2011年11月13日-15日

髄膜炎 インド、薬剤性

● 髄膜炎 インド、薬剤性
PRO/EDR> Meningitis, drug-induced - India (02): Mumbai, comment 20111113.3361
 投稿者 英・Liverpool School of Tropical Medicine 、Dr Nick Beeching、2011年11月13日
医薬品製造、保管、使用などのあらゆる場面で、細菌汚染の可能性があることを表している。最近あったスリランカの事例では、医原性の真菌性髄膜感染のリスクが示され、基本資材 basic equipment の安全な保管が重要視される結果となっている。
2005年にスリランカ・コロンボ Colombo にある2病院で、脊椎麻酔後の産科患者6人中3人が死亡する結果となった、アスペルギルス _Aspergillus fumigatus_ 髄膜炎の集団発生がおきた。さらに長期間にわたって、2か所のインドの後方病院 Indian referral hospitals で発生した、散発性の医原性髄膜炎患者27人中5人もアスペルギルス髄膜炎 _Aspergillus_ meningitis であったことが示唆されている。
20021212.6046; 20021117.5831: 20021002.5444 でも薬剤の真菌による汚染が報告されてきた。コロンボの事例 The Colombo outbreak は、津波の際に多方面から送られた注射シリンジ、注射針、その他の医療器材が、不衛生に保管されたことによる汚染と関係していた。

● 鳥インフルエンザ、ヒト インドネシア WHO(2件)
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (68): Indonesia (BA)
Archive Number: 20111115.3373
 情報源 World Health Organisation (WHO), Global alert and response、2011年11月15日
Avian influenza situation in Indonesia - WHO update 8
インドネシア保健省は、新たなヒトの鳥インフルエンザ avian influenza A(H5N1) virus 感染の1例について報告した。患者は29歳女性で、以前に Bangli district , Bali Province から報告された 2例の患者の母親である。10月10日発症し、同17日に死亡した。疫学的調査で、女性は家きんのいる地域に在住し、患者の子どもらの発病前に、自宅や近所で飼育されている家禽きんが死亡していたことが判明した。検査機関で avian influenza A(H5N1) virus が確定した。インドネシアこれまでに確認された182人のうち、150人が死亡した。

PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (67): Indonesia (BA) 20111115.3368
[1] Ministry of Health confirms 180th H5N1 case
 情報源 Bird Flu Information Corner, Indonesia Ministry of Health report 、2011年11月14日
インドネシア保健省、その他の関係機関 the General Directorate of Infectious Disease and Environmental Health, through the National Institute of Health Research & Development laboratory により、新たな1例のヒトのH5N1感染例が確認された。Bangli regency , Bali province.在住の29歳の女性で、以前に報告された、2例のH5N1感染例(5歳女児および10.5歳男児 [ともに10月9日と10日に死亡])の母親である。患者は、10月15日から、衰弱、咳、呼吸困難を感じ、地域病院の救急室を受診した。専門病院への搬送直前に病院から抜け出したが、翌日、伝統的治療を行う施設で発見された。その後状態が悪化し、10月17日に自宅で死亡した。疫学調査により、この患者の住居付近の多くの世帯が、家禽を飼育していることが判明し、患者自身の家族も家禽を所有していた。
今回の症例を加え、インドネシア国内のH5N1の感染者数は182人、死者150人となった。WHO に報告された。
[2] Indonesia confirms H5N1 death in mother of 2 earlier victims
 情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research & Policy) News、2011年11月14日
[1] とほぼ同内容
[Mod.CP- Bangli regency, Bali Provinceで、共に鳥インフルエンザ A/(H5N1) virus infectionにより死亡した2人の小児の母親もまた鳥インフルエンザに感染して死亡したことが確定された。同一家族の3人は、同じ感染源(感染した家きん) から別個に感染した可能性が高いが、一方で、共通する遺伝学的な感染感受性 genetic susceptibility を有していたと考えられる。同じ村で、他の感染は報告されていない]

● マラリア インド
PRO/EDR> Malaria - India (21): (JH) 20111115.3372
 情報源 NetIndia 、2011年11月14日
6 people die of cerebral malaria in Koderma, Jharkhand
Karmikund village under Domchanch block でこの24時間に、一家族内の3人を含む6人が、脳マラリア Malaria により死亡した。civil hospital では死亡した5人と他の患者5人が確認されている。ほか、55人についても検査が行われている。
[Mod.EP- Jharkand はマラリア常在地域 an endemic area for malaria ではあるが、脳マラリア cerebral malaria は治療が遅れたり無効だったために進行した病態である。治療に関する記述はないが、インドではクロロキン chloroquine 耐性が蔓延している。脳マラリア発症までに何らかの治療が行われていたのであれば、どの薬剤が使用されたのかについての情報が望まれる]

● A型肝炎 インドネシア、マレーシア(2件)
インドネシア
PRO/EDR> Hepatitis A - Indonesia: (WJ) 20111115.3370
 情報源 The Jakarta Post、2011年11月14日
保健省 The Health Ministry は West Java 各地で最近発生した、A 型肝炎感染流行 hepatitis A outbreaks の調査を開始した。過去2か月間に Bandung, Tasikmalaya, and Depok の複数の地域から感染が報告されており、最も目立っているのは SMKN 2 Depok state vocational school の89 students and a teacher の感染例である。54 elementary school students in Tasikmalaya が感染した。10月には 40 students from Parahyangan University in Bandung でも患者が発生している。当局者は学校周辺の不衛生な学生食堂 canteens が感染源だとしている。

マレーシア
PRO/EDR> Hepatitis A - Malaysia: (TU) 20111113.3362
 情報源 Yahoo News Malaysia 、2011年11月12日
Kampung [village] Basong and Kampung Pasir Dula の小児8人を含む27人が、A 型肝炎 Hepatitis A と見られる感染により the Hulu Terengganu Terengganu Hospital (HTT) に入院となった。現地当局者は同じ2か所の kampungs から、ほかにも5人の外来治療の患者がいることを明らかにした。患者の年齢は2歳から50歳で、いずれの病状も安定していると述べた。3日前の Aidiladha (6 Nov 2011) に始まり、11日に最後の患者が確認されている。患者らの症状から A 型肝炎であり、レプトスピラ症ではないと述べた。
[Mod.CP- .. Hepatitis A はワクチンによる予防が可能な疾患 vaccine-preventable disease であり,the World Health Organisation によると世界中で多くの種類のワクチン several hepatitis A vaccines が入手可能である。ウイルスに対する防御能力や副作用に違いはない。1歳未満の乳児用のワクチンは認可されていない]

● デング熱/デング出血熱
PRO/EDR> Dengue/DHF update 2011 (45) 20111114.3364
[1] パキスタン Pakistan
 - (Lahore city and Punjab province). 12 Nov 2011. 10日、新たなデング熱による死者が発生し Lahore city の死者は306人となった
 - (Karachi, Sindh province). 12 Nov 2011. Sindh 州の患者数は合計717人となり、11日にKarachi で新たに9人が dengue positive と診断された
 - (Rawalpindi, Punjab province). 10 Nov 2011. the 3 teaching hospitals を受診したデング熱の患者が、3日間で40人以下だった。Eid prayer [7 Nov 2011] から24時間の受診者は 246 patients だった。
[2] インド India
 - (Delhi and national). 11 Nov 2011. デリー Delhi の病院で、1日で15人のデング熱の新患が確認された ... 2011年の患者が the 945 mark. に達した ... Sikkim, Manipur, Nagaland, Himachal Pradesh, and Meghalaya では、2011年にデング熱患者が確認されていない
 - (Churachandpur, Manipur state). 9 Nov 2011. Churachandpur [district] で新たに5人のデング熱患者が確認された
 - (Tamil Nadu state). 13 Nov 2011. 2011年のこれまでに 1634 persons were affected with dengue fever. border areas [with Kerala state] such as Kanyakumari, Tirunelveli, Coimbatore, Dindugal, Theni, and Nilgiris.で多くの患者が発生している
[3] 台湾 Taiwan (Kaohsiung) 10 Nov 2011. DHF により死亡した患者は2011年で3例目の死者となった。6月以降、市内で10人の DHF cases が報告されている
[4] 韓国 South Korea (South Gyeongsang province). 10 Nov 2011. 韓国政府当局 The Korea Center for Disease Control and Prevention は9日、7月にウイルス the virus に感染したと診断されていた、South Gyeongsang Province [Gyeongsangnam-do] の32歳の女性1名は、国内で感染した可能性が除外できないことを明らかにした。現在、蚊族についての検査及び他の感染者の有無について、調べられている。6月9日に体調を崩し、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、全身の発疹が認められた。インドネシアで1週間滞在していたと報告しているが、発病は帰国から39日後で、デング熱の潜伏期間である14日をはるかに超えていた。
[5] フィリピン Philippines
 - (全国). 10 Nov 2011. 1 Jan-22 Oct に 97 158 dengue cases が記録された。2010年同期の 153 906 dengue cases から36%の減少だった。死者も527人で、2010年の947人より減少した。最も患者が多かったのは、 Metro Manila (22 225), Central Luzon (19 995), the Calabarzon sub-region (13 746), and the Ilocos Region (12 754).
 - (Northern Mindanao). 9 Nov 2011. Northern Mindanao の病院で、合計 1605 dengue cases が入院となったが、2010年同期(the 7177 cases)と比べ、 77.63 percent 減少した。
[6] マーシャル諸島 Marshall Islands. 10 Nov. 2011. the Marshall Islands において、more than 250 confirmed cases of dengue feverが発生した
[7] エルサルバドル El Salvador [in Spanish]. 11 Nov 2011. The Ministry of Health reports 6163 cases of classical dengue fever and 138 of DHF to date, with 7 deaths.
[7] ブラジル Brazil [in Portuguese]
 - (全国). 13 Nov. 2011 第7波の流行の発生を回避すべく、注意が呼びかけられている。9か月間で70万人以上の患者が報告されているが、1月から2月の発生数は、前年と比べ24%減少した ... 発生数は、the southeastern region, with 47.6 percent で最も多く ... 
 - (Rio de Janeiro , Rio de Janeiro state). 10 Nov 2011. 年初以来 the Rio de Janeiro municipality has had 130 dengue deaths.
 - (Ilheus and Itabuna, Bahia state). 10 Nov 2011. Ilheus municipality registered nearly 1800 dengue cases this year [2011]. Itabuna,
more then 500 registered dengue cases.
 - (Caraguatatuba, Sao Paulo state). 9 Nov 2011. 11月8日までに市内で confirmed 1157 cases
 - (Campinas, Para state). 9 Nov 2011. 3010 dengue cases, versus 2647 last year [2010].
[8] ボリビア Bolivia
 - (Amazon region). 9 Nov 2011. dengue outbreak による国内の死者数は47人、感染者数は7094人。 The Amazon region is the most affected; in Beni [department -- state or province equivalent], 3 in the La Paz department, 1 in Cochabamba, and 27 in Santa Cruz.

● ボツリヌス食中毒 英国
PRO/EDR> Botulism - UK (02): Scotland, commercial curry sauce
Archive Number: 20111113.3363
 情報源 Health Protection Agency 、2011年11月13日
保健当局 the Health Protection Agency (HPA) が行った検査の結果,Loyd Grossman Korma sauce の使い残しのビン used jar からボツリヌス症 Botulism の原因となる毒素 the toxin が確認された。食品規制局 The Food Standards Agency (FSA) は、特定のバッチの同製品を購入した消費者に対して、廃棄して消費しないよう呼びかけている。全面回収 A full recall of this product batch が発表され、店頭からは撤去されている。
one family in Scotland の中で2例のボツリヌス症患者が発生し、汚染されたソース瓶が見つかった。その後、新たな患者は報告されていない
[Mod.LL- 英国内では一般的に korma は特定の調理法ではなく、a curry with a thick, cream-based sauce or gravy を指す]

● 麻疹 フィリピン、ニュージーランド
PRO/EDR> Measles update 2011 (40) 20111113.3360
[1] フィリピン
 情報源 Manila Standard Today 、2011年11月10日
保健省は、Metro Manila において新たに5例の麻疹 Measles 患者を確認した。麻疹感染の患者が確定診断されているのは、 Mandaluyong City, with 2 confirmed cases, Muntinlupa with one, Paranaque with 3, Quezon City with 5, and Taguig with 2 で、ほとんどが1歳から5歳までの小児であった ...
[2] ニュージーランド New Zealand
 - (Auckland):TelstraClear、2011年11月9日
Auckland の大型の中学校 Westlake Boys High School で麻疹感染流行が発生した疑いがある。
 -(Bay of Plenty):New Zealand TV 、2011年11月11日
the Bay of Plenty 全域に麻疹感染が拡大しつつある、と保健当局は注意を呼びかけている。10月初旬以来、地域内で10例の患者が発生し、大部分が Tauranga and Rotorua. の患者であった。全国で確認された400人以上の麻疹患者のうち、70人以上が病院への入院を必要とした ...
 - (Southland):Radio New Zealand News、2011年11月9日
Southland では、10月に Dunedin を旅行した1名の Wellington student に続き、新たに3例の麻疹患者が確認された。いずれもワクチンを接種されていない幼児だった
 - (Wellington):The Dominion Post、2011年11月11日。
3 new Wellington measles cases のうちの1名が、クラスメートから感染したことを受け、Upper Hutt college の中で、ワクチンを受けていない学生らは、1週間以上出席しないよう指示される

● 結核 北朝鮮、薬剤耐性
PRO/EDR> Tuberculosis, drug resistance - North Korea 20111113.3358
 情報源 Voice of America (VOA) News、2011年11月11日
人道支援団体関係者によると、サブサハラアフリカ以外では、最も結核感染率の高い北朝鮮で、通常の治療法に耐性である結核 Tuberculosis 菌が猛威を奮っている。多くの患者が数年以内に死亡する一方、一部に国外の資金による支援が届きつつある。多剤耐性結核 multi-drug resistant (MDR) tuberculosis と呼ばれ、 最も強力な2種類の一次治療抗結核薬 the 2 most powerful front-line TB drugs [isoniazid and rifampin] に耐性を持つ

● 原因不明の疾患、ウシ ドイツ、オランダ
PRO/AH/EDR> Undiagnosed illness, bovine - Germany, Netherlands: RFI 20111115.3371
 情報源 ctubntia.nl [Dutch]、2011年11月7日
German dairy cows -- cause for concern in Twente
ドイツ国内の2000か所のウシ飼育施設で発生中の The German cattle disease は、Twente and the Achterhoek [ "rear-corner," オランダ東部] の乳牛飼育業者らを大いに不安にさせている。国境を越えて広がった可能性があるのか?研究者は、"越えていないと考えられるが; 飼料や大気 feed and pollution が原因となっているようだ”、と述べている。感染は、ほとんどがオランダ国境付近で発生している。オランダ東部では、非典型例の冬季下痢症のウシのフンが採取されている。慢性ボツリヌス症ではないのか。動物衛生当局はこれを否定し、家畜は回復したとしている
[Mod.AS- この記事は、これ以前にドイツで報道された "climate-friendly" biogas plants で作られた農業用の肥料の廃棄物が原因とされる chronic botulism が疑われた家畜に関連したものと思われる。the German sporting and dog magazine 'Wild und Hund' on 19 May 2011 に端を発した。オランダ動物衛生局 The Dutch Animal Health Service in Deventer published の 26 Sep 2011 a news bulletin "Reports of cows with watery diarrhea, fever, and declined production." において触れられている。種々の割合で、ウシの水様性下痢、41度の発熱と泌乳量減少が報告されている80か所以上の酪農場から、同疾患が報告されている。肥料が採取され現在検査が行われている。オランダ全国から苦情が寄せられている]

● ボツリヌス症、鳥類 米国
PRO/AH/EDR> Botulism, avian - USA (05): (CA) 20111115.3369
 情報源 The Orange County Register 、2011年11月10日
南部の湖 south county lakes で死亡して発見された複数のダックから、ボツリヌスによる致死性毒素 toxin が確認されたことから、野生動物の研究者らは、犠牲となるダックや渡り鳥の数がさらに増えるのではないかと懸念している。検査機関 a state laboratory において、3羽の死亡したダックが、ボツリヌス症であることが判明した、と当局者の獣医師 staff veterinarian at OC Animal Care [Orange County] が述べた。The 3 mallards マガモ -- Lake Forest の1羽と the Moulton Niguel Water District の2羽 -- が San Bernardino at the California Animal Health and Food Safety Laboratory で検査された。9月1日以降、 the Village Pond Park in Lake Forest と付近の lakes of the Lake Forest Community Association において、100羽近いマガモが死亡したり、死にかけたりしているところを発見される大量死の発生を受けて行われた ... the nearly 100 ducks in Lake Forest に加え、 the lake at the Laguna Niguel Regional Park や付近の草むら bushes and vegetation.でも多くの死亡または衰弱した水禽が発見されている。造成池 decorative ponds at the Moulton Niguel Water District in Laguna Niguel でも、死亡したダックの報告がある ... 
[Mod. PMB- Avian botulism はボツリヌス菌 _Clostridium botulinum_ が産生するトキシン toxin の嚥下を原因とする麻痺性疾患 paralytic disease である]

● 流行性出血病、シカ科 米国
PRO/AH/EDR> Epizootic hemorrhagic disease, cervids - USA (12): (CA) 20111115.3366
 情報源 Auburn Journal、2011年11月10日
Colfax の住民から、自宅付近で9月中旬から5頭のシカの死体が発見されたとの報告があり、当局者 Fish and Game officials が調査したところ、獣医師の1人はウイルス [おそらく epizootic hemorrhagic disease, EHD だと考えられる。あるいは deer adenovirus.か? ] が死因と見ている

● ツボカビ、カエル 世界各国
PRO/AH> Chytrid fungus, frogs - worldwide: mechanism of spread 20111115.3365
 情報源 New Scientist 、2011年11月7日
両生類の国際的な取引が致死性のツボカビの感染を拡大させ、地球上のカエルの数を減らし、現在、最も多い病気となっているかもしれない。Rhys Farrer of Imperial College London のメンバーらが、欧州、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリアで採取した、真菌 the offending fungus の_Batrachochytrium dendrobatidis_ (_Bd_) の20検体について、遺伝子の塩基配列を解析した。20検体中16検体は、遺伝学的に同一 genetically identical で、5大陸全てで確認されている、 BdGPL と呼ばれる単一の菌株であることが分かった。オタマジャクシ tadpoles の検査でも、同菌株が極めて病原性が強いことが確かめられた。BdGPL's genome 遺伝子は、過去100年間の中のある時期に、2つの菌株が出会って生まれたことを示している。最も単純で明快な説明としては、20世紀に世界中で行われた取引によって、この出会いが生まれたのである、と説明された。商取引を制限し、感染がないことが確認されるまで移動させないことなどが必要と、述べた ... 最も急いで保護しなければならない場所は、マダガスカルと東南アジアである、とも述べている。まだ感染したことのない両生類の種にとって、最後の砦になっているという。いずれも両生類の種の多様性の宝庫であり、現在まで BdGPLが発生したことがない。BdGPL はアフリカで猛威を奮っているが、マダガスカルには波及していない。 Asian chytrid strains はそれほど病原性が強くないことが、最近の研究で示されている (PLoS One, DOI: 10.1371/journal.pone.0023179).、という ...
参考文献: Proceedings of the National Academy of Sciences, DOI: 10.1073/pnas.1111915108 [Multiple emergences of genetically diverse amphibian-infecting chytrids include a globalized hypervirulent recombinant lineage.

● 原因不明の大量死、鳥類 チュニジア
PRO/AH/EDR> Undiagnosed die-off, avian - Tunisia: RFI 20111113.3359
[1] 情報源 EcoloMagTunisie.com [in French]、2011年11月11日
およそ1万羽と見られる大量の鳥類が死亡し、原因となった状況が特定されていない。北部の湿地帯 wetlands (Lake and Sabkhat Sejoumi Echkeul and Ghar el melh).の野鳥の死亡数が著明の増加していることを、複数の情報筋が明らかにしている。同じような事態が、Ontario in Canada, Falkoping in southwestern Sweden, Louisiana and Arkansas (USA) から報告されており、今回 チュニジア Tunisia での発生となった。
仮説1:磁場を生じる The System PBX (電話回線網 telephone network) による
仮説2: 歩行困難の症状が報告され、ボツリヌス症の可能性
仮説3: 開発による自然破
[2] 情報源 EcoloMagTunisie.com [in French]、2011年11月11日。
"チュニジアでこのような状況が認められるようになったのは約2週間前 [23 Oct - 11 Nov 2011] からで、Ichkeul in Sebkhet Sejoumi in the region of Bizerte and Hammamet で500羽の鳥類の死亡が報告されている

● 告示 World Livestock Disease
PRO/AH/EDR> Announcements (14): World Livestock Disease Atlas 20111115.3367
 投稿者 スイス・Dr Ulrich Sperling、2011年11月10日
The World Bank and the TAFS (Trust in Animals and Food Safety) forum は共同で、 the 'World Livestock Disease Atlas'. を発行した。世界の動物衛生に関する主要な量的解析書 major quantitative analysis of global animal health data (2006-2009) で、以下のような疑問に答えている
 - 世界で甚大な被害を発生させている家畜の病気は何か Which livestock diseases cause the heaviest losses globally?
 - どの国で最も大きな被害が発生しているのか Which countries suffer the worst disease-related losses among their livestock populations?
 - どの種類の家畜が最もその病気の影響を受けやすいか Which livestock species are most affected by diseases?
 - どのような大きな変化が起きたか What are the latest changes over time in all this?