水痘 紫外線による感染拡大予防、インドの乾季は大気汚染がUVカット
◎ アデノウイルス55 中国 、重症呼吸器疾患
● 水痘 インド
PRO/EDR> Chickenpox- India: (Mumbai)
Archive Number: 20120225.1052634
Archive Number: 20120225.1052634
情報源 Mid Day、2012年2月25日
Chickenpox outbreak in adults has docs worried
ムンバイ Mumbai の水痘 chickenpox 感染者数の増加が続いている。市内唯一の感染症病院に、先週90人が入院した。しかし、小児の患者は8人だけで、残りは成人の患者だった。ほとんどが男性の、移民の患者である、と病院関係者は説明した。小児期にウイルスに曝露せず、同市に来てウイルスに感染したと見られている。市内の私立病院は、水痘患者を受け入れていない。小児では軽症であるが、成人が感染すると、肺炎や脳炎など様々な合併症を発症する可能性がある。second attack (二次合併症?)の発生率は10-12%にすぎない、と説明されている。水痘ワクチンThe varicella virus vaccine を接種すると、90%の感染防御効果があるとされている。接種後の感染はより軽症となる。
[Mod.CP- Chickenpox 水痘は非常に感染力の強い疾患で、水痘-帯状疱疹ウイルス varicella-zoster virus (VZV) -- a herpes virus を原因とする。水疱疹、掻痒、発熱を生じる。特に乳児 babies、成人、免疫が低下した患者で、重症化の恐れがある。感染患者から、未感染あるいはワクチンを接種されていない人に容易に感染伝播する。咳やくしゃみを介し、空気感染する。また水疱 chickenpox blisters から生じるウイルス分子との接触や吸入によっても感染が成立する。
Chickenpox outbreak in adults has docs worried
ムンバイ Mumbai の水痘 chickenpox 感染者数の増加が続いている。市内唯一の感染症病院に、先週90人が入院した。しかし、小児の患者は8人だけで、残りは成人の患者だった。ほとんどが男性の、移民の患者である、と病院関係者は説明した。小児期にウイルスに曝露せず、同市に来てウイルスに感染したと見られている。市内の私立病院は、水痘患者を受け入れていない。小児では軽症であるが、成人が感染すると、肺炎や脳炎など様々な合併症を発症する可能性がある。second attack (二次合併症?)の発生率は10-12%にすぎない、と説明されている。水痘ワクチンThe varicella virus vaccine を接種すると、90%の感染防御効果があるとされている。接種後の感染はより軽症となる。
[Mod.CP- Chickenpox 水痘は非常に感染力の強い疾患で、水痘-帯状疱疹ウイルス varicella-zoster virus (VZV) -- a herpes virus を原因とする。水疱疹、掻痒、発熱を生じる。特に乳児 babies、成人、免疫が低下した患者で、重症化の恐れがある。感染患者から、未感染あるいはワクチンを接種されていない人に容易に感染伝播する。咳やくしゃみを介し、空気感染する。また水疱 chickenpox blisters から生じるウイルス分子との接触や吸入によっても感染が成立する。
Varicella-zoster は帯状疱疹 shingles の原因となることもある。帯状疱疹の患者から、未感染もしくはワクチン未接種の他者に感染が拡がることがある。この場合、曝露した患者は水痘 chickenpox を発症する。水疱(疹)が生じる1-2日前から、すべての疱疹が痂皮化するまでの間、感染性を有する。水痘や帯状疱疹の患者のウイルスに曝露してから発症するまで、10-21日間かかる。ほとんど場合、水痘感染により終生免疫を獲得する。まれに2度以上感染する場合があるが、多くはない。
紫外線 Ultraviolet (UV) が感染拡大予防の助けになるため(紫外線の弱い) milder climates の地域の人々は、感染リスクが高くなる。ただし、インドとスリランカの発生のピークは、高温・乾燥の夏季である。この矛盾は、モンスーンシーズンに比べて、乾季の方が実質的に UV が少なくなるため、と説明されている。乾季には、大気汚染が UV 光線を宇宙空間に反射し、一方モンスーンシーズンには、雨で汚染が洗い流され、UV 照射が増すとされている (Science Daily 15 Dec 2011)]
● アデノウイルス55 中国
PRO/EDR> Adenovirus 55 - China: (HI) - Severe respiratory disease
Archive Number: 20120225.1052511
Archive Number: 20120225.1052511
情報源 Focus Taiwan News Channel、2012年2月24日
China confirms suspected adenovirus infection outbreak: CDC
中国のネット上で物議を醸している流行中の疾患は、SARS [Severe Acute Respiratory Syndrome] ではなく、アデノウイルス adenovirus 感染症であることが、24日、中国本土の当局に確認を行った、台湾保健当局 the [Taiwan] Centers for Disease Control (CDC) により明らかにされた。中国側の説明では、河北省 Hebei Province で発生したとされる感染流行は、実際は an adenovirus type 55 infection であったとされている。しかし、感染の規模についての台湾側への説明はなかった。(台湾CDC の当局者は)adenovirus infection の治療は難しくないため、これ以上の調査は必要ないとしている。
China confirms suspected adenovirus infection outbreak: CDC
中国のネット上で物議を醸している流行中の疾患は、SARS [Severe Acute Respiratory Syndrome] ではなく、アデノウイルス adenovirus 感染症であることが、24日、中国本土の当局に確認を行った、台湾保健当局 the [Taiwan] Centers for Disease Control (CDC) により明らかにされた。中国側の説明では、河北省 Hebei Province で発生したとされる感染流行は、実際は an adenovirus type 55 infection であったとされている。しかし、感染の規模についての台湾側への説明はなかった。(台湾CDC の当局者は)adenovirus infection の治療は難しくないため、これ以上の調査は必要ないとしている。
Adenovirus type 55 infection が初めて確認されたのは、2006年の中国陝西省 Shaanxi Province で、治療を受けた254人の高校生のうち、1人だけが死亡している。台湾では患者が記録されたことはない。多くの中国人の間で、河北省軍病院での、SARS と見られる感染流行発生を懸念する声が上がっていた。数百人が隔離され 1人が死亡したとのブロガーによる書き込みがあったと、新聞紙上に書かれていた。
[Mod.CP- 重症急性呼吸器症候群 Severe acute respiratory syndrome (SARS) は、SARS-associated coronavirus (SARS-CoV) と呼ばれるコロナウイルス coronavirus の1種によるウイルス感染症で、2003年2月に中国で初めて報告された。the SARS global outbreak of 2003 は、終息するまでに、アジア、欧州、南北アメリカの24か国以上に感染が拡大した。2004年以降は、世界中のどこからも患者は報告されていない。the World Health Organization によると the 2003 outbreak の流行中に世界中で合計8098人が SARS に感染し774人が死亡した。一般的に SARS は高熱で発症することが多く、他の症状として、頭痛、全身性不快感 an overall feeling of discomfort、身体痛などが含まれる。一部の患者では、軽い呼吸器症状を伴って発症することもある。約10から20%の患者に下痢が認められ、大部分の患者が肺炎を発症する。今日、SARS は完全に封じ込められており、2003年6月の患者が最後となっている (検査機関での感染例 a laboratory-induced infection case in 2004 を除く)。
[Mod.CP- 重症急性呼吸器症候群 Severe acute respiratory syndrome (SARS) は、SARS-associated coronavirus (SARS-CoV) と呼ばれるコロナウイルス coronavirus の1種によるウイルス感染症で、2003年2月に中国で初めて報告された。the SARS global outbreak of 2003 は、終息するまでに、アジア、欧州、南北アメリカの24か国以上に感染が拡大した。2004年以降は、世界中のどこからも患者は報告されていない。the World Health Organization によると the 2003 outbreak の流行中に世界中で合計8098人が SARS に感染し774人が死亡した。一般的に SARS は高熱で発症することが多く、他の症状として、頭痛、全身性不快感 an overall feeling of discomfort、身体痛などが含まれる。一部の患者では、軽い呼吸器症状を伴って発症することもある。約10から20%の患者に下痢が認められ、大部分の患者が肺炎を発症する。今日、SARS は完全に封じ込められており、2003年6月の患者が最後となっている (検査機関での感染例 a laboratory-induced infection case in 2004 を除く)。
しかし、SARS の根絶が宣言された訳ではなく、自然界の保有動物宿主の間で今も存続する可能性があり、今後ヒトの間で再び流行する可能性が残されている。2005年、2つの研究により、中国のコウモリで、多数の SARS-like coronaviruses が確認された。ウイルスの系統発生学的解析により the SARS-related coronavirus はコウモリ由来であり、直接または中国の市場 Chinese markets の動物を介して、ヒトに感染したことが示された。これらのコウモリには疾患の兆候が認められなかったが、自然界の保有宿主 the natural reservoirs of SARS-like coronaviruses である可能性が高いとされている。
2006年後半、中国当局(the Chinese Centre for Disease Control and Prevention of Hong Kong University and the Guangzhou Centre for Disease Control and Prevention) により、ジャコウネコ civet cats とヒトで発見された the SARS coronavirus の間の遺伝学的関連性 genetic link が確認され、種を超えて伝播したとする説が唱えられるようになった。
Adenoviruses は中等症ないし重症の呼吸器感染症に関係する。Adenovirus 55 は遺伝子再集合 genome recombination により発生した、新型ヒトアデノウイルス novel human adenovirus である (J. Clin. Microbiol. March 2010 vol. 48 no. 3 991-993)。中国で以前に発生した重症呼吸器感染流行における human adenovirus type 55 の解析から、a hexon recombination between human adenovirus B11 and human adenovirus B14 による、97.4% human adenovirus B14 のウイルスであることが明らかにされている。現在河北省で発生中の adenovirus type 55 infection 感染流行は、 a recurrence of the bat coronavirus SARS outbreak in 2003 を思い起こさせるに十分なほどの猛威を奮っている]
● 鳥インフルエンザ、ヒト ベトナム WHO
Avian influenza situation in Viet Nam – WHO update
PRO/EDR> Avian influenza, human (22): Viet Nam (ST)
Archive Number: 20120225.1052590
情報源 World Health Organisation (WHO), CSR, Disease Outbreak News、2012年2月8日 FORTH より
2月8日、ベトナム保健省は新たに鳥インフルエンザ Avian influenza A (H5N1)患者1例を報告した。患者は Soc Trang 省に住む26歳の妊婦で、2012年1月23日に発症し、1月25日に入院した。1月27日にオセルタミビルによる治療を受けたが、1月28日に死亡した。死亡した患者から生まれた新生児の検体はH5N1は陰性であった。死亡した患者は病気のニワトリをと殺し食べていた。患者の濃厚接触者は予防内服をうけ、これまでのところ症状を呈している者はない。ベトナムではこれまでに121人の症例が確定診断され、そのうち61人が合併症により死亡している。
[Mod.CP- ベトナムにおける、2012年の the 2nd confirmed case and 2nd fatality である。掲載が遅れたことをおわびする。20120201.1028827 の患者の、WHO confirmation である。今回の情報では、患者が妊娠していたが、児のH5N1 インフルエンザウイルス検査が陰性だったとの新たな情報が追加されている]
* Soc Trang in the Mekong Delta of southern Viet Nam, with its capital in Sóc Trăng;an area of 3,223 km², and has a population of approximately 1 213 400.
* Soc Trang in the Mekong Delta of southern Viet Nam, with its capital in Sóc Trăng;an area of 3,223 km², and has a population of approximately 1 213 400.
● 髄膜炎菌性髄膜炎 ガーナ
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - Ghana: (Upper East Region), susp.
Archive Number: 20120225.1052072
情報源 Myjoyonline.com、2012年2月24日
the Upper East Region の髄膜炎流行 An outbreak of cerebro-spinal meningitis (CSM、脳脊髄髄膜炎)により、2か月で16人が死亡した。流行レベルと見て、当局は感染拡大防止策を強化している。これまでに102人が感染したと、保健当局者は述べた。アクラ Accra からの治療資材を受けているが、流行地域全てをカバーするためには、より多くのワクチンが必要と説明した ...
[Mod.ML- 記事には、髄膜炎の原因が記載されていないが、the "Meningitis Belt " と呼ばれる the sub-Saharan region of Africa では、毎年髄膜炎菌性髄膜炎の大流行が発生している。8-12年ごとに、乾季(12月から6月まで)に大流行が発生する。周期的に発生する流行では、感染率が人口10万対100人から最大800人に達し、個々のコミュニティでは1000人の報告もある]
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - Ghana: (Upper East Region), susp.
Archive Number: 20120225.1052072
情報源 Myjoyonline.com、2012年2月24日
the Upper East Region の髄膜炎流行 An outbreak of cerebro-spinal meningitis (CSM、脳脊髄髄膜炎)により、2か月で16人が死亡した。流行レベルと見て、当局は感染拡大防止策を強化している。これまでに102人が感染したと、保健当局者は述べた。アクラ Accra からの治療資材を受けているが、流行地域全てをカバーするためには、より多くのワクチンが必要と説明した ...
[Mod.ML- 記事には、髄膜炎の原因が記載されていないが、the "Meningitis Belt " と呼ばれる the sub-Saharan region of Africa では、毎年髄膜炎菌性髄膜炎の大流行が発生している。8-12年ごとに、乾季(12月から6月まで)に大流行が発生する。周期的に発生する流行では、感染率が人口10万対100人から最大800人に達し、個々のコミュニティでは1000人の報告もある]
参考項目 20110524.1581
● 鳥インフルエンザ、ヒト インドネシア、エジプト WHO(2件)
インドネシア
● ハンタウイルス チリ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update 2012 - Americas (07): Chile
Archive Number: 20120224.1051879
[1] 全国
情報源 Bio Bio [in Spanish]、2012年2月22日
the Bio Bio region および Los Lagos で各1名の患者が確認され、全国のハンタウイルス患者が18人となった。集中を避けるため、全国の5か所の検査機関でも検査可能となるような対応が進められている。 the Bio Bio region の新たな感染患者は、21歳の若年男性で、スーパーマーケットの倉庫で働いていて感染し、the Concepcion Regional Hospital に入院している。 2例目は、Maullin 市 (the Los Lagos region)の20歳の男性である
[Mod.TY 注-記載はないが、間違いなく Andes virus の感染である]
[2] Arauco
情報源 La Discusion [in Spanish]、2012年2月23日
the Bio Bio region の the Arauco community において、21歳の新たなハンタウイルス感染が確認され、the intensive care unit of the Guillermo Grant Benavente Hospital in Concepcion で、現在、人工呼吸器が装着され危険な状態にある。迅速検査が陽性となり、後に the Institute of Public Health で確定診断された。今年になって the Bio Bio region の患者は6人となり、うち3人が死亡、そのうち2人は感染流行のあった刑務所の受刑者 inmates of the Manzano prison -- であり、 3rd victim は Tucapel の患者だった。
[3] Los Lagos
情報源 Cronica Libre [in Spanish]、2012年2月22日
the Carelmapu locale の20歳のエビ漁師が [Los Lagos の] 2012年の2例目のハンタウイルス患者となった。the Molecular Biology Laboratory of the Universidad Austral in Valdivia での検査で確定診断された。18日に、人工呼吸器が使用できるというだけの理由で the Hospital Base in Valdivia に入院となったが、幸い軽症であり、使用の必要はなかった。保健当局 the Health SEREMI [regional governmental ministerial unit] は、Carelmapu and Maullinthe 間の森林地域で感染したと見ている。現地住民は昔から、同地域でよく作られる料理 curanto に使われる、pangues, nalca leaves [_Gunnera tinctoria_] を採るため、この場所に立ち入ることが多い。
[4] Maule
情報源 Maulee [in Spanish]、2012年2月22日
the Maule region では、これまでに3例のハンタウイルス感染が発生している。死亡した1例目の患者は、the Potrero Grande area of Curico で発生し、この後、Constitucion の小児1人と、現在 the Talca Hospital に入院中の3例目の48歳女性の感染が確認されている。この女性患者は、the Bajo Perquin area of San Clemente の住民である。このほか、2例の感染疑い例 -- a 47-year-old woman and a 12-year-old boy -- も報告されている
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
[5] Valparaiso
情報源 Latercer.com 、2012年2月20日
20日、The Institute of Public Health は65歳の男性患者から採取された検体で、ハンタウイルス感染を確定診断した。現在、the Carlos Van Buren Hospital in Valparaiso に入院中である。
[Mod.TY- 感染した地域は明らかにされていないが、恐らく the Valparaiso region のどこかであろう]
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (21): Indonesia (Bali)
Archive Number: 20120224.1051882
Archive Number: 20120224.1051882
情報源 Bali Discovery Tours、2012年2月23日
Child Dies of Bird Flu in Bali
South Bali の12歳児が鳥インフルエンザ [avian A/(H5N1) influenza virus infection] により死亡した、と報じられた。21日、Denpasar's Sanglah General Hospital の隔離病棟で死亡した。 the Puri Raharja Hospital に5日間入院した後、the Bird Flu Unit at Sanglah Hospital へ転送された、わずか5時間後に死亡した。患児は呼吸障害があり、検査で鳥インフルエンザウイルスが確認された、と病院の医師は説明した。だが、患児の両親は、発症前に家禽と接触はしていないと述べている。当初、腸チフスと間違って診断されていた。
エジプト
Child Dies of Bird Flu in Bali
South Bali の12歳児が鳥インフルエンザ [avian A/(H5N1) influenza virus infection] により死亡した、と報じられた。21日、Denpasar's Sanglah General Hospital の隔離病棟で死亡した。 the Puri Raharja Hospital に5日間入院した後、the Bird Flu Unit at Sanglah Hospital へ転送された、わずか5時間後に死亡した。患児は呼吸障害があり、検査で鳥インフルエンザウイルスが確認された、と病院の医師は説明した。だが、患児の両親は、発症前に家禽と接触はしていないと述べている。当初、腸チフスと間違って診断されていた。
エジプト
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (20): Egypt (GA)
Archive Number: 20120224.1051878
Archive Number: 20120224.1051878
情報源 World Health Organisation (WHO), CSR, Disease Outbreak News、2012年2月24日。
Avian influenza situation in Egypt -- WHO update
24日、エジプト保健人口省は、新たな鳥インフルエンザ avian influenza A (H5N1) virus 感染の患者1名を報告した。 Gharbia governorate の1歳女児で、2月14日に発症し、同15日の入院後すぐにオセルタミビルの治療が開始され、現在健康状態は良好である。感染源の疫学的調査が進められており、自宅のある地域で家禽の庭先飼育が行われている、との暫定調査結果が判明している。エジプトでこれまでに160例の感染が確認され、このうち55例が死亡している。
[Mod.CP- 20120222.1049390 で報告されていた、この1つ前のの確定患者は、Menofia governorate の45歳の女性で、現在回復中であるが、エジプトで160例目の患者とされていた。従って、今回の小児患者は161例目となるはずで、死者の数は55人で変わらない]
地図 Gharbia Governorate in the north of the country; The total area of Gharbia governorate is 25 400 square km (6 276 476 acres), making it the 10th largest governorate of Egypt.
[Mod.CP- 20120222.1049390 で報告されていた、この1つ前のの確定患者は、Menofia governorate の45歳の女性で、現在回復中であるが、エジプトで160例目の患者とされていた。従って、今回の小児患者は161例目となるはずで、死者の数は55人で変わらない]
地図 Gharbia Governorate in the north of the country; The total area of Gharbia governorate is 25 400 square km (6 276 476 acres), making it the 10th largest governorate of Egypt.
● ハンタウイルス チリ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update 2012 - Americas (07): Chile
Archive Number: 20120224.1051879
[1] 全国
情報源 Bio Bio [in Spanish]、2012年2月22日
the Bio Bio region および Los Lagos で各1名の患者が確認され、全国のハンタウイルス患者が18人となった。集中を避けるため、全国の5か所の検査機関でも検査可能となるような対応が進められている。 the Bio Bio region の新たな感染患者は、21歳の若年男性で、スーパーマーケットの倉庫で働いていて感染し、the Concepcion Regional Hospital に入院している。 2例目は、Maullin 市 (the Los Lagos region)の20歳の男性である
[Mod.TY 注-記載はないが、間違いなく Andes virus の感染である]
[2] Arauco
情報源 La Discusion [in Spanish]、2012年2月23日
the Bio Bio region の the Arauco community において、21歳の新たなハンタウイルス感染が確認され、the intensive care unit of the Guillermo Grant Benavente Hospital in Concepcion で、現在、人工呼吸器が装着され危険な状態にある。迅速検査が陽性となり、後に the Institute of Public Health で確定診断された。今年になって the Bio Bio region の患者は6人となり、うち3人が死亡、そのうち2人は感染流行のあった刑務所の受刑者 inmates of the Manzano prison -- であり、 3rd victim は Tucapel の患者だった。
[3] Los Lagos
情報源 Cronica Libre [in Spanish]、2012年2月22日
the Carelmapu locale の20歳のエビ漁師が [Los Lagos の] 2012年の2例目のハンタウイルス患者となった。the Molecular Biology Laboratory of the Universidad Austral in Valdivia での検査で確定診断された。18日に、人工呼吸器が使用できるというだけの理由で the Hospital Base in Valdivia に入院となったが、幸い軽症であり、使用の必要はなかった。保健当局 the Health SEREMI [regional governmental ministerial unit] は、Carelmapu and Maullinthe 間の森林地域で感染したと見ている。現地住民は昔から、同地域でよく作られる料理 curanto に使われる、pangues, nalca leaves [_Gunnera tinctoria_] を採るため、この場所に立ち入ることが多い。
[4] Maule
情報源 Maulee [in Spanish]、2012年2月22日
the Maule region では、これまでに3例のハンタウイルス感染が発生している。死亡した1例目の患者は、the Potrero Grande area of Curico で発生し、この後、Constitucion の小児1人と、現在 the Talca Hospital に入院中の3例目の48歳女性の感染が確認されている。この女性患者は、the Bajo Perquin area of San Clemente の住民である。このほか、2例の感染疑い例 -- a 47-year-old woman and a 12-year-old boy -- も報告されている
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus
[5] Valparaiso
情報源 Latercer.com 、2012年2月20日
20日、The Institute of Public Health は65歳の男性患者から採取された検体で、ハンタウイルス感染を確定診断した。現在、the Carlos Van Buren Hospital in Valparaiso に入院中である。
[Mod.TY- 感染した地域は明らかにされていないが、恐らく the Valparaiso region のどこかであろう]
● C型肝炎 中国
PRO/EDR> Hepatitis C - China: (GG), reused needles
Archive Number: 20120223.1050566
情報源 Xinhua English News、2012年2月23日
南部の広東省 Guangdong province の 200人以上が C型肝炎 Hepatitis C ウイルスに感染した原因として、不適切な医療行為が疑われている。患者申告による Zicheng (Zijin county, Heyuan city) の患者数について、当局はこれを認めていない。住民らによれば、感染した患者全員が、同地域の1か所の医院で、再使用されたと考えられる注射針による、注射行為を受けていたとされている
● RS ウイルス 米国、hMPV 共感染
PRO/EDR> Respiratory syncytial virus - USA (02): (CO) hMPV co-infection
Archive Number: 20120223.1050554
投稿者 米・Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station #1、James M. Wilson V, M.D.、2012年2月22日
20120221.1048240 に関し;米国内の RS ウイルス発生状況についての追加情報。
1日、the Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station は、Delta County, Colorado における、通常とは異なるヒトメタニューモウイルス human metapneumovirus (hMPV) の活動性を報告した。同一家族内の複数の家族や、同一医療施設内での複数の職員の肺炎が報告されている。Rhode Island, Chicago, and Dallas 等から新たな症例が報告されたことを受け、インディアナ Indiana 州の全ての小児科入院患者らに対し hMPV 検査が実施されているとの情報を得ている。18日、郡感染症担当局 the Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station は、発生数の増加を受け、RSV (respiratory syncytial virus) の活動性への注意喚起を行った。医療施設への急激な負荷増大と、2-2.5歳の年長児に予想された以上の重症化が認められていることを受けての措置である。 挿管されて移送される症例数が、5年ぶりに更新された。以前/もしくは現行の hMPV activity が、coinfection with RSV の感染源として懸念される。 RSV coinfection が重症化の、少なくとも一部の要因となることを確認している。hMPV, adenovirus, _H. influenzae_, _Moraxella_, and (rarely) influenza などの他の病原体と、RSV が高率に重複感染することが、全米の小児科救急医師らとの会議で明らかになった ...長文。
● マラリア アフガニスタン
PRO/EDR> Hepatitis C - China: (GG), reused needles
Archive Number: 20120223.1050566
情報源 Xinhua English News、2012年2月23日
南部の広東省 Guangdong province の 200人以上が C型肝炎 Hepatitis C ウイルスに感染した原因として、不適切な医療行為が疑われている。患者申告による Zicheng (Zijin county, Heyuan city) の患者数について、当局はこれを認めていない。住民らによれば、感染した患者全員が、同地域の1か所の医院で、再使用されたと考えられる注射針による、注射行為を受けていたとされている
● RS ウイルス 米国、hMPV 共感染
PRO/EDR> Respiratory syncytial virus - USA (02): (CO) hMPV co-infection
Archive Number: 20120223.1050554
投稿者 米・Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station #1、James M. Wilson V, M.D.、2012年2月22日
20120221.1048240 に関し;米国内の RS ウイルス発生状況についての追加情報。
1日、the Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station は、Delta County, Colorado における、通常とは異なるヒトメタニューモウイルス human metapneumovirus (hMPV) の活動性を報告した。同一家族内の複数の家族や、同一医療施設内での複数の職員の肺炎が報告されている。Rhode Island, Chicago, and Dallas 等から新たな症例が報告されたことを受け、インディアナ Indiana 州の全ての小児科入院患者らに対し hMPV 検査が実施されているとの情報を得ている。18日、郡感染症担当局 the Black Canyon Infectious Disease Forecasting Station は、発生数の増加を受け、RSV (respiratory syncytial virus) の活動性への注意喚起を行った。医療施設への急激な負荷増大と、2-2.5歳の年長児に予想された以上の重症化が認められていることを受けての措置である。 挿管されて移送される症例数が、5年ぶりに更新された。以前/もしくは現行の hMPV activity が、coinfection with RSV の感染源として懸念される。 RSV coinfection が重症化の、少なくとも一部の要因となることを確認している。hMPV, adenovirus, _H. influenzae_, _Moraxella_, and (rarely) influenza などの他の病原体と、RSV が高率に重複感染することが、全米の小児科救急医師らとの会議で明らかになった ...長文。
● マラリア アフガニスタン
PRO/EDR> Malaria - Afghanistan, USA military
Archive Number: 20120223.1050430
Archive Number: 20120223.1050430
情報源 US Army Center for Health Promotion and Preventive Medicine, Associated Press (AP)、2012年2月22日
Malaria cases up among soldiers in Afghanistan
9年間のアフガニスタン駐留米軍の間で、高率にマラリア Malaria 感染例が発生している。1月に発表された、軍保健調査センター the Armed Forces Health Surveillance Center [AFHSC] の報告によると、2011年の駐留米軍の患者数は124例で、およそ3/4に当たる91例がアフガニスタンの患者だった。アフリカやハイチなどの熱帯地域よりも多かった
Malaria cases up among soldiers in Afghanistan
9年間のアフガニスタン駐留米軍の間で、高率にマラリア Malaria 感染例が発生している。1月に発表された、軍保健調査センター the Armed Forces Health Surveillance Center [AFHSC] の報告によると、2011年の駐留米軍の患者数は124例で、およそ3/4に当たる91例がアフガニスタンの患者だった。アフリカやハイチなどの熱帯地域よりも多かった
● ラッサ熱 ナイジェリア
PRO/AH/EDR> Lassa fever - Nigeria (04)
Archive Number: 20120223.1050129
情報源 AllAfrica, Leadership Newspaper (Abuja) report、2012年2月22日
過去6週間に、ラッサ熱 the outbreak of Lassa fever により、国内で40人が死亡した。これまでに 397 cases が報告されていることが、21日、保健省から明らかにされた。
PRO/AH/EDR> Lassa fever - Nigeria (04)
Archive Number: 20120223.1050129
情報源 AllAfrica, Leadership Newspaper (Abuja) report、2012年2月22日
過去6週間に、ラッサ熱 the outbreak of Lassa fever により、国内で40人が死亡した。これまでに 397 cases が報告されていることが、21日、保健省から明らかにされた。
死亡したうちの6人は医療従事者 (2 doctors and 4 nurses) であり、12の州 Edo, Nasarawa, Plateau, Ebonyi, Taraba, Yobe, Ondo, Rivers, Gombe, Anambra, Delta, and Lagos から患者が報告されている。397例中、検査で確認された患者は 87例のみである ... 保健省は75万以上のリバビリン ribavirin 注射薬および錠剤を配布し、国内9か所の専門施設で検査が可能だとしている。
関連項目 20120211.1039402
関連項目 20120211.1039402
● インフルエンザ 2012-2013年 北半球ワクチン
PRO/EDR> Influenza (13): 2012-2013 northern hemisphere vaccine
Archive Number: 20120223.1050384
Archive Number: 20120223.1050384
情報源 WHO, Programmes and Projects, Influenza 、2012年2月23日
Recommended composition of influenza virus vaccines for use in the 2012-2013 northern hemisphere influenza season
北半球の the 2012-2013 influenza season (northern hemisphere winter) 用インフルエンザワクチンに推奨される成分は以下のとおり
- an A/California/7/2009 (H1N1)pdm09-like virus;
- an A/Victoria/361/2011 (H3N2)-like virus;
- a B/Wisconsin/1/2010-like virus
さらに詳しい情報 Recommended composition of influenza virus vaccines for use in the 2012-2013 influenza season
[Mod.CP- 2011年9月以降 2012年2月までの間に、様々な割合で A(H1N1)pdm09 viruses と A(H3N2) and B viruses が共循環 co-circulated し、多くの国で活動性は低い。 A(H1N1)pdm09 viruses の大部分は、 A/California/7/2009 と抗原性の上で相同である。A/California/7/2009 antigens を含むワクチンによる刺激は、the vaccine virus and recent A(H1N1)pdm09 viruses と同程度の抗体産生 anti-HA antibodies of similar titres を誘導する。複数の国々で Influenza A(H3N2) viruses が感染流行に関与し、最近確認されているウイルスの多くが、ワクチン株 the vaccine virus A/Perth/16/2009 と、抗原性及び遺伝学的に異なっており(antigenically and genetically distinguishable)、 A/Victoria/361/2011-like reference viruses とより近い関係にある。現行のワクチンに含まれている A/Perth/16/2009 antigens の刺激により、 most recent influenza A(H3N2) viruses に対し産生される抗体価は低い。多くの国において、Influenza B activity が報告されている。世界の多くの地域で、 B/Yamagata/16/88 lineage viruses が報告される割合が増えているが、一部の国、とりわけ中国では B/Victoria/2/87 lineage viruses が優位である。 recent B/Victoria/2/87 lineage viruses の大多数は、抗原性及び遺伝学的に B/Brisbane/60/2008 に近い関係にある。最新の B/Yamagata/16/88 lineage viruses の分離株は、以前のワクチン株 B/Florida/4/2006 と異なっており、より B/Wisconsin/1/2010-like viruses と近い関係にある。現行のワクチンに含まれる B/Brisbane/60/2008 antigens は、the vaccine viruses and recent viruses of the B/Victoria/2/87 lineage と同等の抗体刺激性 (stimulated anti-HA antibodies) を有している;しかし、recent viruses of the B/Yamagata/16/88 lineage に対しては低値である]
Recommended composition of influenza virus vaccines for use in the 2012-2013 northern hemisphere influenza season
北半球の the 2012-2013 influenza season (northern hemisphere winter) 用インフルエンザワクチンに推奨される成分は以下のとおり
- an A/California/7/2009 (H1N1)pdm09-like virus;
- an A/Victoria/361/2011 (H3N2)-like virus;
- a B/Wisconsin/1/2010-like virus
さらに詳しい情報 Recommended composition of influenza virus vaccines for use in the 2012-2013 influenza season
[Mod.CP- 2011年9月以降 2012年2月までの間に、様々な割合で A(H1N1)pdm09 viruses と A(H3N2) and B viruses が共循環 co-circulated し、多くの国で活動性は低い。 A(H1N1)pdm09 viruses の大部分は、 A/California/7/2009 と抗原性の上で相同である。A/California/7/2009 antigens を含むワクチンによる刺激は、the vaccine virus and recent A(H1N1)pdm09 viruses と同程度の抗体産生 anti-HA antibodies of similar titres を誘導する。複数の国々で Influenza A(H3N2) viruses が感染流行に関与し、最近確認されているウイルスの多くが、ワクチン株 the vaccine virus A/Perth/16/2009 と、抗原性及び遺伝学的に異なっており(antigenically and genetically distinguishable)、 A/Victoria/361/2011-like reference viruses とより近い関係にある。現行のワクチンに含まれている A/Perth/16/2009 antigens の刺激により、 most recent influenza A(H3N2) viruses に対し産生される抗体価は低い。多くの国において、Influenza B activity が報告されている。世界の多くの地域で、 B/Yamagata/16/88 lineage viruses が報告される割合が増えているが、一部の国、とりわけ中国では B/Victoria/2/87 lineage viruses が優位である。 recent B/Victoria/2/87 lineage viruses の大多数は、抗原性及び遺伝学的に B/Brisbane/60/2008 に近い関係にある。最新の B/Yamagata/16/88 lineage viruses の分離株は、以前のワクチン株 B/Florida/4/2006 と異なっており、より B/Wisconsin/1/2010-like viruses と近い関係にある。現行のワクチンに含まれる B/Brisbane/60/2008 antigens は、the vaccine viruses and recent viruses of the B/Victoria/2/87 lineage と同等の抗体刺激性 (stimulated anti-HA antibodies) を有している;しかし、recent viruses of the B/Yamagata/16/88 lineage に対しては低値である]
(動植物)
● ヒツジ痘、ヤギ痘 キルギスタン OIE
● ヒツジ痘、ヤギ痘 キルギスタン OIE
PRO/AH/EDR> Sheep pox & goat pox - Kyrgyzstan (Jalal-Abad), OIE
Archive Number: 20120225.1052781
Archive Number: 20120225.1052781
情報源 OIE、2012年2月24日
Sheep pox and goat pox, Kyrgyzstan、Reoccurrence of a listed disease
感染開始時期 2012年2月17日
前回流行時期 2006年
原因ウイルス Capripoxvirus
新たな感染流行
発生地 Burakan, Toktogul rayon, JALAL-ABAD 農村
感染した種 Sheep / goats
Susceptible 173
Cases 20
Deaths 0
Destroyed 0
Slaughtered 0
● Rhodococcus equi、ウマ メイヨット
Sheep pox and goat pox, Kyrgyzstan、Reoccurrence of a listed disease
感染開始時期 2012年2月17日
前回流行時期 2006年
原因ウイルス Capripoxvirus
新たな感染流行
発生地 Burakan, Toktogul rayon, JALAL-ABAD 農村
感染した種 Sheep / goats
Susceptible 173
Cases 20
Deaths 0
Destroyed 0
Slaughtered 0
● Rhodococcus equi、ウマ メイヨット
PRO/AH/EDR> Rhodococcus equi, equine - Mayotte
Archive Number: 20120225.1052666
Archive Number: 20120225.1052666
情報源 The Horse、2012年2月20日
Seven Ponies Dead from R. equi Outbreak in Mayotte
インド洋 the Indian Ocean にある、メイヨット島 island of Mayotte にある、1か所の乗馬センター equestrian center において、感染流行 _Rhodococcus equi_ outbreak により7頭のポニーが死亡したことが、現地農業当局者 The Departmental Federation of Farmer's Unions (FDSEA) of Mayotte により明らかにされた。the Hajangua equestrian center on the eastern coast of the Mozambique Channel でも、2頭が感染したが、治療により回復したと報告されている。獣医師は、the equestrian center で飼育されているウマの血液検査で _R. equi_ が確認された。_R. equi_ は日和見感染を起こす細菌 opportunistic bacterium で、しばしば生後5か月までの子馬の気管支肺炎の原因となるが、免疫低下がない限り、親ウマに影響することはない。ワクチンが開発され、一定の成果を上げている。肺細胞内で持続感染と増殖が行われるほか、排泄物中に確認されることもある、とされている。
[Mod.AS- _Rhodococcus equi_ は、1923年に _Corynebacterium equi_ として初めて報告され、1977年、 _R. equi_ として分類し直された。免疫不全のあるヒトを中心とした人獣共通感染症であり、発熱、咳、胸痛などを伴った肺炎を示すことが多いが、他臓器に感染したり、敗血症を発症したりすることもある。ウマ科 equines とヒト以外の、他の哺乳動物の感染も報告されている:ブタ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ラマ、ネコ、イヌ。ブタでは、 _R. equi_ が頚部の慢性リンパ節炎による結核様病変を生じることがあるが、健康な動物の顎下リンパ節や扁桃からも菌が検出される。ウシのリンパ節やヤギの肝臓にも、結核様病変を生じることがある]
Seven Ponies Dead from R. equi Outbreak in Mayotte
インド洋 the Indian Ocean にある、メイヨット島 island of Mayotte にある、1か所の乗馬センター equestrian center において、感染流行 _Rhodococcus equi_ outbreak により7頭のポニーが死亡したことが、現地農業当局者 The Departmental Federation of Farmer's Unions (FDSEA) of Mayotte により明らかにされた。the Hajangua equestrian center on the eastern coast of the Mozambique Channel でも、2頭が感染したが、治療により回復したと報告されている。獣医師は、the equestrian center で飼育されているウマの血液検査で _R. equi_ が確認された。_R. equi_ は日和見感染を起こす細菌 opportunistic bacterium で、しばしば生後5か月までの子馬の気管支肺炎の原因となるが、免疫低下がない限り、親ウマに影響することはない。ワクチンが開発され、一定の成果を上げている。肺細胞内で持続感染と増殖が行われるほか、排泄物中に確認されることもある、とされている。
[Mod.AS- _Rhodococcus equi_ は、1923年に _Corynebacterium equi_ として初めて報告され、1977年、 _R. equi_ として分類し直された。免疫不全のあるヒトを中心とした人獣共通感染症であり、発熱、咳、胸痛などを伴った肺炎を示すことが多いが、他臓器に感染したり、敗血症を発症したりすることもある。ウマ科 equines とヒト以外の、他の哺乳動物の感染も報告されている:ブタ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ラマ、ネコ、イヌ。ブタでは、 _R. equi_ が頚部の慢性リンパ節炎による結核様病変を生じることがあるが、健康な動物の顎下リンパ節や扁桃からも菌が検出される。ウシのリンパ節やヤギの肝臓にも、結核様病変を生じることがある]
PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (21): Update
Archive Number: 20120225.1052537
Archive Number: 20120225.1052537
情報源 Flutrackers.com - Schmallenberg-virus in Europe - 2012、2012年2月24日
Schmallenberg-virus in Europe - 2012, latest update: 24 Feb 3012, 23:10
欧州内の感染発生農場:合計1373か所
- オランダ Netherlands (total 118)
- ドイツ Germany (total 737)
- ベルギー Belgium (total 517)
- 英国 United Kingdom (total 74) [For UK latest update]
- フランス France (total 277) [France's recent update, as of 23 Feb 2012 ]
- イタリア Italy (total 1)
- ルクセンブルグ Luxembourg (total 1)
[Mod.AS- The Flutrackers web-site on SBV "Schmallenbergvirus: new Akabane-like virus in cattle, sheep and goats in Europe"は、2011年12月6日に開設され、すでに98回の更新が行われている]
Schmallenberg-virus in Europe - 2012, latest update: 24 Feb 3012, 23:10
欧州内の感染発生農場:合計1373か所
- オランダ Netherlands (total 118)
- ドイツ Germany (total 737)
- ベルギー Belgium (total 517)
- 英国 United Kingdom (total 74) [For UK latest update]
- フランス France (total 277) [France's recent update, as of 23 Feb 2012 ]
- イタリア Italy (total 1)
- ルクセンブルグ Luxembourg (total 1)
[Mod.AS- The Flutrackers web-site on SBV "Schmallenbergvirus: new Akabane-like virus in cattle, sheep and goats in Europe"は、2011年12月6日に開設され、すでに98回の更新が行われている]
● 炭疽 アルゼンチン、米国(2件)
PRO/AH/EDR> Anthrax, bovine - Argentina (02): (BA)
Archive Number: 20120224.1051877
Archive Number: 20120224.1051877
投稿者 アルゼンチン・Laboratorio Azul Diagnostico SA、Dr Ramon Noseda、2012年2月24日
Anthrax, bovine - Argentina (Loberia, Prov. de Buenos Aires)
17日、獣医師が炭疽 Anthrax 感染を疑って提出した、感染した複数のウシの死骸から採取した2個の中手骨の、培養同定検査で炭疽菌が確認された。死亡した2頭は妊娠した Aberdeen Angus animals で、自然開口部から出血し、突然死した。ワクチンを接種されていない、320頭の群れのウシで、the Partido of Loberia, Paraje El Moro de la Province of Buenos Aires の農場で飼育されていた。1995年にもこの農場で流行が発生し、3頭が死亡し、1頭が流産している。この地域は3か月間の日照りの後、20日間雨が降り続いていた。
Anthrax, bovine - Argentina (Loberia, Prov. de Buenos Aires)
17日、獣医師が炭疽 Anthrax 感染を疑って提出した、感染した複数のウシの死骸から採取した2個の中手骨の、培養同定検査で炭疽菌が確認された。死亡した2頭は妊娠した Aberdeen Angus animals で、自然開口部から出血し、突然死した。ワクチンを接種されていない、320頭の群れのウシで、the Partido of Loberia, Paraje El Moro de la Province of Buenos Aires の農場で飼育されていた。1995年にもこの農場で流行が発生し、3頭が死亡し、1頭が流産している。この地域は3か月間の日照りの後、20日間雨が降り続いていた。
PRO/AH/EDR> Anthrax, bovine - USA: (MS Mississippi)
Archive Number: 20120224.1051514
情報源 Drovers CattleNetwork, Mississippi State University Extension report、2012年2月23日
ミシシッピ Mississippi 州の Coahoma County near Clarksdale において、家畜の炭疽感染が確認された。現地獣医師からの通報で、同農場が隔離された。感染した家畜2頭のうちの1頭のサンプルが獣医学検査機関に提出され、炭疽感染が確定診断された ... ミシシッピ Mississippi 州で最後の炭疽感染が報告されたのは1990年と1991年である。
● スクレイピー カナダ ヒツジ、非定型
PRO/AH/EDR> Scrapie, atypical - Canada: (AB) ovine
Archive Number: 20120224.1050842
情報源 The Western Producer、2012年2月23日
アルバータ Alberta 州のヒツジ1頭で、2012年1月に非定型スクレイピー atypical scrapie が確認された。 the Canadian Food Inspection Agency (CFIA) の獣医学の専門家は、カナダのスクレイピー根絶計画として実施された調査で明らかになったことを明らかにした ... classical scrapie と違い、atypical scrapie では、検疫や周囲の検査は必要とされない [? One wonders what evidence led authorities to develop policy that for this disease does not require a quarantine (どういう根拠があるのだろうか)]
● 狂犬病 ブラジル
PRO/AH/EDR> Rabies, bovine - Brazil: (PA)
Archive Number: 20120223.1050775
情報源 Bonde [in Portuguese]、2012年2月22日
パラナ Parana 州農業食料当局 The state Secretariat of Agriculture and Food Supply (SEAB) は、2012年の狂犬病 Rabies 感染流行を懸念している。これまでに41か所の発生と47例の死亡が確認されている。州内陸部各市の農村部の農場を中心に、流行の発生が確認されている。狂犬病担当者は、初期症状が見られたら専門家に相談するよう、生産者らに呼びかけている。現時点で、Londrina での発生は確認されていない。狂犬病ウイルスは、動物を襲う吸血コウモリ により伝播される。昨年[2011年]、パラナ州で 120例以上が報告されている。
● リンゴの病気、Apple scar skin viroid アルゼンチン
PRO/PL> Apple scar skin viroid - South America: 1st rep. Argentina
Archive Number: 20120223.1050725
情報源 New Disease Reports, British Society for Plant Pathology 、2012年1月
原著 First report of _Apple scar skin viroid_ (ASSVd) in apple trees in Argentina. New Disease Reports (2012) 25, 3; DOI: 10.5197/j.2044-0588.2012.025.003
Rio Negro province において、2009年12月と2010年1月に、ランダムに選ばれた5か所の栽培地の 4種類の apple cultivars のリンゴ Apple trees (_Malus domestica_) から採取された検体について、 _Apple scar skin viroid_ (ASSVd) の検査を行った。いずれのサンプル樹木もまだ果実をつけていなかったため、viroid の症状は確認されていない。hybridisation [assay] specific for ASSVd 法により leaf preparations の解析が行われ、19検体が陽性となった ...
[Mod.DHA- _Apple scar skin viroid_ (ASSVd; type member of genus _Apscaviroid_) により、リンゴに、 scar skin, dimple and dapple apple diseases の症状が起きる。亜種 Variants による、ナシ pear (crinkle fruit, rusty skin, dimple) や 、最近では、石果 stone fruit (cherry, apricot) への感染が報告されている]
PRO/AH/EDR> Rabies, bovine - Brazil: (PA)
Archive Number: 20120223.1050775
情報源 Bonde [in Portuguese]、2012年2月22日
パラナ Parana 州農業食料当局 The state Secretariat of Agriculture and Food Supply (SEAB) は、2012年の狂犬病 Rabies 感染流行を懸念している。これまでに41か所の発生と47例の死亡が確認されている。州内陸部各市の農村部の農場を中心に、流行の発生が確認されている。狂犬病担当者は、初期症状が見られたら専門家に相談するよう、生産者らに呼びかけている。現時点で、Londrina での発生は確認されていない。狂犬病ウイルスは、動物を襲う吸血コウモリ により伝播される。昨年[2011年]、パラナ州で 120例以上が報告されている。
● リンゴの病気、Apple scar skin viroid アルゼンチン
PRO/PL> Apple scar skin viroid - South America: 1st rep. Argentina
Archive Number: 20120223.1050725
情報源 New Disease Reports, British Society for Plant Pathology 、2012年1月
原著 First report of _Apple scar skin viroid_ (ASSVd) in apple trees in Argentina. New Disease Reports (2012) 25, 3; DOI: 10.5197/j.2044-0588.2012.025.003
Rio Negro province において、2009年12月と2010年1月に、ランダムに選ばれた5か所の栽培地の 4種類の apple cultivars のリンゴ Apple trees (_Malus domestica_) から採取された検体について、 _Apple scar skin viroid_ (ASSVd) の検査を行った。いずれのサンプル樹木もまだ果実をつけていなかったため、viroid の症状は確認されていない。hybridisation [assay] specific for ASSVd 法により leaf preparations の解析が行われ、19検体が陽性となった ...
[Mod.DHA- _Apple scar skin viroid_ (ASSVd; type member of genus _Apscaviroid_) により、リンゴに、 scar skin, dimple and dapple apple diseases の症状が起きる。亜種 Variants による、ナシ pear (crinkle fruit, rusty skin, dimple) や 、最近では、石果 stone fruit (cherry, apricot) への感染が報告されている]
● 鳥インフルエンザ、ヒト エジプト WHO
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (19): Egypt (MA)
Archive Number: 20120222.1049390
情報源 World Health Organisation (WHO), CSR, disease Outbreak News、2012年2月22日 FORTH より
2012年2月22日に公表されたWHOの情報によると、エジプト保健・人口省は、新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者1例を報告した。患者は、ミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む45歳の女性で、2012年2月10日に発症し、2月17日にオセルタミビルによる治療を受け、現在は回復しつつある ... 患者は裏庭で飼っている家きんと接触していたことが判明した ...
● トリパノソーマ症 ベルギー、ケニアから
● 胃腸炎 バングラデシュ:adenovirus 65
PRO/EDR> Gastroenteritis - Bangladesh: adenovirus 65
Archive Number: 20120222.1049349
情報源 Deccan Chronicle、2012年2月21日
アデノウイルス Human adenovirus (HAdV-65) は、下痢、胃腸炎、呼吸器感染などの原因となる。国内やハイデラバード Hyderabad への移民からも発生が確認されている
● インフルエンザ H3N2v pandemic potential
PRO/AH/EDR> Influenza (12): H3N2v pandemic potential
Archive Number: 20120222.1049306
[1] 情報源 The Canadian Press online、2012年2月20日。
2011年後半に米国で12人の感染者が発生したブタ由来のインフルエンザウイルスに関する新たな研究結果によると(このウイルスは)パンデミックウイルスとなる可能性があることが判明した。この研究に当たった the U.S. Centers for Disease Control の研究者らは、ヒトの間での感染が拡がっていない (viruses haven't taken off in people) のは、ウイルスそのものではなく、ヒトの免疫に左右されている可能性があるとしている
原著 Pathogenesis and transmission of swine origin A(H3N2)v influenza viruses in ferrets. By: Melissa B. Pearcea and 12 others. Published online before print 21 Feb 2012, doi: 10.1073/pnas.1119945109 PNAS
要約
● マレーバレー/クンジンウイルス-オーストラリア
PRO/AH/EDR> Murray Valley/Kunjin viruses - Australia: (NT)
Archive Number: 20120222.1049200
情報源 NT News、2012年2月22日。
マレーバレー脳炎 Murray Valley encephalitis [MVE、ウイルス] の、the Katherine region [Northern Territory] の歩哨用ニワトリ sentinel chickens の間での感染が確認されている。当局 The [Australian] Centre for Disease Control (CDC) は、ニワトリの感染は、蚊族媒介性の同ウイルスが、クンジンウイルス Kunjin virus とともに広くまん延していることを意味する、と警告している ... the Murray Valley encephalitis の症状(小児の傾眠、脱力 floppiness、食欲低下など ... 2011年に19歳のカナダ人旅行者1名が、a 10-day tour of the Northern Territory の間に感染して死亡している。ニワトリからは、Kunjin virus も確認されている。住民ら Top End residents に対して、特に蚊族による刺咬を回避するよう、注意が呼びかけられている
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (19): Egypt (MA)
Archive Number: 20120222.1049390
情報源 World Health Organisation (WHO), CSR, disease Outbreak News、2012年2月22日 FORTH より
2012年2月22日に公表されたWHOの情報によると、エジプト保健・人口省は、新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者1例を報告した。患者は、ミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む45歳の女性で、2012年2月10日に発症し、2月17日にオセルタミビルによる治療を受け、現在は回復しつつある ... 患者は裏庭で飼っている家きんと接触していたことが判明した ...
● トリパノソーマ症 ベルギー、ケニアから
PRO/AH/EDR> Trypanosomiasis - Belgium: ex Kenya (Masai Mara)
Archive Number: 20120222.1049305
投稿者 ベルギー・Emmanuel Bottieau, MD, PhDJan Clerinx, MD、2012年2月22日
Early stage _Trypanosoma rhodesiense_ HAT in a Belgian traveler visiting Masai Mara, Kenya
2012年1月30日から2月13日にかけてケニアに滞在し、同2月7日から9日までマサイマラ Masai Mara game park に立ち寄ったベルギー人旅行者1名が、16日より発熱し、19日に他の病院の血液厚層塗沫標本によりヒト・アフリカトリパノソーマ症 human African trypanosomiasis (HAT) と診断された。翌日、治療目的に the Institute of Tropical Medicine, University Hospital Antwerp に転院となった。
Early stage _Trypanosoma rhodesiense_ HAT in a Belgian traveler visiting Masai Mara, Kenya
2012年1月30日から2月13日にかけてケニアに滞在し、同2月7日から9日までマサイマラ Masai Mara game park に立ち寄ったベルギー人旅行者1名が、16日より発熱し、19日に他の病院の血液厚層塗沫標本によりヒト・アフリカトリパノソーマ症 human African trypanosomiasis (HAT) と診断された。翌日、治療目的に the Institute of Tropical Medicine, University Hospital Antwerp に転院となった。
左上肢に1か所の無痛性潰瘍 chancre があり、発熱、全身倦怠、頭痛を訴えていた。Prepatent 潜伏期間? が7-9日間、診断および治療前の急性の血行期 the hematogenic phase は4日間であることから、the blood stage から3週間後とされる脳への浸潤は、発症から短期間のこの時点においては否定される。転院直後の2月20日より suramin による治療が開始された。
治療前の血液検査で、高寄生虫血症と著明な血小板減少 thrombocytopenia (47.000/=B5L)、基準値の3倍の ALAT/ASAT、CRP の中等度上昇が認められた。心電図 ECG では、びまん性の ST-T 上昇 diffuse S-T elevation が認められた。その他の合併症は認められず、生命に関わる状況も認められていない。
関連項目 20120202.1031130
関連項目 20120202.1031130
PRO/EDR> Gastroenteritis - Bangladesh: adenovirus 65
Archive Number: 20120222.1049349
情報源 Deccan Chronicle、2012年2月21日
アデノウイルス Human adenovirus (HAdV-65) は、下痢、胃腸炎、呼吸器感染などの原因となる。国内やハイデラバード Hyderabad への移民からも発生が確認されている
● インフルエンザ H3N2v pandemic potential
PRO/AH/EDR> Influenza (12): H3N2v pandemic potential
Archive Number: 20120222.1049306
[1] 情報源 The Canadian Press online、2012年2月20日。
2011年後半に米国で12人の感染者が発生したブタ由来のインフルエンザウイルスに関する新たな研究結果によると(このウイルスは)パンデミックウイルスとなる可能性があることが判明した。この研究に当たった the U.S. Centers for Disease Control の研究者らは、ヒトの間での感染が拡がっていない (viruses haven't taken off in people) のは、ウイルスそのものではなく、ヒトの免疫に左右されている可能性があるとしている
原著 Pathogenesis and transmission of swine origin A(H3N2)v influenza viruses in ferrets. By: Melissa B. Pearcea and 12 others. Published online before print 21 Feb 2012, doi: 10.1073/pnas.1119945109 PNAS
要約
"最近、米国でヒトから分離された、ブタ由来の新型インフルエンザ novel swine-origin influenza A H3N2 variant virus [A(H3N2)v] について、パンデミックウイルスとなる可能性が懸念されている。今回、2009年から2011年にかけてヒトから分離された 4 A(H3N2)v influenza viruses について、毒性 the virulence、感染伝播性 transmissibility 及びレセプター結合性 receptor-binding preference を検討した。ウイルスを注射されたフェレット A(H3N2)v-inoculated ferrets の鼻腔内サンプル nasal turbinates and nasal wash samples で、高力価の感染性ウイルスが認められた。 All 4 A(H3N2)v viruses に、同じ飼育器内のフェレットへの効率的な感染性が確認され、the 2010 and 2011 A(H3N2)v isolates では、気道分泌物 respiratory droplets による、ナイーブな個体 naive ferrets への伝播も確認された。用量依存的糖鎖アレイ解析 dose-dependent glycan array analysis of A(H3N2)v により、ヒトに馴化したインフルエンザAウイルスと同じ、alpha2-6-sialylated glycans 優位の結合性が認められた。さらに、ヒト気管支上皮に由来する、関連細胞株 Calu-3 における ウイルス複製能効率 the viral replication efficiency of A(H3N2)v viruses を調べたところ、5 common seasonal H3N2 influenza viruses と比較して、より高い力価の Calu-3 cells における複製能を持つことが確かめられた。以上より、A(H3N2)v viruses は、ほ乳類の体内で効率的に複製・伝播する能力を有することが示唆され、今後とも公衆衛生上の監視を必要とすることが示された。"
[2] 情報源 Xinhua, English News、2012年2月15日。
ベトナム政府当局は、2011年4月に初めての豚インフルエンザウイルス swine influenza virus (H3N2) 感染患者が発生していたと主張し、2012年1月10日に、WHO がこれを認めていた。15日に、ベトナム保健省当局者が明らかにした。発表によると、患者は南部 Long An province の2歳の女児1名で、2011年4月に小児病院 the No. 1 Children Hospital で治療を受け、後に回復している。南部監視ネットワークにより swine influenza virus H3N2 と確認された。2012年1月に、この検査結果が the American Center for Disease Control and Prevention (CDC) under WHO standard criteria により再確認された。 the 1st [swine] H3N2 infected case in Viet Nam であり、ヒトからヒトへの感染は確認されていない。2011年4月以降、他の患者の発生はない
[2] 情報源 Xinhua, English News、2012年2月15日。
ベトナム政府当局は、2011年4月に初めての豚インフルエンザウイルス swine influenza virus (H3N2) 感染患者が発生していたと主張し、2012年1月10日に、WHO がこれを認めていた。15日に、ベトナム保健省当局者が明らかにした。発表によると、患者は南部 Long An province の2歳の女児1名で、2011年4月に小児病院 the No. 1 Children Hospital で治療を受け、後に回復している。南部監視ネットワークにより swine influenza virus H3N2 と確認された。2012年1月に、この検査結果が the American Center for Disease Control and Prevention (CDC) under WHO standard criteria により再確認された。 the 1st [swine] H3N2 infected case in Viet Nam であり、ヒトからヒトへの感染は確認されていない。2011年4月以降、他の患者の発生はない
● マレーバレー/クンジンウイルス-オーストラリア
PRO/AH/EDR> Murray Valley/Kunjin viruses - Australia: (NT)
Archive Number: 20120222.1049200
情報源 NT News、2012年2月22日。
マレーバレー脳炎 Murray Valley encephalitis [MVE、ウイルス] の、the Katherine region [Northern Territory] の歩哨用ニワトリ sentinel chickens の間での感染が確認されている。当局 The [Australian] Centre for Disease Control (CDC) は、ニワトリの感染は、蚊族媒介性の同ウイルスが、クンジンウイルス Kunjin virus とともに広くまん延していることを意味する、と警告している ... the Murray Valley encephalitis の症状(小児の傾眠、脱力 floppiness、食欲低下など ... 2011年に19歳のカナダ人旅行者1名が、a 10-day tour of the Northern Territory の間に感染して死亡している。ニワトリからは、Kunjin virus も確認されている。住民ら Top End residents に対して、特に蚊族による刺咬を回避するよう、注意が呼びかけられている