2022年5月22日

COVID-19(124)BA.5

● 魚類の死亡 ヨルダン 真菌感染症疑い
PRO/AH> Fish mortality - Jordan: aquaculture, fungal disease susp, RFI
Archive Number: 20220522.8703399
 情報源 Jordan News Agency (Petra) [in Arabic] 2022年5月18日
the Jordan Valley の複数の養魚上で死亡した魚類や検体の検査の最終結果,コイヘルペスウイルス the herpes virus (KHV) は確認されたなかったと,the Animal Production Directorate at the Ministry of Agriculture [MOA] の当局者が明らかにした。18日,コイが死亡した原因は,the fungal gill rot disease にの真菌感染と述べた ... 

● 梅毒 カリブ海地域
PRO/EDR> Syphilis - Americas: Caribbean, WHO, cong, elimination/pub health problem
Archive Number: 20220522.8703407
 情報源 The Daily Herald 2022年5月17日
過去 10年間,カリブ海の複数の国々において梅毒 syphilis の母子感染は阻止され,プエルトリコ Puerto Rico, アングィラ Anguilla, アンティグアバーブーダ Antigua and Bermuda, モンセラト Montserrat, セントクリストファーネービス St Kitts and Nevis, ケイマン諸島 the Cayman Islands と,2021年時点でドミニカ共和国 the Dominican Republic でも,この偉大な進歩の達成が宣言されている ... 

● COVID-19(124)BA.5 
PRO/AH/EDR> COVID-19 update (124): N Korea, BA.5 variant, WHO
Archive Number: 20220522.8703412
[1] 北朝鮮 North Korea: approach to outbreak
 情報源 ABC News 2022年5月20日
 ... 4月の大規模軍事パレード後の北朝鮮で COVID-19 cases が爆発的に増加し,初期対応を誤ったとして当局者らが処分された。多数の栄養失調者があり,ワクチンがない状況を考えると,迅速な対応がなされなかったことが被害を拡大させた可能性がある ... 
[2] Significance of BA.5 variant
 情報源 TF1 INFO [in French] 2022年5月21日
5月12日以降,the omicron BA.4 and BA.5 variant sublines の感染拡大を確認する監視報告が,欧州 the European Center for Disease Prevention and Control (ECDC) 内で増えている。現時点でこれら 2つの新たな変異株に,明らかに重症化の増加を示唆する所見は認められていない ... 今後数週間から数ヶ月に第 6波の新たな感染流行の全容が明らかになり,旧大陸では BA.5 が急速に広まっているポルトガルにすべての視線が集まっている。(ポルトガルでは)8日時点でこの変異株による陽性例は 37% であったが急速に優位となり,専門家は 22日まで同変異株が主流になることはないと予想していた(にもかかわらず),15日には 63.5% に達したことは,BA.5 は非常に感染力が強いことを示している。The BA.4 and BA.5 mutations は 2022年1月と2月に南アフリカで初めて確認され,過去の感染やワクチン接種完了による免疫保護を容易に乗り越える。BA.5 のもう 1つの懸念として,数ヶ月前にこのウイルスに感染した人々が再感染するおそれがあることがある。ポルトガルをのぞけば,現在も欧州内において the BA.4 and BA.5 variants はそれほど多くないが,特にフランスはリバウンドへの対応を準備している。現在,BA.4 and BA.5 は変異株スクリーニング検体のうち 1.8% を占めるに過ぎない。18日のフランスの公衆衛生当局の分析では, 4月中旬以降 BA.4 and BA.5 の増加が続いているとされているが,非常に低い値であることにかわりはな ... フランスとポルトガルのワクチン接種率は同じではないことから,the BA.5 variant の影響の差を判断することは困難である。ポルトガルのワクチン接種率は 85.9% と高いが,19日現在のフランスは only 78.3% に留まっている。ポルトガルの企業は欠勤者による今後の経済活動の停滞を懸念しているが,政府当局は観光シーズン開始を前に衛生上の制限強化は考えていない。
[Mod.UBA- 5月12日,ECDC は omicron sub-lineages BA.4 and BA.5 の分類を variants of interest から variants of concern に変更した ... 両系統とも,BA.2 にない,スパイクレセプター結合部位 the spike receptor binding domain のアミノ酸置換 the amino-acid substitutions L452R, F486V, and R493Q を有している。初期研究では,BA.1 and BA.2 ,特に BA.1 と比べた場合の抗原特性 antigenic properties of BA.4 and BA.5 の著しい変化が示唆されており,さらにこの数週間のポルトガルでは,感染者数や検査陽性率の上昇を伴って,確認されている変異株の中で BA.5 の割合の増加が認められている。[ECDC Update as of 13 May 2022]. ポルトガル衛生研究所 The Portuguese National Institute of Health は,5月8日時点で BA.5 が陽性例のうち約 37% of the positive cases を占めているとみている。The estimated daily growth advantage for BA.5 over BA.2 is 13%, which is similar to the 12% daily growth advantage previously reported by South Africa  ... この増加率から,数週間以内に BA.5 は the dominant variant in Portugal となるとみられる。BA.4 and BA.5 の増加 observed growth advantage は, 過去の感染 and/or ワクチン接種による免疫防御効果を,特に経時的に減弱した場合に,すり抜ける能力によるとみられる。severity for BA.4/BA.5 の変化を示唆するものはない。VOCs として,引き続きこれらの変異株をモニターして保健システム全体への影響を注視する必要がある。]
[3] WHO: daily new cases reported (as of 20 May 2022)
 情報源 WHO 2022年5月20日
[Data by country, area, or territory for 20 May 2022]
[4] Global update: Worldometer accessed 20 May 2022 19:42 EST (GMT-5)
 情報源 Worldometer 2022年5月20日
Total number of reported cases: 526 485 125
Total number of reported deaths: 6 298 861
Number of newly confirmed cases in the past 24 hours: 620 757
[A 7-day series of cumulative data reported by countries, territories, and reporting entities]
関連項目 
COVID-19 update (123): protective Ab, Germany, booster, N Korea, WHO 20220521.8703398