2012年6月13日-14日

狂犬病 南アフリカ、野犬との咬傷のない接触歴
腸チフス ジンバブエ MMWR

● 狂犬病 南アフリカ(2)、インド(3件)
PRO/AH/EDR> Rabies - South Africa (05): (NL) official statement 
Archive Number: 20120613.1166404
 投稿者 南ア ・ National Institute for Communicable Diseases、Lucille Blumberg、2012年6月12日
NICD/NHLS statement on human rabies case confirmed KwaZulu Natal, South Africa
Underberg (KwaZulu Natal, South Africa) の29歳の農業従事者の狂犬病 Rabies 感染が確定診断された。患者は、腕、肩の移動性の痛みと、片側の眼瞼下垂、発熱、混迷、流涎、恐水症のため、5月2日に Pietermaritzburg, KwaZulu Natal の病院に入院した。発病の2ヶ月前に、狂犬病と見られる症状を発症後に死亡した野犬との接触があったことから、狂犬病が鑑別診断に加えられた。咬傷等がなかったとして、曝露後の予防措置は行われなかったが、唾液との接触があったものと考えられる。
ヒトでの感染が疑われたため、埋葬されていたイヌが掘り出され、実施した狂犬病検査が陽性となった。
救急室で免疫グロブリン rabies immunoglobulin (human origin at 20IU/kg) とワクチンを接種され、感染の疑いが強まった段階で the Milwaukee protocol 変法による治療が行われた。検査結果が判明するまで、ヘルペスウイルス感染を疑って acyclovir と、リケッチア疾患のための quinolones が使用された。狂犬病の検査が行われたのは the Centre for Emerging and Zoonotic Diseases, National Institute for Communicable Diseases of the National Health Laboratory Service (NICD/NHLS) in Johannesburg である。
唾液、皮膚、脳脊髄液など複数の検体について、PCR 法を用いた生前検査 Ante-mortem tests が行われたが陰性だった。血清中の狂犬病特異 IgG が positive であったが、これは、患者に対して実施された能動および受動免疫療法 (ワクチンとグロブリン) を反映したものと考えられた。
脳脊髄液の血清検査は病初期の検体で陰性であったが、その後に採取された検体では低値 low titers ながら rabies specific IgG が検出された。ただし、4週間での増加は見られなかった。 (West Nile fever, Rift Valley fever, herpes, malaria, and enteroviruses 等についての)病原体検査は陰性だった。
SPECT [single photon emission computed tomography] scanner で脳血流がないことが確認され、救命措置は中止された。患者は8日死亡した。死後の脳生検で狂犬病が確認された。
Underberg は Durban の西約 200km に位置する農村 a small rural farming community である。KwaZulu Natal Province では30年前から狂犬病感染流行が続いており、毎年、動物とヒトの感染の報告が続いている。ハイリスク地域での、広範囲のイヌへのワクチン接種キャンペーンにより、近年ヒトの感染者数は減少している。
最近、2012年1月からイヌを中心として the Winterton/Bergville area of the province における感染流行が発生しており、小児1名が死亡している。上記の the Underberg rabies dog and human cases イヌおよびヒトの感染源については現在調査中である。これ以外にも、2012年のこれまでに5例 KwaZulu Natal (n=2) and Limpopo (n=3) provinces が報告されている。the Eastern Cape でも臨床診断された例があるが、検査による確定診断には至っていない。2005年以降、南アフリカで laboratory confirmed された患者は 106人で、主に KwaZulu Natal (n=32), Eastern Cape (n=30), and Limpopo provinces (n=37) の患者となっている。
関連項目 (04): (NL) 20120611.1164325

PRO/AH/EDR> Rabies - South Africa (05): (GT ex NL) canine, human exp. 20120613.1166985
 情報源 BuaNews online, compiled by the Government Communication and Information System、2012年6月13日
狂犬病が疑われる行動異常のあった子犬1匹に3人が咬傷を受けたものの、Gauteng における狂犬病 outbreak は終息した。当局獣医師 Agriculture, Rural and Social Development Chief Director of Veterinary Services は、2011年9月に11例が確認されたが、他州から拡大した the outbreak of rabies は、唯一の輸入感染例を除き、完全に沈静化したことが確認されている、と述べた。Coffee Bay in the Eastern Cape に搬送された、咬傷を受けた3人は、 Chartwell の家族により州内に戻ったと説明した。3人を襲った子犬は、6月3日に協同失調、抑うつ、頭部掻破などの神経症状を発症し、死亡した。検査の結果、狂犬病陽性が確認されている。 Gauteng 州内に周辺地域から動物の狂犬病が持ち込まれたのは18ヶ月ぶり、3件目の事例である。1件目、2件目とも KwaZulu-Natal からのイヌおよびネコだった。 
[Mod.CP- Gauteng provinceでは、包括的サーベイランス comprehensive surveillance および飼育犬への強制ワクチン接種 compulsory vaccination of domestic canines により、州内でのヒトの狂犬病ウイルス感染は根絶されている。現在暴露後接種を受けている The 3 people in Guateng province は、最近 KwaZulu Natal province から連れてこられ、狂犬病ウイルス感染が確定診断されたネコに曝露していた]
関連項目 (04) (NL) 20120611.1164325

インド
PRO/AH/EDR> Rabies - India (06): mortality estimates 20120614.1168031
 投稿者 Merritt Clifton、2012年6月14日
Rabies mortality estimates - the last word
インドの統計 (The National Health Profile of India, published by the Central Bureau of Health Intelligence within the Directorate General of Health Services, under the Ministry of Health and Family Welfare) によれば、2005年以降、報告される狂犬病による死亡が極端に少なくなっている -- が、4月の保健大臣の下院での報告まで誰も気づかなかったようだ。
The National Health Profile of India human rabies death numbers:
2005: 274
2006: 361
2007: 221
2008: 244
2009: 260
2010: 162
2011: 223

● 腸チフス ジンバブエ

PRO/EDR> Typhoid fever update 2012 (11): Zimbabwe (Harare) 20120614.1168345
 情報源 CDC. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2012; 61(23): 435 、2012年6月15日
2011年10月25日、ハラレ Harare 郊外の人口密集地 Dzivaresekwa で約 20人の腸チフス Typhoid fever 感染が疑われる患者の集団発生が、市保健当局 the City of Harare City Health Department に通報された。

2011年 11月22日、米CDC ほか、CDC-Kenya/Kenya Medical Research Institute, and the South Africa Field Epidemiology and Laboratory Training Program からなるチームに、対応への協力を求められた。
2012年 5月2日現在の、ハラレにおける腸チフス感染が疑われる患者数は合計4185人である。腸チフス感染疑い患者は、3日以上続く発熱に、倦怠感、頭痛、嘔吐、下痢、便秘、咳を伴う、2011年10月1日以降にハラレ在住もしくは滞在歴のある患者と定義した。上記に加え、血液または便培養で診断が確定された患者を、確定例 (52例)とした。患者の平均年齢は15歳 (1歳未満から95歳) で、1788人が入院となり、2人が死亡している。地域別では、the high-density suburbs of Kuwadzana (1957), Dzivaresekwa (1012), and Marlborough (115) となっており、207人は国内の他の州の住民であった


● 手足口病 ベトナム
PRO/EDR> Hand, foot & mouth disease - Viet Nam (09): (DN)
Archive Number: 20120614.1168548
 情報源 English Xinuhuanet.com 、2012年6月14日
南部 Dong Nai province における手足口病流行 hand, foot and mouth disease (HFMD) epidemic の急速な拡大について、14日当局から注意喚起が行われた。ハノイ Hanoi の南約 1120km にある同省内の全 171 communes のうち 169の地域で確認されており、2012 年初以来 2000 例の患者が発生し、2人が死亡している。手足口病発生のピーク期であるが、例年より患者数は多く、全国で年初からの 5ヶ月間に報告された患者数は 43200例で、うち22人が死亡している。

● C型肝炎 米国
PRO/EDR> Hepatitis C - USA (03): (NH) nosocomial 20120614.1168491
 情報源 The Republic, Columbus, Indiana, AP report、2012年6月13日
the Exeter Hospital's cardiac catheterization lab で治療を受けた患者らの間で発生した C 型肝炎 Hepatitis C の集団発生の原因は、職員 1名の薬物の間違った使用 misusing drugs であった可能性が最も高いことが、ニューハンプシャー州保健当局 New Hampshire's public health director から 13日に発表された。あらゆる検査結果と、職員および患者らからの聞き取り調査や、病院記録を参照した結果、全ての情報が、薬物の調剤(移し替え)? drug diversion が原因であった可能性が高いことを示していた、と説明した ...
[Mod.CP- the screening programme が進むにつれ、患者数が 14人から 20人に増加し、今後さらに増える可能性がある。現時点で、C 型肝炎ウイルス感染は、C 型肝炎感染者である従業員 1名が、患者用の薬剤を自己注射するために注射器 (シリンジ) を使用し、患者に再使用したことが原因である可能性が高いようである。どのような薬剤であり、病院職員の職務が何であったか、については明らかにされていない]
関連項目 (02) nosocomial 20120610.1163427

● インフルエンザ
PRO/EDR> Influenza (45): Bermuda, late season outbreak, RFI 20120614.1168274
 情報源 The Royal Gazette online、2012年6月14日
季節はずれのインフルエンザ流行 unusual spike in influenza では、入院患者も発生し、保健当局 the Health Department は注視している。5月21日以降、 King Edward VII Memorial [Hospital] に入院となったインフルエンザ様症状のある患者は 8人で、このうち 7人が小児だった

● サルモネラ感染症 北米
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Infantis (02) - N America: human, dog food 20120614.1168060
 情報源 CDC, _Salmonella_ Homepage、2012年6月13日
サルモネラ感染症流行 the outbreak strain of _Salmonella [enterica_ serotype] Infantis により報告されている患者は合計 22 人となった。新たに報告されたのは、Alabama (1), California (1), Illinois (1), New York (1), and South Carolina (1). Additionally, 2 ill persons have been reported from Canada であった
関連項目 serotype Infantis 20120504.1122720

● 日本脳炎など インド
PRO/AH/EDR> Japanese encephalitis & other - India (05): (BI) 20120613.1166861
[1] Bihar (additional information)
 情報源 Outlook India, Press Trust of India (PTI) report 、2012年6月11日
小児100人死亡、57人が治療中 ....
[Mod.TY- 本報告では、laboratory diagnostic capability の確立が提案されており、日本脳炎 Japanese encephalitis virus (JEV) infection が疑われていることが伺われれる]
[2] Bihar (most recent)
 情報源 Outlook India, Press Trust of India (PTI) report 、2012年6月13日
12日以降、Bihar 州内で 新たに18人の小児が acute encephalitis syndrome (AES) で死亡し、5月以降の死者が129人となった。 Kejriwal hospital in Muzaffarpur で48人、PMCH hospital at Patna でも46人が死亡している .....
[3] Bihar (Muzaffarpur)
 情報源 The Times of India (TOI), Times News Network (TNN)、2012年6月13日
5月27日の流行発生以来、Tirhut division の農村地帯 Muzaffarpur の貧しい家の子どもの間で、 acute encephalitis syndrome (AES) と呼ばれる致死性の病気により、10歳未満の小児75人が死亡している ...長文です ....
[4] Bihar (Muzaffarpur) proposed diagnosis
 情報源 Indian Pediatrics 、2012年6月16日
原著 Recurring Epidemics of Acute Encephalopathy in Children in Muzaffarpur, Bihar. 2012. Indian Pediatrics, 49(6): 502-3.
Muzaffarpur district, Bihar では、過去16-17年にわたり、小児の急性脳症の流行 epidemics of acute encephalopathy が繰り返し発生している。2011年6月、同地域でこの原因不明の疾患の流行が発生し、高い致死率 (63.3%) が認められたので、詳細について報告する ..... 診断基準 clinical criteria were used to select a case of AES: けいれんと40度以上の高熱の後に急性意識障害を発症した、生来健康だった小児。その他の所見として、頻脈、多呼吸、脳圧正常 under raised pressure、好中球優位の血中白血球数増加、高ナトリウム血症、軽度のGPT GOT 上昇があり、陰性所見として脾腫なし、脳脊髄液所見正常、血中クレアチニン正常 .... ほか、マラリア陰性、脳CT検査、心電図の所見。脳脊髄液、血清、鼻咽頭直腸スワブ、尿、脳などの検体で行ったウイルス検査では、 JE, Nipah, West Nile, and Chandipura viruses といった既知のウイルスについて陰性だったこと、など ....
[Mod.TY- 検査されているはずの脳脊髄液の糖低下に触れられていないのは不思議である。ウイルス検査の特異度と感度を知ることは困難であり、生存患者のペア血清による血清学的検査も行われているのではないだろうか。 WHO reference laboratory での検査により、一連のウイルス、特にエンテロウイルス、の除外もしくは確定診断のための情報が得られるだろう。これまでの Bihar and Uttar Pradesh states からの報告では、少なくとも一部の脳炎患者が日本脳炎 JEV infections であったことが示唆されている。患者の一部が熱中症 heat stroke による可能性は否定されていない]

● コレラ 南スーダン、カメルーン、ガーナ、インド
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update 2012 (20): Africa, Asia 20120613.1165576
[1] 南スーダン South Sudan (Unity State):Sudan Tribune、2012年6月11日
Hayingas and Tiedbar villages (Bentiu town and Rubkotna County [Unity State]) において、コレラ Cholera が疑われる感染流行が発生し、Bentiu hospital で少年1名が死亡、16人が入院している ....
[2] カメルーン Cameroon (North West Region) 2011:AllAfrica, Cameroon Tribune report、2012年6月11日
Bamenda で7日、2010年12月から続いたコレラ感染流行により、2011年7月までに143例の患者と9人の死者が発生したことを引き合いに、当局が注意を呼びかけた。同8月以降、新たな患者は発生していない。 Bafut Subdivision では最も多い 25 cases and 7 deaths が発生した
[3] ガーナ (Upper East Region):AllAfrica, Ghanaian Chronicle report、2012年6月1日
5月27日から 6月6日にかけて、 Navrongo では 43例のコレラ感染が発生し、2人が死亡した。5月の Navrongo (the Kassena-Nankana East District) と Paga (the Kassena-Nankana West District [Upper East Region]) で記録された患者数は、各 14 cases and 1 deathだった .....
[4] ガーナ Ghana (Brong Ahafo Region):Daily Guide、2012年6月12日
新たに発生したコレラ感染流行により、Atebubu (the Brong Ahafo region) で 5人が死亡した。これまでに 97 cases が報告されている .... 5月時点の全国の数字として報告されている 64 deaths and over 4000 cases が、さらに増加するものと見られる。アクラ The Accra metropolis で最も多い 2756 cases and 31 deaths が報告されている
[5] インド India (Assam State):Health India, Indo Asian News Service (IANS) report 、2012年6月9日
アッサム州 7 districts of Assam で4人が死亡し、500人以上がコレラ感染に罹患している 

● 炭疽 米国
PRO/AH/EDR> Anthrax, cervid - USA: (TX) 20120614.1168546
 投稿者 Mod.MHJ、2012年6月14日
テキサス Texas 州 Uvalde の北25マイルの、新しく購入された農場で、先週 [around 6 Jun 2012] 炭疽感染流行が発生し、10頭のシカ white-tailed deer (_Odocoileus virginianus_) が死亡した

● 伝染性造血器壊死症、サケ カナダ
PRO/AH/EDR> Infectious hematopoietic necrosis - Canada (02): (BC) 20120614.1168492
 情報源 FIS.com、2012年6月13日
バンクーバー島 Vancouver Island の 1か所の養魚場で発生した、伝染性造血器壊死症流行 infectious haematopoietic necrosis (IHN) virus outbreak は、野生のサーモンが原因であった、と the Centre for Aquatic Health Sciences in Campbell River の専門家が述べている
関連項目 20120518.1137106

● 原因不明の疾患、トウモロコシ ケニア
PRO/PL> Undiagnosed disease, maize - Kenya (04): (RV), viruses 20120614.1167465
 情報源 Seed Today、2012年6月6日
Viral disease hits maize in Kenya's South Rift
South Rift のトウモロコシに甚大な被害が出ている原因不明の病気は、maize lethal necrosis であることが、専門家らにより明らかになった。ケニア農業研究所 Kenya Agriculture Research Institute [KARI] の研究者らは、2種類のウイルスによる疾患で、これまで国内発生はなかったとしている

● 炭疽 アゼルバイジャン、ジョージアから
PRO/AH/EDR> Anthrax, human - Azerbaijan ex Georgia: fear of spread, alert, RFI 20120613.1166927
 情報源 Vestnikkavkaza.net、2012年6月13日
農業省獣医学当局 The State Veterinary Service (SVS) of the Azerbaijani Agriculture Ministry は、隣国グルジアでの炭疽 Anthrax 感染流行発生に対して、国境 customs posts and trade centers での監視を強化するよう指示した。炭疽感染に関する情報提供の依頼に対し、何も反応がない状況にある。グルジアのウシや肉の輸入は、ワクチン接種があれば認められている。輸入に際し、21日間の検疫期間が課せられている。これまでアゼルバイジャンでは炭疽は確認されておらず、238万頭のウシ、704万頭の子牛、10万頭の奇蹄類 one-hoofed animals 5880 頭のブタへのワクチン接種が行われた。グルジアでは、アゼルバイジャンの20人を含む30人が炭疽に感染している。
[Mod.MHJ- コロンビアの事例を除き、最近、OIE への炭疽感染に関する報告は行われていない。グルジアやアゼルバイジャンのヒトの感染患者も然りである .... アゼルバイジャンでは、炭疽感染はさほど多くない: 2006, 2007 (with 17 human cases), 2008 (with 12 human cases), and a single human case with no reported livestock cases in 2010。2011年は、家畜、ヒトともに報告はなかった。残念ながらグルジアでは数多くのヒトでの感染発生がある: 2006 (38 human cases); 2007 (42); 2008 (62); 2009 (38); 2010 (28); and 2011 (81 with one death)]

● オーツ麦の病気、斑点細菌病 カナダ
PRO/PL> Bacterial blight, oat - Canada: (MB) 20120613.1166145
 情報源 Alberta Farmer Express、2012年6月11日
Report flags bacterial blight
マニトバ Manitoba 州の農業地帯周辺のオーツ麦 oats で、斑点細菌病 bacterial blight が数多く報告されていることが、州農業部門の報告 insect and disease report で明らかになった。葉の light green to water-soaked spots or stripes の症状が見られる
[Mod.DHA- Two bacterial blights of oat が知られている: halo blight caused by _Pseudomonas syringae_ pv. _coronafaciens_ and stripe blight caused by the closely related _P. syringae_ pv. _striafaciens_ である]