狂犬病 インド
● 狂犬病 インド(2件)
PRO/AH/EDR> Rabies - India (04): (AP) canine, human
PRO/AH/EDR> Rabies - India (04): (AP) canine, human
Archive Number: 20110517.1500
情報源 The Times of India、2011年5月15日
イヌ咬傷による2人の死亡発生から時を経ずして [Rajahmundry において] 新たに女性1名が狂犬病 Rabies により公立総合病院で死亡した。現在この病院は治療用の抗狂犬病ワクチンが不足する事態に陥っている。the Municipal Colony in Rajahmundry 在住のこの60歳の女性は、2か月前に野犬に襲われ AP [Andra Pradesh] Vaidya Vidhana Parishad Hospital で治療を受けていたが、(今回の入院の)数日前に再び同じ病院に入院となり14日に公立病院に転送されたが死亡した。14日にもこの病院で2人がイヌ咬傷により死亡している ... 保健相は、Kakinada および Rajahmundry hospitals の双方に対し,イヌ咬傷を受けた患者用のワクチンを確保できるよう特別の配慮を行う旨、明らかにした。
情報源 The Times of India、2011年5月15日
イヌ咬傷による2人の死亡発生から時を経ずして [Rajahmundry において] 新たに女性1名が狂犬病 Rabies により公立総合病院で死亡した。現在この病院は治療用の抗狂犬病ワクチンが不足する事態に陥っている。the Municipal Colony in Rajahmundry 在住のこの60歳の女性は、2か月前に野犬に襲われ AP [Andra Pradesh] Vaidya Vidhana Parishad Hospital で治療を受けていたが、(今回の入院の)数日前に再び同じ病院に入院となり14日に公立病院に転送されたが死亡した。14日にもこの病院で2人がイヌ咬傷により死亡している ... 保健相は、Kakinada および Rajahmundry hospitals の双方に対し,イヌ咬傷を受けた患者用のワクチンを確保できるよう特別の配慮を行う旨、明らかにした。
[Mod.CP- ワクチン不足問題について最近発表されたレビュー (Bull World Health Organ. 2009; 87(12): 890-1) からの引用:
インドは、世界中の狂犬病患者の36%を占め (多くはイヌ由来)、現在毎年およそ50万人 (35-40%が小児) が government centers において暴露後の細胞由来ワクチン cell-based vaccine 接種を受けている。政府当局は皮内接種を勧奨する国内ガイドラインを採用している。この皮膚の外側の層に注射する方法では、費用が筋肉内接種にかかる40-50米ドルよりも60-80%安く済む。治療コストへの配慮は重要である。2009年 India's 28 states and 7 federally administered Union Territories のうちの8つの地域で intradermal regimens の採用計画が発表されている。政府統計によると、現在毎年1500万回接種分をわずかに下回る量のヒト用の狂犬病ワクチンと、50万バイアル超のウマ抗狂犬病免疫グロブリンが生産されており、国内の需要を満たす量となっている。一方2008年に5つの都市で狂犬病によるヒトの死亡を予防するプロジェクトを行うなど啓蒙活動にも力を入れている。長期的には control of rabies in the canine population が最善の解決策となるであろう]
* Rajahmundry is a city and municipal corporation of the Andhra Pradesh state in India、 located 400 km east of the state capital, Hyderabad.
* Rajahmundry is a city and municipal corporation of the Andhra Pradesh state in India、 located 400 km east of the state capital, Hyderabad.
PRO/AH/EDR> Rabies - India (05): (AP) canine, human
Archive Number: 20110518.1506
投稿者 Merritt Clifton 5月18日
To date, unfortunately, high-volume prophylactic canines rabies vaccination has never really been attempted (or at least never sustained), except as a component of the national Animal Birth Control (ABC) program which has been promoted by the Animal Welfare Board of India since December 1997, and was implemented as official national policy in 2003.
PRO/EDR> Respiratory syncytial virus - Argentina: (CN) 20110517.1499
情報源 El Litoral [In Spanish]、2011年5月16日
Respiratory syncytial virus: pediatric cases blocking beds
the Juan Pablo II hospital の院長によると、呼吸器疾患患者数の急増による満床のため、手術が延期される事態となっている。同院の小児科医師は RSV infection patients の増加によると説明した。通常なら [南半球の冬にあたる] 6月から7月に RSV が最も多くなるはず、と首を傾げている。一部の患者に対しては酸素吸入が必要となるため、入院せざるを得ない。
[Mod.CP-(感染のピークが早まったことなど)the genotype of this 2011 virus の特徴が分析されれば興味深い。1999年にブエノスアイレス Buenos Aires, Argentina で確認された natural isolates of RSV group B (HRSV-B) の the G protein gene の中に a 60-nucleotide (nt) duplication が発見されている。 (Virol. 84:3115-3120, 2003) その後の10年間に BA と名づけられたこのウイルスが世界中に広まり、それまで遍在していた B-type virus に取って代わったのである (See: Ten years of global evolution of the human respiratory syncytial virus BA genotype with a 60-nucleotide duplication in the G protein gene. J Virol. 2010 Aug;84(15):7500-12)。この遺伝型のウイルスが、なぜ、そしてどのようにして、アルゼンチンから世界中に広がったのかについては、現在も分かっていない。今回のアルゼンチンでの感染流行に関与するウイルスの解析が、解明につながるかもしれない]
● 小反芻獣疫 チュニジア
● ウサギ出血病 カナダ
Respiratory syncytial virus: pediatric cases blocking beds
the Juan Pablo II hospital の院長によると、呼吸器疾患患者数の急増による満床のため、手術が延期される事態となっている。同院の小児科医師は RSV infection patients の増加によると説明した。通常なら [南半球の冬にあたる] 6月から7月に RSV が最も多くなるはず、と首を傾げている。一部の患者に対しては酸素吸入が必要となるため、入院せざるを得ない。
[Mod.CP-(感染のピークが早まったことなど)the genotype of this 2011 virus の特徴が分析されれば興味深い。1999年にブエノスアイレス Buenos Aires, Argentina で確認された natural isolates of RSV group B (HRSV-B) の the G protein gene の中に a 60-nucleotide (nt) duplication が発見されている。 (Virol. 84:3115-3120, 2003) その後の10年間に BA と名づけられたこのウイルスが世界中に広まり、それまで遍在していた B-type virus に取って代わったのである (See: Ten years of global evolution of the human respiratory syncytial virus BA genotype with a 60-nucleotide duplication in the G protein gene. J Virol. 2010 Aug;84(15):7500-12)。この遺伝型のウイルスが、なぜ、そしてどのようにして、アルゼンチンから世界中に広がったのかについては、現在も分かっていない。今回のアルゼンチンでの感染流行に関与するウイルスの解析が、解明につながるかもしれない]
● 原因不明の大量死,魚類 米国
PRO/AH/EDR> Undiagnosed die-off, fish - USA (05): (OH, Lake Erie) walleye
Archive Number: 20110518.1505
情報源 The Sacramento Bee, Associated Press (AP) report 5月13日
Wildlife researchers want to know what's killing thousands of walleye(スケトウダラ)in Lake Erie that have been washing up on beaches along its western shore.
● 小反芻獣疫 チュニジア
PRO/AH/EDR> Peste des petits ruminants - Tunisia: (KR), OIE 20110517.1501
情報源 OIE, WAHID、2011年5月17日
感染開始時期 2011年4月9日
前回流行時期 2009年5月
原因ウイルス Paramyxovirus
新たな感染流行
発生地 Jouaouda, Jouaouda, Chebika, Kairouan 農場
感染した種
ウシ Cattle 2,Susceptible 2,Cases 0
ヒツジ Sheep,Susceptible 68,Cases 2,Deaths 1
情報源 OIE, WAHID、2011年5月17日
感染開始時期 2011年4月9日
前回流行時期 2009年5月
原因ウイルス Paramyxovirus
新たな感染流行
発生地 Jouaouda, Jouaouda, Chebika, Kairouan 農場
感染した種
ウシ Cattle 2,Susceptible 2,Cases 0
ヒツジ Sheep,Susceptible 68,Cases 2,Deaths 1
● 口蹄疫 イスラエル OIE
PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Israel (07): (HZ), 6th outbreak susp, OIE 20110517.1498
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly Disease Information 24 (20), 2011、2011年5月17日
Foot and mouth disease, Israel、Follow-up report No. 2
感染開始時期 2011年4月17日
前回流行時期 2011年3月27日
原因ウイルス Foot and mouth disease virus Serotype: O
Nature of diagnosis: Suspicion
新たな感染流行
発生地 (Tuba-Zangariyye): Tuba-Zangariyye, Tsefat, Hazafon
感染した種
Species/ Susceptible/ Cases/ Deaths/ Destroyed/ Slaughtered
Cattle/ 702/ 70/ 0/ 0/ 0
Sheep/ 100/ 30/ 0/ 0/ 0
Foot and mouth disease, Israel、Follow-up report No. 2
感染開始時期 2011年4月17日
前回流行時期 2011年3月27日
原因ウイルス Foot and mouth disease virus Serotype: O
Nature of diagnosis: Suspicion
新たな感染流行
発生地 (Tuba-Zangariyye): Tuba-Zangariyye, Tsefat, Hazafon
感染した種
Species/ Susceptible/ Cases/ Deaths/ Destroyed/ Slaughtered
Cattle/ 702/ 70/ 0/ 0/ 0
Sheep/ 100/ 30/ 0/ 0/ 0
● エキノコッカス症、キツネ スウェーデン OIE
PRO/AH/EDR> Echinococcus multilocularis, fox - Sweden (05): (SD Soedermanland) new area, OIE 20110517.1497
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2011; 24(19)、2011年5月11日
Echinococcosis/hydatidosis, Sweden、immediate notification
感染開始時期 2011年2月2日
前回流行時期 2004年
病原体 _Echinococcus multilocularis_
新たな感染流行
発生地 Klastorp, Katrineholm, Katrineholm, [Soedermanland County]
感染した種 狩猟で射殺された、野生のキツネ (_Vulpes vulpes_) 1頭
Echinococcosis/hydatidosis, Sweden、immediate notification
感染開始時期 2011年2月2日
前回流行時期 2004年
病原体 _Echinococcus multilocularis_
新たな感染流行
発生地 Klastorp, Katrineholm, Katrineholm, [Soedermanland County]
感染した種 狩猟で射殺された、野生のキツネ (_Vulpes vulpes_) 1頭
● ウサギ出血病 カナダ
PRO/AH/EDR> Rabbit hemorrhagic disease - Canada (02): (MB) 20110517.1496
投稿者 英・CEH (Centre for Ecology and Hydrology) Oxford、Professor Ernest A Gould、2011年5月15日
20110514.1475 に関し。
屋内で1年以上飼育され、外部からの rabbit haemorrhagic disease virus (RHDV) に曝露する可能性が低いペットのウサギが、どのように感染するかについての説明として、一見健康に見える輸入 (もしくはカナダ産) ウサギにおける、ウイルスの持続感染がある
イラスト Blue Mountain Hare (_Lepus timidus_)
20110514.1475 に関し。
屋内で1年以上飼育され、外部からの rabbit haemorrhagic disease virus (RHDV) に曝露する可能性が低いペットのウサギが、どのように感染するかについての説明として、一見健康に見える輸入 (もしくはカナダ産) ウサギにおける、ウイルスの持続感染がある
イラスト Blue Mountain Hare (_Lepus timidus_)