2011年11月18日-19日

黄熱 ガーナ
インフルエンザ 香港、ブタ由来 H3N2

● 黄熱 ガーナ
PRO/AH/EDR> Yellow fever - Africa (22): (Ghana) 20111119.3409
 情報源 Daily Graphic、2011年11月18日
the Northern Region 保健当局は、新たに1例の黄熱 yellow fever [YF] を確認した。Dikatami in the Sawla-Tuna-Kalba District の16歳の少年が,死亡した後行われた検査で黄熱ウイルスの感染が確定された。ほかに患者がいないか当局が調査を開始した。
8月20日にこの少年は、発熱、悪寒、嘔吐、腹痛のため the Sawla District のクリニックを受診し、 the Wa Hospital in the Upper West Region に紹介されたが、翌日死亡した。"患者の血液検体がアクラ Accra に提出され、その後9月に ダカール Dakar, Senegal に送られて yellow fever が陽性である事が確認された" と当局者が説明した。これまでに感染流行の発生があった Wa and Cote d'Ivoire との近接性から、感染リスクが高いと考えられる Sawla-Tuna-Kalba, Bole, Central Gonja, West Gonja, East Gonja and West Mamprusi の6つの地域で、ワクチン接種が実施される見通しである。
[Mod.TY- the YF diagnosis に3ヶ月もかかったのは残念だ。この間に他の感染が発生するリスクがある。幸運にも他の感染は見つかっていない。この報告では2011年のこれまでに Wa Municipality, Jirapa and Wa East Districts of the Upper West Regionで発生した3例(20111112.3357)の YF 症例に触れられていないのはおかしい。これらの症例はおそらく、野生の霊長類間の the sylvan (jungle or forest) YF virus transmission cycle からの spill-over transmission と考えられる。
The 17 Nov 2011 edition of Spy Ghana では、the Ashanti Regional Health Services Directorate のサーベイランス担当者が、2011年に3例の感染例が確認されているため11月27-28日からの 57 districts でのワクチン接種を精力的に行うと発言している。17 districts in the Ashanti region がカバーされる予定であるが、まず最初は Kumasi, Adansi South and Atwima Mponua で行われるだろうと述べている。その代わり、残る14地区は2012年7月中になるとした上で、当局は 1 325 201 in the 3 districts を the 1st phase の対象としたと説明している]

● ハンタウイルス ペルー
PRO/AH/EDR> Hantavirus update 2011 - Americas (45): Peru (LO)
Archive Number: 20111119.3412
 情報源 Peru 21 [in Spanish]、2011年11月16日
現地保健当局 The Loreto Regional Health Office (DIRESA) により16日、若年者1名がハンタウイルス Hantavirus 感染により死亡したことが確認され、北部森林地域の中心地・イキトス the city of Iquitos で3例目の死者となった。当局者によると the Loreto Regional Hospital で死亡したのは18歳の若年男性だった。イキトスからボートで1時間の the Indiana locality から、当初肺炎と考えられていた重症呼吸器疾患のため搬送されたと述べた。しかし青年の血液検査でげっ歯類の尿から感染するハンタウイルス感染が陽性となった ... 7月と8月に、1例目と2例目の(死亡例)患者が報告されており、それぞれ29歳と31歳の女性だった。
[Mod.TY- 9月8日に、看護師1名の3例目のハンタウイルス肺症候群で後に回復した症例が報告されている (20110924.2900)。Loreto で4例目の感染例で、死亡例としては3例目の患者と考えられる。 the Amazon Basin において HPS の原因となるウイルスは  Araraquara ウイルスで、保有宿主の齧歯類は (_Necromys (Bolomys) benefactus_) である]
地図 the departments of Peru

● A 型肝炎 メキシコ
PRO/EDR> Hepatitis A - Mexico (05): (HO) 20111119.3406
 情報源 eluniversal.com.mx [in Spanish]、2011年11月17日
Outbreak of Hepatitis A in primary school in Totonicapa, Mexico
州保健当局は、Totonicapa community (San Felipe Orizatlan municipality , Hidalgo State) の小学校 Jose Lopez-Portillo elementary school の生徒らの間で、A 型肝炎感染流行が発生したことを確認した。17日現在、6例のA 型肝炎患者が確認されており、ほかに27人の感染が疑われる症状のある生徒がいる

● レプトスピラ症 スリランカ
PRO/AH/EDR> Leptospirosis, fatal - Sri Lanka (04): (NW, W, S) 20111119.3405
 情報源 Timesonline 、2011年11月18日
rat-bite fever [sic] とも呼ばれる、レプトスピラ症 Leptospirosis により、2011年に78人死亡し、その多くが農業従事者と小児だった。
保健省 the Health Ministry's Epidemiology Unit によると、合計5930人の患者の大部分が主に水田などからの農作物によって生計を立てている、Kurunegala, Gampaha, Kalurata [?Kalutara] and Hambantota districts から報告されている。感染源は主にネズミだが、ほかにも感染の原因となる動物として、リス、イタチや、時にネコ、イヌ、ブタ、ウシからも感染することがある ...
[Mod.ML- 上記記事は rat-bite fever (RBF) とレプトスピラ症を混同しているが、RBF は北米の _Streptobacillus moniliformis_ やアジアの_Spirillum minus_ を原因とする感染症で、げっ歯類による咬傷や菌に汚染された食品や水の摂取によりヒトに感染する。Leptospirosis が the bite of an infected ratで発生することはきわめて"まれ"である]

● 下痢性貝食中毒 フランス 2009年
PRO/AH/EDR> Diarrheal shellfish poisoning - France: 2009, mussels 20111119.3410
 情報源 Eurosurveillance, Volume 16, Issue 46 、2011年11月17日
Food poisoning outbreaks linked to mussels
下痢性貝毒 Diarrheic shellfish poisoning (DSP) は、the genera _Dinophysis_ spp. (_D. fortii_, _D. mitra_, _D. rotundata_, _D. tripos_, _D. acuta_, _D. norvegica_ and _D. acuminata_) や _Prorocentrum_ spp. (_P. lima_, _P. maculosum_, _P. concavum_, and _P. hoffmannianum_) などの海洋渦鞭毛藻類 marine dinoflagellates が産生するトキシン The DSP toxins に汚染された貝類の摂取よる消化器疾患であり,okadaic acid (OA) やその類似体 dinophysistoxin-1 (DTX-1), dinophysistoxin-2 (DTX-2) and dinophysistoxin-3 (DTX-3) などの the azaspiracid, yessotoxin andpectenotoxin group toxins も含まれる the larger group of lipophilic toxins に属するトキシンである。
1970年代後半の the discovery of DSP toxins 以降、数々の DSP outbreaksが報告されている ... June 2009 にフランス国内で、数日間 (from 3 to 9 Jun 2009) に 11 DSP outbreaks が報告され、ムール貝を摂取した45人が罹患した

● 麻痺性貝毒 米国
PRO/AH/EDR> Paralytic shellfish poisoning - USA: (AK) 20111118.3395
 情報源 CDC. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2011; 60(45): 1554-6、2011年11月18日
Paralytic shellfish poisoning - southeast Alaska, May-June 2011
6月6日、アラスカ州公衆衛生当局 the Section of Epidemiology (SOE) of the Alaska Division of Public Health に、南東部における麻痺性貝毒 paralytic shellfish poisoning (PSP) の症例に関する報告があった。 
during May-June 2011の期間中に、SOE は合計 8 confirmed and 13 probable PSP cases を確認した。商業的捕獲の貝類 Commercially harvested shellfish は、PSP-causing toxins の検査の結果、無事であることが判明した ... 
6月3日、Metlakatla, (Annette Island in southeast Alaska) 在住の52歳の男性が、昼寝から目覚めると、口の周りや手の痺れがあり、軽い呼吸困難を感じた。医療機関 the Annette Island Service Unitを受診し、シーフードを摂取したことが分かった。昼寝の直前にsteamed cocklesを食べたと説明し、PSP と診断された。男性は Ketchikan に移送された後、筋力が低下して支えなしに座位を保つことができなくなったため、集中治療室に移された。PSP 主に二枚貝 bivalve mollusks (such as, butter clams アサリ, cockles ザルガイ, geoducks, and mussels ムール貝) に蓄積した、marine dinoflagellate algae 海洋渦鞭毛藻類が産生する、saxitoxins の摂取により起きる。PSP 神経麻痺 neuroparalytic を生じ、死亡することもある ... 貝アレルギーとされた患者が、PSP の患者である可能性など。

● C型肝炎 英国
PRO/EDR> Hepatitis C - UK (05): (England) E. Lancs. 20111118.3402
 情報源 Lancaashire Telegraph、2011年11月18日
Hepatitis C cases soar in East Lancashire
East Lancashire の住民の間で C型肝炎 Hepatitis C の患者が急増しており、2010年の最新の数字では Blackburn and Darwen に住む 1023人が感染していると見られている。2009年は 693人だった。the rest of Lancashire の総計では、3265人から5711人に増えたとされている ... 当局の報告 the HPA's annual hepatitis C report for 2011 では、この数字は実際よりも低く、他の地域よりも蔓延率が高い "pre-valence of hepatitis C in the North West was high compared to other regions." としている ... 患者の大部分が injecting drug users であり、最大のリスク因子となっている。

● ボツリヌス食中毒 ロシア、英国、米国(3件)
ロシア
PRO/EDR> Botulism - Russia: (VG) 20111118.3401
 情報源 Volginform [in Russian]、2011年11月13日
the Volgograd region におけるボツリヌス食中毒 Botulism の発生件数が増加している。2011年の9ヶ月間に、the Volgograd region で60人以上が罹患しこのうち7人が死亡した。2010年の死者4人、患者18人から3倍以上の増加となった。医師からの情報によると、自家製の野菜やキノコの缶詰、魚類の干物・燻製・缶詰など、低品質の食品が原因となっている。

英国
PRO/EDR> Botulism - UK (03): (Scotland), commercial curry sauce, recall 20111118.3398
 情報源 The Telegraph 、2011年11月17日
同じ家族の中から、3人目の子どもが、カレーソースを食べた後にボツリヌス症 Botulism と見られる症状で入院となった。患児の2人のきょうだいも、前週 [week of 7 Nov 2011] に入院となり、ボツリヌス症と診断されている。 いずれの子どもも Loyd Grossman-branded korma sauce, made by Premier Foods を食べていた

米国
PRO/EDR> Botulism, uneviscerated fish, bean tortillas - USA: risk, recalls 20111119.3408
[1] Black bean tortillas - revised recall (CA)
 情報源 FDA 、2011年11月17日
United Natural Foods, Inc. 社は17日、前に発表された 回収対象製品 recall of selected types of Gentes Foods Gordita Black Bean Tortillas, の日付の訂正を行った。 date code は 12 7 11 ではなく、the revised date code of 11 6 11.に訂正された ... 
[2] Uneviscerated salted smoked herring (NY) 情報源 New York State Department of Agriculture & Markets 、2011年11月16日。州農業当局 New York State Agriculture Commissioner は、"Salted Smoked Herring" 販売者 Juncalito Abajo Meat Corp.(d/b/a Associated, 1380 Pennsylvania Avenue, Brooklyn, NY 11239)取扱 P West In Food Inc. (810 Bank Street in Brooklyn, NY) の内臓が除去されていなかったことから、摂取しないよう市民に注意を呼びかけている

● 炭疽 キルギス
PRO/AH/EDR> Anthrax, human, bovine - Kyrgyzstan (04): (DA, OS), update 20111118.3400
 情報源 News Agency AKI [in Russian]、2011年11月15日
当局 the National Center for Quarantine and Especially Dangerous Diseases の責任者は15日の会議で、様々な対策が実施されているにもかかわらず、炭疽、ブルセラ症、狂犬病など、いくつかの感染症の発生状況が改善されていない旨、発言した。2011年の9か月間で、13人が炭疽 Anthrax に感染し、このうち7人は Jalal-Abad、 6 人は Osh の住民だった
地図 Kyrgyzstan

● 小麦アレルギー、石鹸 日本
PRO/EDR> Wheat allergy, soap - Japan 20111118.3397
[1] 情報源 The Mainichi Daily News 、2011年11月15日
Cha no Shizuku" (Drip of Tea、茶のしずく) と言う名前の、人気の洗顔石鹸を使った合計で471人が、小麦アレルギーを発症して一部の患者は重症化した。Yuuka Co. が5月から回収を始め、現在流通しているものは安全である。旧タイプの石鹸は約4650万個が売れ、2009年の the country's best-selling face wash だった
[2] 情報源 The Japan Times 、2011年11月16日

● インフルエンザ 香港・ブタ由来 H3N2、WHO(2件)

PRO/AH/EDR> Influenza (68): Hong Kong swine-origin H3N2 reassortant 20111119.3411
 情報源 The Hong Kong Standard 、2011年11月17日
Threat played down after new swine flu virus find
香港の食肉処理場 Hong Kong slaughterhouse 1か所で、中国本土からのブタで、ヒトの遺伝子が組み込まれた新型のブタインフルエンザウイルスが再び発見された。しかしこの the swine flu H3N2 virus が、ヒトに対する著明な健康リスク "major" human health risk となる可能性は低いと当局 the Centre for Food Safety は見ている。
15頭のブタから "本来は a swine influenza H3N2 virus であるが、some genes of human swine influenza virus が取り込まれている" と説明されている。 8月から1月にかけて採取された 1000 samples から検出された。同じタイプのウイルス The same flu subtype は5月から7月にかけて行われた前回のサーベイランスでも16頭のブタで確認されていた。前回と今回のいずれでも、本土の関係当局に通報している。
しかし Guangdong province(広東省)から同種のH3N2 に感染したブタ such H3N2-infected swine が報告されたことはない。
インフルエンザの専門家は、今回のブタで確認された the H3N2 subtype は,2011年7月以降,米国内で7人の感染が確認されている、同じくブタ由来とされる new H3N2 と同じウイルスではないと説明している ... 本土から持ち込まれるブタは全て the Sheung Shui slaughterhouse で集中的に処理された後に、香港市場に流通している。感染のあったブタは廃棄されたとされるが、食肉処理の作業員らの感染の有無については、検査が行われていない
[Mod.CP- 上記の the Hong Kong swine H3N2 reassortant virus については、ヒトに対する強毒化 any increased virulence for humans や易感染性の増加 enhanced ability to infect human hosts は確認されていないようだ ... ]
[Mod.AS- The most common subtypes currently found in pigs は H1N1, H1N2 and H3N2 である... 新興感染症の定義とは "既存の病原体の進化や変化 the evolution or change of an existing pathogenic agent や既知の感染症の新たな地域や人口内への感染拡大、の結果発生した新たな感染症、もしくは、それまで知られていなかった病原体や疾患自体が初めて診断され、動物あるいは公衆衛生上重大な影響のあるもの" と定義されている。20091023.3660 の中で "The 1968 Hong Kong influenza in humans は H3N2 であり、欧州のブタでは数十年前から H3N2 の感染が確認されており、1988年に北米のブタの中で最も顕著なウイルスは an H3N2 swine strain になった。米国内では、シチメンチョウからも H3N2 が分離されている。 H1N1 同様、surveillance in both the affected animal population and people が重要である ..."とある]

WHO
PRO/EDR> Influenza (67): WHO update
Archive Number: 20111118.3403
 情報源 WHO、2011年11月18日 FORTH より
 WHO update number 147
要約
 -北半球の温帯地域の国々ではインフルエンザの活動性は低いかほとんど認められていないが、カナダのアルバータの高齢者施設でインフルエンザ A(H3N2) の流行が最近認められた。
 -熱帯地域の数カ国で活発なインフルエンザ活動性が報告されている。米大陸のニカラグア、中央アフリカのカメルーン、東南アジアのカンボジアで報告されている。
 -南半球温帯地域での伝播はシーズンオフレベルに戻ったが、オーストラリアのいくつかの地域でA(H3N2)が続いている

● 鳥インフルエンザ フェレットにおける感染伝播性、世界各国(2件)
PRO/AH> Avian influenza (70): transmissibility in ferrets 20111118.3399
 情報源 CIDRAP (Center for Infectious Disease Research & Policy) News、2011年11月17日
H5N1 transmission experiment stirs concern
"dual use" research の監視に当たる the National Science Advisory Board for Biosecurity (NSABB) 政府バイオセキュリティ科学諮問委員会は、変異型鳥インフルエンザ H5N1ウイルス a mutant form of H5N1 avian influenza virus が、ヒトでのインフルエンザの感染伝播の良い実験モデルであるフェレットの間で容易に感染伝播することを確認した未公表の実験結果に対し、懸念を表明した。オランダの Erasmus University Medical Center が行った実験 [20111108.3323] を精査した同委員会は、目的が正当化されても、公衆衛生上の危機を招く可能性のある生物学的研究のガイダンスを示している

PRO/AH/EDR> Avian influenza (70): world update, FAO, China 20111119.3407
[1] FAO update
 情報源 FAO AIDEnews (Animal Influenza Disease Emergency), situation update 82、2011年11月17日 FORTH より
 ○ エジプト:10月に4か所:Behara(1)、Fayoum(1)、Gharbia(1)、Giza(2) 各自治区から5件のH5N1のHPAIが報告された。Beharaではワクチン接種済の商業農場で、他の発生は裏庭または屋根付き小屋で飼育されているワクチン未接種の家きんであった。
 ○ インドネシア:2011年9月、1,221村(1.7%)でサーベイランスを行い、HPAIの発生率はサーベイランス1,000村当たり0.8村で、最も発生率が高かったのはバリ州(1,000村当たり5.6村)、続いて中部スラウェシ(4.3村)、西スラウェシ(3.1村)、南スラウェシ(2.8村)、西カリマンタン(3.1村)であった。東ヌサトゥンガラ州東フローレス地区2村でのHPAIの発生報告があった。この期間、ジャカルタ特別自治区と南カリマンタンの村では調査は行われていまない。
 ○ ベトナム:10月上旬、政府web site上には新たな発生情報はないが、南中部沿岸地域にあるQuang Ngai省で散発発生があったようである。10月24日には北中部沿岸地域のNghe An省Quynh Luu地区の11軒でHPAIが発生した。
 ○ イラン:Mazandaran州の3村でH5N1 HPAIの報告があり、最初の2件の発生は9月13日に庭で放し飼いのアヒルで起こった。10月17日、別のH5N1 HPAIが5,500羽の家きん農場(アヒル、カモ、鶏)で発生した。
[2] 中国:China Central Television (CCTV) live, China Daily report、2011年11月17日。
... 中国国内では、2004年以来、およそ50件の鳥インフルエンザが発生し、このうち31件は2005年の1年間に発生している。衛生省によると、ヒトの感染例は40例で、このうち26例が死亡している。最も新しいヒトの死亡は、2010年6月に湖北省 Hubei province で発生し、この女性は検査により H5N1-2.3.2.1 感染であることが確認されている

● 原因不明の疾患、ウシ ドイツ、オランダ
PRO/AH/EDR> Undiagnosed illness, bovine - Germany, Netherlands (02): new virus susp. 20111119.3404
 投稿者 独・Friedrich-Loeffler-Institut、Dr. Martin Beer、2011年11月18日
A novel Orthobunyavirus-Infection in German cattle
BTV, FMDV, BVDV, BHV-1, MCFV or exotic viruses like EHDV, Rift Valley fever virus or bovine ephemeral fever virus は検査により除外された ... 検査法の詳細 ... 新たなウイルスは、サンプル採取地の地名を取り仮に "Schmallenberg-virus" と命名された

● ブルセラ症 米国
PRO/AH/EDR> Brucellosis, bovine - USA (08): (MT) 20111118.3396
 情報源 KXLH.com, Montana Department of Livestock report、2011年11月16日
1か所の農場 Madison County ranch のウシ1頭の培養検査で、ブルセラ菌が陽性となった。群れの全頭検査の結果判明したもので the National Veterinary Services Laboratories (NVSL) in Ames, Iowa で追認された