2022年6月28日

コレラ,下痢症 アフガニスタン バングラデシュ ネパール
肝炎,原因不明(24)WHO Nature

● 国際感染症学会誌 2022年6月
PRO/ALL> New in IJID (06): June 2022
Archive Number: 20220628.8704130
 情報源 IJID 2022年6月

● アフリカ豚熱 インド
 PRO/AH/EDR> African swine fever - Asia (11): India (MN) domestic, spread
Archive Number: 20220628.8704120
 情報源 E-Pao 2022年6月25日
Hiyanglam Makha Leikai under Kakching district にある国営養豚場 the Government Pig Breeding Farm でアフリカ豚熱 Cases of African swine fever (ASF) が確認されており,当局は直ちに Hiyanglam area との間での,ブタ,飼料および関連する製品の売買を禁止した ... 

● コレラ,下痢症 アフガニスタン バングラデシュ ネパール
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (24): Asia
Archive Number: 20220628.8704115
[1] 下痢症 Diarrhea - アフガニスタン Afghanistan: earthquake related
 情報源 Reuters 2022年6月23日
国連 The UN humanitarian office (OCHA) は,22日にアフガニスタン Afghanistan において発生した地震後の,コレラ a cholera outbreak の発生を回避すべく対応している。すでに 50万例以上の急性水様性下痢症の症例が報告されている ... 
[2] 下痢症 - バングラデシュ Bangladesh: flooding related
 情報源 Jago News 24 2022年6月26日
バングラデシュの洪水発生地域 the flood-hit regions of Bangladesh で水による病気 Waterborne diseases の拡大が続いている。多くの患者が,下痢,皮膚病,赤痢,コレラなどの水による病気に苦しんでいると,directorate general of Health Services (DGHS) sources が述べた。4 flood-hit divisions -- Sylhet, Rangpur, Chattagram, and Mymensingh -- において,過去 24時間に合計 452人が下痢症を発症したと述べられている。
[3] コレラ Cholera - Nepal (Kathmandu)
 情報源 Annapurna Express 2022年6月26日
疫学当局者 director at the Department Epidemiology and Disease Control Division が,12 persons of different places がコレラ cholera の検査で陽性となったと明らかにした。"Cholera が確認されているのは,Dillibazaar, Bagbazaar, Kapan, Thankot, Balkhu, Naikap, and Sanepa, among other places of Kathmandu," と述べた ... 

● 肝炎,原因不明(24)
PRO/EDR> Hepatitis, undefined, global (24): children, WHO, adenovirus susp, 2021-22
Archive Number: 20220628.8704113
[1] World Health Organization (WHO) data
 情報源 WHO Disease Outbreak News 2022年6月24日
[厚労省・検疫所 FORTH より]
発生状況一覧
2022年6月22日現在、WHOの 5つの地域の 33カ国から、WHOの症例定義を満たす 920の小児の原因不明の重症急性肝炎の推定例が報告されている。2022年5月27日に発表された前回の Disease Outbreak News 以降、新たに 4カ国を含む 270の推定例が WHO に報告されている。今回の Disease Outbreak News では、アウトブレイクの疫学に関する最新情報、臨床検査に関する新しい暫定ガイダンスの発表、WHO Global Clinical Platform での臨床例報告フォームの立ち上げについて述べている ... 
発生の概要
症例の臨床検査
症例の疫学的特徴
公衆衛生上の取り組み
WHOによるリスク評価
WHOからのアドバイス
[2] Nature commentary
 情報源 Nature 2022年6月24日
 ... 新型コロナウイルスパンデミックとの関連の可能性は主要な仮説の 1つとなっている。しかし 6月17日,the US CDC の研究者らは,少なくとも米国内においては,2017年以降 11歳以下の小児の原因不明の肝炎症例は増加していないことを示唆するデータを示した ... にもかかわらず,a medical officer in the Division of Viral Diseases at the CDC's National Center for Immunization and Respiratory Diseases は,今も SARS-CoV-2 を非常に注目している,と述べている。
Known and unknown causes
Adenovirus infections
英国および米国で,不明の肝炎を発症した小児の多くがアデノウイルス a member of a family of common viruses known as adenoviruses に感染していたことから,肝炎の原因との推測につながったが, ... (もともと)adenovirus infections が冬から春にかけてピークとなり,また肝炎を発症しなかった小児のアデノウイルス感染の割合も判っていない。アデノウイルスが健康な小児に肝炎を起こすことは知られていないし,多くの肝炎の小児のアデノウイルスのレベルは低かった。
COVID connection
 ... 明らかなことの 1つは,COVID-19 ワクチン接種とは関係がないということで,英国の肝炎の小児のうち,ワクチンを接種されていたのはごくわずかだった only a handful
Hidden diagnoses
 ... 2022年4月,欧州本土における原因不明の小児の肝炎の発生率は,地域内のベースラインを上回っていないと結論づけた ... 
関連項目 
Hepatitis, undefined, global (23): children, WHO, CDC, adenovirus susp, 2021-22 20220624.8704044