鳥インフルエンザ,ヒト (04) (05) カンボジア H5N1
マレーバレー脳炎 オーストラリア
● アデノウイルス インド(2件)
PRO/EDR> Adenovirus - India (02): (WB) fatal
Archive Number: 20230223.8708570
情報源 Mint 2023年2月23日
West Bengalで新たなアデノウイルス Adenovirus(感染)による死者が発生した。a Kharagpur-born 13-year-old girl 13歳の少女で,先週 Peerless Hospital に入院中であったが,22日に死亡したと報じられている。2歳で Spinal Muscular Atrophy (SMA,脊髄筋萎縮症) Type 2 と診断され,the Kolkata hospital で治療を受けていた ...
PRO/EDR> Adenovirus - India: (WB) fatal, children
Archive Number: 20230223.8708561
情報源 The Weather Channel 2月21日
インド国内全土でめまぐるしく温度が変化し,多くの人々がウイルスやインフルエンザなどにより体調を崩している。これらの季節性の病気に加え,across West Bengal では新たな問題,アデノウイルス the adenovirus が深刻な影響をもたらせている。
2022年初冬以降,この病気により小児を中心に 11人が死亡し,the National Institute of Cholera and Enteric Diseases (ICMR-NICED) において検査が行われた呼吸器感染症の検体の 32% で同ウイルスが確認されている。
What are the symptoms of adenovirus infection?
How does an adenovirus infection spread?
How do I protect myself against adenoviruses?
What is the treatment for adenovirus infections?
Which adenovirus strain is currently impacting West Bengal?
According to the ICMR-NICED, the current spike in cases can be attributed to a combination of strains 3 and 7 of the adenovirus.
While strain 3 is the most commonly found genotype of the virus, strain 7 is the deadliest out of the over 100 adenovirus strains [more than 50 that can cause disease in humans] that we are aware of, making this pairing especially harmful and a cause for significant concern.
● 鳥インフルエンザ,ヒト (04) (05) カンボジア H5N1(2件)
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (05): Cambodia (PY) H5N1, more cases suspected
Archive Number: 20230223.8708564
情報源 Khmer Times 2023年2月23日
州保健当局者 secretary of state of the Ministry of Health によると,保健省緊急対応チーム the Ministry of Health's emergency response team により,新たに 12例の鳥インフルエンザ感染患者 more people infected with highly pathogenic avian influenza A(H5N1) in Prey Veng province が確認された。昨日,Roleang village, Romlech commune, Sithor Kandal district, Prey Veng province の 11歳女児が高病原性鳥インフルエンザ HPAI A(H5N1) により死亡したと報じられていた。感染が確認されたうち,4人に症状が現れていると述べた。同チームが検体を採取し,プノンペン Phnom Penh の検査機関で解析し,明 24日に結果が判明する予定である。24日にも各校で鳥インフルエンザ感染例の調査を続けるとしている。
[Mod.JH- 新たに 12例が確認(12 more confirmed cases)の記述は誤りのようで,現在結果は保留中である。症状のある 4例は,感染動物を起点とする大規模感染伝播イベント,もしくはヒト-ヒト感染伝播を示唆する。ヒト-ヒト感染伝播がないか注意深く監視することが重要であると共に,すべての症状のある動物を適切に殺処分し排除してさらなるウイルス溢出を排除しなければならない]
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (04): Cambodia (PY) H5N1, fatal
Archive Number: 20230223.8708549
[1] 情報源 Xinhua News Agency 2023年2月22日
カンボジア南東部 southeast Cambodia's Prey Veng province で 11歳女児が鳥インフルエンザ感染 H5N1 human avian influenza により死亡したと,the Ministry of Health's Communicable Disease Control Department が 22日発表した。この女児は 2月16日に 39℃の高熱,咳,咽頭痛の症状を発症し,当初現地医療機関を受診したが,状態が悪化して呼吸促迫となり,国立小児病院 the National Pediatric Hospital in Phnom Penh に搬送された。21日に検体を採取して公衆衛生研究所 the National Institute of Public Health に提出し,22日に H5N1 鳥インフルエンザ陽性との結果が判明したが,女児は死亡した,と説明されている ...
[2] 情報源 Khmer Times 2月23日
保健省 The Ministry of Health から,an 11-year-old girl died from the highly pathogenic avian influenza A(H5N1) yesterday [22 Feb 2023] が明らかにされた。この致死性ウイルス感染の症例が発生したのは,Roleang village, Romlech commune, Sithor Kandal district, Prey Veng province である。16日に高熱,咳,咽頭痛の症状を発症し,3日治療が行われたが倦怠感が現れたため国立小児病院に搬送された。21日採取の検体の検査結果が判明した 22日に死亡した。村内で野生動物の異常な死亡が発生していたとの情報があり,獣医師らが検体を採取して獣医学検査機関での結果判明が待たれている ...
[Mod.JH- 2014年以降カンボジア国内でヒトの H5N1 感染例は報告されていないが,2021年に定期サーベイランスにより 3歳児の a case of H9N2 が発見されている (20210919.8668826)。患児には国内の家きんに常在 endemic する H9N2 viruses 感染のある家きんとの接触があった。2件目の記事で,村内に動物の大量死があった可能性が示され,the spillover of the H5N1 virus の感染源であったことが示唆される。
many influenza A strains のように,ほ乳類と鳥類とヒトが近い距離で混じり合うことで spillover events の確率が高まり,従来から the "influenza triad " of pigs, poultry, and people が例として挙げられているが,様々な種が関わる可能性がある ... ]
参考項目 2021
Avian influenza, human (20): Cambodia (SI) H9N2 20210919.8668826
● リーシュマニア症 ブラジル,内臓
PRO/AH/EDR> Leishmaniasis, visceral - Brazil: (MG Mato Grosso)
Archive Number: 20230223.8708554
情報源 Globo.com g1 [in Portuguese] 2023年2月21日
2023年初以降,Rondonópolis, 218 km [135.5 mi] from Cuiabá で 2人が内臓リーシュマニア症 visceral leishmaniasis で死亡したと,市保健当局 the Municipal Health Secretariat が明らかにした。3例目の死亡についても現在調査中である。死亡した 2例は,市在住の 54歳男性と Nova Brasilândia, 223 km [138.6 mi] from the capital の 52歳男性である。3例目は Vila Paulista 在住の 32歳で,13日の週に死亡し,採取された検体の検査結果は 10日以内に判明する予定である。同市はリーシュマニアの常在地域 endemic と考えられており,住民すべてが感染する危険性がある。
● 麻疹 カナダ ケニア コンゴ(民) ニュージーランド
PRO/EDR> Measles update (10): Canada, Kenya, Congo DR, New Zealand
Archive Number: 20230223.8708558
[1] カナダ Canada (London, Ontario): travel-related
情報源 CTV News 2023年2月20日
The Middlesex-London Health Unit and Southwestern Public Health による,地域内で確認された麻疹感染例 a confirmed case of measles in the region の調査が続いている。London 在住で Woodstock に勤務する人物で,海外渡航中に感染した。帰国後,14日に医療機関 a London medical clinic を受診した際と,9 and 12 Feb 2023 の間に Nova Steel in Woodstock でのシフト勤務の夜勤中に。他者と接触した可能性ががあった ...
[2] ケニア Kenya: refugee camps
情報源 The Star 2023年2月21日
At least 55 measles cases have been recorded in the Dadaab refugee camp in Kenya on the border with Somalia as of 22 Dec 2022, the World Health Organization has said ...
[3] コンゴ民主共和国 Congo DR: project update
情報源 Médecins Sans Frontières (MSF) 2月21日
2-3年ごとに麻疹アウトブレイクが発生し,昨年 2022年も 14万8600人が感染し 1800人が死亡した ... In 2022, we carried out 45 measles-related emergency interventions; that's more than 3/4 of our emergency response in DRC,やや長文です。
[4] ニュージーランド New Zealand: ex Australia, airline exposure, alert
情報源 1News 2月22日
15日に a flight QFA42/QF42 from Jakarta(ジャカルタ)to Sydney(シドニー)に搭乗し到着後,ニュージーランドに入国したすべての人々に,麻疹感染例との接触の可能性がある。現在オーストラリアにいる a confirmed measles case に暴露したおそれがある ...
● マレーバレー脳炎 オーストラリア
PRO/AH/EDR> Murray Valley encephalitis - Australia (03): (NS New South Wales)
Archive Number: 20230223.8708557
情報源 NSW Health 2023年2月22日
the Riverina においてマレーバレーウイルス感染 A Murray Valley encephalitis (MVE) virus infection が確認され,今シーズンの州内初の症例 the 1st NSW case of this mosquito season [2022-23] であり,州内で感染が確認されるのは 2011年以来となる。患者は 60代男性で,areas of MVE concern と考えられている Temora Shire, Edward River Shire, or Murrumbidgee Council areas において,感染性の蚊族に暴露したと考えられ,感染の時期は 2023年1月とみられている。現在,入院加療中である。州保健当局者 Director of NSW Health's One Health branch は,現在実施中のサーベイランスにおいて最近,州西部と南部の複数か所 parts of western and southern NSW の蚊族と歩哨動物 mosquitoes and sentinel chickens のウイルス感染 recent MVE detections が確認されていたと述べた。
関連項目
Murray Valley encephalitis - Australia (02): (VI) 20230218.8708465
◎ Q熱 ブルガリア
PRO/AH/EDR> Q fever - Bulgaria
Archive Number: 20230223.8708555
情報源 Plovdiv24 [in Bulgarian] 2023年2月21日
Balkan flu [Q fever,Q熱], also known as cow fever がダニにより感染が拡がっていることが,当局のデータ the data of the National Center for Infectious and Parasitic Diseases (NCCPD) で示されている。2023年初以降,国内で 7例の感染が確認されているが,2022年同時期には 1例も確認されていなかった。ダニ刺咬のほか,感染動物のウシ,ヤギ,ヒツジなどからも感染する可能性があると報じられている ...
国内最大のアウトブレイクは,1992年末に Panagyurishte [Pazardzhik Province, southern Bulgaria] で記録され,2000人を超える感染が記録された。数年後にも同じ地域で記録されている。2004年,Botevgrad で発生したアウトブレイクでは 200人以上が感染し,3年前にも 4 farms in Yambol. Other endemic areas are Ihtiman and Elin Pelin [Sofia Province], Stara Zagora, Blagoevgrad, Vratsa, and Varna [provinces] で 4件の陽性検体が確認された ...
[Mod.ML- Q fever は _Coxiella burnetii_, an obligate intracellular rickettsia-like bacterium を原因菌とする人獣共通感染症である。保有動物としてもっとも一般的なのは,ウシ,ヒツジ,ヤギで,感染した動物はミルク,尿,糞,分娩付属物の特に胎盤,に菌を排出する。
ヒトの感染は通常,エアロゾル化した病原体の吸入による; 出産時に間欠的に高レベルの菌排出があり,胎盤 1g あたり数百万の菌が放出される。そうしたことから,Q熱は基本的に農業従事者,獣医師,食肉処理業者など,ウシ,ヒツジ,ヤギなどの家畜の感染例と接触のある人々の職業上の災害である。未殺菌のミルクや乳製品摂取による感染伝播は少ない (1)。
しかし,_C. burnetii_ が農業地域から,菌を含んだ大気中の感染粒子となって,感染動物から相当離れた地域に飛散し,風下の人々が感染する可能性がある。オランダでは,単一のヤギ酪農場から even beyond a 5 km high-risk zone を超えて起きた Widespread transmission of Q fever が報告されている (2)。
_C. burnetii_ は,乾燥,加熱,および一般に使用されている消毒薬の多くに高度の耐性 highly resistant を有し,これは 2相性の生育環の中の,哺乳動物の体内での芽胞様粒子形態に関係している (3)。 この特徴により,環境中で長期間生存可能となっている。
2014年には,ドイツでヤギ細胞療法 live sheep cell therapy を受けたカナダ人と米国人旅行者のアウトブレイクが起きた。(20170416.4974554)
実験室レベルではダニから(ヒトへ)の _C. burnetii_ 感染伝播は容易には起こらず (5),野生動物と家畜には感染すると考えられており (6), ダニのヒトでの感染の役割については議論がある their role as vectors of _C. burnetii_ in humans is still controversial (7)。
無症候性感染となることが多いものの,暴露から 2-3週間後に非定型肺炎または肝炎として突然発症するか,または慢性疾患(主に心内膜炎・血管内膜炎)として発症する (8)。 慢性 Q熱となるリスクが最も高いのは,心臓弁膜症,血管置換術後,動脈瘤の患者と妊婦などである (CDC) 。あまり多くない合併症として,糸球体腎炎 glomerulonephritis と横紋筋融解症 rhabdomyolysis がある (9)。 Q熱感染後疲労症候群 Post-Q fever fatigue syndrome が急性 Q熱患者の up to 20% of patients with acute Q fever で報告されている。
妊娠期間中,Q熱が産科合併症,たとえば胎盤感染,自然流産,胎内発育遅延,子宮内胎児死亡,早産,母体慢性 Q熱などの原因となることがある (10)。
Q熱の診断は通常血清学的検査 serology で確定診断される (CDC)。
急性 Q熱では,発症から 2ないし3週間後に間接免疫蛍光法 indirect immunofluorescence で検出可能となり,phase II antibodies が phase I antibodies より大きく高値となる。
慢性 chronic Q fever では,phase I antibody titers are much greater than phase II titers となる。Phase I antibody titers of 1:800 or higher are considered diagnostic in endocarditis patients for chronic Q fever.
テトラサイクリン Tetracyclines が,急性 Q熱の抗生物質治療の選択肢と考えられている。心内膜炎 Q fever endocarditis は,併用療法 the combination of doxycycline plus hydroxychloroquine for at least 18 months が用いられる (11)。
オーストラリアでは,ヒト用 Q熱ワクチンが使用されているが,米国では入手できない。職業上の感染リスクのある人々に接種が推奨される (12)。]
● 梅毒 米国
PRO/EDR> Syphilis - USA (03): (OK) congenital, increasing cases, RFI
Archive Number: 20230223.8708550
情報源 KXII 2023年2月22日
梅毒 Syphilis は 2000年頃にほぼ根絶されていたが,ここ数年間,オクラホマ Oklahoma 州で感染者が急増し,この中には妊婦が含まれている。先天性梅毒の症例 Cases of congenital syphilis が,2016年は一ケタの 3例であったところが,2022年に 85例に増加した ...
関連項目
Syphilis - USA (02): (OK) congenital, increasing cases, RFI 20230222.8708535
● イヌジステンパー ネパール トラ
PRO/AH/EDR> Canine distemper - Nepal: tiger, conservation concern
Archive Number: 20230223.8708562
情報源 Earth.com 2023年2月17日
Cornell University などの研究チームにより最近,ネパールのトラやヒョウ tigers and leopards で初めてのイヌジステンパーウイルス感染 the 1st cases of canine distemper virus (CDV) が確認された。通常はイヌに感染するこのウイルスは,致死性神経疾患の原因となり,すでに減少しつつある大型ネコ科動物の個体数に深刻な懸念材料となり得る ... 大型ネコ科動物が感染する可能性があると考えられていたが,ネパールで実際に感染が確認されるのは初めてのことである。11 percent of tigers (3 out of 28) and 30 percent of leopards (6 out of 20) でウイルスに対する抗体が確認され,過去に感染していたことを意味する ...
● ブルセラ症 メキシコ ヒツジ
PRO/AH/EDR> Brucellosis - Mexico: (BN) sheep
Archive Number: 20230223.8708548
情報源 El Mexicano [in Spanish] 2023年2月21日
2022年10月以降,検疫措置下にある Valle de Trinidad の牧場 で,当局 the Baja California State Committee for the Promotion and Protection of Livestock がヒツジの群れで検体を採取し,そのうちの 1件がブルセラ菌 _Brucella melitensis_ 検査で陽性となったため,現在も隔離が続けられている。
● ウリ科の病気,Tomato leaf curl New Delhi virus フランス
PRO/PL> Tomato leaf curl New Delhi virus, cucurbits - France: (PR) reoccurrence
Archive Number: 20230223.8708547
情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service 01/2023/021 2023年1月
2020年にフランス国内で初めて _Tomato leaf curl New Delhi virus_ (_Begomovirus_, ToLCNDV - EPPO A2 List) ウイルスが,ズッキーニ _Cucurbita pepo_ (zucchini) で確認された。2022年9月と10月に国内の新たな地域 in 5 locations in Provence-Alpes-Côte d'Azur region で確認されたと報告された ...
● 鳥インフルエンザ 世界 H5N1 ほ乳類,ペルー ペリカン
世界 ほ乳類
PRO/AH/EDR> Avian influenza (33): global, HPAI H5N1, mammals, alert, research
Archive Number: 20230223.8708546
[1] H5N1 in mammals - mink, zoonotic significance assessed
情報源 The Veterinary Record 2023年2月18日
原著タイトル Is avian influenza spreading among mammals? Vet Rec. 2023; 192(4): 143; doi: 10.1002/vetr.2736. (subscription)
スペインのミンク農場 a mink farm において発生した高病原性鳥インフルエンザアウトブレイク An outbreak of highly pathogenic avian influenza (HPAI) は今も詳細不明のまま unexplained であるが,"probably" some mammal-to-mammal transmission(ほ乳類どおしの感染伝播)が関係したのではないかと,英国動物衛生専門家が述べている ...
[2] H5N1 in mammals - mink, zoonotic significance assessed
情報源 JAMA 2023年2月8日
a recent report suggests that the highly pathogenic avian influenza (HPAI) A(H5N1) virus spread between farmed mink in Spain last October [2022]. The virus also may have been transmitted between seals in coastal New England last summer. ...
[3] H5N1 in mammals - mink, zoonotic significance assessed
情報源 KSL Broadcasting via Associated Press 2月19日
... 原文参照願います。
[4] H5N1 in mammals - red fox, zoonotic significance assessed, research
情報源 Microbiology Spectrum 2023年1月24日
原著タイトル Highly Pathogenic Avian Influenza Virus Infections in Wild Red Foxes (_Vulpes vulpes_) Show Neurotropism and Adaptive Virus Mutations. Microbiol Spectrum. 2023; e0286722; doi: 10.1128/spectrum.02867-22.
要約
During the 2020 to 2022 epizootic of highly pathogenic avian influenza virus (HPAI),欧州内で複数のほ乳類の感染が報告された。オランダ the Netherlands では,2021年12月から2022年2月の間に神経症状が認められた 3頭の野生のキツネ wild red foxes (_Vulpes vulpes_) の HPAI H5N1 virus infections が確認されている。組織病理解析でウイルスは主に脳内に存在し,呼吸器その他の臓器ではほどんまたは全く確認されなかった。咽頭および直腸スワブ検体へのウイルス排出はわずか,または皆無であった。系統発生学解析で,the 3 fox viruses には近縁の関連性は認められなかったが,野鳥で確認されていた HPAI H5N1 clade 2.3.4.4b viruses に関連していたことから,キツネ間の感染伝播ではないことが示唆された。遺伝学解析では,ほ乳類への馴化 the mammalian adaptation E627K in the polymerase basic 2 (PB2) protein of the 2 fox viruses が示された ... 中略。
本研究により,the HPAI H5N1 virus にほ乳類への馴化の可能性 adaptation to mammals が示された; しかしながら,ほ乳類間での効率的な感染伝播のためには,さらなる変異 more adaptive mutations が必要であり,より注意深い継続的監視が重要である。
ペルー
PRO/AH/EDR> Avian influenza (32): Americas (Peru) HPAI H5N1, pelican, sea lion
Archive Number: 20230222.8708539
情報源 KFGO, Reuters report 2023年2月21日
鳥インフルエンザにより,その多くがペリカン pelicans の数千羽の鳥類と 716頭のアシカ sea lions in protected areas across Peru が死亡している。
the H5N1 strain spreads throughout the region.
Peru recorded its 1st case of the virus in November [2022] in birds in the north of the country. Since then it has killed 63 000 birds, according to government data ...
● クルミの病気,Thousand cankers disease フランス
PRO/PL> Thousand cankers disease, European walnut - France: 1st rep
Archive Number: 20230223.8708545
情報源 European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service 01/2023/018 2023年1月
フランス国立植物保護機関 The NPPO [National Plant Protection Organisation] of France は最近,国内初の the 1st finding of _Geosmithia morbida_ (EPPO A2 List) の報告を受けた。この真菌は the thousand cankers disease に関連し,仏中央部の公園内 in a park の症状のある 3本のクルミの木 symptomatic walnut (_Juglans regia_) trees で確認された。The identity of the fungus was confirmed in November 2022 by morphological and molecular methods ...