2008年3月20日-21日

中毒、原因不明 ウクライナ

 ● 中毒、原因不明 ウクライナ
PRO/EDR> Poisoning, agent unknown - Ukraine: (Yalta)
Archive Number: 20080321.1081
 情報源:RIA (Russian News & Information Agency) Novosti [in Russian]、3月17日
非常事態省の広報によると、船舶 "Roksolana-1" [Yalta 港] に乗船中の 7人の乗組員が病院に運ばれ、ほか 1人の死者が発生した。船長は 2008年3月16日、死亡した船員らについての報告を受けた。中毒の原因はわかっていない。この船舶は現在停泊中で、船長はほかの 2人の乗組員らと船上にいる。環境への影響はないと報告されている。ベリーズ船籍のこの船は、小麦 1500トンを積んでトルコに向かっていた。船内には、ウクライナ人 10人とロシア人1人が乗り組んでいた。 
[Mod.JW-中毒の原因の解明は困難で、現在調査中である。他の報道によると、同種の事例として3例目となっている。
2006年1月、"Odysk" 号の5人の乗組員が ferro-silicium 中毒により入院し、このうち 2人が死亡した。
2007年12月、3人のトルコ船籍  "Begleri-Birederler" の乗組員が同じ症状で入院している。
臨床症状についての情報がなく、トキシンの推測を行うのは難しい。飲み込んだものか、吸入したのか、接触かの情報も与えられていない。穀物の weevils (ゾウムシ) やカビ対策のための処理が行われており、有毒ガスが立ち込めた可能性もある。Ferro-silicon (FeSi) は、ferrous や鉄の冶金に用いられる。およそ80%の鉄分、14-17% のシリコン、2-3% のその他の成分を含む。1年前の2007年1月に、10人の乗組員に発生し、うち2人が死亡した "Odysk" 号での致死性有毒事象についての、関連報告がある(20070114.018)]

● デング熱
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2008 (11)
Archive Number: 20080321.1080
メキシコ 
 情報源:La Jornada [in Spanish]、3月13日
過去4年間で、メキシコ国内で発生したデング熱 Dengue およびデング出血熱の件数は8倍に増加し、2003年に6400件であったものが、2007年には4万8000件に増えたと、保健大臣が述べた。蚊族のネッタイシマカにより媒介されるこの感染症の80%が南東部の、とくに Veracruz and Chiapas に集中して発生している。2007年には 28の州で発生し、10人が死亡した。2008年、1380人のデング熱患者が発生し、このうち321人は死亡する可能性が高いDHFであった。95%の患者は、16地点で発生していた。...
この数ヵ月の問題として、かつて発生したことがなかった Coahuila and Nuevo Leon などにも感染が広がっていることがある。 Tamaulipas で2007年に発生した70例のうち、15例は DHF であった。1年前にカナダ政府は、デングの高発生率を理由に、カンクン Cancun, Puerto Vallarta, アカプルコ Acapulco への渡航を控えるよう、国民に注意を出した。 
Saint-Barthelemy 
 情報源:Point Epidemiologique, Ministere de la Sante, de la Jeunesse et des Sports, Institut Ville Sanitaire No. 9 [in French]、3月12日
臨床的にデングが疑われる症例の週当たりの患者数は、以前 epidemic のレベル (週20例) を超えている。検査により確定された例数は、およそ 8例のまま変わっていない。
2008年3月9日からの疫学第10週に、新たな検査による確定患者 1名が入院した。2007年11月中旬に事前注意報が出されてから、400人以上がデングと思われる症状で医師の診察を受けた。この間に成人6人が重症型のデングにより入院した。2007年12月以後、最も多い型は DEN-1であるが、DEN-2の感染循環も確認されている。 
地図 French overseas collectivity (フランスの海外共同体) of Saint-Barthelemy in the Caribbean 
サンマルタン  
 情報源:Point Epidemiologique, Ministere de la Sante, de la Jeunesseet des Sports Ville Sanitaire No. 9 [in French]、3月12日
数週間続いていた、臨床的にデング感染が疑われた症例数の減少は止まり、依然として流行のレベル (35例) を超えた状態である。しかし、検査により確認された症例はない。2008年1月以降の検査で確認された入院患者もない。2007年11月第2週の感染流行開始以来、およそ1900人のデング感染疑い患者が発生した。検査で確認されている入院患者は17例で、12人の成人(うち8人は重症型) と5人の小児 (全て通常のデング) であった。2007年11月中旬以降、DEN-1ウイルスが確認されている。 
[Mod.JW-2008年の35人のデング感染疑い患者のうち、1人も検査でデング感染が確認されていないのは不思議である。おそらく、現在はインフルエンザの流行に代わっているのだろう] 
地図 French overseas collectivity of Saint Martin in the Caribbean 
トリニダードトバゴ 
 情報源:Trinidad & Tobago's Newsday、3月12日
2008年のこれまでに、Central Borough of Chaguanas において 30人がデング熱の診断を受けている。... 薫蒸消毒の噴霧が行われていたが、化学物質への不安から中止されている。
[Mod.TY-spraying は短期間の効果、ネッタイシマカの繁殖場所の除去は、長期間の効果をもたらせることなど]  
ブラジル 
[1] ブラジル (Rio de Janeiro) 
 情報源:O Globo Online [in Portuguese]、3月14日
リオでは新たに1人の子供がデングで死亡したと、保健相が述べた。2008年3月9日、Senator Camara 在住の6歳の少年が DHF により死亡した。この症例を含め、リオ市内で報告されたデングによる死者は20人となり、11人が子供、1人が青年であった。
新生児でのデング感染症例が報告されたことから、保健省は、母体内で胎盤を通じて感染したこの新生児について調査を開始した。生後5日目のこの新生児は、発疹と発熱を示した。医師によると、母親は妊娠末期のデング感染に気付かなかったという。12日に児は退院したが、この児の感染には別の可能性も残されている。児が蚊の刺咬を受けた可能性もある。2008年にはこれまでに、63例の妊婦のデング感染症例が報告されている。Angra dos Reis(the region of Costa Verde)からも別の症例が報告されていて、現在調査中である。経胎盤感染はまれだが起こりうる。この事実は、印刷物として、妊娠を扱う医療関係者に配布される。 
地図 Brazil  
[2] ブラジル (Amazonas) 
 情報源: Portal Amazonia, Diario de Amazonas-TM report [in Portuguese]、3月14日
2008年の3月14日までに、2人の小児が DHF により死亡し、調査が行われている。2007年1年間と同数となった。保健サーベイランス責任者は、7歳の小児が死亡したと話した。いずれも年初の2ヶ月間に発生した。州都マナウス Manaus の住民で、州内にはこれまで感染が疑われる患者は発生していない。
ニューカレドニア
 情報源:Radio New Zealand International、3月20日
ニューカレドニアにおいて、2008年に報告されているデング感染患者数は200人を超えている。蚊族媒介性のこの疾患の拡大防止策にもかかわらず、患者数は3週間足らずで3倍に膨れ上がった。症例の多くは、ヌーメア Noumea 地区で発生している。2008年2月、pre-epidemic status にアップされ、啓蒙活動が強化されている。2003年、ニューカレドニアでは、20人もの人々がデング熱で死亡している。 
地図 Oceania:New Caledonia in the South Pacific  
フィリピン 
[1] フィリピン (Zamboanga City) 
 情報源:Inquirer.net -Philippines、3月12日
過去3ヶ月間にデング熱患者数が急増したため、市当局は感染流行を宣言した。市の衛生当局によると、2008年1月から3月11日までに確認されたデング熱患者は406人で、このうち2人が死亡した。...以下、対策など。..流行宣言は、6ヶ月間で610人の症例が発生した、2005年以来2度目である。 
[Mod.TY-Sun Star によると, サンボアンガ市のデング患者数はさらに増加し、合計434人に達し、市の流行宣言後28例が追加されている。"hot spots"と名づけられた13の村々で、デング対策キャンペーンが展開されている] 
地図 Zamboanga City (the far SW part of Mindanao Island)  
[2] フィリピン (Central Visayas) 
 情報源:GMA News TV 、3月6日
第7保健管区において2008年1月1日から3月1日かけて各病院に入院したデング症例は1045例で、過去2ヶ月間に Central Visayas でデング熱で死亡した患者は、25人以上である。2007年に比べ、致死率が約76%上昇している。患者の多くは6-10歳の小児で、最年少は生後5ヶ月から最高齢では74歳までが記録されている。依然として管区内ではセブ Cebu 市の患者数が最多となっており、251例中10例が死亡している。2007年の同期のセブ市内の症例数は168例、死亡は2例であった。... Centaral Visayas の他の都市のデング感染も倍増しており、住民らに対して、住居付近の清掃が求められている。 
タイ 
 情報源:MCOT English News、3月16日
タイの公衆衛生省は、全国的にネッタイシマカを撲滅するためのキャンペーンを開始する。同相は、2008年のタイのデング熱流行は深刻であると述べた。2008年1月1日から3月8日までに、全国で合計5837人のデング熱患者が報告されている。7人が死亡した。2007年同時期に比べ、77%の増加となっている。.. キャンペーンの内容など。 
地図 Thailand

● コレラ
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update 2008 (17)
Archive Number: 20080320.1064
ナミビア (Ohangwena) 
 情報源:AllAfrica & New Era (Windhoek)、3月20日  
Ohangwena Region の新たなコレラ Cholera 感染による死者の発生により、およそ3週間前に発表されたコレラ感染流行による死者は3人となった。コレラ感染の疑われる患者は、2008年3月19日までに455人と増え続けており、各病院の入院患者も報告されている(詳細略)。すべての年齢層の患者が発生しているが、最も被害が大きいのは小児のとくに5歳以下の患者である。
地図 Namibia 北部 the province of Ohangwena: Angolan province of CuneneN と国境を接する 
アンゴラ 
[1]  Angola (Cunene) 
 情報源:Angola Press、3月19日 
2008年3月19日、南部クネネ Cunene 州では、24時間に新たに8人のコレラ患者が Ondjiva hospital から報告された。衛生状態の悪化、住民らによる不十分な水処理が原因であると看護師が語った。入院中の患者は17人で、小児は3人である。 
[2] Angola (Huambo) 
 情報源:AllAfrica & Angola Press Agency (Luanda)、3月18日
アンゴラ中央部ウアンボ州の保健当局は、2008年3月18日、5日間に Bom Pastor suburb で 9人が死亡したことを受け、州都のコレラ感染流行を宣言した。ウアンボ市衛生局長は、ルアンダ Luanda の国立公衆衛生研究所に検体を送付したところ、コレラ感染が示唆されていると述べた。州都周辺の地域へも患者の増加が見られている。設置された療養所では、患者21人が記録された。 
 [3] アンゴラ (Benguela) 
 情報源:Angola Press 、3月17日 
Luacho市(Baia Farta 地区, 中央部 Benguela 州)では、208年3月9-15日の週に、小児2人を含む3人がコレラにより死亡した。
ソマリア (Hiran) 、急性水様性下痢症 AWD
 情報源:UN Office for Coordination of Humanitarian Affairs 、3月18日
2008年3月17日、急性水様性下痢症 acute watery diarrhea (AWD) の感染流行により、Beletweyne (ソマリア中央部・Hiran の州都)で多数が死亡したと発表された。... 2月16日から3月9日の間に、516人の AWD 患者が発生した。
ベトナム(北部) 
 情報源:VietNamNet 、3月20日 
全員が生の野菜を食べた急性下痢症患者15人は、コレラ感染が確認された。保健省は、3つの省でコレラ菌_Vibrio cholerae_が確認されている生野菜を調査することにしている。2008年3月19日、保健省は Hai Phong 省で新たに2例のコレラ感染患者を確認し、同地域での患者は6人となった。Hanoi, Hai Phong and Ha Tay 省のコレラ患者らは、全員が生の野菜を食べていた。Hai Phong 省の患者は、Hai Phong 省の Kien An および An Lao 野菜栽培地域と、Hai Duong の Kim Thanh area からの野菜を取り扱う、An Duong market の生野菜を食べていた。3つの省の野菜のサンプルでは、コレラ菌は確認されなかった。このため、この栽培地域の水源や肥料についても調査するよう、保健省は求めている。多くの農家では、肥料として人糞を使用しており、経口感染症の原因となる細菌やウイルスの感染源となっている。 
[Mod.LL-前回のアップデート(16)で疑われていたように、再びベトナム北部でコレラ感染が見つかっている。長崎大学の Dr. Ehara により、2007年秋に流行したコレラ菌の株は、Classical タイプと El Tor タイプの特徴を併せ持つ (hybrid)、Matlab variant であると報告されている (20080206.0486)。この変異株に関する詳細な議論が展開されている。] 

● ブルータング ヨーロッパ、チェコ共和国(2件)
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (17): BTV-8, new vector, update
Archive Number: 20080321.1077
[1] _Culicoides chiopterus_ a potential vector of bluetongue virus in Europe 
 投稿者:Rudolph Meiswinkel、3月21日
2006年8月に始まった BTV 感染流行は、EUの 10カ国に蔓延し、全体で 55000件以上の感染流行が報告されている。2007年10月の2週間に、ウシとヒツジの農場において、45912の_Culicoides_(イエカ)を捕獲した。以下、詳細な検討について、原文参照願います。 
[2] Bluetongue: situation and perspectives, updated 19 Mar 2008 
 情報源:Belgian Food Agency (FAVV-AFSCA) [in Dutch]、3月19日
疫学:2008年4月より新たなベクター活動の再開が予想され:ウイルスの感染循環は7月中旬と見られる。 以下、2006年以降の感染発生状況の変化、ヒツジの致死率の解析、欧州全体の発生状況変化、2008年の対策、(ベルギーの)ワクチン計画など。

PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (16): BTV-8, Czech Rep.
Archive Number: 20080320.1065
 情報源:OIE WAHID (World Animal Health Information Database) DiseaseInformation 2008; 21(4) 、3月19日
BTV-8 Follow-up report No. 2 
流行開始時期 2007年11月26日、初報告 
原因ウイルス Bluetongue virus Serotype 8 
新たな感染流行 発生地 Dolni Zdanov, Cheb, KARLOVARSKY (農場) 
感染種 ウシ(142頭中感染1頭) 制限区域内のサーベイランスで発見された

● 伝染性潰瘍症候群、魚類 オーストラリア
PRO/AH/EDR> Epizootic ulcerative synd., fish - Australia (NSW)
Archive Number: 20080320.1074
 情報源:ABC network Australia、3月20日
ニューサウスウェールズ New South Wales 州から、Easter の釣り場へ向かう釣り客らに対し、獲物が Epizootic Ulcerative Syndrome or 'red spot disease.' の症状がないか注意するよう呼びかけられている。このような魚類は、食べたり、投棄したりせず、頭部を除去し土中に処分する必要がある。この疾患は魚類のねばっとした層に広がり、真菌によって発赤や潰瘍を生じる。... 
[Mod.AS-Epizootic ulcerative syndrome (EUS) は、oomycete[fungus] known as _Aphanomyces invadans_ or _A. piscicida_の感染による疾患であると考えられている。red spot disease (RSD), mycotic granulomatosis (MG), and ulcerative mycosis (UM)などとも呼ばれている] 

● ダニ熱、ウシ ニューカレドニア、オーストラリアから
PRO/AH/EDR> Tick fever, bovine - New Caledonia ex Australia (02)
Archive Number: 20080320.1073
 情報源:Rural Press National News Service, Parliament House Bureau, Canberra Via: North Queensland Register、3月20日  
ニューカレドニア、オーストラリア両政府は、2008年3月19日、豪から輸入されたウシによる、ウシのダニ疾患排除対策で合意に達した。

● タマネギの病気,Iris yellow spot virus ドイツ
PRO/PL> Iris yellow spot virus, onion - Germany: 1st rep.(RP)
Archive Number: 20080320.1072
 情報源:European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service2/2008/033、2月
Report of _Iris yellow spot virus_ on onion in Germany 

● アフリカ馬疫 南アフリカ
PRO/AH/EDR> African horse sickness - South Africa (East)(02)
Archive Number: 20080320.1067
 情報源:SABCNEWS.COM 、3月19日
すでに 3つの州(Gauteng,KwaZulu-Natal and the Eastern Cape)に感染が拡大しているアフリカ馬疫 African Horse Sickness [AHS] は、ウマや馬主に大きな被害を与えている。Eastern Cape の獣医師は、180頭以上の感染が報告されており、このうち 130頭が死亡したと述べた。南アフリカのウマ 30万頭のうち、ワクチンを接種されているのは、半数以下である。免疫力を最大限に保つために、アフリカ馬疫のシーズンが始まる 5ヶ月前に接種を受ける必要がある。2004年の南アフリカ出の感染流行により、EU へ輸出されるはずのウマが、輸出禁止となった。アフリカ馬疫は、感染力の強い、非伝染性疾患(highly infectious non-contagious)で、ウマ科の動物すべてが感染する、ベクター媒介性のウイルス疾患である。 
[Mod.AS-AHSウイルスは orbivirus の1種で、反芻動物に感染するブルータングウイルスと近い関係にあり、同じくブヨ midges により伝播される。いずれのウイルスにも季節性があり、大規模な感染流行が発生した翌年は、ある期間持続する集団での免疫を保持する。このため、飼育者らは、毎年行われるべきワクチンをサボり、ウイルスやベクターの活動が再開することにより、不都合な結果が生じる] 
[Mod.JW-EUは、Western Cape Province における AHS が疑われる感染流行発生の報告を受け、2007年に輸入禁止を再通告していたが、診断が除外されたため、解除されていた]

● 鳥インフルエンザ トルコ、ラオス H5N1
PRO/AH/EDR> Avian influenza (50): Turkey (Edirne), Laos
Archive Number: 20080320.1066
 情報源:CIDRAP News、3月19日
トルコ:
2008年3月18日の OIE の報告によると、ギリシアとの国境に近いトルコ西部地域で、H5N1型鳥インフルエンザ Avian influenza の感染流行が確認されたと、トルコ政府獣医学当局が発表した。エディルネ Edirne県 Ipsala近郊の村で、庭先飼育のニワトリ 22羽がウイルスに感染したと、OIEは報告している。ヒト、乗り物、エサなどが感染源と見られている。... 
ラオス:
ラオス政府当局は、北部の中国やミャンマーとの国境付近の  Luang Namthaにおいて、新たなニワトリでの H5N1型感染流行が発生したことを報告した。2008年3月19日に報じられた。...この地域で、2008年2月中に発生した6回目の感染流行である。2008年2月中旬にラオス政府は、1年ぶりの家禽での H5N1型ウイルス再興を報告している。 
[Mod.AS-トルコ政府が届け出た内容によると、感染が発生したのは the village Esetce, district Ipsala, province EDIRNE とされている。Ipsala の町は、Edirne 市の南約 60kmにあり、Esetce 村は、そこから 5km離れて、ギリシア国境からは南東 15kmにある (go to Thrace, zoom in!)。渡り鳥の飛行ルートからかなり離れているのではないだろうか]