2012年2月17日-18日

◎ レジオネラ症 イタリア、歯科での曝露

◎ レジオネラ症 イタリア
PRO/EDR> Legionellosis - Italy: (Rome) dental exposure
Archive Number: 20120218.1045716
 情報源 GMA News、2012年2月17日
17日、歯科医院の受診によるレジオネラ症 Legionellosis 感染例が初めて報告された。
雑誌 The Lancet で発表されたこの症例は、2011年2月に発熱と呼吸障害で入院となった82歳のローマ Rome の女性患者として報告された [Pneumonia associated with a dental unit waterline. Lancet 2012; 379 (9816): 684]。すぐにレジオネラ菌 _Legionella pneumophila_ (感染)と診断され、大量の抗生物質による治療が行われたが敗血症性ショックとなった2日後に死亡した。潜伏期間に外出したのは2回だけで、いずれも歯科医院の受診予約日だった。歯科医院内の水道栓、スケーラーやハンドピースへの給水ライン、給水用高圧ポンプからのサンプルの検査の全てで _L. pneumophila_ が陽性となったが、とりわけポンプから採取された水で著明だった。遺伝子解析 Genetic sequencing により、患者が死亡した原因となった菌と一致した。この細菌は特に病原性の強い株 particularly virulent sub-strain called Benidorm であることが判明した。過酸化水素水と漂白剤による洗浄後、 the water unit は除染された ...
[Mod.ML- レジオネラ肺炎 Legionnaires' disease は、フィラデルフィア Philadelphia で1976年夏に行われた会議 American Legion convention の参加者らの間に発生し、そのうちの1会場のホテルに集中した肺炎流行として初めて報告された (Legionnaires' disease: description of an epidemic of pneumonia. N Engl J Med 1977; 297:1189-97)。Legionnaires' disease はグラム陰性菌のレジオネラ属菌 _Legionella_ species を原因とする急性肺炎である。The _Legionella_ species の中で、最も多く病原性を発揮するのは _Legionella pneumophila_ であり、約80-90%が _Legionella pneumophila_ serogroup 1 の感染患者である。Pontiac fever は、同じレジオネラ菌による肺炎以外の疾患を指す。Legionnaires' disease and Pontiac fever は、エアロゾル化した感染量のレジオネラを、感受性のあるヒトが吸入することにより発生する。年齢が50歳以上、喫煙者、慢性の心臓または肺疾患患者、免疫低下状態、アルコール依存症などがリスクファクターとされる。Legionella は、管の内壁 the inner walls of the pipes や配管システムの貯蔵容器 containers of plumbing systems に付着するバイオフィルム内に定着する。水温25-40℃の温水の管内で最も高濃度に増殖する。バイオフィルムの破綻も微生物濃度上昇に寄与する。感染性エアロゾルは、建物のエアコンディションシステムの不備や、シャワーヘッド、加湿器? misters、スパ whirlpool spas などの、菌に汚染された水からも産生される。患者と環境中から分離された菌の分析 Genotyping が、発生源 the environmental source の特定に有用である (EID)。発生した患者とは無関係に、給水源から _L. pneumophila_ が検出される可能性があるので、患者の分離菌とのマッチング matching the genotypes が感染源を特定する上で役立つ。
上記の Lancet で報告された患者と、環境中から分離された菌のタイピングでは、高スピードで回転する歯科機器からの aerosolized water が最も可能性の高い感染源とされた。しかし多くのレジオネラ症感染流行では、legionnaires' disease の診断が尿中抗原検査 urinary _L. pneumophila_ serogroup 1 antigen testing や血清学的検査だけに頼ったもので、気道からの検体の培養による分離菌によるものではないため、当然の事ながら genotyping of clinical isolates は不可能となる。
hot water system 内のレジオネラの菌量 legionella colonization を 0 にしたり減らしたりすることは、特に老朽化したシステムでは困難である。55℃以上で死滅するため、ほとんどの病院で使用される43℃の水を再加熱 superheating of water により 71-77 ℃とすることや、一定時間の過塩素化 hyperchlorination (水質内を 10 mg/liter of chlorine 以上とする) が推奨されている。
歯科ユニットのレジオネラ菌による高度汚染については、数多くの報告がある (Microbial contamination of dental unit waterlines: origins and characteristics. Compendium of Continuing Education in Dentistry. 1996; 17:538–540; Pankhurst CL, Philpott-Howard JN, Hewitt JH, Casewell MW. The efficacy of chlorination and filtration in the control and eradication of Legionella from dental chair water systems. Journal of Hospital Infections 1990: 16(1):9–18) 。また、歯科医師ら dentists and dental practice staff の間で、高い割合でレジオネラ菌抗体 antibodies to _L. pneumophila_ が確認されることから、これらの職業にある人々の健康上のリスクが示唆されている (Prevalence of legionella waterline contamination and Legionella pneumophila antibodies in general dental practitioners in London and rural Northern Ireland. British Dental Journal 2003; 195(10):591–594)。しかし驚いたことに、これまで歯科治療ユニットと legionnaires’ disease の患者との関係が示されたことはなかった。これは歯科治療のための受診が significant risk factor for legionellosis であることが認知されていなかったことによる]
 * Rome, with over 2.7 million residents 

● インフルエンザ WHO
PRO/EDR> Influenza (11): WHO update
Archive Number: 20120217.1045169
 情報源 World Health Organisation, surveillance and monitoring, influenza updates、20112年2月17日 FORTH より
Influenza update number 153
要約 
北半球の温帯地域の国々ではインフルエンザの活動性は全体的には低いままである。中国北部で伝播はピークに達したが、東欧では活動性の増加が続いている。重症のレベルが例年に比べ比較的少数。
南北アメリカ、南アジアの一部の数ヶ国を除いて、熱帯地域の国々では低レベル。
北半球の温帯地域のウイルス型、亜型はインフルエンザA(H3N2)が中心。例外的にメキシコではA(H1N1)pdm09亜型が優勢、中国ではB型が優勢。
重症例、年齢 : カナダでは5歳以下で検出されるA型ウイルスの27%がインフルエン A(H1N1)pdm09であるが、65歳以上では5%のみ。ヨーロッパの重症呼吸器感染症の入院患者と、インフルエンザ様疾患の外来患者を比較すると、インフルエンザA(H1N1)pdm09が不均衡に多く認められた(13-20%対~1.5%)。
検出されたAウイルスのほとんどが、現在接種されている3価ワクチンと抗原的に関連している。オセルタミビル耐性は大変低いレベルで検出され続けている。

● 腸内細菌 アイルランド NDM-1 初報告
PRO/EDR> NDM-1 carrying Enterobacteriaceae - Ireland: 1st rep, ex India
Archive Number: 20120217.1044861
 情報源 Eurosurveillance、2012年2月16日
アイルランドにおいて、New Delhi metallo-beta-lactamase 1 (NDM-1)-producing _Klebsiella pneumoniae_ が確認されたことを報告する。同菌は、カルバペネムを含む、複数クラスの抗生物質に耐性で、PCR 法および遺伝子塩基配列解析により、 a 98kb plasmid 上の the blaNDM-1 gene が確認された。インドで出生し、生後4か月でアイルランドに移住した1名の乳児から検出されたもので、アイルランド初の NDM-1-producing Enterobacteriaceae strain の検出となった。

● カンピロバクター腸炎 米国
PRO/AH/EDR> Campylobacteriosis - USA (09): unpasteurized milk
Archive Number: 20120217.1044840
 情報源 Herald-Mail 、2012年2月16日
Franklin County の farm の生のミルクによる患者は77人に増え、ペンシルベニア Pennsylvania 州の史上最悪の感染流行に発展する可能性がある。州保健当局 Pennsylvania Department of Health は16日、合計患者数が増え続けていることを明らかにした。同局が確認しているのは、67 cases in Pennsylvania, 5 in Maryland, 2 in New Jersey, and 3 in West Virginia である。これらの患者は、カンピロバクタ菌 _Campylobacter jejuni_ bacterial 感染による消化器症状に悩まされている。 the Family Cow farm (Chambersburg, Pennsylvania)の殺菌処理をされていないミルクと細菌との関係が認められている ...
関連項目 20120215.1042705

● 非結核性抗酸菌症 米国
PRO> Non-tuberculous mycobacteria - USA: tattoo, RFI
Archive Number: 20120217.1043907
 投稿者 米・ Division of Healthcare Quality Promotion, CDC、Dr Duc Nguyen、2012年2月14日
The Centers for Disease Control and Prevention (CDC) はタトゥー tattooing に関係する、非結核性抗酸菌感染症に関する調査を行っている。2011年5月から2012年2月の間に米国内で診断された、tattoo-associated non-tuberculosis (atypical) mycobacterial skin infection の報告をお願いする。

● ハンセン病 WHO
PRO/EDR> Leprosy - WHO Western Pacific Region (02): background
Archive Number: 20120217.1044390
 情報源 GIDEON (Global Infectious Disease & Epidemiology Network)、2012年2月16日
20120215.1042098 に関し。
Leprosy data for the Western Pacific Region では、フィリピン、ベトナム、中国で報告された新規感染患者数が最も多かった。同じデータを the ProMED-mail note で報告され、人口比率に合わせて調整した統計 incidence and prevalence statistics をグラフにした。人口10万対の発生数で最も多かったのは、ミクロネシア、キリバチ、マーシャル諸島であった

● 狂犬病 オランダ、モロッコから
PRO/AH/EDR> Rabies, canine - Netherlands ex Morocco
Archive Number: 20120218.1045852
 情報源 DutchNews.nl、2012年2月18日
Dog with rabies put down in Amsterdam
アムステルダム Amsterdam の保健当局は、狂犬病 Rabies 感染が判明した子犬1匹と接触した、少なくとも50人以上を探していることが、17日明らかにされた。モロッコからスペイン経由で、数日前にオランダに到着した生後8.5週の子犬で、マイクロチップが付けられており、健康に問題はなかったがその後処分された。1991年以来、オランダでは狂犬病症例は発生していない。
[Mod.CP- 2008年に1頭のモロッコからの狂犬病のイヌが、フランス国内のイヌの間の狂犬病感染連鎖を引き起こした。これより前の7年の間に、9頭の狂犬病犬が、フランスに不法輸入されていた。1頭を除きすべてが、モロッコからスペイン経由で輸入されていた]

● ウシ結核 米国、英国(2件)
PRO/AH> Bovine tuberculosis, cervid - USA (MI Michigan)
Archive Number: 20120218.1045847
 情報源 USA Today、2012年2月15日
Bovine TB tests ordered for Presque Isle cattle
野生のシカ3頭の結核 bovine tuberculosis 検査が陽性となったことから、当局 The Michigan Department of Agriculture and Rural Development は、ミシガン Michigan 州北東部 Lower Peninsula のウシに対し、検査を行うよう指示した。Rogers City. 管轄の Presque Isle County 内で、昨狩猟シーズン中に射殺された、感染が確認されたシカの各発生地点 から、半径10マイル以内のウシに対する検査が要求されている

PRO/AH> Bovine tuberculosis, cervid - UK: (England)
Archive Number: 20120218.1045228
 情報源 This is Gloucestershire、2012年2月17日
130 deer killed in TB outbreak
the Forest of Dean の野生のシカが、 bovine tuberculosis (TB) に感染していることは間違いない、とする keeper が、 Priors Mesne estate, near Aylburton, Lydney で飼育していた130頭のシカが全滅した  

● ヘンドラウイルス オーストラリア、ウマ
PRO/AH> Hendra virus, equine - Australia (02): update
Archive Number: 20120218.1045846
 情報源 Horsetalk.co.nz、2012年2月17日
Hendra quarantine lifted after unusual summer case
タウンズビル Townsville 近郊の2つの農場に、1月初旬の1頭のウマのヘンドラウイルス the Hendra virus 感染による死亡発生して以来実施されていた隔離は、農場内のウマ、イヌ、ネコの検査が陰性であったことから解除された
関連項目 20120106.1001359

● White nose syndrome、コウモリ 北米
PRO/AH> White nose syndrome, bats - North America (06): (OH Ohio)
Archive Number: 20120218.1045845
 情報源 Cleveland.com、2012年2月16日
Deadly white nose syndrome found on bats in Cuyahoga and Geauga County parks
Cuyahoga, Summit, and Geauga counties の各地でコウモリの深刻な病気の発生が確認されたことを受け、自然研究者ら naturalists は、オハイオ Ohio 州北東部のコウモリが今後3年間で一掃される可能性があると警告した。このことが自然界のアンバランスを産み、コウモリの大群が夜間に補食していた、蚊、蛾、その他の昆虫の増加につながる恐れがある。先月、死亡したコウモリから致死性の真菌(による疾患)、white nose syndrome が確認された事からこの問題が浮上した

● シュマーレンベルグウイルス 欧州(2件)
PRO/AH> Schmallenberg virus - Europe (19): update, RFI
Archive Number: 20120218.1045818
[1] 英国 Update UK, 17 Feb 2012
Schmallenberg Virus discovered in Cornwall
 情報源 Farmers Guardian、2012年2月17日
イングランド南西部で初めて、シュマーレンベルグウイルス Schmallenberg virus (SBV) が確認された。Cornwall のヒツジ飼育施設1か所で SBV が確認され事で、南西部地域一帯から、おそらくは South Wales も含まれる地域の家畜に、昨秋の間に感染が拡がっていたのではないか、と政府獣医師らは懸念を抱いている。昨年、フランスの、海峡 the Channel 付近を含む広い範囲での発生が確認されており、感染性のヌカカ midges が昨年10月にイングランド南西部に飛来した可能性が浮上した。これまで、子羊や子牛の死産や奇形の発生は南東部に限局されていた。このことは、昨年の秋に北欧から飛来したヌカカからの感染拡大だけにとどまる、とする説を裏付けていたが、今回、そのシナリオは吹き飛んだ。これまでに、Norfolk [total affected premises, 13], Suffolk [11], Essex [2], Kent [10], East Sussex [8], West Sussex [4], Hertfordshire [1], Surrey [1], Hampshire [1] and, now, Cornwall [1]. [Total 52, including 49 sheep and 3 cattle premises].での発生が確認されている...
[2] ドイツ Update Germany, 17 Feb 2012
Current information on Schmallenberg virus [Germany]
 情報源 FLI web-site 、2012年2月17日
Schmallenberg virus [SBV] 検査陽性の農場は607か所: 23 cattle holdings, 558 sheep holdings and 26 goat holdings に上っている。発生地域は、 North Rhine-Westphalia (12 cattle, 210 sheep, 9 goat holdings), Lower Saxony (4 cattle, 83 sheep, 3 goat holdings), Hesse (67 sheep holdings, 4 goat holdings), Schleswig-Holstein (2 cattle, 71 sheep holdings), Rhineland-Palatinate (1 Bison, 2 cattle, 29 sheep, 3 goat holdings), Baden-Wuerttemberg (1 cattle, 8 sheep, 4 goat holdings), Brandenburg (13 sheep holdings), Thuringia (21 sheep holdings, 1 goat holding), Saxony-Anhalt (16 sheep holdings), Hamburg (1 cattle, 4 sheep holdings), Bavaria (12 sheep holdings), Saxony (17 sheep holdings), Mecklenburg-Western Pomerania (4 sheep, 1 goat holding), Saarland (2 sheep holdings, 1 goat holding) and Berlin (1 sheep holding).である。
地図 SBV map of Germany, updated 17 Feb 2012 
[3] イタリア Italy 1st case suspected, RFI
Schmallenberg virus: a first case in Italy

 情報源 Nouvel Observateur [French]、2012年2月17日。
イタリアではじめて、ヤギ1頭の SBV 感染が確認された。農業省 the National Institute for Agricultural Research (INRA). により the "Nouvel Observateur" と発表された。ヒツジのブルータング感染拡大には、2006年から2008年までかかったのと同じ距離を、5か月で拡がった.、と述べた。[ModAS 注-今のところ、これ以外の情報はない]
[4] フランス France update, 16 Feb 2012
SBV - update 16 Feb 2012
 情報源 French Ministery of Agriculture - Animal Diseases - News [transl,]、2012年2月17日
55 new sheep holdings and 3 cattle holdings. In total, 152 farms are known, so far, as affected by the emerging virus in the following 25 departments: 02, 08, 10, 14, 16, 21, 27, 36, 50, 51, 52, 54 , 55, 57, 58, 59, 60, 62, 67, 70, 76, 80, 86, 87, 88.

PRO/AH> Schmallenberg virus - Europe (18): OIE, guidelines, int'l trade
Archive Number: 20120217.1045067
[1] OIE press release
OIE scientists review knowledge on Schmallenberg virus
 情報源 OIE press release、2012年2月16日
西欧におけるシュマーレンベルグウイルスの新興 the emergence of Schmallenberg virus [SBV] を受け、 the OIE は専門家らによる会議を招集し、その内容を科学委員会 the OIE Scientific Commission for Animal Diseases (SCAD) での議論のための資料として提出した。2011年後半以降、西欧の複数の地域で発生し、その保有動物としてこれまでに、ウシ、ヒツジ、ヤギ、バイソンが確認されている。現時点で入手可能な情報から、専門家らは、ヒトに対するリスクは無視しうる negligible と結論づけている。また、SBV のウイルス血症期間 the viraemic period (感染動物の血流中にウイルスが存在する期間) は短く、感染伝播は、ブルータングウイルス同様、蚊族やヌカカなどのベクターを介する可能性が高いと考えられている ... 肉やミルクの取引による感染拡大リスクも考慮する必要がない negligible とした。精液、胚 embryos、生きた動物については、safe trade [see items 2 and 3 below]を求めている。
背景 Schmallenberg virus は、2011年11月に、ドイツで summer/autumn 2011 に発病した乳牛から採取されたサンプルの検査で初めて公式に特徴が明らかにされた。オランダの乳牛やヒツジの新生児からも検出され、2011年12月にウイルスが確認されている。2012年2月現在、オランダ、ドイツ、ベルギー、英国、フランスから、新興疾患として、SBV outbreaks に関する報告が the OIE に提出されている。
[2] OIE technical factsheet
 情報源 OIE press release、2012年2月16日
Schmallenberg virus: technical factsheet

SBV epidemiology
参考情報 Orthobunyavirus in cattle, Europe, 2011. Emerg Infect Dis. 2012; 18(3).
[3] OIE recommendations for safe trade
 情報源 OIE press release、2012年2月16日

● 豚生殖呼吸障害症候群 ペルー OIE
PRO/AH> Porcine reprod. & resp. syndrome - Peru: (LR) OIE
Archive Number: 20120217.1044329
 情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2012; 25(7)、2012年2月10日
Porcine reproductive and respiratory syndrome (PRRS), Peru、1st occurrence of a listed disease
感染開始時期 2011年12月12日、初報告
原因ウイルス Porcine reproductive and respiratory syndrome virus
新たな感染流行
発生地 Huertos de Oro, Chilca, Canete, Lima、農場
感染した種 Species: ブタ swine
Susceptible: 14 783
Cases: 11
Deaths: 0
Destroyed: 0
Affected population: an industrial pig farm for meat production where vaccination is not applied.

● イネの病気、いもち病 オーストラリア
PRO/PL> Blast disease, rice - Australia: (NT)
Archive Number: 20120217.1044294
 情報源 Australian Broadcasting Corporation (ABC) Rural、2012年2月16日
Coastal Plains in the Northern Territory の栽培試験場1か所で、いもち病 rice blast の発生が確認された。この真菌による病気は、wild rice でも多く発生があり、試験栽培されている25種類の品種のうち、1種類のみで感染が分かった ...
[Mod.DHA- Rice blast は真菌の _Magnaporthe oryzae_ (以前は strain of _M. grisea_ に分類されていた、synonym _Pyricularia oryzae_) を原因とし、世界中で the most destructive diseases of rice の1つとなっている]