2011年8月15日-16日

原因不明の感染流行、学校 アンゴラ WHO
リシン 国際的バイオテロ注意喚起
セレウス菌 炭疽様感染

● 原因不明の感染流行、学校 アンゴラ
PRO/EDR> Undiagnosed outbreak, schools - Angola: WHO, RFI
Archive Number: 20110816.2486
 情報源 WHO Global Alert and Response (GAR)、2011年8月15日 FORTH より
Outbreak of illness in schools in Angola
アンゴラの学校で原因不明の疾患が小児や学生の間で発生したと報告された。多くの症例で、突然発症し数時間以内に改善した。死者は報告されていない。典型的な症状は、嘔吐、頭痛、咽喉痛、目の刺激症状、咳嗽、呼吸困難であり、失神した症例もあった。首都ルアンダ Luanda の学校と他の多くの州で報告された。このアウトブレイクの原因はまだ不明であるが、刺激性化学物質が関連している可能性がある

● リシン 国際的バイオテロ注意喚起
PRO> Ricin - International BT alert 20110816.2487
 情報源 New York Times、2011年8月13日
Qaeda Trying to Harness Toxin for Bombs, U.S. Officials Fear
アルカーイダのイエメン支部 Al Qaeda's Yemeni branch が,リシン ricin の製造目的に、ヒマシ豆 castor beans を探している。米国のテロ対策担当官は、最強部隊 the most dangerous regional arm of Al Qaeda が致死毒の ricin を製造し、小型の爆発物に詰めて、米国への攻撃を企てていることに警戒を強めている。1年以上前に Al Qaeda's イエメン支部 affiliate が、リシン製造に必要な castor beans を大量に入手しようとしていた。リシンは、ほんのわずかでも吸入したり血液中に入ったりすれば死亡する白い粉状の猛毒物質である。諜報機関の当局者は、武装勢力の強固な支配下にあるイエメンの部族地域 Shabwa Province に castor beans and processing agents を隠蔽しようとしていると述べた。密かに調合し、小型爆発物に詰め、人が多く集まるショッピングモールや空港、地下鉄の駅などでの爆破を計画していると説明した。当局者らは、この化学物質は乾燥した陽のあたる条件では毒性を失い、また他の神経刺激物質と異なり皮膚からの吸収が起こりにくいため、バイオテロ兵器としてのリシンの有用性は限定的としている。イエメンは高温で乾燥した国であり、リシン製造はとりわけ困難を伴う ... 2003年、英仏は協調して、リシン爆弾の材料や製造マニュアルと、ロンドンの地下鉄地図が発見された、カーイダのアジトと見られる場所を破壊している

● セレウス菌 米国(2件)
PRO/AH> Bacillus cereus, anthrax-like infection - USA: (TX) publication
Archive Number: 20110815.2470
 情報源 Archives of Pathology & Laboratory Medicine、2011年8月15日
原著タイトル Rapidly progressive, fatal, inhalation anthrax-like infection in a human: case report, pathogen genome sequencing, pathology, and coordinated response Arch Pathol Lab Med. 2011.
Abstract
(経過) 
2001年、炭疽菌芽胞 _Bacillus anthracis_ spores によるバイオテロが社会の関心を集め、この病原菌に関する新たな研究が触発され、故意の病原体の散布 illegitimate release が注目されるようになった。ヒトおよびヒト以外の霊長類において、炭疽菌 _B. anthracis_ に近い各種のセレウス菌 strains of _Bacillus cereus_ による、まれではあるが、劇症で時に致死性の肺炎について、散発例が報告されていた。
(目的) 
テキサス Texas 州農村部のおいて発生した、急速に進行し死に至った炭疽様肺炎患者1名の、起源不明の a _Bacillus_ species 感染による、劇症感染症 the overwhelming infection の解明。
(方法)
次世代塩基配列解析装置を用いて、死亡前の培養検体からの採取後数日以内の分離菌の遺伝子の特徴を明らかにし、virulence proteins of _B. anthracis_ and _B. cereus_.に対する抗体を用いた、剖検時採取組織に対する免疫組織化学検査を行った。
(結果)
感染の原因菌は、これまでに知られていないセレウス菌株で、炭疽菌に非常に類似しているものの、遺伝学的には識別可能であった。 anthrax toxin およびその他の既知の毒素 virulence factors をコードする遺伝要素の、 pXO1 と同じ similar プラスミドを有していた。免疫組織化学的検査では、感染組織内に複数の炭疽菌毒性同族たんぱく質 homologs of _B. anthracis_ virulence proteins が確認され、死亡の原因となったと考えられた。
(結語)

PRO/AH> Bacillus cereus, anthrax-like infection - USA (02): (TX) discussion
Archive Number: 20110816.2475
 投稿者 Larry Lutwick, ProMED-mail Bacterial Disease Moderator、2011年8月15日
オンライン版 the Archives of Pathology and Laboratory Medicine には、(20110815.2470 で示されたとおり) 炭疽菌プラスミド the pXO1 plasmid of _B. anthracis_ にきわめて類似したプラスミドを有する、セレウス菌 a strain of _Bacillus cereus_ の遺伝子解析結果が詳細に報告されている。
今回の報告には、患者がいつ発生したかは記載されていない。患者は Texas 州在住の溶接工 welder で、これに類似する患者については以前にも報告があったが、遺伝子解析により菌の特徴が記述されている点で、他に例を見ない報告となった。もし、the current Minnesota case の原因菌が、炭疽菌 _B. anthracis_ と判明したなら、この2種類の菌は標準的な細菌学的検査で容易に識別されることから、 セレウス菌感染 _B. cereus_ case は否定される。A 2004 PNAS report では、過去に重症肺疾患例から分離され、炭疽菌に極めて近い数種類の菌の1つである、_B. cereus_ G9241 について報告されている。 G9241 は1994年に a Louisiana welder から初めて分離され、1996年には、別の2人の Texas metal workers とその職場から分離されている。このうちの1つは、the Louisiana case と臨床的に識別不能であった。分離株 The clinical isolates は夾膜 capsule を有していたが、 the anthrax poly-D-glutamic acid capsule ではなかった。The Texas cases は2007年に症例報告されている。
さらに興味深いこととして、the G9241 strain を詳しく調べると、virulence factors を産生するにもかかわらず、ウサギやラットの実験で、弱毒無夾膜 (the attenuated toxigenic nonencapsulated) Sterne strain により近い行動をとった(?)。このような症例は、米国内では Texas and Louisiana だけに発生が限定されていると見られるが、2001年と2002年にコートジボワールで発生した、炭疽菌感染に類似する集団死亡でも、an additional isolate が分離されている。この菌は、セレウス菌に特徴的な染色体を背景に持ち、炭疽菌特有の毒性プラスミド the typical anthrax virulence も有していた。
重要な点として、これらの分離菌は the 4 _B. anthracis_-specific prophage regions を持たず、また、the regulator gene P1cR. の the classical nonsense mutation も認められなかったことがある。 非常に系統が単一化されている炭疽菌クレード The highly monophyletic anthrax clade では(clade 内の)すべての菌がこれらの特徴を有している

● 手足口病 ベトナム
PRO/EDR> Hand, foot & mouth disease - Viet Nam (07) 20110816.2484
 情報源 Thanh Nien News、2011年8月15日
HFMD death toll climbs to 81 in Viet Nam
2011年にベトナム国内で手足口病 HFMD [Hand, foot and mouth disease] により死亡した患者の96%が、5才未満の小児だった。予防医学当局 the Viet Nam Administration of Preventive Medicine によると、全国の52の市と省で、32588人の感染が報告され、このうち81人が HFMD により死亡した。死者が報告されているのは、17の市と省で、ホーチミン市 Ho Chi Minh City が 22 人と最も多く、次いで the provinces of Dong Nai, Binh Duong, Long An and Ba Ria-Vung Tau の順となっている ...
[Mod.CP- 6月末の、感染約23000人、死者70人から増加した。現在ベトナムで優位のウイルス the dominant HFMD-associated virus circulating in Viet Nam は、 human enterovirus 71 であることが確認されている。同ウイルスによる HFMD は、より重症化しやすく、麻痺、脳炎あるいは死亡につながる可能性がある。2008年以降、毎年1万から1万5千人の感染者と、20-30人の死者が報告されていた]

● 炭疽 中国
PRO/AH/EDR> Anthrax - China (03): (LN) 20110816.2483
 情報源 Xinhua/PhilStar.com、2011年8月16日
more anthrax cases reported in China 
北東部 ・ 遼寧省 Liaoning Province で新たに2人の炭疽 Anthrax 感染が報告され、入院患者が32人に達したことが、16日当局から報告された。この2人は初発患者が確認された地点から100km以上離れた Donggang City で15日に確認された。当局はいずれの患者の感染源も同じであるとしている。患者らは感染動物に直接接触して感染したことが、現地当局の調査で明らかにされている。症当局は、400頭以上のウシを処分もしくは消毒し、2万人以上について調査を行った。皮膚炭疽は、感染した動物やその製品と直接接触することで発生し、治療されれば死亡することはほとんどない。
[Mod.MHJ- 'killed or disinfected.' はどのように理解すればよいのだろう。家畜の炭疽では保菌動物を識別することはできないため、抗生物質で治療する代わりに感染動物を処分することは、どのような理由があっても意味がない。しかし、一部の国々はあえてその方針を採り続けている。感染の潜伏期間であることが疑われるのであれば、持続性抗生物質で治療すれば感染は治癒する。その後、他の動物とともにワクチンを接種すれば、6-9ヶ月間は感染しない。炭疽感染が確認されるということは、ワクチンを接種されていなかったに違いない]

● 大腸菌 O157 英国
PRO/AH/EDR> E. coli O157 - UK: (Wales) kebabs 20110816.2479
 情報源 Wales Online、2011年8月13日
South Wales で発生した大腸菌による感染流行の患者数は、新たに2人の患者が確認されたことにより7人となった。このうち3人が入院した。the Adonis Kebab House(City Road, Cardiff)は閉鎖されたままである。"大腸菌 _E. coli_ O157 の潜伏期間は、通常は3-4日だが、1日から14日となることもあるため、しばらくは患者の発生が続く可能性もある" と説明されている。
[Mod.LL- the kebab house のどの食品から菌が検出されたのか不明である]

● インフルエンザ ウイルス学的特徴
PRO/EDR> Influenza (47): ECDC report, virus characterization 20110816.2477
[1] EU report says flu virus isolates still well matched to vaccine
 情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research & Policy) News、2011年8月15日
the European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC) のインフルエンザウイルスに関する最新のテクニカルレポート ([2]) では、2月から 6月までの期間に欧州各国から提出された 250検体をもとにしたデータから、遺伝学的多様性が認められるものの、現在推奨されているワクチンと非常にマッチするウイルスが大勢を占めることが示された。具体的には、すべての 2009 H1N1 virus groups は、the A/California/7/2009 vaccine virus と抗原相同性を示し、viruses of the B/Victoria/2/87 lineage についても 遺伝学的および抗原性ともに the B/Brisbane/60/2008 vaccine virus に一致していた。提出された検体には、Isolates of influenza A/H3N2 and of the B/Yamagata lineage も含まれているが、いずれも、current vaccine coverage から外れていない。
[2] ECDC updates its technical document on influenza virus characterisation
 情報源 European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC)、2011年8月12日

● 食中毒 スペイン
PRO/AH/EDR> Foodborne illness, youth conference - Spain: (AN) 20110816.2476
 情報源 Granada Digital, Europa Press (EP) report [in Spanish]、2011年8月15日
アンダルシア保健当局 The Andalusian Health Ministry は14日に Otura municipality of Granada の総合体育施設に宿泊した,the World Youth Day (WYD) に参加した76人のイタリアの青年らの間で発生した食中毒は、食材の保管状態が不十分であったことが原因だと指摘した。現在、食品に関する検査が行われている。確定されていないものの、ツナ+マヨネーズ+タマゴサンドの保管状態に問題があった可能性が最も高いとされている。このサンドイッチは、施設にいた300人に配られていた ... 当局は、いわゆる "traveler's diarrhea" の可能性についても検討を行っている。
[Mod.LL- 潜伏期間が短いので、ブドウ球菌性エンテロトキシンが疑われる]

● インフルエンザ オーストラリア
PRO/EDR> Influenza (46): Australia (QL)
Archive Number: 20110815.2472
 情報源 The Bulletin、2011年8月15日
検査室で確認されるインフルエンザ Influenza 感染患者数が、2011年はおよそ7倍に増加した。クイーンズランド州の当局者 Queensland Health spokeswoman が、Central Queensland and Central West districts におけるインフルエンザ患者数が8日までに306例 に達したことを明らかにした。2010年同期には45例だった。laboratory-confirmed cases. に限った数字であり、2009年の the pandemic を含め、過去5年間の平均は 161 flu cases だった。The Central Queensland News が3日に伝えたところによると、インフルエンザと診断された従業員が休んだ場合にペナルティを与える雇用者がいた。医師は、最も多くインフルエンザに感染しているのは15歳から35歳までの患者で、非常に重症化し入院が必要な患者も一部にいる、と述べた。 " ... 雇用者にとって最もよい方法は、インフルエンザシーズンまでにすべての従業員にワクチンを接種すること"と述べた。2011年の224人の確定患者のうち、 どの程度が swine flu の患者であるかは、当局も把握していないが、the Emerald area の患者のほとんどが H1N1.の患者と考えられている。当局 the Queensland Health website の芳情によれば、感染後1-3日で発症するが、発症の1-2日前から、成人では発病の5日後まで、他者にウイルスを感染させる可能性があり、幼児ではさらに長期間となる。感染から1週間以内に回復することが多い。
[Mod.CP- 7月15日の the most recent WHO Influenza Update in Australia によれば、インフルエンザ様疾患 influenza-like illness (ILI) による受診者数と確定診断例が増えていることから、南半球のインフルエンザシーズンが開始したと見られ、全豪で最も多く確認されているウイルスは、 influenza A(H1N1)2009 であるが、すべての地域で均一という状況ではない、と書かれている。今回の報告から、 Queensland の感染状況は特に深刻であり、the predominant virus は the influenza A/(H1N1) 2009 strain.と考えられることが分かった]

● マラリア ナイジェリア
PRO/EDR> Malaria - Nigeria: (GO) 20110815.2471
 情報源 Champion Newspapers、2011年8月14日
Gombe state ではこの 2.5年間に、700人以上がマラリア Malaria 感染により死亡していることが、the World Bank Assisted Malaria Control Booster Project の研究者らによって明らかになった。2009年から2011年5月までの the 11 Local Government Areas of the State における感染者数が約17万人に上っているが、 死者のうちの100人以上が、2011年の2月から5月までの間に発生したものであると指摘している
[Mod.EP- 東部 Gombe State の人口は約 235万3 000 inhabitants (2006) で、2月から5月かけて 17万0 000 cases が発生したとすると、ざっと計算して人口千人あたりの年間のマラリア患者発生率が 200 となる。以前の2件の研究においてそれぞれ妊娠女性の 8% 及び 9.4% が顕微鏡検査でマラリア陽性 malaria microscopy positive であったと報告されている (Comparison of the OptiMAL rapid test and microscopy for detection of malaria in pregnant women in Nigeria. Trop Med Int Health. 2005; 10(1): 39-41、Nutritional factors associated with anaemia in pregnant women in northern Nigeria. J Health Popul Nutr. 2007; 25(1): 75-81)。 もしこれが一般人口の感染率を代表しているとすれば、感染陽性率はさらに増えたことになる]
参考項目 2009
Malaria - Nigeria, insecticide resistance 20091210.4210

● ハンタウイルス チリ、パラグアイ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update 2011 - Americas (35): Chile, Paraguay 20110815.2469
[1] チリ Chile
 - (Bio-Bio):Publimetro [in Spanish]、2011年8月12日
チリ保健省は、8人のハンタウイルス Hantavirus 感染が確認された the Bio-Bio region に対し、健康に関する注意喚起を行うことを決定した。ウイルスを伝播するネズミ long tailed [pygmy rice] rats [_Oligoryzomys longicaudatus_] の爆発的な増加が、この心肺症候群発生の要因となっている。Los Lagos and Aysen を含め、3つの地域で問題化していることとなった ...
[Mod.TY- おそらく、Andes virus によると考えられる]
 - (Hualqui, Bio-Bio):Radio Bio-Bio [in Spanish]、2011年8月7日
Hualqui [Concepcion province, Bio-Bio region] において、ハンタウイルス感染により2人が死亡したが、感染源は分かっていない。43歳の男性が呼吸器の症状で23日前に死亡し、夫人は地元の道路工事に従事していた時に感染したと考えている。彼女の33歳の義弟も、ハンタウイルス感染により5日死亡した。このほか3人が Penco [Concepcion province, Bio-Bio region].でウイルス感染により入院となった。
 - (Cochamo, Los Lagos):El Repuertero [in Spanish]、2011年8月12日
the Los Lagos region において、ハンタウイルス感染による2人目の犠牲者が出た。剖検の結果は未到であるが、the Cochamo community [Llanquihue province, Los Lagos region] 在住の心肺停止の患者1名の死亡が確認されている。
 - (全国):Terra [in Spanish, trans.]、2011年8月12日
公衆衛生副大臣は、全国で39例のハンタウイルス感染が確認されていることを明らかにした。予想を上回る数字であったため、保健省に対し、最も感染リスクの高い Maule から Aysen までの地域の対策強化を求めている。2010年の全国の発生数は61例で、2011年も同様の発生状況となることが懸念されている。
[2] パラグアイ Paraguay
 - (Boqueron):ABC Digital [in Spanish]、2011年8月6日
1月20日から8月3日までの期間中に、11人のハンタウイルス感染が確定診断された。このうち6人が死亡し、致死率は55%に達している。Boqueron department内の各地で発生しているものの、最も多く発生したのは Chaco Central [region] 及び周辺地域だった。1か所からの複数の患者の発生は報告されていない。医師によると、患者らは、ピーナッツや sorghum に関係することが多く、"大規模な森林伐採がマウス mice (_Calomys laucha_) の分散につながっている."ためと見られている。
[Mod.TY- 20110721.2196 では、2008年に the Boqueron department においてハンタウイルス感染が流行し、約30人の患者と4人の死者が発生したが、当局は the Chaco region の森林伐採、相次ぐ山火事、道路整備によるネズミの都市化などの、環境問題が流行の要因とされている。パラグアイの Health Surveillance director によれば,central Chaco areas に数多く見られる a rural rodent の_Calomys laucha_ が Laguna Negra hantavirus を伝播する。しかしそのほかにもパラグアイで HPS の原因となるハンタウイルスとして Bermejo (_Oligoryzomys chacoensis_), Lechiguanas (_Oligoryzomys flavescens_), Central Plata (_Oligoryzomys flavescens_), Anajatuba (possible HPS; _Oligoryzomys fornesi_), Oran (__Oligoryzomys longicaudatus_), and Juquitiba (__Oligoryzomys nigripes_) があるとの情報が寄せられている]
写真 _Calomys laucha_ 
 - (Itapua): Iguazu Noticias [in Spanish]、2011年8月7日
the Itapua department ではじめて確認されたハンタウイルス感染の患者は、the General Delgado locality の28歳の住民だった。the Instituto de Prevision Social [Institute of Social Welfare].の集中治療室での治療後、現在は the Encarnacion Regional Hospital に移され、状態は安定している。[上記記事の]the Chaco の患者との関連性は否定されている

● 告示 ワクチンの信頼度調査
PRO/ALL> Announcements (07): Vaccine Trust Survey 20110816.2478
 投稿者 英 ・Heidi Larson 、2011年8月16日
Vaccine Trust Survey
われわれロンドン衛生熱帯医学校のチームは ProMED-mail の協力を得て、世界中でワクチンに関する、市民の疑問や懸念についての調査を行っている。
the Survey から協力していただければ幸いである。作業は数分で終了する ...
1. Are you aware of any new or persisting concerns about vaccines (safety fears, policy issues, rumors, etc.)? yes / no
2. If yes:
a. Which vaccine?
b. When?
c. Which country and city/town?
d. What is the particular concern about?
e. Has this resulted in any reductions in vaccine acceptance? yes / no / don't know
3. Please provide us with the following:
a. Your name b. Country c. Email address