2013年1月26日-27日

原因不明の死亡 ウガンダ

● 原因不明の死亡 ウガンダ
PRO/AH/EDR> Undiagnosed fatalities - Uganda: (MD Mubende), RFI
Archive Number: 20130126.1515447
 情報源 Monitor、2013年1月25日
Mubende residents worried as strange disease kills
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保健省 Ministry of Health officials は、Mubende District で発生し、5人が死亡30人が入院となっている、原因不明の疾患について、血液検体の検査を行っている。住民らによると、この疾患が発生したのは数週間前のことで、患者は、胸焼け、首の痒みを発症して数時間後から、嘔吐と鼻や口からの出血が始まり、下痢や高熱も認められているという ... 地域保健担当者は、初発患者にエボラ Ebola の疑いがあると述べている。"the Uganda Virus Research Institute (UVRI) in Entebbe で血液の検査が行われており、結果は判明していないが、Ebola を強く疑っている" と述べた。ウガンダは、わずか 1週間前に、outbreak in Luweero District killed 4 people のあとの Ebola-free を宣言したばかり [20130117.1502950] ...
[Mod.MPP- ... ウガンダではペストの感染流行が繰り返されていることも付記しなければならない ... ]

 ● 麻疹
PRO/EDR> Measles update (04)
Archive Number: 20130127.1517059
[1] フランス France (Fatalities):Top Actus Sante [in French]、2013年1月22日
between 1 Jan 2008 and 16 Jan 2013, フランスでは死者6人を含め 23 000 を超える cases measles が報告されている
[2] 英国 UK
 -UK (North-East England):The Northern Echo、2013年1月22日
数ヶ月間に約50例の麻疹感染が確認され、North-East health bosses が a measles alert を発出した
 - UK (South Tyneside):The Shields Gazette、2013年1月25日
Parents in South Tyneside でワクチン摂取の呼びかけ。
[3] ナイジェリア Nigeria (Kebbi):Premium Times、2013年1月23日
[4] パキスタン Pakistan
 -Pakistan (Punjab):The Nation、2013年1月20日
Rawalpindi の麻疹感染が23人に達した。
 -Pakistan (Punjab):The International Tribune、2013年1月24日
Lahore では 92 cases of measles が確認されている
 - Pakistan (Balochistan, Punjab, Sindh):Dawn、2013年1月23日
全国の死者は459人に達している
 -Pakistan (vaccination policy):The Express Tribune、2013年1月22日
The Health Department は、ワクチン接種年齢を、9ヶ月から6ヶ月に引き下げる事を決定。
 -Pakistan (vaccination policy):The Daily Telegraph, AFP report 、2013年1月24日
1月の死者は100人を超えた
-Pakistan (vaccine failure):The International Tribune、2013年1月24日
まもなく2ヶ月となる麻疹感染流行の死者が485人に達した
[5] ブラジル Brazil (ex USA/FL):Centre for Epidemiological Surveillance/SES/SP [in Portuguese]、2013年1月21日
サンパウロ The State of Sao Paulo (SP) では2000年以降、麻疹感染の流行は発生していないが、2011年に 27 measles cases, with 18 of them occurring as 2 outbreaks in schools が発生した ...
[6] 米国 USA (OR):Katu.com、2013年1月24日
[7] USA (OR/WA ex Netherlands) - alert:Voice of the Valley、2013年1月26日

● マラリア インド 
PRO/EDR> Malaria - India: (GA, AP)
Archive Number: 20130127.1516622
[1] Goa:Times of India、2013年1月26日
the Zuari river at Cortalim (Goa) 沿いの the dry docks に停泊中の荷船の人々などの間で、数人のマラリア患者が報告されている
[2] Andhra Pradesh:Times of India、2013年1月13日
Greater Hyderabad Municipal Corporation (GHMC) のベクター対策のまずさ Poor vector-control measures がマラリア感染発生につながったと専門家らが指摘している。 Hyderabad では 51 malaria cases in December 2012 が報告されている。前年報告されたのは 5 cases in the previous yearだった

● サルモネラ感染症 米国 ヘッドチーズ
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Uganda - USA: (LA Louisiana), head cheese, alert, recall
Archive Number: 20130126.1514857
 情報源 Consumer Affairs、2013年1月25日
Stallings Head Cheese of Houston, Texas 社は、サルモネラ菌 Salmonella による汚染の可能性があるとして、ヘッドチーズ 4700 pounds of hog head cheese の回収を開始した。
回収の対象商品は次のとおり:
-10-oz. packages of "Richard's Hog Head Cheese" bearing establishment number "EST. 2257" inside the USDA mark of inspection and sell by dates "Use by 2 1 2013" or "Use by 3 20 2013" on each package. The products subject to recall were produced on 1 Nov 2012, and 19 Dec 2012, and shipped to a distribution center for retail distribution in Louisiana and Southeastern Texas.
EST. 2257 のヘッドチーズ Hog head cheese products が、ルイジアナ Louisiana 州において 6人の患者が発生したサルモネラ感染症集団感染 a recent _Salmonella [enterica_ serotype] Uganda cluster に関係したとされている。これらの患者の発症日は、from 16 Oct 2012 to 10 Nov 2012 の範囲にあり、 4人の患者について回収商品を摂取したことが確かめられている。
[Mod.LLHead cheese or brawn は欧州を起源とする a cold cut (スライスされた冷製肉) の 1種で、ビネガーに漬けた souse という種類もある。Head cheese の語は誤称 a misnomer で、チーズではなくゼリー詰め肉 a meat jelly であり、子ウシやブタ (時にヒツジやウシ) の肉を使ったアスピック aspic (肉や魚などをゼリーで固めた料理) である。様々な部位が使われるが、脳、眼球、耳などは除かれるのが一般的である。舌、あるいは足や心臓などが入れられることもある。Head cheese は、タマネギ、ブラックペッパー、オールスパイス、ベイリーフ、塩、ビネガーなどで風味を付ける。a luncheon meat として、冷製または室温で供される。中世以降、全ての臓器を取り除いた the cleaned 動物の頭部を使って調理されてきた。冷やすことで、頭蓋内に含まれる天然ゼラチンにより固まる。The aspic では成形のため、additional gelatin が必要となることがある]

● 炭疽 フィリピン
PRO/AH/EDR> Anthrax, human, bovine - Philippines (02): (AB)
Archive Number: 20130127.1517217
 情報源 SunStar.com、2013年1月25日
Cordillera 保健当局 The Department of Health (DOH) は、Abra で a double dead carabao の肉を食べた 23 人の炭疽感染疑い患者 suspected anthrax cases が発生している事への警戒を呼びかけている。Abra health officials によると、from 17-24 Jan 2013 の期間に、suspected anthrax cases が 12 人から 23 人 に増加した。 the barangays of Cayapa, Bacooc, and Paganao in Lagangilang, Abra の患者である ...
[Mod.MHJ-20130124.1513285 において、"double death," は 2 dead carabao を意味するととっていたが、その後、a "double death" とは、と殺場到着時にすでに死亡していたが、それを隠して the slaughter-line に乗せるためにのどを掻き切られた、1頭の家畜を意味するのではないか、との意見を得た。炭疽に関しては、その説明の方がもっともらしい]

● シュマーレンベルグウイルス 欧州
PRO/AH/EDR> Schmallenberg virus - Europe (09): international impact, RFI
Archive Number: 20130127.1517331
 投稿者 Field Veterinarian II、Roger G. Ellis, DVM, MS, FADD、2013年1月27日
from 7-18 Jan 2013 の間ちょうど、中東の、欧州から常に乳牛が輸入されている、ある国に滞在していたが、輸出前にこれらのウシの検査が行われているかどうか、知っている人がいたのだろうか。もし検査されていなければ、すでにシュマーレンベルグウイルスは入っているのではないか。

● ブルータング イタリア
PRO/AH/EDR> Bluetongue - Europe: Italy (SD) ovine, spread
Archive Number: 20130127.1517285
 情報源 Sassari Notizie [machine trans.]、2013年1月23日
およそ 1万頭のヒツジがブルータング Bluetongue により死亡していることが、農業組合 Coldiretti [Italian Farmers Confederation] からの支援要請で分かった。最も深刻な地域は、the Ogliastra and Sulcis で、当局はすでに2ヶ月前から迅速な対応を約束していた ...

● ボツリヌス症 オーストラリア 鳥類、魚類
PRO/AH/EDR> Botulism, avian, fish - Australia (02): (NS)
Archive Number: 20130127.1517277
 情報源 South Coast Register、2013年1月23日
Marriott and Harry Sawkins parks への訪問者らに対し、地域内のダックに鳥ボツリヌス症 an outbreak of avian botulism が発生したことから、すべての野生動物に手を触れないよう注意が呼びかけられている

● インフルエンザ A(H1N1) pdm09 ノルウェー ブタ
PRO/AH/EDR> Influenza A(H1N1) pdm09, animal: (Norway) porcine
Archive Number: 20130127.1517145
 情報源 The Pigsite、2013年1月23日
ノルウェー獣医学研究所 The Norwegian Veterinary Institute において、Gudbrandsdalen and Rogaland のブタの群れから採取された検体から、influenza A (H1N1) pdm09 virus (swine flu virus) が検出された。ブタが発病する直前に、農場労働者らにインフルエンザ様症状が認められており、ブタはこれらの労働者との接触により感染したと見られる。

● 原因不明の疾患、ブタ エクアドル
PRO/AH/EDR> Undiagnosed disease, swine - Ecuador: susp. swine fever, RFI
Archive Number: 20130126.1515370
 情報源 El Universo [transl]、2013年1月24日
the parroquia [parish, county] of Puerto Limon (Santo Domingo) の 1か所の養豚場が、豚熱  an outbreak of swine fever 発生を理由に隔離されている。農業当局 The Ecuadorian Agency for Agro Quality Assurance (Agrocalidad) が、地域内のブタをの登録を行い、ワクチン接種の要否を決定する。当局は 12月から the outbreak の発生を把握しており、現在 [24 Jan 2013] 200 piglets の死亡が確認されている 

● 鳥インフルエンザ メキシコ 高病原性 H7N3
PRO/AH/EDR> Avian influenza: Mexico (JA) high path H7N3 susp, poultry, RFI
Archive Number: 20130126.1515369
 情報源 Prensa Latina [in Spanish]、2013年1月24日
家禽飼育業協会 the Poultry Farmers Association in Tepatitlan, Jalisco の会長が、the municipality of Encarnacion de Diazsaid の農場 1か所で新たに鳥インフルエンザ a new outbreak of avian influenza virus infection の発生が確認されたことを明らかにした。当局 the National Health Service of the Mexican Secretariat of Agriculture が指示した、集中的ワクチン接種計画の中断 a breach of the targeted immunization stages が、再興した原因と述べられている。当局は the 1st vaccination of birds を実施したものの、the 2nd vaccination and the corresponding biosafety monitoring を重視せず、結果として the outbreak の発生を招いたとされる。当局は、Aguascalientes から約 44km離れた同地域を厳戒な検疫体制に置いた。メキシコ国内の鶏卵の 55%を生産するハリスコ州 Jalisco において初めて鳥インフルエンザが発生したのは、正確には 2012年 6月である。2012年12月に鎮静化が宣言されたが、2200万羽のニワトリが処分を余儀なくされた