2013年2月6日

狂犬病-中国 イヌ、ヒト
住血線虫症、髄膜炎-台湾

● ハンタウイルス-アルゼンチン
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (09): Argentina (SA Salta)
Archive Number: 20130206.1532409
 情報源 El Intransigente [in Spanish]、2013年2月5日。
the El Tabacal factory の29歳の男性労働者1名が1ヶ月前に発病し、およそ15日かかってハンタウイルス a hantavirus [infection] 感染であることが判明した。北部に蔓延する、痛みの激しい出血性疾患である。患者の家族や同僚らは、男性が死亡したのは工場 [の不十分な職場環境の衛生管理] が原因だと訴えている ...
[Mod. TY-男性が感染した状況についての詳細な情報が欠けている。ハンタウイルスの種類やその宿主についても記載がない。2012年、アルゼンチンでは各地からハンタウイルス感染が報告されているが、今回も含め、ハンタウイルスを特定する情報は得られていない。20110430.1348 にもあるように human infection in Argentina に関連するハンタウイルスは複数存在する : Andes virus (western Argentina, in the long-tailed pygmy rice rat host, _Oligoryzomys longicaudatus_); related Andes-like viruses Hu39694 (in central Argentina; rodent host unknown); Lechiguana (in central Argentina in the yellow pygmy rice rat _O. flavescens_); Oran (in north western Argentina in _O. longicaudatus_); and Bermejo (western Argentina in _O. flavescens_). ... 検査結果なしにどのハンタウイルスが関与したか、を決定することはできない。本症例は Andes virus の可能性は低いが、 Oran municipality で発生したという点で、Oran virus の可能性は十分ある]
写真 the long-tailed pygmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_), the sigmodontine rodent host of Oran hantavirus

● 狂犬病-中国 イヌ、ヒト
PRO/AH/EDR> Rabies - China: (Beijing) canine, human, fatal
Archive Number: 20130206.1532331
 情報源 The Global Times、2013年2月6日。
北京市 the city [Beijing] で1月に2名が狂犬病 rabies により死亡したことが、当局 the Beijing Centers for Diseases Control and Prevention から発表された。1人は野犬に指を咬まれ、もう1人はペットのイヌに指を咬まれていた。2人とも受傷後にワクチンの接種を受けていなかった。Beijing の狂犬病患者の多くは、農業関係者や移動労働者の男性である。半数が野犬による咬症を受けており、ほとんどがワクチンを接種されていなかった。
[Mod.CP-北京 Beijing への旅行者は、厳しい対策が実施されているにもかかわらず、未だに首都に蔓延する狂犬病に注意しなければならない。野犬に襲われた場合は直ちに発症予防のための暴露後接種 immediate post-exposure prophylaxisを受けるべきである]

● 住血線虫症、髄膜炎-台湾
PRO> Angiostrongylus meningitis - Taiwan (02): background
Archive Number: 20130206.1532259
 情報源 GIDEON (Global Infectious Disease Epidemiology Network)、2013年2月5日
20130205.1529644 に関し
台湾で初めて住血線虫症 Angiostrongyliasis が報告されたのは1945年のことである。小児に感染することが多く、夏の雨の多い時期に最も多くなる。また、カタツムリ snails (_Ampullarium canaliculatus_, _Achatina fulica_) を生食するタイの労働者らに多い。カタツムリを飼育していた小児の感染も報告されている。1968-1969年の台湾南部で、125例が報告されており、アボリジニ Aboriginals の割合が最も高かった。高雄 Kaohsiung のある病院では、1991-2009年の間に、37例 (うち2例死亡) が治療を受けている

● ボツリヌス症-アルメニア
PRO/EDR> Botulism - Armenia: home canned vegetable Archive Number: 20130206.1531916
 情報源 News AM、2013年1月29日。
Armenia's Ararat Region で合計 6人が食中毒で入院となった。自宅で作った野菜の缶詰めが、ボツリヌス菌に汚染されていたことが判明した。この野菜を食べた後、筋力低下、頭痛、嚥下困難などの症状を発症した。Artsakh [Nagorno-Karabakh] で発生した事例では、Saratak village [Shirak province] の 65歳の住民 1名が、 1月17日に canned red pepper を食べた翌日に入院となり、状態が悪化したため同 25日に Yerevan に転送されたが、翌日死亡した。保健当局 Armenian Ministry of Healthcare は改めて、自宅で調理した缶詰食品を摂取しないよう市民に呼びかけている。

● サルモネラ感染症-米国 ハリネズミ
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, serotype Typhimurium - USA (02): hedgehog, alert
Archive Number: 20130206.1531915
 情報源 CDC、2013年1月31日。
8州の合計 20人が、サルモネラ感染症 the outbreak strain of _Salmonella [enterica_ serotype] Typhimurium に感染したと報告されている。前回報告後、4 cases が Illinois (1), Ohio (1), Minnesota (1), and Washington (1) から報告された。発症日は between 26 Dec 2011 and 31 Dec 2012 であり、年齢は 1歳未満から 91歳まで [median 13 years] の患者で、情報が得られている 13例中 4例が入院となり、Washington State の 1例が死亡している。接触のあった動物や発症前の食事に関する聞き取り調査で、14 of 15 (93 per cent) がハリネズミ hedgehogs or their environments について答えている。一部は African Pygmy hedgehogs と特定して回答した

● コレラ-キューバ
PRO/EDR> Cholera, diarrhea & dysentery update (09): Cuba
Archive Number: 20130206.1531816
 情報源 Havana Times、2013年2月5日。
インターネットサイト The Cafe Fuerte website において、キューバで新たに 2人がコレラ感染により死亡したと報告された。今回は東部 the eastern provincial capital of Holguin の 42歳と 79歳の女性で、子どもの祝い a quinceanera (children's "sweet-sixteen" party) に参加したとみられ、複数の参加者が下痢を発症した。Holguin neighborhoods 周辺各地で現在、100人以上の成人と50人ほどのこどもの、コレラ感染が疑われる患者が確認されている。 1週間ほど前には、隣接する neighboring Granma Province の the provincial capital of Bayamo での再興や Guantanamo Province での発生も報告されていた。コレラ発生の原因は、2010年の地震以降コレラによる多数の死者が発生しているハイチで活動した、キューバの医療関係者と考えられている。
関連項目 (07): Cuba, Haiti 20130125.1514856

● 犬ジステンパー-カナダ、コヨーテ
PRO/AH> Canine distemper, wildlife - Canada: (SK Saskatchewan) coyote
Archive Number: 20130206.1531817
 情報源 The StarPhoenix、2013年1月30日。
Saskatoon において異常な数の犬ジステンパー canine distemper のコヨーテが確認されていることを受け、獣医師の 1人はペットのイヌの飼い主らに、ワクチン接種状況を確認するよう、注意を呼びかけている。11月以降、A total of 6 juvenile coyotes が死亡または瀕死の状態で発見され、感染が確認されている。イヌには感染するが、ネコに感染することはなく、治療法がないため、成犬は毎年ワクチンの接種が必要とされている。子犬にも追加接種が必要である

● トマトの病気、葉巻病と胴枯れ病-パキスタン
PRO/PL> Yellow leaf curl & blights, tomato - Pakistan: (SD)
Archive Number: 20130206.1531086
 情報源 HortiDaily、2013年1月30日。
Tomato crop hit by leafy curl virus
当局がシンド州各地 different districts [of Sindh] で採取された、被害の出ているトマトのサンプルを検査した結果、yellow leaf curl virus and early or late blights によるものと判明した。ウイルスに感染する恐れのある現品種からの、別の品種に変更するようアドバイスされている。