2008年2月5日

黄熱 パラグアイ,ブラジル

● 黄熱 パラグアイ,ブラジル(2件)
パラグアイ
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Paraguay (San Pedro)
Archive Number: 20080205.0467
 情報源:Reuters [in Spanish]、2月5日
パラグアイ公衆衛生省は、2008年2月5日、100年ぶりとなる黄熱 Yellow fever による死者を確認した。首都アスンシオン Asuncion の北200kmにある、森林地帯のサンペドロ San Pedro 地方 San Estanislao に近い農村部在住の 24歳の男性で、ほかにも 4人の疑わしい症例がある。
検疫体制がしかれ、蚊族の繁殖場所の破壊と、地域の5万人の黄熱ワクチン接種が行われている。保健省の専門家は、2007年にこの地域で発生し、数千haが消失した山火事によって、サルや蚊族が、人口の多い地域に移動する結果となったと推測している。疫学サーベイランスの責任者は、国内で最後に黄熱感染患者が発生したのは、20年以上も前のことであり、最後の黄熱による死者の発生は、1904年のことであったと述べた。 
[Mod.JW-パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの3カ国の移行地帯への、黄熱の深刻な侵入が発生している。Ciudad del Este, on the Rio Parana は、この3つの国の合流点で、黄熱に感染した疑いのあるサルの死亡が発生したイグアスIguassuの滝のある場所である] 

ブラジル
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Brazil (10)
Archive Number: 20080205.0461 
 情報源: Folha de Sao Paulo, Cotidiano [in Portuguese]、2月4日
2008年2月4日、保健省は新たに2例の黄熱感染患者を確認した。1人はマトグロッソドスル Mato Grosso do Sul、もう1人はゴイアス Goias 州の患者である。2008年になり、ブラジルでは黄熱の疑われる患者 49人の報告があり、このうち 25人の感染が確定し、21人は否定され、3人は検査中となっている。2008年のこれまでに確定された黄熱感染による死者13人は、過去4年間に死亡した黄熱患者の合計と同数である:12人はゴイアス州、1人は連邦区(首都ブラジリア Brasilia)である。確定された25人のうち、17人は男性で、年齢は 22-64歳、90%にワクチン接種歴がなかった。残りは、10年以上前にワクチンを接種されている。[Mod.JW-女性は家の近くにいるのに対し、男性は森林伐採の業務のため、ジャングルの蚊族に曝露しやすい。黄熱ワクチンは、10年ごとの追加接種を勧められてはいるが、防御効果は一生続くものと考えられている。
保健省は、2007年12月以来、1147万人分の YF ワクチンを配布した。連邦区で140万人分、ゴイアス州で242万人分の接種が行われた。サンパウロ州では、サンパウロの北西485kmの Mendonca で、2匹のサルが黄熱により死亡したことが確認されている。全国では、37匹のサルが黄熱の感染によって死亡したものと考えられている]
[Mod.JW-依然、都市部の黄熱 urban epidemic は発生していない。感染発生地域でのワクチン一斉接種は、正しい対応である。しかし、ブラジルは、いつまで問題を避け続けられるだろう(dodge the bullet?)]

● 食中毒、ギョウザ 日本、中国から
PRO/EDR> Food poisoning, dumplings - Japan ex China
Archive Number: 20080205.0471
 情報源:BBC NEWS 、1月31日
日本国内で、中国製ギョウザに対する懸念(日本でも賞味期限偽装があった) 
[Mod.TG- 臨床症状や、殺虫剤の成分・濃度について情報提供を望む]

● 進行性炎症性神経障害 米国
PRO/AH/EDR> Progr infl neuropathy, pork plant workers - USA (02): (IN,MN)
Archive Number: 20080205.0470
 投稿者:スイス・Robert Engel MD PhD、2月5日
20080201.0405について。 
仮説:圧縮空気装置が水-脂質乳濁滴を生成し、脳組織をより免疫原性を高める、(Freund's Adjuvantのような) 免疫増強アジュバンドの働きをした可能性がある。微小滴の一部の移動速度が高速に達し、気づかれないうちに健常な皮膚を貫通するほどの速さになっていた可能性もある。このことが、患者のほとんどまたは全てが、装置に近い場所で働いていたことの説明になりうるのではないか。droplets 飛沫の吸引によるものであれば、もっと多くの(遠くの)従業員にも到達すると思われる。

● 鳥インフルエンザ トルコ・インド、パキスタン(2件)
PRO/AH> Avian influenza, poultry vs migratory birds (02): Turkey, India
Archive Number: 20080205.0462
トルコ
[1] Turkey: (Samsun)
 情報源 The New Anatolian (Ankara) 2月4日
トルコ農業省 The Turkish Ministry of Agriculture & Rural Affairs が 3日,Yorukler town in the Black Sea province of Samsun において鳥インフルエンザ bird flu が確認されたと明らかにした
[2] Turkey: (Samsun)
 情報源 Reuters 2月3日
1月に北部のニワトリの死亡に伴う殺処分により,鳥インフルエンザ Avian influenza ウイルスが検出されたと,the Agriculture Ministry が 3日明らかにした。
インド
ニワトリの移動禁止令の中、ヒヨコが押収された。 
 情報源: Kangla Online, The Imphal Free Press report 、2月3日
西ベンガル州での鳥インフルエンザ感染流行によって、マニプル Manipur 州外からの家禽と家禽製品の輸入が禁止されている中、2008年2月3日に Patsoi 警察は、アッサム Assam  州から NH-53 経由で持ち込まれた6120羽のヒヨコを押収した。 Kwakeithel bazarの鶏肉店に届けられることになっていた。

PRO/AH/EDR> Avian influenza (29): Pakistan (NWFP, Sindh)
Archive Number: 20080205.0468
 情報源 The Post 、2月5日
2008年2月4日、政府当局は、カラチKarachi郊外の養鶏場1ヶ所で、4日間で市内では2件目となる、新たなH5N1型鳥インフルエンザ感染流行が発生したことを確認した。2006年前半に初めて国内で確認されて以来、政府当局は、北西辺境州 North West Frontier Province および首都イスラマバード Islamabad において、家禽やトリでの複数の鳥インフルエンザ感染流行を確認している。最終的に死亡した、初めての感染患者が確認されたのは、2007年12月であった。ラホール Lahore で鳥インフルエンザにより300羽以上のニワトリが死亡したため、ニワトリの販売が縮小されている。..政府は、隔離病棟を設置し、ワクチン接種 [?:何のワクチンだろう] を行っている。... 今回の新たな感染流行は、2008年1月28日から2月3日に感染流行が確認された場所から、わずか 300mの農場で確認された。「採取された検体か H5N1型が検出された(陽性)。およそ 5-600羽が鳥インフルエンザウイルスにより死亡し、のこる5500羽のニワトリは処分作業が行われている」と、食糧農業省の当局者が説明した。ほかに、ハイデラバード Hyderabad から持ち込まれた2000羽以上のニワトリが、Mangora, Swat で死亡した。

● 結核、ウシ 米国
PRO/AH/EDR> Tuberculosis, bovine - USA (02): (MN)
Archive Number: 20080205.0472
 情報源:The Farmer 、2月4日
ミネソタ Minnesota 州で、10例目の TB陽性ウシ個体群 
Roseau 郡の農場のウシが、検査の結果ウシ結核陽性となったと、ミネソタ修道物衛生委員会が発表した。

● 口蹄疫、ウシ クウェート
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease, bovine - Kuwait: susp., RFI
Archive Number: 20080205.0460
 情報源:Arab Times Online 、2月2日
当局によるワクチン接種もれが原因で、口蹄疫 FMD に感染する動物が、Sulaibiya において徐々にその数を増していると、クウェート動物資源協会の副会長が述べた。港湾に獣医院がない上、家畜の取引業者は、輸入するウシにワクチンを接種していない。... 
[Mod.AS-他の湾岸諸国同様、生きた家畜動物を輸入して処分する国であるクウェートでは、1年中を通して、アジアやアフリカの感染発生国との商取引に応じて、様々なタイプのFMDV(口蹄疫ウイルス)の感染が発生する。FMD委託研究所のデータによると、O (2006), A (1981?), SAT1 (1970), C (1982?), Asia 1 (1981?), SAT2 (2000)となっている] 

● 黄熱、サル アルゼンチン
PRO/AH/EDR> Yellow fever, monkeys - Argentina: (Misiones), susp.
Archive Number: 20080205.0459
 情報源: Territorio Digital & Misioines Online [in Spanish]、2月2日、2月4日
Pinalito Reserve, San Pedro で4匹のサルが死亡しているのが見つかったことを受け、黄熱YFワクチンの一斉接種が行われている。中毒(毒物)によってサルが死亡した可能性は低い。このうち1匹のサルの検体が、ウイルス研究所に送付されており、25-30日以内に検査の結果が判明する予定である。2008年1月31日および2月1日の2日間に、死亡したサルは発見されなかった。1匹のサルが死亡していた Colonia Paraiso は、San Pedro からわずか 6kmの場所であったため、ある程度の注意が必要である。しかし、このサルは、捕獲された病気のサルで、YFを恐れた持ち主が放したものであった。ブラジル政府は、San Pedro と  Puerto Iguazu にそれぞれ1万人分の YF ワクチンを送付した。イグアス Iguassu の滝に近い、アルゼンチンとブラジルをつなぐ国境の橋の入り口、Puerto Iguazu州の病院、および州都ポサダス Posadas に、YFワクチン接種所が設けられた。先週には 2000人が接種を受けた。Puerto Iguazu 州では、ワクチン接種者が各戸を訪問し、旅行者にも予防的にワクチン接種が行われている。イグアスの滝公園 Iguazu Falls Park の従業員300人も全員がワクチン接種を受ける予定である。この地域で以前にワクチンの一斉接種が行われたのは、2001,2002,2003年のことであった。 
[Mod.JW-南米の森林で死亡するサルは、黄熱感染拡大の従来からの指標である。howler monkeys ホエザルが吠えなくなったとき、現地の住民は最悪の事態を想像する]