● 原因不明の疾患 ウガンダ
PRO/EDR> Undiagnosed disease - Uganda (05) 20101205.4354
情報源: Sunday Vision 、2010年12月5日
1か月近くにわたって、Acholi and Karamoja sub-regions の各地で猛威を振るっている原因不明の疾患はペストである可能性がある。Kitgum district LC5 の首長は3日、WHO 関係者からの話として、WHO はペストの可能性があるとしているが、多くの人々が心配するエボラとマールブルグについては検査により否定されていると述べた。3種類あるペスト [腺ペスト、肺ペスト、敗血症ペスト] のうち、どの病型であるかについてはさらに詳しい検査が必要だと述べた。1ヶ月前に Abim で発生し始めて以来、Agago, Kitgum, Lamwo and Pader districts に波及した今回の原因不明の病気の症状は、ペストの症状に似ている。感染した患者らは、頭痛、腹痛、吐下血や身体の開口部からの出血を伴っている。ウガンダで最後にペストが報告されたのは、Arua District in 2004 と Nebbi in 2006 であった。Kitgum ではさらに 70歳男性 1人が 2日に死亡した。この疾患による死者は 9人、感染者は 16人となった。
[Mod.CP- 現在も原因不明のままであるこの疾患による死者は、11月29日に36人、12月1日に8人、同3日に 20人で、今回 9人と、増えたり減ったりしている。現時点ではっきりしていることはただ1つ、エボラやマールブルグ出血熱は否定されているという点だけである。前回の報告で示唆されていたアメーバ赤痢は棄却され、WHO が、ウガンダでは 2006年以来発生のないペストの可能性を示唆しているとされている。これまでに得られている限定的な情報に基づけば、ペストの可能性は低い。ペストで死者が出るのは、肺ペストであるが、咳や喀血の記載がまったくない。また、腺ペストについても触れられていない]
地図 the Northern Region of Uganda
関連項目
PRO/EDR> Undiagnosed disease - Uganda (05) 20101205.4354
情報源: Sunday Vision 、2010年12月5日
1か月近くにわたって、Acholi and Karamoja sub-regions の各地で猛威を振るっている原因不明の疾患はペストである可能性がある。Kitgum district LC5 の首長は3日、WHO 関係者からの話として、WHO はペストの可能性があるとしているが、多くの人々が心配するエボラとマールブルグについては検査により否定されていると述べた。3種類あるペスト [腺ペスト、肺ペスト、敗血症ペスト] のうち、どの病型であるかについてはさらに詳しい検査が必要だと述べた。1ヶ月前に Abim で発生し始めて以来、Agago, Kitgum, Lamwo and Pader districts に波及した今回の原因不明の病気の症状は、ペストの症状に似ている。感染した患者らは、頭痛、腹痛、吐下血や身体の開口部からの出血を伴っている。ウガンダで最後にペストが報告されたのは、Arua District in 2004 と Nebbi in 2006 であった。Kitgum ではさらに 70歳男性 1人が 2日に死亡した。この疾患による死者は 9人、感染者は 16人となった。
[Mod.CP- 現在も原因不明のままであるこの疾患による死者は、11月29日に36人、12月1日に8人、同3日に 20人で、今回 9人と、増えたり減ったりしている。現時点ではっきりしていることはただ1つ、エボラやマールブルグ出血熱は否定されているという点だけである。前回の報告で示唆されていたアメーバ赤痢は棄却され、WHO が、ウガンダでは 2006年以来発生のないペストの可能性を示唆しているとされている。これまでに得られている限定的な情報に基づけば、ペストの可能性は低い。ペストで死者が出るのは、肺ペストであるが、咳や喀血の記載がまったくない。また、腺ペストについても触れられていない]
地図 the Northern Region of Uganda
関連項目
Undiagnosed disease - Uganda (04) 20101203.4340
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (61): Egypt, 113th case, 37th death
Archive Number: 20101205.4355
情報源: Kuwait News Agency (KUNA) 、2010年12月4日
エジプト政府当局は、首都北部在住の 30歳の女性 1名が、2010年のエジプトで 10人目の鳥インフルエンザ Avian influenza による死者 [23人目の患者] となったと発表した。
情報源: Kuwait News Agency (KUNA) 、2010年12月4日
エジプト政府当局は、首都北部在住の 30歳の女性 1名が、2010年のエジプトで 10人目の鳥インフルエンザ Avian influenza による死者 [23人目の患者] となったと発表した。
2006年の国内での発生以降、113人の患者が確認されており、うち 37人が死亡したことを、保健省が明らかにした。
● 日本脳炎など インド
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis and other - India (26): (UP)
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis and other - India (26): (UP)
Archive Number: 20101204.4351
情報源: Hindustan Times 、2010年12月4日
Eastern Uttar Pradesh で新たに 2人が脳炎で死亡し、ウイルス感染による死者は 516人となった。保健当局によると、 the Baba Raghav Das Medical College Hospital で 3日、Gorakhpur と Sant Kabrinagar の患者 2人が死亡した。3日の脳炎による入院患者は 9人だった ... 日本脳炎 Japanese encephalitis [JE virus infection] 対策として、 24 development blocks of Gorakhpur, Deoria, Kushinagar, Mahrajganj, Basti, Siddharthanagar and Sant Kabir Nagar でワクチン接種活動が行われている。
[Mod.TY- The 2 Dec 2010 edition of the Indian Express では Uttar Pradesh, Bihar, Assam および北東部のいくつかの州での患者増加があり、a shift in age-specific incidence (症例の年齢による偏り: 患者の70%が15歳以上で、UP では25-40歳の多い) を伴っていると報じられている]
情報源: Hindustan Times 、2010年12月4日
Eastern Uttar Pradesh で新たに 2人が脳炎で死亡し、ウイルス感染による死者は 516人となった。保健当局によると、 the Baba Raghav Das Medical College Hospital で 3日、Gorakhpur と Sant Kabrinagar の患者 2人が死亡した。3日の脳炎による入院患者は 9人だった ... 日本脳炎 Japanese encephalitis [JE virus infection] 対策として、 24 development blocks of Gorakhpur, Deoria, Kushinagar, Mahrajganj, Basti, Siddharthanagar and Sant Kabir Nagar でワクチン接種活動が行われている。
[Mod.TY- The 2 Dec 2010 edition of the Indian Express では Uttar Pradesh, Bihar, Assam および北東部のいくつかの州での患者増加があり、a shift in age-specific incidence (症例の年齢による偏り: 患者の70%が15歳以上で、UP では25-40歳の多い) を伴っていると報じられている]
● ブドウの病気、べと病 オーストラリア
PRO/PL> Downy mildew, grapevine - Australia (02): (VI Victoria, NS New South Wales) 20101205.4360
情報源: Australian Broadcasting Corporation (ABC) 、2010年11月30日
ワイン産業のリーダーによると、栽培者の中には、これ以上真菌の病気による被害が大きくなれば、今シーズンの収穫をあきらめるものもいるという。一旦べと病に感染してしまうと、これを殺菌するための殺虫スプレーが極端に不足してしまう。長雨により、予防的なスプレーの使用も阻まれている。the Murray Valley [of Victoria and New South Wales] Winegrowers の1人は、来シーズンのワインの価格はまだ発表されていないが、一部の栽培者は、病気への対策を続けると、経済的に見合わないと考えていると述べた。
[Mod.DHA- Downy mildew on grapevine の原因となるのは、真菌の_Plasmopara viticola である]
情報源: Australian Broadcasting Corporation (ABC) 、2010年11月30日
ワイン産業のリーダーによると、栽培者の中には、これ以上真菌の病気による被害が大きくなれば、今シーズンの収穫をあきらめるものもいるという。一旦べと病に感染してしまうと、これを殺菌するための殺虫スプレーが極端に不足してしまう。長雨により、予防的なスプレーの使用も阻まれている。the Murray Valley [of Victoria and New South Wales] Winegrowers の1人は、来シーズンのワインの価格はまだ発表されていないが、一部の栽培者は、病気への対策を続けると、経済的に見合わないと考えていると述べた。
[Mod.DHA- Downy mildew on grapevine の原因となるのは、真菌の_Plasmopara viticola である]
● 鳥インフルエンザ アゼルバイジャン
PRO/AH/EDR> Avian influenza (57): Azerbaijan, west, H5, susp, RFI 20101205.4359
[1] 家禽飼育場で死亡したトリの血液検査で、鳥インフルエンザウイルスが検出された
情報源: Xinhuanet、2010年12月5日。
アゼルバイジャン政府当局は、これまでに家禽飼育場で多数の死亡が報告されている国内西部で、鳥インフルエンザ Avian influenza 感染流行が発生したことを確認した。保健副大臣によると、the west Azerbaijani region of Samukh [地図] から提出された血液検体の 1つから、獣医学当局において鳥インフルエンザウイルスが検出されたと述べた。環境相は1ヶ月間の狩猟禁止を命じた。
[2] H5が確認されたが、N1については未確認
情報源:Rosbalt Kavkaz (News agency Rosbalt Caucasus) [trans.]、2010年12月3日
現地報道機関によると、アゼルバイジャンで鳥インフルエンザの感染流行が発生した。政府獣医学当局は Samukh region から送付された血液検体で鳥インフルエンザウイルスの the H5 antigen を確認し、N1 confirmation について現在検査が行われている。公衆衛生当局は、ヒトでの感染は確認されていないと述べた。
[Mod.AS- [2] の記事では家禽か野鳥かは分からない ... アゼルバイジャンでは2006年2月から 3月にかけて outbreak of HPAI H5N1 が発生し、wild birds, domestic poultry and dogs と 8人に感染し、うち5人が死亡している]
● 狂犬病 米国
PRO/AH/EDR> Rabies, update - USA (23): December 2010 20101205.4358
[1] アライグマ, human exposure - Georgia
情報源:The Atlanta Journal-Constitution 、2010年12月4日。
[2] イヌ、human exposure - Kentucky
情報源: LEX 18.com 、2010年12月3日。
[3] スカンク、イヌ- North Carolina
情報源: Carrboro Citizen、2010年12月4日。
[4] コウモリ、アライグマ、イヌ、human exposure - North Carolina
情報源:Salisbury Post 、2010年11月10日。
[5] キツネ、イヌ-North Carolina
情報源: Salisbury Post 、2010年11月19日。
[6] アライグマ、イヌ-North Carolina
情報源: Ask Guilford health 、2010年11月19日。
[7] スカンク、イヌ-Florida
情報源:Access North Gainsville、2010年12月5日。
[8] アライグマ、イヌ、 human exposure, - California
情報源: Mercury News 、2010年11月9日。
[9] アライグマ、イヌ-Georgia
情報源:Hall County Georgia、2010年11月18日。
[10] ネコ、7 human exposures - West Virginia
情報源:NECN.com 、2010年11月23日。
情報源:Rosbalt Kavkaz (News agency Rosbalt Caucasus) [trans.]、2010年12月3日
現地報道機関によると、アゼルバイジャンで鳥インフルエンザの感染流行が発生した。政府獣医学当局は Samukh region から送付された血液検体で鳥インフルエンザウイルスの the H5 antigen を確認し、N1 confirmation について現在検査が行われている。公衆衛生当局は、ヒトでの感染は確認されていないと述べた。
[Mod.AS- [2] の記事では家禽か野鳥かは分からない ... アゼルバイジャンでは2006年2月から 3月にかけて outbreak of HPAI H5N1 が発生し、wild birds, domestic poultry and dogs と 8人に感染し、うち5人が死亡している]
● 狂犬病 米国
PRO/AH/EDR> Rabies, update - USA (23): December 2010 20101205.4358
[1] アライグマ, human exposure - Georgia
情報源:The Atlanta Journal-Constitution 、2010年12月4日。
[2] イヌ、human exposure - Kentucky
情報源: LEX 18.com 、2010年12月3日。
[3] スカンク、イヌ- North Carolina
情報源: Carrboro Citizen、2010年12月4日。
[4] コウモリ、アライグマ、イヌ、human exposure - North Carolina
情報源:Salisbury Post 、2010年11月10日。
[5] キツネ、イヌ-North Carolina
情報源: Salisbury Post 、2010年11月19日。
[6] アライグマ、イヌ-North Carolina
情報源: Ask Guilford health 、2010年11月19日。
[7] スカンク、イヌ-Florida
情報源:Access North Gainsville、2010年12月5日。
[8] アライグマ、イヌ、 human exposure, - California
情報源: Mercury News 、2010年11月9日。
[9] アライグマ、イヌ-Georgia
情報源:Hall County Georgia、2010年11月18日。
[10] ネコ、7 human exposures - West Virginia
情報源:NECN.com 、2010年11月23日。
● ブタ繁殖呼吸障害症候群 ベトナム
PRO/AH/EDR> Porcine reprod. & resp. syndrome - Viet Nam (07): update 20101205.4357
情報源: Saigon GP Daily 、2010年12月4日
Ha Tinh 省当局は3日、Thach Ha DistrictのThach Hoi and Thach Van 両地域で 51頭のブタが死亡したブタ繁殖呼吸障害症候群流行 blue ear epidemic が、[同省の] 複数の地域にも拡大していると発表した。11月 18日から 29日にかけて、2つの地域の 60頭以上が blue-ear disease に感染したとされている。
● 口蹄疫 モンゴル,韓国(2件)
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Mongolia (15): update 20101204.4349
情報源: UB Post 、2010年12月3日
High Alert of Preparedness Cancelled
口蹄疫 food and mouth disease [FMD] の感染拡大に伴い、東部 2県で 9月中旬から続けられていた The high alert of preparedness (高度警戒体制)が、12月1日をもって中止された。1日に、スフバートル Sukhbaatar 及び ドルノド Dornod 両県の知事が、定例会議で FMD outbreak の発生状況について話し合った結果、これら 2県で新たな流行発生がないとする、National Emergency Commission の報告を受け、同体制の解除を決定した...両県で発生した FMD は、隣接するDornogobi, Khentii, Tuv and Gobisumber の各県に波及し、およそ 25608頭の家畜に感染し、99.5%にあたる 25595頭が処分された。約 500万頭へのワクチン接種が終了した。
[Mod.AS- 公式発表が行われるまでは、暫定的な措置と考えなければならない]
High Alert of Preparedness Cancelled
口蹄疫 food and mouth disease [FMD] の感染拡大に伴い、東部 2県で 9月中旬から続けられていた The high alert of preparedness (高度警戒体制)が、12月1日をもって中止された。1日に、スフバートル Sukhbaatar 及び ドルノド Dornod 両県の知事が、定例会議で FMD outbreak の発生状況について話し合った結果、これら 2県で新たな流行発生がないとする、National Emergency Commission の報告を受け、同体制の解除を決定した...両県で発生した FMD は、隣接するDornogobi, Khentii, Tuv and Gobisumber の各県に波及し、およそ 25608頭の家畜に感染し、99.5%にあたる 25595頭が処分された。約 500万頭へのワクチン接種が終了した。
[Mod.AS- 公式発表が行われるまでは、暫定的な措置と考えなければならない]
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - S. Korea (12): (KB North Gyeongsang), update 20101204.4348
情報源: Yonhapnews 、2010年12月4日
More foot-and-mouth cases confirmed
大韓民国国内で4日、新たに 3例の口蹄疫 foot-and-mouth disease (FMD) が確認され、感染の発生があった農場は合計20となった。いずれの発生も今週前半に初めて流行が報告された、国内南東部の市内にとどまっている。農業省は North Gyeongsang Province 内で、 ソウル Seoul の南東約 270kmの Andong 市内の養豚場 1箇所とウシ農場 2箇所で飼育する動物に感染があったことを明らかにした。
大韓民国国内で4日、新たに 3例の口蹄疫 foot-and-mouth disease (FMD) が確認され、感染の発生があった農場は合計20となった。いずれの発生も今週前半に初めて流行が報告された、国内南東部の市内にとどまっている。農業省は North Gyeongsang Province 内で、 ソウル Seoul の南東約 270kmの Andong 市内の養豚場 1箇所とウシ農場 2箇所で飼育する動物に感染があったことを明らかにした。