◎ ヒト・ボカウイルス 中国
◎ ヒト・ボカウイルス 中国
PRO/EDR> Human bocavirus - China: (SZ) ex Hong Kong 20121009.1333757
情報源 Shenzhen Post、2012年10月9日
Human bocavirus Infections found in Shenzhen
検疫所 Entry-exit Inspection and Quarantine Bureau は、深セン港 Shenzhen Port において4人のヒトボカウイルス患者 human Human bocavirus cases が相次いで発見されたことを受け、旅行者らに対して個人感染防護策を講じるよう注意を呼びかけている。同港検疫所 Shenzhen Entry-exit Inspection and Quarantine Bureau at Shenzhen Port で、香港 Hong Kong から到着した 1歳未満の乳児が体温監視モニター infrared thermal imaging temperature monitoring で体温上昇が検知され、腋窩温が 37.6 ℃であり、口腔内に潰瘍 canker が確認された。咽頭スワブ(擦過)検査で、Shenzhen では10月に入って 4人目のヒトボカウイルス感染患者 a case of human bocavirus infection であることが確認された。他の3人はそれぞれ Huanggang Port and Shenzhen Bay Port で発見された ...
[Mod.CP- influenza, parainfluenza, respiratory syncytial virus, human metapneumovirus, and adenovirus は、肺炎の原因となるウイルスとして重要であることがはっきりしているが、一方 rhinoviruses や human coronaviruses and human bocavirus については、はっきりしたことは判っていない is harder to determine 。
Human bocavirus Infections found in Shenzhen
検疫所 Entry-exit Inspection and Quarantine Bureau は、深セン港 Shenzhen Port において4人のヒトボカウイルス患者 human Human bocavirus cases が相次いで発見されたことを受け、旅行者らに対して個人感染防護策を講じるよう注意を呼びかけている。同港検疫所 Shenzhen Entry-exit Inspection and Quarantine Bureau at Shenzhen Port で、香港 Hong Kong から到着した 1歳未満の乳児が体温監視モニター infrared thermal imaging temperature monitoring で体温上昇が検知され、腋窩温が 37.6 ℃であり、口腔内に潰瘍 canker が確認された。咽頭スワブ(擦過)検査で、Shenzhen では10月に入って 4人目のヒトボカウイルス感染患者 a case of human bocavirus infection であることが確認された。他の3人はそれぞれ Huanggang Port and Shenzhen Bay Port で発見された ...
[Mod.CP- influenza, parainfluenza, respiratory syncytial virus, human metapneumovirus, and adenovirus は、肺炎の原因となるウイルスとして重要であることがはっきりしているが、一方 rhinoviruses や human coronaviruses and human bocavirus については、はっきりしたことは判っていない is harder to determine 。
Human bocavirus は小型1本鎖 DNA 含有ウイルス a small single-stranded DNA-containing virus で、パルボウイルス科 the family _Parvoviridae_ に属し、多数ある乳幼児に感染する呼吸器病原性ウイルスの 1つである。最近 4 species of human bocavirus (HBoV) が発見され、the Bocavirus genus (family Parvoviridae, subfamily Parvovirinae) が設けられた。世界中で気道および便のいずれの検体からも検出されているが、 HBoV1 は主に a respiratory pathogen であり、HBoV2, HBoV3, and HBoV4 は主に便検体から検出されている。HBoV infection の患者の症状は様々で、鼻炎、咽頭炎、咳、呼吸困難、喘鳴、肺炎、急性中耳炎、発熱、嘔気、嘔吐、下痢などがある。これらの症状のほとんどが系統だてて調べられたことがなく、有症患者では高い確率で共感染 HBoV co-infection が認められ、また無症候性患者からも高い確率で HBoV が検出されることから、はっきり判っていない have been questioned 。それでも、HBoV1 が下気道感染の重要な病因となっているとの証拠は集まっている。
現在利用可能な最良の診断法は quantitative PCR and serology である [See: T Jartti, et al. Rev Med Virol. 2012 Jan;22(1):46-64)]。bocavirus の名称は、同じ属の他のウイルス; the bovine parvovirus (cattle) and the minute virus of canines (dogs) を保有することが知られている、ウシ bovine and イヌ canine の 2種の宿主に由来する。Parvoviruses (Latin で小さなウイルス small viruses の意) は a 5 kilobase long single-stranded DNA を持ち、宿主の増殖タンパクの一部を、自身の DNA の複製に利用する]
参考項目 China (Hunan) (02) 20060822.2372
参考項目 China (Hunan) (02) 20060822.2372
● チクングニア熱 フィリピン
PRO/EDR> Chikungunya (19): Philippines
Archive Number: 20121009.1333758
情報源 PhilStar、2012年10月10日
9日現在、全国で合計 58人のチクングニア Chikungunya ウイルス感染の患者が確認されている。保健当局は500人の感染が疑われており9月時点の患者は 150人に留まっていたと報告した。500人のうち、58人の感染が確定診断されている。the chikungunya cases が確認されているのは、Metro Manila, Calabarzon, Western Visayas, and Northern Mindanao の各地域であり、さらに感染が広がっている、と述べた。昨年 [2011] は全国で 1000人以上のチクングニア熱患者が報告されている
PRO/EDR> Chikungunya (19): Philippines
Archive Number: 20121009.1333758
情報源 PhilStar、2012年10月10日
9日現在、全国で合計 58人のチクングニア Chikungunya ウイルス感染の患者が確認されている。保健当局は500人の感染が疑われており9月時点の患者は 150人に留まっていたと報告した。500人のうち、58人の感染が確定診断されている。the chikungunya cases が確認されているのは、Metro Manila, Calabarzon, Western Visayas, and Northern Mindanao の各地域であり、さらに感染が広がっている、と述べた。昨年 [2011] は全国で 1000人以上のチクングニア熱患者が報告されている
関連項目 (15): Philippines: (AL) 20121001.1318102
● 髄膜炎菌性髄膜炎 イタリア
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - Italy: cruise ship, exposure 20121009.1333637
[1] 情報源 prensa-latina.cu [in Italian]、2012年10月8日
2000人近い乗客を乗せ、7日に an Italian port に停泊したた船上 the MSC Orchestra cruise [ship] での髄膜炎菌流行 A meningitis outbreak による患者が4人となった。直ちに the 2800 passengers への感染予防措置が必要であり、4人の crew members が重症のため入院となった。 the hospital in Livorno の救急部長は、患者の1人である 32歳のインドネシア人は非常に深刻な状態であり、the ship's galley で勤務していた 47歳のイタリア人と、ブラジル人およびフィリピン人各 1名も同病院に収容されている。
[2] 情報源 cruiselawnews.com、2012年10月8日
[3] 情報源 ubalert.com、2012年10月9日
● ムンプス エジプト
PRO/EDR> Mumps - Egypt (02): nationwide 20121009.1333635
情報源 Examiner.com、2012年10月8日
Egypt mumps outbreak more than triples in one week
ムンプス mumps 感染流行がエジプト Egypt 全土に広がっている、と 8日報告された。8日の患者数は 583人に達し、わずか 1週間前の 157例から大きく増えたが、教育省は、流行により閉鎖されている学校はない、と発表している。Giza Governorate からの報告は最多の 240例。ほか Minya 95, Beni Suef 48, and Fayoum 38, with Cairo reporting only 12 となっている。先週保健省は、この冬の患者数増加の見通しを示したが、公衆衛生上の緊急事態にはならないとしている。
[Mod.CP- わずか 7日前に Qena governorate で100例を超えるムンプスの患者の報告があった ... the outbreak in Qena governate は、the supply of MMR vaccine の供給停止が原因とされていたが、ワクチンの不足は全国的なものと考えられる ... ]
関連項目 Egypt: vaccine shortage 20121002.1320324
Egypt mumps outbreak more than triples in one week
ムンプス mumps 感染流行がエジプト Egypt 全土に広がっている、と 8日報告された。8日の患者数は 583人に達し、わずか 1週間前の 157例から大きく増えたが、教育省は、流行により閉鎖されている学校はない、と発表している。Giza Governorate からの報告は最多の 240例。ほか Minya 95, Beni Suef 48, and Fayoum 38, with Cairo reporting only 12 となっている。先週保健省は、この冬の患者数増加の見通しを示したが、公衆衛生上の緊急事態にはならないとしている。
[Mod.CP- わずか 7日前に Qena governorate で100例を超えるムンプスの患者の報告があった ... the outbreak in Qena governate は、the supply of MMR vaccine の供給停止が原因とされていたが、ワクチンの不足は全国的なものと考えられる ... ]
関連項目 Egypt: vaccine shortage 20121002.1320324
● マラリア アルバニア
PRO/EDR> Malaria - Albania: RFI 20121009.1333456
情報源 FluTrackers, Makfax report [in Macedonian]、2012年10月7日
Seven cases of malaria in Albania
アルバニア Albania で 1970年以来となる、7例のマラリア患者 cases of malaria が報告されているとの情報が寄せられた。ティラナ Tirana の病院医師は、最近患者が報告されたと述べた。 "infectious diseases in Albania" のミーティングで明らかにされたもので、ギリシャおよびイタリアからの輸入患者の増加に伴うものとされている。アルバニアの国境における検疫を強化し、これら 2カ国からのマラリア患者を発見する必要性が示された。会議の中で 4 例のウエストナイル熱患者 cases of West Nile fever も報告されたが、いずれの患者も健康である。
[Mod.EP- 最近、と記載されているだけで、先月なのか、過去5年間のことなのか判らない。さらにイタリアでの感染の可能性を示唆しているが、イタリアにおいてマラリア感染伝播が起きていることは知られていない。アルバニアは2010年にギリシャで感染したことが疑われた 1例のマラリア感染を報告 (20100518.1634) しており、ギリシャでの感染で間違いなければ、2011年にアウトブレイクが報告されるよりも前に、ギリシャ国内でマラリア感染伝播が起きていたことになる ... 国境での監視を強化すべきとの結論も、事実に基づいた内容ではない]
Seven cases of malaria in Albania
アルバニア Albania で 1970年以来となる、7例のマラリア患者 cases of malaria が報告されているとの情報が寄せられた。ティラナ Tirana の病院医師は、最近患者が報告されたと述べた。 "infectious diseases in Albania" のミーティングで明らかにされたもので、ギリシャおよびイタリアからの輸入患者の増加に伴うものとされている。アルバニアの国境における検疫を強化し、これら 2カ国からのマラリア患者を発見する必要性が示された。会議の中で 4 例のウエストナイル熱患者 cases of West Nile fever も報告されたが、いずれの患者も健康である。
[Mod.EP- 最近、と記載されているだけで、先月なのか、過去5年間のことなのか判らない。さらにイタリアでの感染の可能性を示唆しているが、イタリアにおいてマラリア感染伝播が起きていることは知られていない。アルバニアは2010年にギリシャで感染したことが疑われた 1例のマラリア感染を報告 (20100518.1634) しており、ギリシャでの感染で間違いなければ、2011年にアウトブレイクが報告されるよりも前に、ギリシャ国内でマラリア感染伝播が起きていたことになる ... 国境での監視を強化すべきとの結論も、事実に基づいた内容ではない]
● アスペルギルス髄膜炎 米国
PRO/EDR> Aspergillus meningitis - USA (06): CDC advice 20121009.1333004
[1] Query
投稿者 米・Danyelle Redden, MD, MPH、2012年10月8日
汚染されていた可能性のある薬剤を注射されたが、症状のない患者に対する、公式の勧告は出されているのだろうか。これらの患者に、[髄液を採取するための] 腰椎穿刺をすべきか?このような患者が、救急部を受診し始めている。
[Mod. LL-[2]、[3] に CDC の統計と推奨を提示したが、基本的に患者に全く症状が見られない場合は、腰椎穿刺の適応はないものの、実施の適応基準はより緩和すべきとされている]
[2] CDC: statistics At-a-glance
情報源 CDC, Healthcare-Associated Infections (HAIs)、2012年10月8日
Status: ongoing investigation
Infection: fungal meningitis
Facility type: outpatient setting
Case count: 105
States: 9
Deaths: 8
the current case count (Tennessee 35, Virginia 23, Michigan 21, Indiana 11, Maryland 5, Florida 4, Minnesota 3, North Carolina 2.)
[3] CDC: frequently asked questions for clinicians -- multistate meningitis outbreak
情報源 CDC, Healthcare-Associated Infections (HAIs)、2012年10月7日。
-感染の原因は ?
-医師が行うべき事項 ?
1.患者に投与した可能性 (現在まで、CDC には硬膜外へのステロイド注射による患者だけが報告されているが、関節注などによる感染の可能性についても注意する) を調べ、
2.投与した患者と連絡を取り、
3.症状のあった患者について診断 (Interim instructions regarding diagnostic testing and treatment options)し、
4.当局に報告する。
-予防投薬の意義は ? Prophylaxis is not recommended at this time.
-無症候性患者への腰椎穿刺の必要性は ?
-ステロイドの、硬膜外注射以外への使用による患者はあったのか ?
-問題の薬剤の流通先 (州) は ?
-the New England Compounding Center の他の薬剤の関与は ?
PRO/EDR> Aspergillus meningitis - USA (06): CDC advice 20121009.1333004
[1] Query
投稿者 米・Danyelle Redden, MD, MPH、2012年10月8日
汚染されていた可能性のある薬剤を注射されたが、症状のない患者に対する、公式の勧告は出されているのだろうか。これらの患者に、[髄液を採取するための] 腰椎穿刺をすべきか?このような患者が、救急部を受診し始めている。
[Mod. LL-[2]、[3] に CDC の統計と推奨を提示したが、基本的に患者に全く症状が見られない場合は、腰椎穿刺の適応はないものの、実施の適応基準はより緩和すべきとされている]
[2] CDC: statistics At-a-glance
情報源 CDC, Healthcare-Associated Infections (HAIs)、2012年10月8日
Status: ongoing investigation
Infection: fungal meningitis
Facility type: outpatient setting
Case count: 105
States: 9
Deaths: 8
the current case count (Tennessee 35, Virginia 23, Michigan 21, Indiana 11, Maryland 5, Florida 4, Minnesota 3, North Carolina 2.)
[3] CDC: frequently asked questions for clinicians -- multistate meningitis outbreak
情報源 CDC, Healthcare-Associated Infections (HAIs)、2012年10月7日。
-感染の原因は ?
-医師が行うべき事項 ?
1.患者に投与した可能性 (現在まで、CDC には硬膜外へのステロイド注射による患者だけが報告されているが、関節注などによる感染の可能性についても注意する) を調べ、
2.投与した患者と連絡を取り、
3.症状のあった患者について診断 (Interim instructions regarding diagnostic testing and treatment options)し、
4.当局に報告する。
-予防投薬の意義は ? Prophylaxis is not recommended at this time.
-無症候性患者への腰椎穿刺の必要性は ?
-ステロイドの、硬膜外注射以外への使用による患者はあったのか ?
-問題の薬剤の流通先 (州) は ?
-the New England Compounding Center の他の薬剤の関与は ?
● 類鼻疽 渡航関連
PRO> Melioidosis: travel-associated, background 20121009.1331658
情報源 GIDEON (Global Infectious Disease & Epidemiology Network)、2012年10月8日
20121007.1329106 に関し。
during the 1960s and 1970s のベトナム帰還兵について、22万5千の類鼻疽 Melioidosis 抗体陽性者がいたと推定され、再発の可能性は今も残っている。西マレーシア West Malaysia の従軍兵士 Australian, New Zealand, and British soldiers の 2%で、抗体が確認されている (1976年報告)。
20121007.1329106 に関し。
during the 1960s and 1970s のベトナム帰還兵について、22万5千の類鼻疽 Melioidosis 抗体陽性者がいたと推定され、再発の可能性は今も残っている。西マレーシア West Malaysia の従軍兵士 Australian, New Zealand, and British soldiers の 2%で、抗体が確認されている (1976年報告)。
● 原因不明の発熱疾患 スーダン
PRO/EDR> Undiagnosed fever - Sudan: (ZA) RFI 20121008.1331218
情報源 AllAfrica via Radio Dabanga (Hilversum)、2012年10月7日
Central Darfur でこの 2日間に、多数の市民が原因不明の熱性疾患 an unknown fever で死亡している。患者数については情報が錯綜している; 目撃したとされる人々 eye-witnesses が少なくとも 10人は死亡したと述べる、一方で Zalingei からの医療情報では、これまでに死亡が確認されているのは 2人とされている。死者のうちの 1人は Zalingei の西の the area of Doudou の患者で、もう 1人はJebel 'Aamer, North Darfur in the gold mines で働いていた。医療側の情報では、麻疹感染 measles [virus infection] による死亡とされている。保健医療関係者は、複数の the spread of the fever の報告を受けており、The areas of Korley, Tur Kolmey, and Doudou のいずれの地域でも cases of the fever が確認されていることを明らかにした ... 患者らには頭痛、嘔吐、疲労などの症状が認められている。
[Mod.CP- Hepatitis E and visceral leishmaniasis are known to be prevalent in the region]
● アスペルギルス髄膜炎 米国
PRO/EDR> Aspergillus meningitis - USA (05) 20121008.1330309
情報源 CBS News, Associated Press (AP) report、2012年10月7日
保健当局 The Centers for Disease Control and Prevention (CDC) は、腰痛治療に一般的に用いられるステロイドが関係する、まれな真菌性髄膜炎の、現在確認されている患者数 が91人であることを、7日明らかにした。死亡した患者数は 7人のままで変わりはない
関連項目 (04) 20121007.1328893
● 病原出血性大腸菌 EHEC 北米 O157
PRO/AH/EDR> E. coli EHEC - N America (02): ground beef, steak, O157, recall 20121008.1328938
情報源 Reuters、2012年10月6日
カナダおよび米国各地に肉を出荷した、カナダの工場産の汚染牛肉製品により、発病した患者はこれまでの報告の 2倍を超える 10人に達したことが、6日保健当局から発表された。新たに報告された患者は、the giant XL Foods beef processing plant のあるアルバータ Alberta 州からの 3人と、ケベック Quebec 州の 2人、および Newfoundland and Labrador 州の各 1人だった。 10人はいずれも回復している。 the 6 new cases は、以前の患者と同じ型の大腸菌 the same strain of the _E. coli_ が原因だった
関連項目 20120928.1312097
● ビブリオ・バルニフィカス感染症 中国
PRO/EDR> Vibrio vulnificus, fatal - China (03): (HK) 20121008.1326528
情報源 7th Space, Hong Kong (SAR) Government report 、2012年10月5日
健康保護局 The Centre for Health Protection (CHP) of the Department of Health は、ビブリオ菌_Vibrio vulnificus_ 感染で死亡した、基礎疾患を持つ 80歳の男性の患者について、調査を行っている。9月30日に、発熱、嘔吐、頸部痛、右顔面腫脹の症状を発症し、翌日 Tuen Mun Hospital の入院時に顔面の皮下出血 facial bruises と右眼周囲の腫脹が認められた。その後状態が悪化し 10月2日に死亡した。 入院中に採取された血液検体で、ビブリオ菌 _Vibrio vulnificus_ が陽性となった。当局の調査で、9月30日にカニ a crab によるけがをしていたことが判った
参考項目 20070719.2317
● 狂犬病 インド
PRO/AH/EDR> Rabies - India (11): public health developments
Archive Number: 20121008.1331293
投稿者 Merritt Clifton、2012年10月8日
20121007.1329262 に関し。
- Vadodara にある国営ワクチン研究所 The Indian government's Vaccine Institute が、ようやく旧神経組織培養ワクチン the old Semple nerve tissue culture vaccine (NTV) の製造を中止したのは 2004年末で、在庫の the Semple vaccine は期限切れまで継続して使用された。従ってより有効で安全性の高い組織培養ワクチン tissue culture vaccine (TCARV) への完全移行は 2005年半ばまでかかった。
- インドの野犬に対するワクチン接種の主な実施者は、政府が資金を提供する Animal Welfare Board of India が管理する the Animal Birth Control program で、2005年の時点で、the national ABC program が補助金を受けていた期間は 2年足らずであった。 the ABC programs は現在、年間約 15万頭の野犬の不妊手術とワクチン接種を行っている
20121007.1329262 に関し。
- Vadodara にある国営ワクチン研究所 The Indian government's Vaccine Institute が、ようやく旧神経組織培養ワクチン the old Semple nerve tissue culture vaccine (NTV) の製造を中止したのは 2004年末で、在庫の the Semple vaccine は期限切れまで継続して使用された。従ってより有効で安全性の高い組織培養ワクチン tissue culture vaccine (TCARV) への完全移行は 2005年半ばまでかかった。
- インドの野犬に対するワクチン接種の主な実施者は、政府が資金を提供する Animal Welfare Board of India が管理する the Animal Birth Control program で、2005年の時点で、the national ABC program が補助金を受けていた期間は 2年足らずであった。 the ABC programs は現在、年間約 15万頭の野犬の不妊手術とワクチン接種を行っている
PRO/AH/EDR> Rift Valley fever - Mauritania (03): vector species 20121008.1331095
投稿者 南ア ・ National Health Laboratory Service、Alan Kemp MSc (Med)、2012年10月8日
ヒトにリフトバレー熱ウイルス Rift Valley fever (RVF) virus を伝播する、ベクター蚊族の種についてはあまりよく知られていない。われわれは、洪水時に発生するある種のヤブカ属 _Aedes_ species が、非ヒト宿主間の感染伝播 inter-epidemic transmission を担い、流行 the epidemic phase of transmission の火付け役となっている可能性が高い、と推測している。
"the _Aedes_ mosquito" の用語はあまりに大まか generic すぎることを銘記しなければならない。東および西アフリカの _Culex poicilipes_、エジプトの _Culex pipiens_ var. _molestus_、アラビア半島の _Culex tritaeniorhynchus_、アフリカ南部の _Culex theileri_ のような、感染伝播能力を有するイエカ属 competent _Culex_ species が、ヒトの RVF virus 感染のきっかけとなった可能性がより高いと思われるかもしれない。これらの種は、降雨後の期間だけのヤブカ属 the floodwater _Aedes_ species よりも、ずっと多数で広い範囲に発生し、ヒトに対する重要な有害種を構成する。
ヤブカ属 the _Aedes_ vectors は間違いなくヒトから吸血するが、その生態からヒトとの接触が起きにくい。そのルールの例外の 1つとして、この種の中で サウジアラビアとモーリタニアでのアウトブレイクに関係したと考えられる、_Aedes vexans_ subspecies _arabiensis_ がある。
関連項目 (02): fatalities 20121005.1326899
関連項目 (02): fatalities 20121005.1326899
● 炭疽 ジンバブエ,エジプト(2件)
PRO/AH/EDR> Anthrax, livestock - Zimbabwe (02): (MA Manicaland) 20121009.1331372
情報源 Manica Post、2012年10月8日
マニカランド Manicaland の共有地 the communal parts を中心に、過去 2ヶ月間に炭疽感染による多数の家畜の死亡が発生し、専門家は干ばつの影響でより感染リスクが高まる可能性があると指摘している。ヒトでの感染流行は報告されていないが、感染動物の肉を食べた複数の入院患者がいる、と Manicaland 保健当局は報告している
[Mod.MHJ- ... OIE は、1997, 2000 to 2010 の各年にoutbreaks in Manicaland を報告しており、主にウシの感染であった; 2011年の詳細については伝わっていない。何らかの理由で These events が、ProMED-mail から漏れている]
PRO/AH/EDR> Anthrax, livestock - Zimbabwe (02): (MA Manicaland) 20121009.1331372
情報源 Manica Post、2012年10月8日
マニカランド Manicaland の共有地 the communal parts を中心に、過去 2ヶ月間に炭疽感染による多数の家畜の死亡が発生し、専門家は干ばつの影響でより感染リスクが高まる可能性があると指摘している。ヒトでの感染流行は報告されていないが、感染動物の肉を食べた複数の入院患者がいる、と Manicaland 保健当局は報告している
[Mod.MHJ- ... OIE は、1997, 2000 to 2010 の各年にoutbreaks in Manicaland を報告しており、主にウシの感染であった; 2011年の詳細については伝わっていない。何らかの理由で These events が、ProMED-mail から漏れている]
PRO/AH> Anthrax, bovine - Kenya (02): (RV) vaccine (anthrax, PPR) funding 20121009.1331306
情報源 The Star (Nairobi) 、2012年10月4日
The Food and Agricultural Organisation は、the Rift Valley region において過去 3ヶ月間で 2000頭以上の家畜を死亡させた疾患への対応として、家畜用ワクチンの費用を提供することになった。the African Union も 3ヶ月間の活動を支援する。 炭疽 anthrax and goat plague 等が報告されている、Turkana, Pokot, Samburu, and Baringo among others の 100万頭以上の家畜にワクチンを接種する。炭疽感染流行が報告された Turkana North では100頭以上が死亡し、Pokot and Marakwet の各地でも小反芻獣疫 PPR (peste des petits ruminants) が猛威をふるっている
● ブルータング パレスチナ自治区、イスラエル
PRO/AH> Bluetongue - Middle East: Palestinian Auth (WB West Bank) OIE, Israel 20121009.1333636
[1] パレスチナ自治区 Palestinian Authority, OIE follow-up
情報源 OIE's WAHID interface, Weekly Disease Information 25 (41)、2012年10月8日
Bluetongue, Palestinian Autonomous Territories、 follow-up report No. 1
感染開始時期 2012年9月19日
前回流行時期 2011年12月
原因ウイルス Bluetongue virus Serotype: pending
新たな感染流行 (3)
発生地 [locations indicated on the interactive map at the source URL]
Summary of outbreaks
Total outbreaks: 3
感染開始時期 2012年9月19日
前回流行時期 2011年12月
原因ウイルス Bluetongue virus Serotype: pending
新たな感染流行 (3)
発生地 [locations indicated on the interactive map at the source URL]
Summary of outbreaks
Total outbreaks: 3
種/個体数/感染/死亡/廃棄/と畜
ヒツジ Sheep / 1235 / 84 / 16 / 0 / 0
[2] イスラエル Israel, clinical observations, 3 outbreaks
ヒツジ Sheep / 1235 / 84 / 16 / 0 / 0
[2] イスラエル Israel, clinical observations, 3 outbreaks
情報源 Hachaklait Clinical Veterinary Services, Head Veterinarian's weekly report [Hebrew]、2012年10月8日
Clinical findings in 3 sheep outbreaks, northern district
1. Location: Northern district, Golan Heights, near the village Yonatan.
About 100 mutton type sheep, 5 typical BT cases, one dead.
In 2 adjacent sheep flocks, suspected cases.
2. Location: Northern district, Jezreel valley (west), village Sde Yaakov.
Pregnant young sheep, typical clinical signs (picture available).
3. Location: Northern district, Wadi Ara, village Kafr Kara.
Mutton-type sheep, typical clinical signs.
830 susceptible ewes, 100 cases. 8 mortalities
400 lambs, 8 cases, no mortality
30 rams, 5 cases, 1 mortality.
1. Location: Northern district, Golan Heights, near the village Yonatan.
About 100 mutton type sheep, 5 typical BT cases, one dead.
In 2 adjacent sheep flocks, suspected cases.
2. Location: Northern district, Jezreel valley (west), village Sde Yaakov.
Pregnant young sheep, typical clinical signs (picture available).
3. Location: Northern district, Wadi Ara, village Kafr Kara.
Mutton-type sheep, typical clinical signs.
830 susceptible ewes, 100 cases. 8 mortalities
400 lambs, 8 cases, no mortality
30 rams, 5 cases, 1 mortality.
● 狂犬病 アルバニア
PRO/AH> Rabies - Albania: canine, OIE 20121009.1331344
情報源 OIE's WAHID interface, Weekly Disease Information 25 (41)、2012年10月8日
Rabies, Albania、reoccurrence of a listed disease
感染開始時期 2012年9月10日
前回流行時期 2012年 7月16日
原因ウイルス Lyssavirus Serotype: not typed
新たな感染流行
発生地 Kukes (Mamez, Kolsh, Kukes)
感染した種 / 頭数 / 感染頭数 / 死亡 / 廃棄 / 処分
ウシ Cattle / 189 / 0 / 0 / 1 / 0
イヌ Dogs / 110 / 2 / 0 / 3 / 0
ヤギ Goats / 479 / 0 / 0 / 0 / 0
ネコ Cats / 130 / 0 / 0 / 0 / 0
ヒツジ Sheep / 419 / 0 / 0 / 0 / 0
ウマ Equidae / 60 / 0 / 0 / 0 / 0
疫学的コメント: 9月8日に農場所有者が野犬 1頭 (a mastiff) を発見。10日、このイヌが攻撃的になり、子牛 1頭を襲い、17日にも農場の飼い犬を襲った後逃げ去った。飼い犬は処分され、検査により狂犬病感染が確認された。この野犬は、隣町の Aliaj, commune Surroj, district Kukes でも確認されており、現在調査が行われている。
感染開始時期 2012年9月10日
前回流行時期 2012年 7月16日
原因ウイルス Lyssavirus Serotype: not typed
新たな感染流行
発生地 Kukes (Mamez, Kolsh, Kukes)
感染した種 / 頭数 / 感染頭数 / 死亡 / 廃棄 / 処分
ウシ Cattle / 189 / 0 / 0 / 1 / 0
イヌ Dogs / 110 / 2 / 0 / 3 / 0
ヤギ Goats / 479 / 0 / 0 / 0 / 0
ネコ Cats / 130 / 0 / 0 / 0 / 0
ヒツジ Sheep / 419 / 0 / 0 / 0 / 0
ウマ Equidae / 60 / 0 / 0 / 0 / 0
疫学的コメント: 9月8日に農場所有者が野犬 1頭 (a mastiff) を発見。10日、このイヌが攻撃的になり、子牛 1頭を襲い、17日にも農場の飼い犬を襲った後逃げ去った。飼い犬は処分され、検査により狂犬病感染が確認された。この野犬は、隣町の Aliaj, commune Surroj, district Kukes でも確認されており、現在調査が行われている。
● アフリカ豚熱 ロシア
PRO/AH> African swine fever - Russia (10): control, food chain 20121008.1329760
[1] Leningrad Oblast: ASF-contaminated bacon:PigProgress、2012年10月5日
Leningrad Oblast [Region] において、9月後半にベーコンの入った積み荷が、アフリカ豚熱ウイルス the African swine fever (ASF) virus に汚染されているのが発見されたことが、当局 the Russian Federal Service for Veterinary and Phytosanitary Surveillance (Rosselkhoznadzor) の専門家により明らかにされた。Lipetsk JSC Meat Master が製造し、個人企業の Shchigrov が、[9月28-29日に] Tosno, Leningrad region の農業フェア the Agricultural Fair に出品した塩漬けベーコン salted bacon の検査で、ウイルス遺伝子 the genome of the ASF virus が確認された、と報告した ...
[2] Russia: new ASF control regulations:PigProgress、2012年10月1日
Russia adopts single set of regulations to fight ASF
ロシア農業省は、アフリカ豚熱 African swine fever (ASF) 対策の一連のガイドライン a single set of guidelines を採択した。これは、1980年のソビエト連邦の流行予防対策規則を基本として作成されたものである ... ブタに与える飼料としての残飯 waste は、環境から汚染されないようにし、必ず加熱処理(3時間煮沸)を行うことが、飼育者に義務づけられている。ASF が疑われる場合は直ちに獣医学当局に通報し、症状が見られるブタは同じ場所にまとめて隔離し、すべて (家禽を含む) の動物の食肉用の処分と販売を停止し、飼料やわらなどの移動も行わないことが求められている
● スイカの病気、Gummy stem blight トリニダードトバゴ
PRO/PL> Gummy stem blight, watermelon - Trinidad & Tobago: (MR) 20121008.1329578
情報源 FreshPlaza, Trinidad Express report、2012年10月4日
Melon farmers hit hard by crop disease
Kernahan [village of] Mayaro [county] のスイカ栽培農家 watermelon farmers は、長雨の影響で気温が低下し発生した the dreaded "gummy stem blight disease".により大きな被害を受けている。また乾期には、the thrips insect [害虫] により商品価値への影響を受けている
[Mod.DHA- Gummy stem blight (GSB) of cucurbits (ウリ科植物) は、真菌 the fungus _Didymella bryoniae_ を原因とする 最も多く見られる watermelon の葉の病気である]
Melon farmers hit hard by crop disease
Kernahan [village of] Mayaro [county] のスイカ栽培農家 watermelon farmers は、長雨の影響で気温が低下し発生した the dreaded "gummy stem blight disease".により大きな被害を受けている。また乾期には、the thrips insect [害虫] により商品価値への影響を受けている
[Mod.DHA- Gummy stem blight (GSB) of cucurbits (ウリ科植物) は、真菌 the fungus _Didymella bryoniae_ を原因とする 最も多く見られる watermelon の葉の病気である]