cytokine storm"とよばれる過剰な細胞障害性防御反応が原因なのか,について明らかにされていなかった ... 実験内容 ... 結果から,SARS-CoV-2 は心筋細胞に感染することなく傷害する可能性が示唆された ... また破砕されたスパイクタンパク分子により,ウイルス粒子と血管細胞の関与 the engagement of the full virion with vascular cells で誘導される損傷が増強される可能性も示され,スパイクタンパクが血液循環により,呼吸器系以外の場所に到達し,全身性に傷害を与える可能性にも言及されている ...
著者らは,CD147 blocking antibodies が心血管合併症 cardiovascular complications in COVID-19 patients を軽減する新たな治療法となるとしている。微小血管合併症の頻度は高く有害で,集中治療室の入院患者の最大 11% が心筋傷害または心臓発作を発症するとされる。
[原著タイトル The SARS-CoV-2 Spike protein disrupts human cardiac pericytes function through CD147 receptor-mediated signalling: a potential non-infective mechanism of COVID-19 microvascular disease. Clin Sci (Lond). 2021; 135(24): 2667-89; ]
[2] カナダ製ワクチン Canadian vaccine: plant-derived virus-like particles
情報源 CBC News 2022年2月24日
植物由来ワクチン Medicago's plant-based COVID-19 vaccine がカナダ保健当局 Health Canada の認可を受け,まもなくカナダ国民にとって国産の抗 SARS-CoV-2 ワクチン接種が選択肢となる。18-64歳への接種が承認され,先週の the Novavax の承認に続く,カナダで使用が承認された 6種類目のワクチンとなる。このバイオ製薬メーカーによると,植物由来で,ウイルスの遺伝物質を含まない,COVID-19 を含めたコロナウイルス類似ウイルス様粒子を使用した,世界初のワクチンとされている。同時に含まれる GlaxoSmithKline 社のアジュバント an adjuvant [AS03] により免疫反応が増強される。"Covifenz" と命名されたこのワクチンは,2回接種による all virus variants に対する有効性は 71% で,the delta variant によるすべての重症度の COVID-19 infections にはより高い 75% を示した。2021年3月から世界で Phase 3 試験が行われた。オミクロン株 the highly contagious omicron family of subvariants, including BA.1 and BA.2 流行前(の試験)であったが,必要に応じワクチンは適用可能と説明されている ... 現在 65歳以上の臨床データを収集している ...
Medicago は,多数のウイルスを感染させることができるとの理由で,タバコに近い植物の the plant species _Nicotiana benthamiana_ を使用している。
[Mod.LK- "Virus-like particles (VLPs,ウイルス様粒子) とは,自己構成能 self-assemble を有する 1ないし複数の異なる分子からなるウイルス由来構造であり,形態とサイズがウイルスに近似するが遺伝物質を含まないため,宿主細胞に感染することはない。ウイルス構造タンパクの発現と自己構成が,様々な生体または無細胞システム内で実行されることにより,ウイルス構造が構成・再構築される。VLPs は予防薬領域で汎用されつつあり,様々な感染症に対するワクチンが開発されていて,SARS-CoV-2 ワクチンはその最新版となる ..."(Journal of Nanobiotechnology) 市場にある VLPs を利用したワクチンとしては,HPV (human papilloma virus) and hepatitis B ワクチンがある。the VLP vaccines のメリットとして (1) 通常のサブユニットワクチンに比べより強力な免疫反応を誘導 (2) 全ウイルスワクチンに比べかなり短期間で製造可能。デメリットは (1) 製造段階で,安定性確保と精製のための時間が余分にかかる (2) 大量生産が困難。
Construction of SARS-CoV-2 virus-like particles in plant [Scientific Reports]
[3] COVID mortality increase
情報源 CNN 2022年2月24日
米国内で感染者数が急減する中でも,パンデミックのどの時期よりも多くの死者が発生している ... the US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) によると,ワクチンを接種していない人々の COVID-19 による死亡リスクは,接種した人々より 14倍高く,ブースター接種者と比べると 51倍となる ... やや長文です,原文参照願います。
[4] マスクガイドライン緩和 Mask guidelines to be eased
情報源 AP News 2022年2月24日
米政府当局は 25日に着用ガイドラインを大幅に緩和する ... Under the new guidelines, the vast majority of Americans will no longer live in areas where indoor masking in public is recommended, based on current data.
[5] Regional update: ProMED-SoAs
[A] バングラデシュ Bangladesh
情報源 The Daily Star 2022年2月24日
At least 1516 new infections were recorded and 10 people died from COVID-19 in 24 hours until 8:00 am today [24 Feb 2022],
[The temporal distribution of cases and deaths attributed to COVID-19 in the country, from 24 Dec 2021 to 24 Feb 2022]
[B] インド India
情報源 Times of India (TOI), Times News Network (TNN) 2022年2月24日
India logged 14 148 new COVID cases in the last 24 hours, 12.6% higher than yesterday [23 Feb 2022], according to the Union health ministry data updated on Monday [21 Feb 2022].
[C] ネパール Nepal
情報源 The Himalayan Times 2022年2月23日
The national active COVID-19 caseload of Nepal climbed to 10 090 on Wednesday [23 Feb 2022] as 256 people tested positive for the infection in past 24 hours.
[D] パキスタン Pakistan: Sindh
情報源 The Dawn 2022年2月24日
Sindh has reported 530 coronavirus cases and 10 deaths over the past 24 hours
[The trends of daily confirmed COVID-19 cases and deaths attributed to the disease in Pakistan ]
[E] スリランカ Sri Lanka
情報源 The Daily Mirror 2022年2月24日
"95.5% has received the 1st dose while 79.8% has been offered with the 2nd dose,"
[6] WHO: daily new cases reported (as of 24 Feb 2022)
情報源 WHO 2022年2月24日
[Data by country, area, or territory for 24 Feb 2022]
[7] Global update: Worldometer accessed 24 Feb 2022 21:19 EST (GMT-5)
情報源 Worldometer 2022年2月24日
[the detailed global data]
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities ]
Total number of reported deaths: 5 947 657
Total number of worldwide cases: 431 966 993
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 1 773 537
関連項目
COVID-19 update (57): omicron BA.2, S Korea, MIS-C, vacc & blood clots, global 20220226.8701651
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (58): heart, Canada vacc, mortality, masks, S Asia, WHO, global
Archive Number: 20220226.8701656
[1] 心血管 Heart blood vessels
情報源 Business Standard 2022年2月22日
The SARS-CoV-2 virus 感染の重症患者 severely ill COVID-19 patients にみられる心臓の小血管の損傷は(血管自体に)感染が及ばない場合でも(感染が)その原因となる可能性が,研究により示された。学術誌 the journal Clinical Science 掲載の研究によると,ブロッキング抗体療法が心血管系合併症を軽減する新たな治療法となりうる。英国 the University of Bristol, UK の研究者らが,ウイルスが,心筋細胞にどのように作用して,COVID-19 patients の心筋損傷の原因となるかについて解析を行った。これまで,ウイルスの心筋細胞感染によるものか,the "cytokine storm"とよばれる過剰な細胞障害性防御反応が原因なのか,について明らかにされていなかった ... 実験内容 ... 結果から,SARS-CoV-2 は心筋細胞に感染することなく傷害する可能性が示唆された ... また破砕されたスパイクタンパク分子により,ウイルス粒子と血管細胞の関与 the engagement of the full virion with vascular cells で誘導される損傷が増強される可能性も示され,スパイクタンパクが血液循環により,呼吸器系以外の場所に到達し,全身性に傷害を与える可能性にも言及されている ...
著者らは,CD147 blocking antibodies が心血管合併症 cardiovascular complications in COVID-19 patients を軽減する新たな治療法となるとしている。微小血管合併症の頻度は高く有害で,集中治療室の入院患者の最大 11% が心筋傷害または心臓発作を発症するとされる。
[原著タイトル The SARS-CoV-2 Spike protein disrupts human cardiac pericytes function through CD147 receptor-mediated signalling: a potential non-infective mechanism of COVID-19 microvascular disease. Clin Sci (Lond). 2021; 135(24): 2667-89; ]
[2] カナダ製ワクチン Canadian vaccine: plant-derived virus-like particles
情報源 CBC News 2022年2月24日
植物由来ワクチン Medicago's plant-based COVID-19 vaccine がカナダ保健当局 Health Canada の認可を受け,まもなくカナダ国民にとって国産の抗 SARS-CoV-2 ワクチン接種が選択肢となる。18-64歳への接種が承認され,先週の the Novavax の承認に続く,カナダで使用が承認された 6種類目のワクチンとなる。このバイオ製薬メーカーによると,植物由来で,ウイルスの遺伝物質を含まない,COVID-19 を含めたコロナウイルス類似ウイルス様粒子を使用した,世界初のワクチンとされている。同時に含まれる GlaxoSmithKline 社のアジュバント an adjuvant [AS03] により免疫反応が増強される。"Covifenz" と命名されたこのワクチンは,2回接種による all virus variants に対する有効性は 71% で,the delta variant によるすべての重症度の COVID-19 infections にはより高い 75% を示した。2021年3月から世界で Phase 3 試験が行われた。オミクロン株 the highly contagious omicron family of subvariants, including BA.1 and BA.2 流行前(の試験)であったが,必要に応じワクチンは適用可能と説明されている ... 現在 65歳以上の臨床データを収集している ...
Medicago は,多数のウイルスを感染させることができるとの理由で,タバコに近い植物の the plant species _Nicotiana benthamiana_ を使用している。
[Mod.LK- "Virus-like particles (VLPs,ウイルス様粒子) とは,自己構成能 self-assemble を有する 1ないし複数の異なる分子からなるウイルス由来構造であり,形態とサイズがウイルスに近似するが遺伝物質を含まないため,宿主細胞に感染することはない。ウイルス構造タンパクの発現と自己構成が,様々な生体または無細胞システム内で実行されることにより,ウイルス構造が構成・再構築される。VLPs は予防薬領域で汎用されつつあり,様々な感染症に対するワクチンが開発されていて,SARS-CoV-2 ワクチンはその最新版となる ..."(Journal of Nanobiotechnology) 市場にある VLPs を利用したワクチンとしては,HPV (human papilloma virus) and hepatitis B ワクチンがある。the VLP vaccines のメリットとして (1) 通常のサブユニットワクチンに比べより強力な免疫反応を誘導 (2) 全ウイルスワクチンに比べかなり短期間で製造可能。デメリットは (1) 製造段階で,安定性確保と精製のための時間が余分にかかる (2) 大量生産が困難。
Construction of SARS-CoV-2 virus-like particles in plant [Scientific Reports]
[3] COVID mortality increase
情報源 CNN 2022年2月24日
米国内で感染者数が急減する中でも,パンデミックのどの時期よりも多くの死者が発生している ... the US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) によると,ワクチンを接種していない人々の COVID-19 による死亡リスクは,接種した人々より 14倍高く,ブースター接種者と比べると 51倍となる ... やや長文です,原文参照願います。
[4] マスクガイドライン緩和 Mask guidelines to be eased
情報源 AP News 2022年2月24日
米政府当局は 25日に着用ガイドラインを大幅に緩和する ... Under the new guidelines, the vast majority of Americans will no longer live in areas where indoor masking in public is recommended, based on current data.
[5] Regional update: ProMED-SoAs
[A] バングラデシュ Bangladesh
情報源 The Daily Star 2022年2月24日
At least 1516 new infections were recorded and 10 people died from COVID-19 in 24 hours until 8:00 am today [24 Feb 2022],
[The temporal distribution of cases and deaths attributed to COVID-19 in the country, from 24 Dec 2021 to 24 Feb 2022]
[B] インド India
情報源 Times of India (TOI), Times News Network (TNN) 2022年2月24日
India logged 14 148 new COVID cases in the last 24 hours, 12.6% higher than yesterday [23 Feb 2022], according to the Union health ministry data updated on Monday [21 Feb 2022].
[C] ネパール Nepal
情報源 The Himalayan Times 2022年2月23日
The national active COVID-19 caseload of Nepal climbed to 10 090 on Wednesday [23 Feb 2022] as 256 people tested positive for the infection in past 24 hours.
[D] パキスタン Pakistan: Sindh
情報源 The Dawn 2022年2月24日
Sindh has reported 530 coronavirus cases and 10 deaths over the past 24 hours
[The trends of daily confirmed COVID-19 cases and deaths attributed to the disease in Pakistan ]
[E] スリランカ Sri Lanka
情報源 The Daily Mirror 2022年2月24日
"95.5% has received the 1st dose while 79.8% has been offered with the 2nd dose,"
[6] WHO: daily new cases reported (as of 24 Feb 2022)
情報源 WHO 2022年2月24日
[Data by country, area, or territory for 24 Feb 2022]
[7] Global update: Worldometer accessed 24 Feb 2022 21:19 EST (GMT-5)
情報源 Worldometer 2022年2月24日
[the detailed global data]
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities ]
Total number of reported deaths: 5 947 657
Total number of worldwide cases: 431 966 993
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 1 773 537
関連項目
COVID-19 update (57): omicron BA.2, S Korea, MIS-C, vacc & blood clots, global 20220226.8701651
オミクロン BA.2 MIS-C ワクチンと血栓
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (57): omicron BA.2, S Korea, MIS-C, vacc & blood clots, global
Archive Number: 20220226.8701651
[1] WHO
[A] オミクロン Omicron BA.2
情報源 World Health Organization (WHO) 2022年2月22日
変異株監視業務の中で,WHO's Technical Advisory Group on SARS-CoV-2 Virus Evolution (TAG-VE) は 21日,its sublineages BA.1 and BA.2 を含むオミクロン変異株 the omicron variant of concern の最新情報について議論を行った。the BA.2 sublineage は懸念される変異株であり,オミクロンとしての分類を維持することが確認され,監視の継続の必要性が強調された。BA.2 sequences の割合が高まっているが,世界全体として報告される感染者数は減少傾向にある ... BA.1 との比較で,BA.2 の再感染リスクの評価が行われている。BA.1 感染後の BA.2 感染も報告されているが,限定的な期間のデータではあるが,人口レベルでは BA.1 感染により,BA.2 の感染に対して強力な感染防御が付与されることが示唆されている。日本から,ハムスターの感染実験で,BA.2 は BA.1 に比べより重症度が高くなる可能性があるとの実験データが示された。また実世界において,ワクチンおよび自然感染による高い免疫のある,南ア,英国,デンマークにおける重症度についても検討されている: このデータでは,there was no reported difference in severity between BA.2 and BA.1.
[B] 韓国: training to make vaccines
情報源 Reuters 2022年2月23日
The World Health Organization (WHO) は 23日,低中所得国の自国内でのワクチン・治療薬の製造を支援するハブ拠点を,韓国に立ち上げた。また新たに 5カ国における its COVID-19 vaccine project を開始する。2021年に南アフリカの技術移転ハブ a technology transfer hub in Cape Town, South Africa に続くもので,COVID-19 vaccines based on mRNA technology の製造のノウハウを企業に提供する ...
[2] MIS-C: rare in vaccinated teens
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月23日
小児の多系統炎症性症候群 Multisystem inflammatory syndrome in children (MIS-C) は,COVID-19 vaccination ワクチンを接種した12歳から20歳の患者ではまれであると,22日の The Lancet Child & Adolescent Health 掲載の研究で示された。米国内の 12-20歳の小児患者についての 9か月間のフォローアップに基づく研究で,from 14 Dec 2020 to 31 Aug 2021 の期間に少なくとも 1回のファイザーワクチンを接種されていた。フォローアップ期間中の 2100万人以上のワクチンを接種した若年者のうち,Kawasaki's 様のこのまれな病態を発症したのはわずか 21人だった。15人はワクチン接種にもかかわらず COVID-19 と診断され,残りの 6人の MIS-C の原因は不明だった ...
[3] News scan for 23 Feb 2022
[A] ワクチン接種と血栓症 COVID vaccines and blood clots
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月23日
22日の PLOS Medicine に掲載された独立した 2件の英国の研究で,the AstraZeneca/Oxford COVID-19 vaccine ワクチン接種後の脳内血栓のリスクはきわめて小さく only a very slight risk of blood clots in the brain ,ファイザー社製ワクチン the Pfizer/BioNTech vaccine については皆無とされている。いずれも University of Edinburgh researchers が主導した
The 1st study では England の成人 4600万人の電子健康記録を解析し,このうち 2100万人が during the study period of December 2020 to March 2021 にワクチンを接種していた。人口構成や持病などを調整後の動静脈閉塞血栓リスクは,70歳以上の人々において,アストラゼネカワクチン接種後 28日間わずかに低下した [? 原文 slightly lower in the 28 days after vaccination with either the AstraZeneca or AstraZeneca vaccine]。70歳未満においては,28日間は変化がなかったが,アストラゼネカワクチン接種後の脳内静脈血栓リスクはわずかに上昇した。推定されるリスク上昇は 100万人あたり 0.9-3 人で,年齢と性別に依存し,ワクチンを接種していない場合の約 2倍だった。しかし著者は,ワクチン接種のベネフィットがリスクを上回るだろう,と述べている ...
The 2nd study では from December 2020 through June の England, Scotland, and Wales の成人 1160万人のデータが用いられた。(脳静脈血栓 cerebral venous sinus thrombosis (CVST) の,接種前 90日間と接種後 4週間の発生率について,Pfizer と AstraZeneca ワクチンの比較を行った。AstraZeneca vaccination により,接種前の 2倍にあたる,400万人の接種により 1人の発症が増加するという,わずかなリスク上昇 a small elevated risk of CVST が認められた。
[B] Digital health guidance for pandemics
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月23日
... Digital health とは,the use of computing platforms, networks, software, and sensors の利用により,診断と治療の能力向上につなげることを指す ... 原文参照願います。
Their 9 recommendations are to:
- Implement evidence-based protocols for effective communication to the public
- Work globally to address misinformation on social and mass media
- Develop a standard global dataset for public health reporting
- Ensure prioritization of digital health
- Provide technology to collect and share data quickly
- Develop a healthcare workforce able to address current and future public health crises
- Ensure that surveillance systems enable a public health response while respecting privacy
- Create digital personal tools and services to support disease prevention, testing, management, and vaccination
- Fund and create innovative surveillance systems for rapid preparedness and optimal global response
[4] WHO: daily new cases reported (as of 23 Feb 2022)
[For technical reasons, the WHO update for 23 Feb 2022 is unavailable, and this section will be updated once it becomes available. - Mod.UBA]
[5] Global update: Worldometer accessed 23 Feb 2022 20:00 EST (GMT-5)
情報源 Worldometer 2022年2月223日
[the detailed global data]
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities ]
Total number of reported deaths: 5 936 712
Total number of worldwide cases: 430 193 456
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 1 908 400
関連項目
COVID-19 update (56): animal, SARS-CoV-2 delta variant, cat 20220224.8701639
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月23日
22日の PLOS Medicine に掲載された独立した 2件の英国の研究で,the AstraZeneca/Oxford COVID-19 vaccine ワクチン接種後の脳内血栓のリスクはきわめて小さく only a very slight risk of blood clots in the brain ,ファイザー社製ワクチン the Pfizer/BioNTech vaccine については皆無とされている。いずれも University of Edinburgh researchers が主導した
The 1st study では England の成人 4600万人の電子健康記録を解析し,このうち 2100万人が during the study period of December 2020 to March 2021 にワクチンを接種していた。人口構成や持病などを調整後の動静脈閉塞血栓リスクは,70歳以上の人々において,アストラゼネカワクチン接種後 28日間わずかに低下した [? 原文 slightly lower in the 28 days after vaccination with either the AstraZeneca or AstraZeneca vaccine]。70歳未満においては,28日間は変化がなかったが,アストラゼネカワクチン接種後の脳内静脈血栓リスクはわずかに上昇した。推定されるリスク上昇は 100万人あたり 0.9-3 人で,年齢と性別に依存し,ワクチンを接種していない場合の約 2倍だった。しかし著者は,ワクチン接種のベネフィットがリスクを上回るだろう,と述べている ...
The 2nd study では from December 2020 through June の England, Scotland, and Wales の成人 1160万人のデータが用いられた。(脳静脈血栓 cerebral venous sinus thrombosis (CVST) の,接種前 90日間と接種後 4週間の発生率について,Pfizer と AstraZeneca ワクチンの比較を行った。AstraZeneca vaccination により,接種前の 2倍にあたる,400万人の接種により 1人の発症が増加するという,わずかなリスク上昇 a small elevated risk of CVST が認められた。
[B] Digital health guidance for pandemics
情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research and Policy) 2022年2月23日
... Digital health とは,the use of computing platforms, networks, software, and sensors の利用により,診断と治療の能力向上につなげることを指す ... 原文参照願います。
Their 9 recommendations are to:
- Implement evidence-based protocols for effective communication to the public
- Work globally to address misinformation on social and mass media
- Develop a standard global dataset for public health reporting
- Ensure prioritization of digital health
- Provide technology to collect and share data quickly
- Develop a healthcare workforce able to address current and future public health crises
- Ensure that surveillance systems enable a public health response while respecting privacy
- Create digital personal tools and services to support disease prevention, testing, management, and vaccination
- Fund and create innovative surveillance systems for rapid preparedness and optimal global response
[4] WHO: daily new cases reported (as of 23 Feb 2022)
[For technical reasons, the WHO update for 23 Feb 2022 is unavailable, and this section will be updated once it becomes available. - Mod.UBA]
[5] Global update: Worldometer accessed 23 Feb 2022 20:00 EST (GMT-5)
情報源 Worldometer 2022年2月223日
[the detailed global data]
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities ]
Total number of reported deaths: 5 936 712
Total number of worldwide cases: 430 193 456
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 1 908 400
関連項目
COVID-19 update (56): animal, SARS-CoV-2 delta variant, cat 20220224.8701639
● 梅毒,淋病,クラミジア 欧州 2015-19
PRO/EDR> Syphilis, gonorrhea, chlamydia - Europe: non-EU/EEA countries, 2015-19
Archive Number: 20220226.8701666
情報源 Eurosurveillance 2022年2月24日
原著タイトル Surveillance and epidemiology of syphilis, gonorrhoea and chlamydia in the non-European Union countries of the World Health Organization European Region, 2015 to 2020. Euro Surveill. 2022; 27(8): pii=2100197;
要約
the period 2015 to 2019 の期間に報告された非 EU 加盟国 the non-European Union (EU)/European Economic Area (EEA) countries of the Centre and East part of the WHO European Region のサーベイランスデータを,the WHO/Europe Communicable Diseases Annual Reporting Form 分類を用いてレビューした。
結果: From 2015 to 2019 多くの国が 3点以上のポイントのデータを報告し,梅毒・淋病・クラミジアの患者数減少パターン a pattern of decrease in reported syphilis, gonorrhoea and chlamydia cases を認めた。the EU/EEA とは対照的であった。各疾患の人口 10万対比の報告数は,0.4-26.5 for syphilis, 0-18.5 for gonorrhoea and 0-43.3 for chlamydia だった
結論: We found wide heterogeneity in reported rates of STI. There is a strong need to improve availability and quality of STI surveillance data in the non-EU/EEA countries.
● ギランバレー症候群 インド
PRO/EDR> Guillain-Barre Syndrome - India: (GU) susp, RFI
Archive Number: 20220226.8701661
[1] 情報源 Dev Discourse 2022年2月24日
グジャラート州 Godhra town in Gujarat's Panchmahal district で,1週間のあいだに 12例のギランバレー症候群の患者 cases of Guillain-Barre Syndrome or GBS が報告されていると,24日地区保健当局が明らかにした。患者が確認された地域 the entire Bhuravav area の調査が行われている。
[2] 情報源 Indian Express 2022年2月24日
19日以降,Godhra において 7例の弛緩性麻痺の患者 cases of Acute Flaccid Paralysis (AFP)が確認されていると,グジャラート州保健当局 the health department of Gujarat's Panchmahal district から報告されている。ほか,小児 2名と 23歳女性の計 3名が死亡していると,明らかにされた。the 7 confirmed patients を含め,12例の suspected AFP cases についても追跡されている。確定された患者 7名のうち,6名は 3歳から 12歳までの小児で,もう 1名は 22歳男性である。the National Polio Surveillance Project (NPSP) guidelines に従い,7例の検査が行われた。保健当局者 chief district health officer (CDHO) は,AFP の原因が GBS であるかについては確定していない,と述べている ...
[Mod.MPP- ... GBS はしばしば,ポリオではない急性弛緩性麻痺の代替診断となる。(ポリオ)根絶開始前には,ポリオアウトブレイクが当初は an outbreak of GBS と呼ばれることが多くある。さらに最近では,GBS が COVID-19 とも関係する。the SARS-CoV-2 virus ウイルス検査も行われているだろうか。]
● ポリオ マラウイ マダガスカル コンゴ(民)ナイジェリア イエメン
PRO/EDR> Poliomyelitis update (06): global AFP, WPV1, cVDPV1 and cVDPV2 (multicountry), RFI
Archive Number: 20220226.8701660
[1] Global as of 23 Feb 2022 - GPEI/WHO WPV1 (AFP Malawi), cVDPV1 (AFP Madagascar), cVDPV2 (AFP DR Congo, Nigeria, Yemen)
Poliovirus Weekly Update 23 Feb 2022, World Health Organization
情報源 Global Polio Eradication Initiative/WHO 2022年2月24日
New wild poliovirus isolates reported this week:
AFP cases: 1
Environment: 0
Others: 0
New cVDPV isolates reported this week:
AFP cases: 10
Environment: 14
Others: 4
Headlines
- アフガニスタンのワクチン接種担当者への襲撃
- マラウイの野生株ポリオウイルス感染例報告 a WPV1 case in a 3-year-old girl in the capital, Lilongwe.
Summary of new polioviruses this week:
- コンゴ(民)DR Congo: 2 cVDPV2 cases
- マダガスカル Madagascar: 2 cVDPV1 cases and 6 cVDPV1 positive environmental samples
- マラウイ Malawi: 1 WPV1 case
- ナイジェリア Nigeria: 3 cVDPV2 cases and 8 positive environmental samples
- イエメン Yemen: 3 cVDPV2 cases
[2] アフガニスタンでの暴力 Afghanistan violence
情報源 United Nations 2022年2月24日
24日にアフガニスタン北部の 4カ所で,8人のポリオワクチン接種担当者が殺害されたことを非難する ... .
関連項目
Poliomyelitis update (05): Guinea-Bissau, cVDPV, RFI 20220218.870153