インフルエンザ A (H1N1) オセルタミビル耐性、動物の関与 PLoS
● インフルエンザ A (H1N1)
PRO/AH/EDR> Influenza A (H1N1): oseltamivir resistance, animal related 20110919.2849
情報源 PLoS ONE Journal 12 Sep 2011、2011年9月18日
原著 Environmental Levels of the Antiviral Oseltamivir Induce Development of Resistance Mutation H274Y in Influenza A/H1N1 Virus in Mallards. PLoS ONE 2911; 6(9): e24742. doi:10.1371/journal.pone.0024742
要約
PRO/AH/EDR> Influenza A (H1N1): oseltamivir resistance, animal related 20110919.2849
情報源 PLoS ONE Journal 12 Sep 2011、2011年9月18日
原著 Environmental Levels of the Antiviral Oseltamivir Induce Development of Resistance Mutation H274Y in Influenza A/H1N1 Virus in Mallards. PLoS ONE 2911; 6(9): e24742. doi:10.1371/journal.pone.0024742
要約
Oseltamivir ('Tamiflu') は、インフルエンザ感染に対して最も多く用いられている薬剤で、パンデミック計画の中で世界中の多くの地域で備蓄されている。しかし耐性の問題が浮上し、2008-2009 年には世界のほとんどの地域の季節性インフルエンザ seasonal human influenza A/H1N1 virus strains で耐性の原因となるノイラミニダーゼ遺伝子の変異 the mutation H274Y in the neuraminidase gene が見つかっている。
oseltamivir の活性代謝物である oseltamivir carboxylate (OC) は、下水処理施設や地表水中でほとんど変化せず poorly degraded に水生環境中で検出されるため、自然界のウイルス保有腫である dabbling ducks が曝露する可能性がある。このような状況が耐性を産み出している可能性を探る目的で,マガモ mallards に influenza A/H1N1 virus を感染させ、水だけを通じて 80 nanograms/liter, 1 micrograms/liter and 80 micrograms/liter の各濃度の OC に曝露させた。排泄物の検体から採取される the neuraminidase gene の遺伝子配列を解析したことろ、micrograms/liter of OC の群で H274Y が確認され、80 micrograms/liter では直ちに ウイルス群内で優位となった。ノイラミニダーゼ阻止アッセイによる50%発育阻止濃度 IC50 [half maximal inhibitory concentration] for OC は、野生株が 2-4 nanomoles であったのに対し、H274Y mutants では 400-700 nanomoles にまで増加した。H274Y が含まれるヒトの臨床分離ウイルス株で認められていた OC 感受性の低下に一致する現象である。
季節性インフルエンザ流行中に測定された、環境中の OC levels は 58-293 nanograms/literであり、パンデミックでは microgram/liter-levels に達することも予想される。従って、野生のダックの間に感染循環するインフルエンザウイルスの耐性を誘導する可能性も否定できない。インフルエンザウイルスは、種の壁を飛び越えることもあるため、オセルタミビル耐性がヒトに適応するウイルス株に拡大し、オセルタミビルが効かないパンデックが発生する恐れもある ... lower environmental levels of OC や prudent use of antivirals の重要性を訴えたい。
● 髄膜炎菌性髄膜炎 ニュージーランド
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - New Zealand: (NO) 20110918.2836
情報源 The Northern Advocate、2011年9月17日
2か月間で 2人の死者が発生したことを受け、保健当局は1歳から 20歳までの 44000人を対象にしたワクチンの一斉接種の実施により C 群髄膜炎菌症 meningococcal C disease の感染拡大が防止されるるものと期待している。北島の Ruakaka の1歳児1名と Whangarei の1名の2人が meningococcal C disease により死亡し、ほか 4人の type C の感染と2人の type B meningococcal [disease] が確認されている。community outbreak が発生し、感染拡大の恐れがあり、また患者らの間の関連性が特定できないランダムな発生であることから、 the mass vaccination campaign が急がれていると当局者が述べた。ワクチン接種は1-20歳までのもっともリスクの高いグループに対して無料で行われ、中でも高校生の感染リスクが高いとされている。20歳を超える年齢層も、ワクチンが入手され次第家庭医などにより受けることができる ... 接種は当初 Kamo High, Bream Bay College, Whangarei Boys' and Girls' High, Whangaroa College, Kerikeri High, Springbank, Northland College, Te Kura Kaupapa O Kaikohe, Okaihau College, Bay of Islands College, Taipa Area School, and Kaikohe Christian School の各校で行われる。当局によると Northland では毎年 0-2例の type C が発生していたが、ここ数年この地域で主だったのは B群髄膜炎菌性疾患 meningococcal type B disease であり、その点から現状は a community outbreak と見なされている ...
[Mod.ML- Meningococcal disease は髄膜炎菌 _Neisseria meningitidis_ を原因とし、groups A, B, C, Y and W135 など複数の血清群 serogroups に分けられている。これらの groups はさらに specific strains に分類されている。1991-2004年までの間、ニュージーランドでは特定の B群髄膜炎菌 strain of group B meningococcus による髄膜炎菌感染流行が発生した。この流行発生中の毎年の年間感染者数は約400例で,100例中 80例が流行菌株 the epidemic strain の患者だった。合計 5300例以上の髄膜炎菌疾患患者が報告され、215例の死亡が発生した。特に Maori and Pacific peoples に多く発生し,常に the upper North Island の患者が最も多い傾向が続いた。
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - New Zealand: (NO) 20110918.2836
情報源 The Northern Advocate、2011年9月17日
2か月間で 2人の死者が発生したことを受け、保健当局は1歳から 20歳までの 44000人を対象にしたワクチンの一斉接種の実施により C 群髄膜炎菌症 meningococcal C disease の感染拡大が防止されるるものと期待している。北島の Ruakaka の1歳児1名と Whangarei の1名の2人が meningococcal C disease により死亡し、ほか 4人の type C の感染と2人の type B meningococcal [disease] が確認されている。community outbreak が発生し、感染拡大の恐れがあり、また患者らの間の関連性が特定できないランダムな発生であることから、 the mass vaccination campaign が急がれていると当局者が述べた。ワクチン接種は1-20歳までのもっともリスクの高いグループに対して無料で行われ、中でも高校生の感染リスクが高いとされている。20歳を超える年齢層も、ワクチンが入手され次第家庭医などにより受けることができる ... 接種は当初 Kamo High, Bream Bay College, Whangarei Boys' and Girls' High, Whangaroa College, Kerikeri High, Springbank, Northland College, Te Kura Kaupapa O Kaikohe, Okaihau College, Bay of Islands College, Taipa Area School, and Kaikohe Christian School の各校で行われる。当局によると Northland では毎年 0-2例の type C が発生していたが、ここ数年この地域で主だったのは B群髄膜炎菌性疾患 meningococcal type B disease であり、その点から現状は a community outbreak と見なされている ...
[Mod.ML- Meningococcal disease は髄膜炎菌 _Neisseria meningitidis_ を原因とし、groups A, B, C, Y and W135 など複数の血清群 serogroups に分けられている。これらの groups はさらに specific strains に分類されている。1991-2004年までの間、ニュージーランドでは特定の B群髄膜炎菌 strain of group B meningococcus による髄膜炎菌感染流行が発生した。この流行発生中の毎年の年間感染者数は約400例で,100例中 80例が流行菌株 the epidemic strain の患者だった。合計 5300例以上の髄膜炎菌疾患患者が報告され、215例の死亡が発生した。特に Maori and Pacific peoples に多く発生し,常に the upper North Island の患者が最も多い傾向が続いた。
The MeNZB vaccine はこの特定の group B strain による流行拡大阻止のために開発されたワクチンであったが、流行菌株以外に対する感染防御効果はなかった。現在 the Northland region of New Zealand で発生中の流行の原因菌は C群 serogroup C _N. meningitidis_である]
地図 The Northland region, one of the 16 regions of New Zealand, is the northernmost of New Zealand's administrative regions, with an estimated population of 157 300 in 2010, approximately 1/3rd of which are Maori
地図 The Northland region, one of the 16 regions of New Zealand, is the northernmost of New Zealand's administrative regions, with an estimated population of 157 300 in 2010, approximately 1/3rd of which are Maori
● グラム陰性桿菌 カナダ 、多剤耐性 院内感染
PRO/EDR> Gram negative bacilli, multidrug resistance, nosocomial - Canada: (QC)
● 日本脳炎など インド
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (18): (UP) 20110919.2850
[1] 死者300人
情報源 IBN Live, Press Trust of India (PTI) report、2011年9月18日
BRD Medical College Hospital [in Gorakhpur] では、24時間で11人が日本脳炎 Japanese encephalitis [JE; virus] とその水系感染型 its water borne form により死亡し、2011年の死者の数が300人に達した。42人が JE や水系感染のウイルス性脳炎の症状により入院となったと述べた。Gorakhpur, Basti, and Devipatan divisions の264人が現在治療中である。脳炎による死者のうち、JE による死者はわずか 9% にとどまっている。
[2] 小児18人が日本脳炎で死亡
情報源 Newsonair, Prasar Bharati (Broadcasting Corporation of India)、2011年9月18日 [the story can be found in the archives]
州内東部の各地で小児18人が日本脳炎で死亡した
[3] AES 増加
情報源 Express India, The Indian Expres、2011年9月19日
急性脳炎症候群 acute encephalitis syndrome (AES) in Uttar Pradesh (UP) 患者の増加に対応し、体重5kg未満の小児専用の人工呼吸器が送られることとなった。
PRO/EDR> Gram negative bacilli, multidrug resistance, nosocomial - Canada: (QC)
Archive Number: 20110919.2852
情報源 Global News, The Canadian Press report、2011年9月18日
モントリオール Montreal の the Jewish General 病院において、2010年カナダ国内では初めての高度薬剤耐性を持つ肺炎桿菌 _Klebsiella pneumoniae_ による感染流行が発生した。
情報源 Global News, The Canadian Press report、2011年9月18日
モントリオール Montreal の the Jewish General 病院において、2010年カナダ国内では初めての高度薬剤耐性を持つ肺炎桿菌 _Klebsiella pneumoniae_ による感染流行が発生した。
同菌に対してこれまでカルバペネム系 carbapenems の抗生物質で治療が行われてきたが、近年同種の薬剤に対する耐性が発生し、その耐性発現にかかわる遺伝子成分が他の細菌に転送されて耐性となることも分かってきた。KPC-producing _K. pneumoniae_ と呼ばれ、カルバペネム耐性遺伝子が他の抗生物質に対する耐性を与える一組の遺伝子 a cassette of genes の1つとしてパックされている。同病院内で発生した菌に対して2種類の抗生物質を組み合わせて治療しなければならず、1つは重篤な副作用のある古い薬剤ともう1種類は新しい薬剤であった。いずれ、どの薬剤も効かない KPC が発見される日が来ると恐れられている。実際,2008年に the Ottawa Hospital ですべての抗生物質が無効な肺炎桿菌 KPC-producing _K. pneumoniae_ が3例発生したが、幸いいずれの患者も流行発生にはつながらなかった。しかし、治療は難渋し1人の患者には何もかもが無効だった
関連項目 20110731.2303
関連項目 20110731.2303
参考情報 Carbapenemases: the Versatile β-Lactamases Clin Microbiol Rev. 2007 Jul; 20(3): 440–458.
● 日本脳炎など インド
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (18): (UP) 20110919.2850
[1] 死者300人
情報源 IBN Live, Press Trust of India (PTI) report、2011年9月18日
BRD Medical College Hospital [in Gorakhpur] では、24時間で11人が日本脳炎 Japanese encephalitis [JE; virus] とその水系感染型 its water borne form により死亡し、2011年の死者の数が300人に達した。42人が JE や水系感染のウイルス性脳炎の症状により入院となったと述べた。Gorakhpur, Basti, and Devipatan divisions の264人が現在治療中である。脳炎による死者のうち、JE による死者はわずか 9% にとどまっている。
[2] 小児18人が日本脳炎で死亡
情報源 Newsonair, Prasar Bharati (Broadcasting Corporation of India)、2011年9月18日 [the story can be found in the archives]
州内東部の各地で小児18人が日本脳炎で死亡した
[3] AES 増加
情報源 Express India, The Indian Expres、2011年9月19日
急性脳炎症候群 acute encephalitis syndrome (AES) in Uttar Pradesh (UP) 患者の増加に対応し、体重5kg未満の小児専用の人工呼吸器が送られることとなった。
● デング熱/デング出血熱
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2011 (38) 20110919.2845
[1] ソマリア:The New Vision (Uganda) 、2011年9月15日
Dengue fever hits UPDF in Somalia
駐留中の兵士 UPDF [Uganda Peoples Defence Force] soldiers 122人が、デング熱に感染
[2] タイ Thailand
- (Mae Hong Son):Mizzima News 、2011年9月2日
Fever spreads through children living in Karenni refugee camp
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2011 (38) 20110919.2845
[1] ソマリア:The New Vision (Uganda) 、2011年9月15日
Dengue fever hits UPDF in Somalia
駐留中の兵士 UPDF [Uganda Peoples Defence Force] soldiers 122人が、デング熱に感染
[2] タイ Thailand
- (Mae Hong Son):Mizzima News 、2011年9月2日
Fever spreads through children living in Karenni refugee camp
北部 Karenni refugee camp in Mae Hong Song で小児を中心に400人以上の難民が、デング熱に感染
- (全国):National News Bureau of Thailand Public Relations Department、2011年9月17日。
公衆衛生省は、洪水後の蚊族発生とデング熱への経過を呼びかけている 2011年初からの国内の感染者は48760人に達している
[3] ドミニカ Dominca. 17 Sep 2011. 1か月間で 15 new cases and 9 suspected cases
[4] ブラジル Brazil [in Portuguese]
- (全国):National News Bureau of Thailand Public Relations Department、2011年9月17日。
公衆衛生省は、洪水後の蚊族発生とデング熱への経過を呼びかけている 2011年初からの国内の感染者は48760人に達している
[3] ドミニカ Dominca. 17 Sep 2011. 1か月間で 15 new cases and 9 suspected cases
[4] ブラジル Brazil [in Portuguese]
- (Fortaleza and all Ceara state ). 17 Sep 2011. 首都 Fortaleza では 2010年と比較して 10倍以上の患者 28 240 cases が発生。Ceara state 州全体で 47 763 cases 、59 % in Fortaleza.
- (Rio de Janeiro state ). 14 Sep 2011. 2 Jan - 10 Sep の間に 156 541 cases with 130 deaths
- (Niteroi). 未確定の新たなデングウイルスにより "11 confirmed cases in Niteroi. 2 other [dengue] virus も循環している."
[Mod.TY- the "new" virus は特定されていないが、ブラジルに数年ぶりに登場した dengue virus type 4 に違いない]
[5] エクアドル Ecuador. 14 Sep 2011. [in Spanish] 1型と 3 型ウイルスの各1名のみ サーベイランスでは dengue virus 2 and 4 が確認されている
[6] パナマ Panama. 13 Sep 2011. 2011年、13日までに全国で合計 1008 dengue cases (死亡6名) 確認
[7] メキシコ (4 states). 17 Sep 2011. [in Spanish] 当局がいずれも the capital of Queretearo state [Santiago de Queretaro] で発生した2 dengue outbreaks を確認している。 Quintana Roo (84 positive cases) 、Tamaulipas, (35 cases) and Michoacan (1) でも警戒態勢が執られている。
[8] パキスタン Pakistan
- (Karachi , Sindh province). 16 Sep 2011. 16日、カラチ Karachi で新たに18 new dengue fever cases、州内の confirmed dengue patients は 235 となり、3 [dengue] patients が死亡
- (Rawalpindi , Punjab province) 16 Sep 2011. 36 dengue fever cases が、National Institute of Health (NIH).の検査で陽性 Rawalpindi の病院に入院となったのは 年間合計 412 suspected dengue fever cases
- (Punjab province). 14 Sep 2011. Punjab, で5000人以上のデング熱患者が発生、うち4400人以上が Lahore の患者 11人が死亡
- (central Punjab province). 14 Sep. 2011. the central Punjab province で 2ヶ月あまりの間に約 4400 cases ほとんどが Lahore の患者で、約 2950 人が検査で確定診断され、8人が死亡
- (Lahore, Punjab province). 14 Sep 2011. 新たに353人のデング熱患者が発生し、 3765 人となった
- (Khyber Pakhtunkhwa ). 13 Sep 2011. Khyber Pakhtunkhwa (KPK) で新たに1人が死亡し、州内の死者は3人に KPK 内の病院で100人以上の患者、29人が確定
[9] インド India
- (Noida , Uttar Pradesh) state. 15 Sep 2011. Noida の地区病院で6件の検体がデング熱検査陽性
- (Gurgaon , Harayana state). 13 Sep 2011. 2011年に確認された患者は14人にとどまっている 2010年の患者数は800人で、14人が死亡
[10] モルジブ Maldives. the Ministry [of Health] この3週間で患者数が増加し、8月に報告された患者数は 2421 cases で11人が死亡
- (Rio de Janeiro state ). 14 Sep 2011. 2 Jan - 10 Sep の間に 156 541 cases with 130 deaths
- (Niteroi). 未確定の新たなデングウイルスにより "11 confirmed cases in Niteroi. 2 other [dengue] virus も循環している."
[Mod.TY- the "new" virus は特定されていないが、ブラジルに数年ぶりに登場した dengue virus type 4 に違いない]
[5] エクアドル Ecuador. 14 Sep 2011. [in Spanish] 1型と 3 型ウイルスの各1名のみ サーベイランスでは dengue virus 2 and 4 が確認されている
[6] パナマ Panama. 13 Sep 2011. 2011年、13日までに全国で合計 1008 dengue cases (死亡6名) 確認
[7] メキシコ (4 states). 17 Sep 2011. [in Spanish] 当局がいずれも the capital of Queretearo state [Santiago de Queretaro] で発生した2 dengue outbreaks を確認している。 Quintana Roo (84 positive cases) 、Tamaulipas, (35 cases) and Michoacan (1) でも警戒態勢が執られている。
[8] パキスタン Pakistan
- (Karachi , Sindh province). 16 Sep 2011. 16日、カラチ Karachi で新たに18 new dengue fever cases、州内の confirmed dengue patients は 235 となり、3 [dengue] patients が死亡
- (Rawalpindi , Punjab province) 16 Sep 2011. 36 dengue fever cases が、National Institute of Health (NIH).の検査で陽性 Rawalpindi の病院に入院となったのは 年間合計 412 suspected dengue fever cases
- (Punjab province). 14 Sep 2011. Punjab, で5000人以上のデング熱患者が発生、うち4400人以上が Lahore の患者 11人が死亡
- (central Punjab province). 14 Sep. 2011. the central Punjab province で 2ヶ月あまりの間に約 4400 cases ほとんどが Lahore の患者で、約 2950 人が検査で確定診断され、8人が死亡
- (Lahore, Punjab province). 14 Sep 2011. 新たに353人のデング熱患者が発生し、 3765 人となった
- (Khyber Pakhtunkhwa ). 13 Sep 2011. Khyber Pakhtunkhwa (KPK) で新たに1人が死亡し、州内の死者は3人に KPK 内の病院で100人以上の患者、29人が確定
[9] インド India
- (Noida , Uttar Pradesh) state. 15 Sep 2011. Noida の地区病院で6件の検体がデング熱検査陽性
- (Gurgaon , Harayana state). 13 Sep 2011. 2011年に確認された患者は14人にとどまっている 2010年の患者数は800人で、14人が死亡
[10] モルジブ Maldives. the Ministry [of Health] この3週間で患者数が増加し、8月に報告された患者数は 2421 cases で11人が死亡
● ツツガムシ病 インド
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - India (03): (HP)
PRO/AH/EDR> Scrub typhus - India (03): (HP)
Archive Number: 20110918.2844
投稿者 印・Directorate of Health, Kasumpati, SHIMLA Himachal Pradesh、Dr. Omesh Kumar Bharti M.B.B.S.,D.H.M.,M.A.E. (Epidemiology) 、2011年9月18日
投稿者 印・Directorate of Health, Kasumpati, SHIMLA Himachal Pradesh、Dr. Omesh Kumar Bharti M.B.B.S.,D.H.M.,M.A.E. (Epidemiology) 、2011年9月18日
ヒマチャルプラデシ Himachal Pradesh 州でも13人以上がツツガムシ病 scrub typhus で死亡している
地図 Himachal Pradesh はインド北西部にあり、インドの Jammu and Kashmir 、Punjab、 Haryana and Uttar Pradesh の各州と、チベット自治区 the Tibet Autonomous Region に接し、標高が海抜350mから7000mにまで連なる山岳地帯であり、国内で最も人口あたりの所得が高い
地図 Himachal Pradesh はインド北西部にあり、インドの Jammu and Kashmir 、Punjab、 Haryana and Uttar Pradesh の各州と、チベット自治区 the Tibet Autonomous Region に接し、標高が海抜350mから7000mにまで連なる山岳地帯であり、国内で最も人口あたりの所得が高い
● 麻疹
PRO/EDR> Measles update 2011 (32) 20110918.2840
[1] フランス
情報源 Destinationsante,com [in French]、2011年9月12日
流行状況の悪化が続いており、公衆衛生当局 The Institute for Public Health and the National Academy of Medicine はワクチン接種を呼びかけている。 "2008年以降、2万人以上の麻疹感染例が報告されており、うち1万4500人が2011年1月から6月までの間に報告された。ちなみに2010年1年間の患者数は5000人(死者2人)だった"。南部を中心に感染流行が発生しており、1歳未満の乳児と成人が多く、特に重症例が多い流行であると説明された。"乳児では入院が必要となる割合が40%近くに達し,30歳以上の患者では50%となっている。合併症が認められる割合もそれぞれ,26 percent of 20-29 year-olds and 41 percent in the case of over 30 year-olds" とされる。2011年の7か月間で、15例の神経学的合併症と、639例の重症肺炎、6例の死亡例が発生した ...
[2] ケニア (Dadaab):Nairobi Star/All Africa Global Media via COMTEX、2011年9月12日
Daadab [Dadaab] の難民キャンプが麻疹感染流行の発信地となっている ...
[Mod.CP- the Dadaab (not Daadab) camp のことを言っているのだろう]
[3] ソマリア (Marere):Medecins Sans Frontieres, Field News 、2011年9月13日
国境なき医師団 Medecins Sans Frontieres (MSF) は現在、南部 Marere のコレラと麻疹の対応に追われている
[4] ザンビア (Luapula):AllAfrica.com, ex Times of Zambia 、2011年9月12日
Chiengi district in Luapula provinceで麻疹感染流行が発生し、新たに10人が感染し、治療を受けている
[5] コロンビア Colombia
- (Atlantica):El Tiempo.com [machine trans.]、2011年9月13日
Barranquilla でこれまでに、麻疹感染と診断された5人の患者が死亡し、大西洋沿岸地域 the Atlantic Coast [Atlantica] の10-19歳の青年と若年成人20万9千人にワクチンが一斉接種される ... 初発となった7月下旬にサンパウロ Sao Paulo を旅行した14歳の患者1名による、ブラジルからの輸入患者であった
- (全国):Columbia Reports 、2011年9月16日
国内の人口第 4の都市 Barranquilla で 6人が麻疹感染と確定診断された
[6] 米国 USA
- (New Mexico):The Republic, Associated Press report 、2011年9月17日
an infant male from Lincoln County
- (Wisconsin):The Journal Sentinel, Milwaukee、2011年9月12日
先週の1例のほかには、 no new confirmed cases
[7] オーストラリア (NZ travel alert):Medical Observer Weekly via myDr.com 、2011年9月9日
the World Cup のために New Zealand を訪れるラグビーファンに、 Auckland の麻疹感染流行発生に対する注意喚起
[Mod.CP- the 1st game in the Rugby World Cup series は9 Sep 2011 (New Zealand 41 - Tonga 10) in Auckland ですでに行われており、時期を逃した感がある。決勝は 23 Oct 2011, also in Auckland]
● 原因不明の食中毒 南アフリカ、有機リン酸疑い
PRO/AH/EDR> Undiagnosed food poisoning - South Africa, organophosphate susp, RFI 20110918.2837
情報源 Pretorian News、2011年9月10日
Rustenburg, North West のタクシー乗り場で10日、食中毒と見られる原因で小児を含むおよそ40人が倒れた。救急隊が到着した午前11時に、多数の人々がタクシー乗り場で地面に倒れ、嘔吐、激しい発汗、嘔気、下痢などの、有機リン中毒の症状が認められた。有機リン酸は、殺虫剤や動物の駆除に用いられ作物に障害を与える化学物質である。患者らは付近のレストランで食事をしたあと、体調を崩したと救急隊員に話している。
PRO/EDR> Measles update 2011 (32) 20110918.2840
[1] フランス
情報源 Destinationsante,com [in French]、2011年9月12日
流行状況の悪化が続いており、公衆衛生当局 The Institute for Public Health and the National Academy of Medicine はワクチン接種を呼びかけている。 "2008年以降、2万人以上の麻疹感染例が報告されており、うち1万4500人が2011年1月から6月までの間に報告された。ちなみに2010年1年間の患者数は5000人(死者2人)だった"。南部を中心に感染流行が発生しており、1歳未満の乳児と成人が多く、特に重症例が多い流行であると説明された。"乳児では入院が必要となる割合が40%近くに達し,30歳以上の患者では50%となっている。合併症が認められる割合もそれぞれ,26 percent of 20-29 year-olds and 41 percent in the case of over 30 year-olds" とされる。2011年の7か月間で、15例の神経学的合併症と、639例の重症肺炎、6例の死亡例が発生した ...
[2] ケニア (Dadaab):Nairobi Star/All Africa Global Media via COMTEX、2011年9月12日
Daadab [Dadaab] の難民キャンプが麻疹感染流行の発信地となっている ...
[Mod.CP- the Dadaab (not Daadab) camp のことを言っているのだろう]
[3] ソマリア (Marere):Medecins Sans Frontieres, Field News 、2011年9月13日
国境なき医師団 Medecins Sans Frontieres (MSF) は現在、南部 Marere のコレラと麻疹の対応に追われている
[4] ザンビア (Luapula):AllAfrica.com, ex Times of Zambia 、2011年9月12日
Chiengi district in Luapula provinceで麻疹感染流行が発生し、新たに10人が感染し、治療を受けている
[5] コロンビア Colombia
- (Atlantica):El Tiempo.com [machine trans.]、2011年9月13日
Barranquilla でこれまでに、麻疹感染と診断された5人の患者が死亡し、大西洋沿岸地域 the Atlantic Coast [Atlantica] の10-19歳の青年と若年成人20万9千人にワクチンが一斉接種される ... 初発となった7月下旬にサンパウロ Sao Paulo を旅行した14歳の患者1名による、ブラジルからの輸入患者であった
- (全国):Columbia Reports 、2011年9月16日
国内の人口第 4の都市 Barranquilla で 6人が麻疹感染と確定診断された
[6] 米国 USA
- (New Mexico):The Republic, Associated Press report 、2011年9月17日
an infant male from Lincoln County
- (Wisconsin):The Journal Sentinel, Milwaukee、2011年9月12日
先週の1例のほかには、 no new confirmed cases
[7] オーストラリア (NZ travel alert):Medical Observer Weekly via myDr.com 、2011年9月9日
the World Cup のために New Zealand を訪れるラグビーファンに、 Auckland の麻疹感染流行発生に対する注意喚起
[Mod.CP- the 1st game in the Rugby World Cup series は9 Sep 2011 (New Zealand 41 - Tonga 10) in Auckland ですでに行われており、時期を逃した感がある。決勝は 23 Oct 2011, also in Auckland]
● 原因不明の食中毒 南アフリカ、有機リン酸疑い
PRO/AH/EDR> Undiagnosed food poisoning - South Africa, organophosphate susp, RFI 20110918.2837
情報源 Pretorian News、2011年9月10日
Rustenburg, North West のタクシー乗り場で10日、食中毒と見られる原因で小児を含むおよそ40人が倒れた。救急隊が到着した午前11時に、多数の人々がタクシー乗り場で地面に倒れ、嘔吐、激しい発汗、嘔気、下痢などの、有機リン中毒の症状が認められた。有機リン酸は、殺虫剤や動物の駆除に用いられ作物に障害を与える化学物質である。患者らは付近のレストランで食事をしたあと、体調を崩したと救急隊員に話している。
● 発疹熱 米国
PRO> Murine typhus - USA (04): background 20110918.2841
情報源 GIDEON (Global Infectious Disease & Epidemiology Network)、2011年9月18日
過去には多数の患者が報告されていた
PRO> Murine typhus - USA (04): background 20110918.2841
情報源 GIDEON (Global Infectious Disease & Epidemiology Network)、2011年9月18日
過去には多数の患者が報告されていた
● 鳥インフルエンザ オランダ LPAI
PRO/AH/EDR> Avian influenza (58): Netherlands (DR) LPAI, swan, RFI 20110919.2851
情報源 Press release, Dutch Ministry of Economic Affairs, Agriculture and Innovation [in Dutch]、2011年9月15日
軽症 (低病原性) の鳥インフルエンザ Avian influenza が Zuidwolde (Drenthe) の鳥類取引場で発見された。輸出用のハクチョウ swans 83羽の鳥インフルエンザ感染が確認された。通常は野外 "in the wild" で飼育されているハクチョウは、取引の際に捕獲される。野鳥では Low pathogenic avian influenza の感染が認められることが多いため、ハクチョウの感染が確認されたことも不思議ではない。
情報源 Press release, Dutch Ministry of Economic Affairs, Agriculture and Innovation [in Dutch]、2011年9月15日
軽症 (低病原性) の鳥インフルエンザ Avian influenza が Zuidwolde (Drenthe) の鳥類取引場で発見された。輸出用のハクチョウ swans 83羽の鳥インフルエンザ感染が確認された。通常は野外 "in the wild" で飼育されているハクチョウは、取引の際に捕獲される。野鳥では Low pathogenic avian influenza の感染が認められることが多いため、ハクチョウの感染が確認されたことも不思議ではない。
● 原因不明の leaf spot、トウモロコシ ベトナム
PRO/PL> Undiagnosed leaf spot, maize - Viet Nam: (DN) 20110919.2848
PRO/PL> Undiagnosed leaf spot, maize - Viet Nam: (DN) 20110919.2848
情報源 Dong Nai Newspaper、2011年9月16日
Leaf spot disease in Dong Nai cornfields
Dong Nai province でトウモロコシの葉に Leaf spot disease が発生し深刻な収穫量の減少が懸念されている。すでに800ha近い面積のコーンにこの病気が発生している、と当局 the Provincial Plant Protection Department [PPPD] が述べ、最も深刻な被害が出ている地域は Xuan Loc and Cam My districts and Long Khanh town である。
● 原因不明の疾患、イヌ 英国
PRO/AH/EDR> Undiagnosed illness, canine - UK: (England) 20110919.2846
情報源 Daily Mail、2011年9月17日
イヌを死亡させる危険性のある原因不明の季節性の病気が the Queen's estate at Sandringham で再び発生し始めた。この2週間に,誰でも入ることができる the Norfolk estate の森の中を数時間歩き回ったイヌ11頭が発病した。2010年秋、Sandringham を訪れた37頭のイヌが seasonal canine illness と呼ばれているこの病気に罹り、6頭が死亡した。the estate や他の森林地域で初めてこの病気が見られるようになったのは 2009年のことで、常に9月から11月の間に発生する。原因は突き止められていないものの、細菌、アオコ blue-green algae もしくは真菌の芽胞が原因ではないか、と見られている ...
[Mod.TG- キノコの可能性など]
* Sandringham House is located near the village of Sandringham in Norfolk England
Dong Nai province でトウモロコシの葉に Leaf spot disease が発生し深刻な収穫量の減少が懸念されている。すでに800ha近い面積のコーンにこの病気が発生している、と当局 the Provincial Plant Protection Department [PPPD] が述べ、最も深刻な被害が出ている地域は Xuan Loc and Cam My districts and Long Khanh town である。
● 原因不明の疾患、イヌ 英国
PRO/AH/EDR> Undiagnosed illness, canine - UK: (England) 20110919.2846
情報源 Daily Mail、2011年9月17日
イヌを死亡させる危険性のある原因不明の季節性の病気が the Queen's estate at Sandringham で再び発生し始めた。この2週間に,誰でも入ることができる the Norfolk estate の森の中を数時間歩き回ったイヌ11頭が発病した。2010年秋、Sandringham を訪れた37頭のイヌが seasonal canine illness と呼ばれているこの病気に罹り、6頭が死亡した。the estate や他の森林地域で初めてこの病気が見られるようになったのは 2009年のことで、常に9月から11月の間に発生する。原因は突き止められていないものの、細菌、アオコ blue-green algae もしくは真菌の芽胞が原因ではないか、と見られている ...
[Mod.TG- キノコの可能性など]
* Sandringham House is located near the village of Sandringham in Norfolk England
● 家きんチフス ベリーズ
PRO/AH/EDR> Fowl typhoid, poultry - Belize 20110918.2843
情報源 Belize News、2011年9月15日
ヒトに感染することはない家きんチフス Fowl typhoid disease が、ベリーズ北部で発生していることが15日に農業衛生省 The Belize Agricultural Health Authority (BAHA) から公式発表された。 米国 (an OIE Reference Laboratory) から the Orange Walk district の検体の検査結果が陽性であったとの正式な報告を受けた。今回が初めての発生ではなく、1986年にも最後の感染流行が発生している。ワクチンが存在するものの、今後もワクチン接種を控えることとしている。家きんチフスは、主にニワトリとシチメンチョウだけに感染する鳥だけの病気である
PRO/AH/EDR> Fowl typhoid, poultry - Belize 20110918.2843
情報源 Belize News、2011年9月15日
ヒトに感染することはない家きんチフス Fowl typhoid disease が、ベリーズ北部で発生していることが15日に農業衛生省 The Belize Agricultural Health Authority (BAHA) から公式発表された。 米国 (an OIE Reference Laboratory) から the Orange Walk district の検体の検査結果が陽性であったとの正式な報告を受けた。今回が初めての発生ではなく、1986年にも最後の感染流行が発生している。ワクチンが存在するものの、今後もワクチン接種を控えることとしている。家きんチフスは、主にニワトリとシチメンチョウだけに感染する鳥だけの病気である
[Mod.TG- すべての鳥類、特に若鳥と成鳥 young adults and mature birds にこの急性または慢性となる疾患の感染感受性がある。原因はサルモネラ菌_Salmonella gallinarum_ で、芽胞や夾膜は形成しない]
● 流行性出血病、シカ科 米国
PRO/AH/EDR> Epizootic hemorrhagic disease, cervids - USA (06): (NJ,PA) 20110918.2842
[1] ニュージャージー州:Basking Ridge Patch、2011年9月15日
この1週間に24件の伝染性出血性疾患 epizootic hemorrhagic disease (EHD) に関する報告が、警察 Township police に寄せられた。ヒトに対する危険性は無い
* Bernards Township is located in Somerset county, New Jersey
[2] ペンシルベニア州:Wayne Independent、2011年9月16日
ペンシルベニア Pennsylvania 東部の1か所の農場で、100頭近くのシカがウイルスに感染し死亡した。2007年以来の感染流行となった。Danielsville, Northampton County で飼育されていたシカは、8月ごろより死亡するようになった。先月も New York and New Jersey 州で発生している。
● 流行性出血病、シカ科 米国
PRO/AH/EDR> Epizootic hemorrhagic disease, cervids - USA (06): (NJ,PA) 20110918.2842
[1] ニュージャージー州:Basking Ridge Patch、2011年9月15日
この1週間に24件の伝染性出血性疾患 epizootic hemorrhagic disease (EHD) に関する報告が、警察 Township police に寄せられた。ヒトに対する危険性は無い
* Bernards Township is located in Somerset county, New Jersey
[2] ペンシルベニア州:Wayne Independent、2011年9月16日
ペンシルベニア Pennsylvania 東部の1か所の農場で、100頭近くのシカがウイルスに感染し死亡した。2007年以来の感染流行となった。Danielsville, Northampton County で飼育されていたシカは、8月ごろより死亡するようになった。先月も New York and New Jersey 州で発生している。
PRO/AH/EDR> Bovine tuberculosis, bovine - USA (05): (IN) 20110918.2839
情報源 Wane.com、2011年9月16日
インディアナ Indiana 州動物衛生当局は、南東部 Dearborn County でウシ結核 bovine tuberculosis 検査陽性となった肉牛15頭が処分されたことを明らかにした
● 東部ウマ脳炎 米国
PRO/AH/EDR> Eastern equine encephalitis - USA (13): (WI) equine 20110918.2838
情報源 Wisconsin Ag Connection、2011年9月15日
Clark County のウマに新たな蚊族媒介性疾患が忍び寄っている。症状が認められたウマ1頭が東部ウマ脳炎 eastern equine encephalitis [EEE] 検査で陽性となった