● キャッサバ、バナナ、コーヒーの病気 アフリカ:対策
20070617.1970
[1] アフリカ東部および中央部における、キャッサバとバナナの被害対策
情報源:International Institute of Tropical Agriculture (IITA) 、6月5日
USAID が支援する、Crop Crisis Control Project (C3P)による、アフリカ6カ国 (ブルンジ、コンゴ民主共和国、ケニア、ルワンダ、タンザニアおよびウガンダ) における、キャッサバモザイクウイルスと バナナ・キサントモナス萎縮病 banana_Xanthomonas_ wilt (BXW) の隆盛の鎮静化により、農民らの生活が救われている。...
[2] Kagera の農民ら、コーヒー疾患対策のため団結
情報源: Daily News 、6月16日
コーヒー萎縮病coffee wilt disease (CWD)対策のため、Kagera 地区のコーヒー栽培者らは、農業学校を設立した。
写真1_African cassava mosaic virus_ symptoms:
写真2_Cassava brown streak virus_ symptoms:
写真3 Banana _Xanthomonas_ wilt symptoms:
写真4 Coffee wilt symptoms:
● 鳥インフルエンザ バングラデシュ,トーゴ(2件)
20070617.1969
Panchbib UpazilaのNarayanpur 村と周辺地域で約 5205羽のニワトリとカモが処分された。
情報源 The Daily Star、6月18日
2007年6月16日の鳥インフルエンザ感染確認を受け、Panchbib Upazila の Narayanpur 村と周辺地域で約5205羽のニワトリとカモが処分された。当局者の立ち会いの下に処分が行われた。2007年6月 14日、Narayanpur 村でニワトリ数羽の原因不明の死亡が発生したため、このうちの 1羽が、家畜疾患研究所に当局者により提出された。検査により ニワトリの鳥インフルエンザウイルス感染が確認されたため、確定検査の目的でダッカ Dahkaの研究所に送付された。確定後に対策委員会が招集され、処分 が行われた。
[Mod.AS-バングラデシュにおけるH5N1感染流行は、2007年2月5日に開始し、3月22日に確定され、3月20日に OIEへの初報告が行われている。5月25日までに 23件の感染流行が記録されており、感染は、商業的養鶏施設のレイヤーと庭先養鶏に及んでいる。バングラデシュにおいて、鳥インフルエンザワクチンの使用は現在認められていない]
20070617.1968
家禽の大量死が発生したトーゴ東部の村で、鳥インフルエンザが疑われる症例が確認された。
情報源 Xinhuanet 、6月16日
最近家禽の大量死が発生した、トーゴ東部の Sigbehoue 村で、鳥インフルエンザ感染が疑われる症例が確認されたと、国営ラジオ局が 2007年6月15 日に伝えた。放送によれば、詳細な検査のために血液検体が送付されているという。...2007年4月24日にガーナの首都アクラ Accra の東にある港湾都市 Tema 近郊の養鶏場で、H5N1型ウイルス感染の発生が確認された。トーゴの政府当局は 2007年5月初めに、鳥インフルエンザ対策を実施し、鳥インフルエンザウイルスの確認された国からの、全ての家禽および家禽産品の輸入を禁止していた。...
[Mod.AS- 2007年4月14日に発生し、同 28日に確定された H5N1型の初発感染以来、ガーナ政府はこのほかに 4件の感染流行を報告している; 2007年6月11日に OIEにフォロー アップ報告を行っている。報告の中の地図には、トーゴの地理的条件も示されている。トーゴの鳥インフルエンザが疑われる感染流行について、感染した種や年齢、感染数や死亡率、臨床的 および病理学的所見、そして検査室での検査結果など、詳細情報が寄せられることを希望する。確定されれば、トーゴにおける H5N1型感染の第1例とな る。]