2013年2月7日-9日

鳥インフルエンザ、ヒト カンボジア
デング熱 ポルトガル Eurosurveillance

● ハンタウイルス パナマ
PRO/AH/EDR> Hantavirus update - Americas (10): Panama (VR Veraguas)
Archive Number: 20130209.1536871
 情報源 Critica [in Spanish]、2013年2月8日
疫学当局 The Department of Epidemiology, Ministry of Health は、the Carrizal community (Sona district of Veraguas province) 在住の 35歳女性 1名がハンタウイルスに感染 another new case of [a] hantavirus [infection] したことを確認した。 2013年のこれまでに、3 cases of hantavirus [infection] が報告されており、 1か月足らずの間に、しかも全て the Sona district で発生した患者である、と当局者が述べた。この患者は今も深刻な呼吸器障害のある状態で the Doctor Luis Chico Rabrega Regional Hospital of Veraguas に入院中である ...
[Mod.TY-明記されていないものの、20130204.1527935 にあるように、Choclo virus による感染である可能性が高い。 Panama で確認されているハンタウイルスは 3種類だが、 Choclo が唯一ヒトへの病原性が知られており a known human pathogen、致死率が高いハンタウイルス肺症候群 hantavirus pulmonary syndrome の原因となっている ]
関連項目 (08): Panama (VR): 20130204.1527935

● 鳥インフルエンザ ヒト カンボジア
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (04): Cambodia, 6th case, fatal
Archive Number: 20130208.1535664
 情報源 Ministry of Health of the Kingdom of Cambodia and WHO, joint press release、2013年2月8日
New human case of avian influenza H5N1 in Cambodia in 2013
カンボジア保健省 The Ministry of Health (MoH) of the Kingdom of Cambodia は、新たに 1名の鳥インフルエンザ感染患者の the H5N1 virus 検査での陽性が確認されたことを公表した。 6例目となるこの患者は Angk Krasang village (Prey Lvea commune, Prey Kabass district in Takeo province) の 5歳の女児で、7日、Institut Pasteur du Cambodge において H5N1 インフルエンザの感染が確認された。女児が咳、発熱、嘔吐の症状を発症したのは 1月25日で当初現地医療機関で治療を受けていた。状態が悪化したため、31日に Kantha Bopha Hospital に入院となり、集中治療が行われたが、2月 7日に死亡した。女児の住む村で最近家禽の死亡が発生しており、発病前に女児は家禽と接触していた。今回の症例は、カンボジア国内で27人目の[avian influenza] H5N1 virus 感染患者であり、今年 [2013] に入ってから the 6th person となる。24例目の死亡患者となった。 all the 27 cases のうち、18 人が14歳未満であり、18人が女性だった。
関連項目 (03): Cambodia, WHO update 20130202.1526316

● デング熱 ポルトガル
PRO/EDR> Dengue - Portugal: (MA Madeira)
Archive Number: 20130208.1535624
 情報源 Eurosurveillance 2013; 18(6) 、2013年2月7日
原著タイトル Clinical presentation and laboratory findings for the first autochthonous cases of dengue fever in Madeira island, Portugal, October 2012. Euro Surveill. 2013;18(6):pii=20398.
要約
Madeira island において2012年、デング熱感染流行 An outbreak of dengue fever が報告された。最初に確定診断された 2例の患者について、臨床および検査学的所見について報告する。
2例とも発熱 (38 C [98.6 F]) と点状出血 petechial rash があり、ほかに筋肉痛 myalgia、脱力 asthenia、嘔気、嘔吐、食欲低下、びまん性の腹痛、下痢などの症状が見られた。 この 2例の患者は血清学的検査でデング熱と診断され、1例はウイルス遺伝子検査 a dengue viral sequence で陽性と確認された。Dengue virus serotype DEN-1 であり、中南米由来の可能性があると診断された
議論と結語
2012年10月上旬から2013年初にかけて、マデイラ島 the island of Madeira から 2144例のデング熱自所内感染 autochthonous dengue virus infections が報告された。重症例の報告はなく、2012年の最終週以降、新規患者の発生の減少が認められている。Dengue virus はヤブカ属蚊族 _Aedes_ mosquitoes、すなわち ネッタイシマカ _Aedes (Ae.) aegypti_ とヒトスジシマカ _Ae. albopictus_ により伝播される。マデイラ島への_Ae. aegypti_ の導入は、カリブ海のいずれかの国 a Caribbean country (personal communication, M Melim, 2009) からと考えられ、2005年に the city of Funchal で初めて確認されている。 Madeira での流行において初期に確認された患者 The 1st cases of the dengue fever outbreak 、ならびに全患者の大部分が、the mosquito _Ae. aegypt_i がはじめて確認され、都市型環境 the urban environment にある Funchal で発生した。2012年、市内における多発的な高密度のベクター増殖と、住民らに免疫が欠如する状態が重なったことが、the outbreak の拡大を招いたとの説明が可能である。
関連項目 2012 Portugal (08): (MA) 20121230.1475399

● インフルエンザ 欧州、チェコ(2件)
欧州
PRO/EDR> Influenza (18): European region update
Archive Number: 20130208.1535572
 情報源 Euroflu Weekly Electronic Bulletin, Week 5 : 28/01/2013-03/02/2013 、2013年2月8日。
Influenza activity continues to rise across Europe -- Week 5/2013
要約
the WHO European Region の多くの国々で活動性の増加が続いている。 influenza A(H1N1)pdm09 の優位と、今日循環 co-circulation of influenza A(H3N2) and type B viruses の状態にある。検体中の陽性率は、今シーズンで最も高いレベルに達している

チェコ共和国
PRO/EDR> Influenza (17): Czech Republic, severity
Archive Number: 20130208.1535245
 情報源 Eurosurveillance Edition 2012, 18(6)、2013年2月7日。
Early and unexpectedly severe start of influenza epidemic in the Czech Republic during influenza season 2012-13
要約 
2012年末より、チェコ共和国 the Czech Republic で報告される重症インフルエンザ感染例が急増しており、集中治療を必要とした264例のうち51例が死亡した。the pre-pandemic period と比較すると、肥満、喫煙 and/or 血液癌を含む血液疾患のある患者の、重症例が多かった。季節性インフルエンザワクチンの接種状況から、現行ワクチンの重症インフルエンザ発症予防に対する、間接的効果が示唆された

● チクングニア熱 フィリピン
PRO/EDR> Chikungunya (05): Philippines (CA) susp
Archive Number: 20130208.1534203
 情報源 Catanduanes Tribune、2013年2月7日
保健当局 The Provincial Health Office [PHO] は、沿岸部 a coastal barangay [neighborhood] in Bagamanoc の少なくとも 17人の住民の、蚊族媒介性チクングニアウイルス the mosquitoborne chikungunya virus 感染報告を確認していない。地方保健当局 the Rural Health Unit が Bagatabao で多数の住民が、同ウイルス感染と見られる症状で医療機関を受診していることを報告しているが、チクングニア chikungunya [virus infections] であるとの確認には至っていない。6件の検体が the Research Institute for Tropical Medicine (RITM) in Metro Manila に送付されている。The PHO team が 1月24日に現地に派遣されている。
関連項目 (04): Philippines (SA): 20130128.1518853

● ラッサ熱 ナイジェリア
PRO/AH/EDR> Lassa fever - Nigeria (05): (PL Plateau)
Archive Number: 20130207.1534092
 情報源 This Day Live、2013年2月6日
ラッサ熱 Lassa fever により、国内で年間30万人以上が感染し、5000人を超える死者が発生している、と the Jos University Teaching Hospital (JUTH) 教授が説明した ...
[Mod.CP -Lassa fever は西アフリカに発生する急性ウイルス感染症の1つで、1969年に看護師 2 missionary nurses が死亡したナイジェリアで初めて報告された。原因となる Lassa virus は、初めての患者が発生したナイジェリアの地名にちなんで名付けられた。アレナウイルス科 the virus family _Arenaviridae_ の single-stranded RNA virus で、人獣共通感染と動物媒介性感染が知られている。アフリカの常在地域においては Lassa fever は重要な疾病罹患 morbidity および 死亡 mortality の原因となっている。およそ80%の患者は軽症もしくは無症候性である反面。残る20%の患者は重症多臓器疾患を発症する。 時に流行が発生し、tisirituga%に達することもある。ウェブサイト the CDC Special Pathogens website からの情報によると: "西アフリカの年間発生数は 100 000 to 300 000 で、約 5000 deaths を伴っている。残念ながらこの数字は、統一されたサーベイランスがないため 概数にとどまる。 Sierra Leone and Liberia の一部の地域では、入院患者のうち 10-16 per cent が Lassa fever であることが知られており、住民にとって大きな負荷となっていることが分かる"。 Plateau state of Nigeria で、非常に多数の患者および死者が多数発生しているようだが、 Plateau state は、ラッサ熱が高頻度に発生することが報告されている the mid-belt states of Nigeria の1つであり、予想外のことではない]
関連項目 (03): (PL) fatalities 20130131.1524034

● シュマーレンベルグウイルス 欧州
PRO/AH> Schmallenberg virus - Europe (14): update
Archive Number: 20130209.1536928
[1] Clinical cases, Schmallenberg in Swedish calves
 情報源 UNT.SE, Sweden [mach. transl.]、2013年2月8日
スウェーデン国内で初めてのシュマーレンベルグウイルス Schmallenberg virus [SBV] 感染が、Skane と Uppland の子牛各 1頭で確認され、昨年のうちに急速に全国に感染拡大した ...
[2] SBV in Welsh lambs:Schmallenberg virus cases increase in Welsh lambs
 情報源 BBC News Wales、2013年2月8日
ウェールズ Wales では、仔羊の先天異常の原因となるウイルスの報告が続いている。このシュマーレンベルグウイルス The Schmallenberg virus [SBV] は18か月前にドイツで初めて確認されたが、ウェールズ南部低地地域の農家は、今やウイルス感染が明らかに同地域にも広がっている、と話している ...
[3] Schmallenberg virus genome engineered to understand how to reduce disease caused by the virus
 情報源 Vetscite.org、2013年2月5日
原著タイトル Schmallenberg Virus Pathogenesis, Tropism and Interaction with the Innate Immune System of the Host. PLoS Pathog 2013; 9(1): e1003133. doi:10.1371/journal.ppat.1003133.

● 鳥インフルエンザ バングラデシュ
PRO/AH/EDR> Avian influenza (09): Bangladesh (DA) poultry, OIE
Archive Number: 20130208.1535105
 情報源 The Poultry Site、2013年2月7日
Bangladesh reports another HPAI outbreak
獣医学当局 The Bangladeshi veterinary authorities が、ダッカの養鶏施設 a commercial poultry farm in Dhaka において新たな高病原性鳥インフルエンザ another outbreak of highly pathogenic avian influenza (HPAI) が発生した、と報告した。The World Organisation for Animal Health (OIE) は 5日、received follow-up report no 4 を受けた。 153 477 susceptible birds 中 8509 cases の感染が報告されている。
The cited OIE notification is follow-up report no 41

● カキの病気、Perkinsus marinus ブラジル OIE
PRO/AH> Perkinsus marinus, oyster - Brazil: (PB) OIE
Archive Number: 20130208.1534850
 情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2013; 26(05) 、2013年1月31日
Infection with _Perkinsus marinus_, Brazil、1st occurrence of a listed disease
感染開始時期 2012年12月16日
病原体 _Perkinsus marinus_
新たな感染流行
発生地 River Paraiba, Lucena, Paraiba: resolved (31 Jan 2013)、estuary 河口: wild
種 Species: oyster (_Crassostrea rhizophorae_)
Morbidity: 0 (scale 0-5)
Mortality: 0 (scale 0-5)
Affected population: native species from Paraiba coast.

● バナナの病気、青枯れ病 タンザニア
PRO/PL> Bacterial wilt, banana - Tanzania
Archive Number: 20130208.1534130
 情報源 IPPmedia, The Guardian report、2013年2月6日
Kagera region の15か所の村々の住民は、the banana crop の 90%を死滅させた the outbreak of banana bacterial disease の発生により、緊急の食料支援を必要としている。農業当局Agriculture, Food and Cooperatives によると、同疾患が確認されるのは、Muleba district [of Kagera region 20070418.1277] では 2005年以来のことである。
[Mod.DHA-_Xanthomonas campestris_ pv. _musacearum_ is the causal organism of banana bacterial wilt in central Africa (BXW; bacterial wilts due to _Ralstonia_ species are present elsewhere) ... ]

● トリコモナス症 アイルランド 鳥類
PRO/AH> Trichomoniasis, avian - Ireland: garden birds
Archive Number: 20130207.1533305
 情報源 Herald.ie、2013年1月28日
Finches, sparrows, and other species にトリコモナス症 the _Trichomonas gallinae_ infection が発生し、食べたり飲んだりすることができなくなっている。 West Dublin and North County Dublin でも the outbreak の発生が確認されている

● 伝染性鮭貧血 ノルウェー OIE
PRO/AH> Infectious salmon anemia - Norway: OIE
Archive Number: 20130207.1531567
 情報源 OIE WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2013; 26(06)、2013年2月5日
Infectious salmon anemia, Norway、immediate notification (final report)
感染開始時期 2013年2月1日(同3日終息)
前回流行時期 2010年7月
原因ウイルス Infectious salmon anemia virus
新たな感染流行 (1)
発生地 Daumannsvika, Salten, Nordland: farm
感染種/頭数/症例数/死亡/廃棄/処分
Atlantic salmon (_Salmo salar_) / 2* / 1* / 529 086 / 30 / 1 / 0 / 0