2009年1月26日

原因不明の死亡 台湾、脳炎疑い
狂犬病リスク ブラジル

● 原因不明の死亡 台湾
PRO/EDR> Undiagnosed death - Taiwan: encephalitis susp. RFI
Archive Number: 20090126.0345
[1] 台南で 4人の小学生が原因不明のウイルスに感染。1人死亡、1人重症
 情報源: Huaxia [trans]、2009年1月23日
台湾のメディアは、軽いかぜ症状が受診から1日で悪化したという同様の症状の、4人の小学生について報道している。原因不明の疾患によるものと見られ、1人は死亡した。報告によると、発病した4人の小学生は当初かぜを引いたと思われていたが、1日のうちに急激に状態が悪くなった。このうち、少女1人は救命し得ず、もう1人の小児が重症となっている。病院はインフルエンザや胃腸感染ではないとしている。原因不明の病原体による、急性脳炎 encephalitis が疑われている。死亡患者の遺体は、台湾 CDC に送付され解析されている。患者の脳、肝臓、心臓と造血機能が障害を受けていたことを明らかにした。しかし、原因についての発表には、2週間以上かかるとしている。CDC の責任者は、患者はそれぞれ散発性に発生しており、微生物その他の病原体によるもであるか、直ちに判断できないと述べた。 
[2] 9才の小児死亡、急性脳炎の可能性
 情報源: News PC Home, Taiwan [machine translated,]、2009年1月24日
台湾で 9才の少女が咳と腹部症状を訴え,インフルエンザが疑われたため医療機関を受診した。1週間のあいだに昏睡状態となった: 同時期に同じ症状を呈した別の子供らも集中治療室 ICU [intensive care unit] に入院となった。台湾 CDC によると脳炎が疑われているが、現在も病因は確定されていないという。台南の各都市と郡の積極的サーベイランスにより、死者は1人であり、2例目となる重症患者が ICU に入院中である。病状の経過は急速で、インフルエンザウイルスやエンテロウイルス感染は否定されている。CDC 副局長は,15日にこの 9才の少女が入院したときには腹部症状を訴えていたが、急速に状態が悪化したと述べた。この少女は、当初自宅で軽い咳と呼吸器の不快症状を訴えていた: 嘔吐を伴う腹部症状があり、医院を受診した後 24時間が経たないうち昏睡状態となり、大病院に転送されたが、入院の 2日後に死亡した。現在のところ原因となる病原体は見つかっていないが、患者は脳、肝、心臓、造血機能に障害が見られた。検体が採取されており、検査結果の判明には 2週間以上を要すると見られている。この 2人の患者は別の地域に住んでおり、関連性はなく、集団発生とは考えていないと、当局者は述べた。 
[Mod.MPP-... 20090118.0223 において、2008年12月に台湾で 7人が enterovirus 71 infection と診断されたことが報告されている] 
地図 Tawain、Tainan province is in the southwestern part of the country

● 狂犬病リスク ブラジル
PRO/AH/EDR> Rabies risk, bats, urban - Brazil: (RJ)
Archive Number: 20090126.0341
 情報源:O Globo Rio [in Portuguese]、2009年1月24日
2008年12月後半に 70才女性が the Fonte de Saudade district of Rio de Janeiro の自宅内で、右目に近い場所にコウモリによる咬傷を受けた。それ以降女性の近所の人々は窓を閉めて寝ている。はじめ女性はコウモリによる咬傷に気づかなかったが、数日後に小さなキズ spot が腫れ非常に痒くなった。医師らはコウモリによる咬傷であることを説明し、抗狂犬病血清と狂犬病および破傷風のワクチンを接種した。市内 Leblon 地区では別の 38才の女性が、2008年にアパートで寝ている間にコウモリにより足に咬傷を受けかなり出血したと述べている。
専門家によると、吸血コウモリ _Desmodus rotundus_ はほ乳類を襲うが、Rio で最も多いコウモリは the fruit bat (_Artibeus lituratus_) である。Rio の一部である Alto da Boa Vista や Gavea の山岳地帯は、コウモリがヒトを襲う場所であることが知られている。
コウモリによる咬傷による疾病には 3種類あり:破傷風、軽症感染症、そして狂犬病である。コウモリが部屋に入ってきたら、電気を消し、コウモリが外へ出て行くよう窓は開けたままにすることが推奨されている。万が一コウモリの咬傷を受けたら、医療機関を受診し、抗狂犬病血清と、狂犬病と破傷風のワクチンと、抗生物質の治療を受ける必要がある。 [Mod.JW- 1例目の患者の無痛性の咬傷は小型の食虫コウモリによると考えられる。狂犬病に感染していなければヒトを襲う可能性は低い。2例目の患者の足の傷から大量に出血したのは吸血コウモリによる咬傷の特徴で、吸血コウモリすべてが狂犬病ウイルスを持っているわけではないが、この患者も適切な治療を受けていることが望まれる。Fruits Bat は大型で非常に目立つため、これらの 2症例には関係していないと思われる。しかし roost 樹上? で感染したとすれば、狂犬病を感染伝播する可能性がある]

● デング熱 マレーシア,オーストラリア,フィジー,ボリビア,ブラジル
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2009 (04)
Archive Number: 20090126.0357
マレーシア
 情報源:The Earthtimes online News、2009年1月25日
マレーシア国内全 13州のうち 3つの州で、2009年のデング熱 Dengue ウイルス感染の患者と死者が急増していると、25日に報じられた。最も患者が多いのは Central Selangor state で、北部の Penang and Kedah 州と合わせると、全国 4221人の感染の 71%を占め、1月1日以降、12人の死亡が記録されている。2008年同期の 1514例と死者 4例のおよそ 3倍である。
オーストラリア
[1] オーストラリア (Queensland) 
 情報源:Couriermail.com.au 、2009年1月23日
北部クイーンズランド州のデング熱患者数は 22日に200人を超え、ウイルスを伝播する蚊族の殺虫剤抵抗性が懸念されている。ケアンズ Cairns 在住の昆虫専門家によると、第二次世界大戦前以来最悪とされる州内の感染流行対策に Queensland Health 当局は代替の殺虫剤を模索している。... ケアンズでは 13ヶ所でデング熱が発生し 190人の患者が確認されている。一方、タウンズビル Townsville において 20人が感染した。専門家らは、デング熱を伝播しうる蚊族が再び南東部に定着することを懸念しているが、調査ではブリスベン Brisbane にこの吸血者がいるとの証拠はなかったと、市長が述べた。
[2] Australia (Blood donation, Queensland) 
 情報源: Brisbane Times 、2009年1月23日
赤十字社は、北部クイーンズランド州のデング熱感染流行により、通常の血液供給量の 14%が奪われているとして、献血者らに緊急の協力を呼びかけている。当局者によると、最近デング熱に感染して回復したり、デング熱発生地域を旅行した献血者には、全血献血まで 4週間待つよう求めている。現在、州内の献血者の 7人に1人が属するケアンズやタウンズビルも発生地域に含まれている。この安全策は、今後 4ヶ月間以上にわたって献血不足を招くとされている。
フィジー
 情報源:Fiji Live、2009年1月23日
最近発生した洪水の後、the Northern Division でおよそ 43例のデング熱患者が報告されている。多くは the Macuata and Cakaudrove provinces の患者である。全国的に飲料水の煮沸と貯水容器の撤去を求めていると保健相が述べた。the Western Division では大規模な流行は認められていないが、飲料水の汚染の問題があると述べた。 
ボリビア
 情報源:Aguas digital.com [Spanish]、2009年1月20日
ボリビア Bolivia 政府保健当局は 20日、アルゼンチンとの国境付近におけるデング熱感染流行を確認し、18日からの週で 3人目となる 11才の小児 DHF 患者の死亡があったことを明らかにした。南部のアルゼンチン国境にある Tarija 州 Yacuiba 地区では、古典的デング熱感染流行が確認されており、およそ 200人の感染者が出ていると見られている。ボリビア政府はデング熱感染流行による保健衛生上の緊急事態ととらえている。the Sant Cruz region だけで 150人の患者のデング熱感染が疑われている。他のデング熱大規模感染流行発生箇所は、中央部 Cochabamba, 熱帯地域 La Paz [department] および Riberalta 市と the Beni region (northeast Bolivia) である。 
地図 the departments of Bolivia
ブラジル
[1] ブラジル Brazil (ミナスジェライス Minas Gerais) 
 情報源: Uai [Portuguese]、2009年1月22日
Juiz de Fora はデング熱ベクターの蚊族対策の非常態勢にある。市当局は 21日、5-12日に行った調査で調査された建造物の 2.75%に蚊族のボウフラが見つかったと発表した。2008年10月の数字は 0.63%であった。2008年、市衛生当局に登録されたデング熱患者数はわずか 417人 [うち DHF による死者 1人] であった。WHO では 1%以上は警戒域と捉えられている。191地区中 83地区でデング熱感染流行が発生しており、北部と南部の状況はより深刻である。中には 7%を超える地域もある。
地図 Brazil showing the location of states, including MinasGerais
[2] Brazil (サンパウロ Sao Paulo) 
 情報源: Globo.com [Portuguese]、2009年1月15日
14日、市衛生当局者は大都市サンパウロで2例のデング熱患者が発生したことを確認した。Sacoma in the eastern zone と Campo Limpo in the southern zone の住民で、2008年12月に感染していた。それ以前の最新の患者は 2008年6月12日に記録されている。2007年のデング熱患者は 2624人であった。同地域でのベクター蚊族対策が強化されている。

● コレラ,赤痢 ジンバブエ,ナイジェリア,スーダン
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update 2009 (10)
Archive Number: 20090126.0355
ジンバブエ
[1] コレラ - ジンバブエ: WHO 新たな患者655人、死者26人 
 情報源:UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs (OCHA), ReliefWeb, Government of Zimbabwe; WHO report 、2009年1月25日
本日の患者 655人、死者 26人 (24日の患者 1906人、死者 21人)
 [2] コレラ - Zimbabwe
 情報源: BBC News 、2009年1月22日
ジンバブエのコレラ感染流行の影響は、都市部から農村部中心へと変化したことで、封じ込めはさらに難しくなっている。国境なき医師団は BBC の取材に答え、コレラが農村部に拡大し、一方でハラレ Harare など大都市の一部では患者数が減少していると述べた。雨期に入り、飲料水の汚染が進み、感染はさらに激化する可能性があると警戒している。大きな道路から離れた小さな村々では、都市部の人々が帰郷した 2008年のクリスマス休暇後から感染が始まっている。
ナイジェリア (Ebonyi) 胃腸炎,死亡
 情報源:Xinhua News Agency 、2009年1月22日
1月、Ndiagu-Amagu village (IkwoLocal Government Area of Ebonyi) において胃腸炎によると見られる流行があり、非公式ながら 15人の命が奪われたと 22日に報じられた。衛生当局者によると、死者のうち 6人が男性で 9人が女性であり、うち 5人はこどもであった。およそ 120人が感染したとされるこの流行の原因は、地域にある3つの boreholes が壊滅したため、汚染された飲料水を取らざるを得なくなったこととされている。12日、地元報道によると、南東部 Ebonyi 州の他の集落 [コレラ感染の報告がある] でも 41人以上の小児が胃腸炎で死亡したと伝えられている。感染流行は数週間前に始まり、徐々に 1-10才までの感染に弱い子供らの間に広がりつつある。一部重症となっている児もある。 
地図 Ebonyi State は、Nigeria 南東部の内陸地帯にあり、1996年に新たに創設された 6州の1つ;  Ebonyi は、旧 Abakaliki division of Enugu Stateと旧Afikpo division of Abia State から誕生した 
スーダン (Lakes State) 赤痢
 投稿者:Dr Ruth Ay-Lian Jonathan、2009年1月16日
最近、スーダン南部 Rumbek 州立病院で、多数の赤痢 Shigellosis 患者を診察している。高熱と腹痛が見られる。抗生物質の治療により数日で軽快するが、多くの妊婦の早産につながり、新生児が未熟性のため死亡している。培養や感受性を調べることはできない。 

● 鳥インフルエンザ、ヒト 中国
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (22): China (GX)
Archive Number: 20090126.0347
 情報源:China View, Xinhua News Agency 、2009年1月26日
 中国南部・広西荘族自治区 south China's Guangxi Zhuang Autonomous Region において 26日、18才男性が鳥インフルエンザ Avian influenza 感染により死亡した。2009年に入り、中国国内の H5N1ウイルス感染による死者は 5人となった。
衛生省のウェブサイトによれば、この男性は 19日に同自治区 Beiliu 市で発病した。24日に Yulin [玉林、貴州省] 市赤十字病院に転送され、26日に死亡した。この男性のH5N1鳥インフルエンザウイルス検査は陽性であったことが、26日の中国政府 CDC での検査で明らかになった。同省はこの症例について WHO と香港・マカオ当局に報告した。 
[Mod.CPー 26日現在、貴州省では 2例の鳥インフルエンザ感染患者が、湖南省、山東省、新疆維吾爾自治区および首都北京では、各1名の患者が確認されている。6人の患者のうち 5人が死亡した。23日に鳥インフルエンザ感染により危険な状態となっていた唯一の生存者である北部の 2才女児は、現在危機を脱したとされている。全体として、中国では今日までに 36例の A/H5N1 鳥インフルエンザの感染患者が発生し、うち 25人が死亡している] 
地図 the provinces of China

● サルモネラ感染症 米国
PRO/EDR> Salmonellosis, serotype Typhimurium - USA (08): peanut butter
Archive Number: 20090126.0344
[1] Updated CDC statistics
 情報源: US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 2009年1月23日
22日現在、43州の 491人が Salmonella_ Typhimurium 感染者と報告されている。
[2] Extent of USA recall 
 情報源:Associated Press (AP) 、2009年1月22日
[3] New FDA recalls
 情報源:US Food and Drug Administration (FDA) 、2009年1月22-24日 
Voluntary Recall Issued for ShopRite Peanut Butter on Toasty Crackersand ShopRite Peanut Butter and Cheese Cracker Snacks をはじめとする17件の自主回収

● ボツリヌス症 米国
PRO/EDR> Botulism, dessert sauces - USA: risk, recall
Archive Number: 20090126.0343
 情報源:US Food and Drug Administration (FDA), press release 、2009年1月23日
予防的措置として、メーン Maine 州 Stonewall Kitchen of York 社は、死に至る可能性のある細菌である _Clostridium botulinum_ 汚染された疑いがあるとして、7種類のデザートソースの自主的回収を開始した。消費者に対し、見た目や臭いに異常がない場合でも、同製品を使用しないよう呼びかけている。
商品名は、
- Stonewall Kitchen Chocolate Hazelnut Sauce (SKU 161312) 

● ペスト アルジェリア
PRO/AH/EDR> Plague, fatal - Algeria (03): unconfirmed
Archive Number: 20090126.0342
 投稿者:独・Dr Martin Dirksen-Fischer、2009年1月25日
Echorouk News の記事には、the Salafist Group of Preaching and Combat (GSPC) 代表者の発言内容が引用されており、その中で彼はペストの噂を否定している。 
関連項目
Plague, fatal - Algeria (02): unconfirmed, RFI 20090121.0264

● 黄色ブドウ球菌、MRSA 米国
PRO/AH/EDR> Staph. aureus (MRSA), human, swine - USA: (IA, IL)
Archive Number: 20090126.0348
 情報源:BrightSurf.com 、2009年1月23日
本研究結果より、2ヶ所の共同養豚/精製システムのうちの1ヶ所において、ブタの間の MRSA [methicillin-resistant _Staphylococcus aureus_ メチシリン耐性黄色ブドウ球菌] の感染が非常に一般的であることが明らかになったと、アイオワ公衆衛生大学の准教授が述べた。 ST398 はヒトでも動物でも見られることから、両者間に感染伝播があることが示唆され、MRSA が導入されればブタにも飼育者にも感染が広がり、家畜動物が重要な宿主と成る可能性がある、と指摘している。
"staph" とも呼ばれる _Staphylococcus aureus_ (黄色ブドウ球菌) は、健康なヒトの皮膚や鼻の常在菌で、MRSA は通常治療に用いられる抗生物質の多くに耐性を示すブドウ球菌を指す。2005年、米国内の 94000件の感染症と 18000人以上の死亡の原因であったと見られている。
MRSA は、ウマ、ウシ、イヌ、ネコ、ブタなどの多くの動物で確認されている。カナダやオランダでは、ブタやブタの飼育者の多くが MRSA を保菌しているとの研究報告がある。米国で確認されたのは本件が初めてである。研究者らは、アイオワ Iowa 州とイリノイ Illinois 州の2ヶ所の生産システムにおいて、299頭のブタと20人の農場の従業員の鼻のスワブ (拭い検体) を解析した。Production System A,では、全体の MRSAの蔓延率は 70 percent in swine and 64 percent in workers だった。 Production System B では、all swine and human samples were negative for MRSA だった。

● 鳥インフルエンザ カナダ,ネパール
カナダ
PRO/AH/EDR> Avian influenza, H5, poultry - Canada (03): (BC)
Archive Number: 20090126.0359
 投稿者:加・BC Centre for Disease Control、Danuta M Skowronski MD, FRCPC、2009年1月26日
20090124.0322 に関して
上記投稿の中にある 2004年および 2005年の同地域内での鳥インフルエンザ感染流行はいずれもヒトでの感染はなかった、との記述は正しくない。2004年 BC州の H7N3鳥インフルエンザ感染流行で 2人の感染が発生している。1人は有症例で、低病原性 H7N3ウイルスが検出されており、もう1人からは高病原性 H7N3ウイルスが検出された。今回の感染流行の亜型とは無関係であることは、銘記しなければならない。
[Mod.TG- 間違っていました。指摘して下さりありがとうございました]

ネパール 対策
PRO/AH> Avian influenza (08): Nepal, control
Archive Number: 20090126.0346
 情報源:Nepalnews.com、2009年1月24日
当局は、東部ジャパ Jhapa 地区において、鳥インフルエンザ感染拡大を防止するための第2相のプログラムを開始した。農業協力省当局者は the 1st phase of the anti-bird flu drive (第1抗鳥インフルエンザ対策) では、カトマンズ Kathmandu の東約 320kmのジャパ地区 Mechinagar 市において、ニワトリなど数千羽の処分とニワトリ製品の廃棄を行ったと述べた。第2相は3ヶ月間続けられる予定で、家禽飼育場や販売店など感染が発生しやすい場所の清浄化計画が盛り込まれている。16日に政府当局は Mechinagar における鳥インフルエンザ警報を発令している。同時にサーベイランスや生きたトリやトリ製品の移動の禁止などの対策もおこない、警察による取り締まりも許可されている。

● Phytoplasmas、穀物 コスタリカ、ドイツ
PRO/PL> Phytoplasmas, multicrop - Costa Rica, Germany
Archive Number: 20090126.0358
[1] ダイズ、トウガラシ、パッションフルーツ - コスタリカ: 新種の病原体
 情報源: The American Phytopathological Society, Plant Disease 2009;93(2): 201、2009年1月26日
[文献: W Villalobos et al: First Report of New Phytoplasma Diseases Associated with Soybean, Sweet Pepper, and Passion Fruit in Costa Rica. Plant Dis 2009; 93(2): 201; DOI: 10.1094/PDIS-93-2-0201C] 
[2] Stolbur phytoplasma, ポテト- ドイツ (Rheinlandpfalz) Stolbur phytoplasma found on potatoes in Germany
 情報源: European Plant Protection Organisation (EPPO) Reporting Service 11/2008/213、2008年11月

● ブルータング ギリシャ
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe (02): Greece (LS), OIE, BTV-16
Archive Number: 20090126.0350
 情報源:OIE WAHID animal disease interface Weekly Disease Information Vol. 22 - No. 05, January 2009、2009年1月26日
流行開始時期 2008年11月3日
前回流行時期 2001年12月
原因ウイルス Bluetongue virus Serotype: 16
新たな感染流行 30件(ヤギ、ヒツジ、ウシ)