2015年5月29日

MERS-CoV (50)-韓国、中国 韓国から 確定、サウジアラビア
肺炎球菌性疾患-英 (03) 北アイルランド ECDC
髄膜炎菌性髄膜炎-アイルランド 2010-2013年 ECDC など

ムンプス(流行性耳下腺炎)-加 QC 学生、訂正 ON
PRO/EDR> Mumps - Canada (QC): school children, correction (ON)
Archive Number: 20150529.3396108
投稿者 ProMED mail、2015年5月29日。
Guelph Canada があるのはオンタリオ Ontario 州であって、ケベック Quebec 州ではない
関連項目 20150529.3395573

MERS-CoV (50)-韓国、中国 韓国から 確定、サウジアラビア
PRO/AH/EDR> MERS-CoV (50): South Korea, China ex South Korea conf. Saudi Arabia
Archive Number: 20150529.3395374
[1] 韓国, 12 total cases - media report
情報源 Yahoo News/AFP、2015年5月29日。
韓国で [29 May 2015] 5例の患者 Middle East respiratory syndrome (MERS) cases が確認され、検疫手順に従わず defied a quarantine protocol 中国に渡航した 1人を含め 12人となったと、保健当局が明らかにした。保健大臣によると、新たな患者の中には、初発患者 the original case が入院した病院の 30歳の看護師 1名と、同じ病院で他疾患の治療中であった 56歳男性が含まれている。44歳男性は、男性の父親が同ウイルス感染と診断された翌日の 26日に出張のため中国に向けて出発し、29日に診断が確定した。医師から旅行を取りやめるようアドバイスされていたがこれを聞き入れなかったもので、現在中国の病院にいる。同僚や香港行きの便で男性に近い席にいた乗客ら 45人が監視対象リストに入っている。この男性は、香港からバスで近くの Chinese city of Huizhou に移動している。香港保健当局 the Hong Kong's Centre for Health Protection は 12 people -- 3 Korean と男性と同じフライト, Asiana Airlines, で近い席にいた 9 Chinese -- の健康監視を行うとしている...
 [Mod.MPP - [28 May 2015] post にあるように、韓国内にはまだ明らかになっていないスーパースプレッダーがいる状況 a "superspreader" situation unfolding in South Korea が存在するかのようだ。これまでのところ、2世代までの感染 the 2 generations of cases で、初発患者と家庭内および医療機関内におけるその患者との多数の接触者に限られているようである。その先(の世代)への感染拡大が起きるのか、the 2nd generation までで止まるのか、が注視される...]
[2] 中国 韓国から, confirmed - media report
情報源 The Star、2015年5月29日。
中国政府当局が [29 May 2015]、韓国人男性 1名の Middle East respiratory syndrome (MERS) 検査が陽性になった事を明らかにし、中国国内で初めての感染例となったが、今のところ男性と接触のあった 38人に異常は認められていない事を明らかにした ... The World Health Organization は [29 May 2015]、韓国国内で 10人の MERS 感染が確定されているが、ヒト-ヒト間の持続的な感染は発生していないとしている... 以下、男性の旅程等 [1] と重なる内容。
 [Mod.MPP -歴史的記憶として、広東省から始まった初めての SARS アウトブレイクを想起する...]
[3] サウジアラビア, 3 new cases - MOH 29 May 2015
情報源 Saudi MOH、2015年5月29日。
As of 29 May 2015, there have been a total of:
1010 laboratory confirmed cases of MERS-CoV infection, including 442 deaths, 561 recoveries, and  7 currently active cases, including one case on home isolation.

In the past 24 hours there have been:
3 newly confirmed cases
1- Hufoof: 27-year-old Expat female, currently in critical condition, history of contact with other case(s) in either the healthcare environment or the community.
2- Hufoof: 70-year-old Saudi male, currently in critical condition, history of contact with other case(s) in either the healthcare environment or the community.
3- Taif: 74-year-old Saudi male, currently in stable condition, history of contact with other case(s) in either the healthcare environment or the community.
関連項目 (49): South Korea, China ex South Korea susp, Saudi Arabia, Qatar 20150528.3393353

ムンプス-加 (QC、後にON に訂正) 学生
PRO/EDR> Mumps - Canada (QC): school children
Archive Number: 20150529.3395573
情報源 Guelph Mercury、2015年 5月29日。
公衆衛生当局 Wellington-Dufferin-Guelph Public Health は、2校 (高校 2 Guelph high schools) で発生したムンプス an outbreak of mumps の流行についてちょうさをおこなっている。2010年に the 1st cases of the disease in the area が発生して以来継続している。2 件の感染報告例 reported cases of mumps at 2 different Catholic high schools、  Bishop Macdonell and Our Lady of Lourdes があることを明らかにした...

鳥インフルエンザ (138)-コートジボワール VB 家きん、HPAI H5N1 OIE
Highly pathogenic avian influenza, Cote d'Ivoire、reoccurrence of a listed disease
PRO/AH/EDR> Avian influenza (138): Cote d'Ivoire (VB) poultry, HPAI H5N1, OIE
Archive Number: 20150529.3392836
情報源 OIE, WAHID (World Animal Health Information Database), weekly disease information 2015; 28(22)、2015年5月28日。
感染開始時期 2015年4月9日
前回流行時期 2007年1月31日
原因ウイルス highly pathogenic avian influenza virus、Serotype: H5N1
新たな感染流行 (1)
発生地 Quartier Koko, Bouake, Bouake [Vallee du Bandama district]: backyard
感染した種/個体数/感染数/死亡/廃棄/処分
鳥類 Birds / 138 / 98 / 93 / 0 / 0
Affected population: laying hens (メンドリ) and breeding parents

ラッサ熱 西アフリカからの輸出例、コメント
20150526.3386913 に関し。
PRO/AH> Lassa fever: cases ex West Africa, comment
Archive Number: 20150529.3392905
投稿者 英 ・ University of Liverpool、Dr Nicholas Beeching、2015年5月27日。
米国でラッサ熱 Lassa fever と診断された患者が報告され、現在のエボラ感染流行の発生以前は、ラッサ熱が、西アフリカから輸出される最も多いウイルス性出血熱であったことを思い起こさせた。2004年までの米国での 5例の感染例(報告)を含め、1969-2009年の 40年の間に 28例の患者をわれわれは確認している。The majority of these came from Sierra Leone (シエラレオネ、14 cases) followed by Nigeria (ナイジェリア、11 cases), であり、両国とも常に on a regular basis 国内で多数の患者が確認されている。一部の患者はさらなる治療を求めて西アフリカから国外へ移送され、(この場合の)全体の致死率は 36% (9/28) で、the nj.com and New York Times reports highlighted by ProMED-mail (20150526.3386913) で述べられている地方感染地域の 1%ではなかった。

ペスト-米 ID 地リス、注意喚起
PRO/AH/EDR> Plague, animal - USA: (ID) ground squirrel, alert
Archive Number: 20150529.3394344
情報源 Kuna Melba News、2015年5月27日。
アイダホ州保健当局 The Idaho Department of Health and Welfare が、 Kuna 南部の保護区 the Morley Nelson Birds of Prey Conservation Area 内の地リス ground squirrels が、ペスト plague 検査で陽性となったため、ヒト及びペットがこの地区に立ち入らないよう注意を呼びかけている...

肺炎球菌性疾患-英 (03) 北アイルランド 最新状況
ベルファストの造船所で、溶接時の噴霧に曝露した男性らの侵襲性肺炎球菌性疾患アウトブレイク
Outbreak of invasive pneumococcal disease at a Belfast shipyard in men exposed to welding fumes, Northern Ireland, April-May 2015: preliminary report
PRO/EDR> Pneumococcal disease - UK (03): (N Ireland) update
Archive Number: 20150529.3393444
情報源 Eurosurveillance, Volume 20, Issue 21、2015年5月28日。
ベルンファストの造船所 Belfast shipyard (Northern Ireland) で、作業中に曝露した溶接ヒュームによる、いずれも入院を必要とした 4例の侵襲性肺炎球菌性疾患 confirmed cases of invasive pneumococcal disease (IPD) の集団発生についての報告。ハイリスクグループの作業員 679人に抗生物質の予防投薬と肺炎球菌ワクチン接種が行われた...
原文 [Google 翻訳] 参照願います。

炭疽-米 (04) 検査機関のミス
PRO/AH/EDR> Anthrax - USA (04): laboratory error
Archive Number: 20150529.3394757
[1] Forbes
情報源 Forbes、2015年5月28日。
米軍が誤って生きた炭疽芽胞 live anthrax spores を放出 accidental shipment したと最近報告されたが、ヒトからヒトへの感染は起きないので一般市民への影響はない no immediate public health threat。The CDC and Pentagon は、ダグウェイの軍施設 the Army's Dugway Proving Ground (ユタ Utah州) から炭疽菌検体 live anthrax specimens が誤って、California, Delaware, Maryland, New Jersey, New York, Tennessee, Texas, Virginia and Wisconsin の各州と韓国に送られた事を明らかにした。9つの州の少なくとも 18の検査機関に、23 marked specimens and 2 controls が含まれたサンプルキットが届いている、と説明した。コントロールの 1つの 'antigen 1.' のラベルのあるものは live anthrax spores であり、さらには、一般輸送業者 a commercial carrier により、私立または一般検査機関に届けられた、と説明した...
[2] USA Today
情報源 USA TODAY、2015年5月28日。
いずれも原文参照願います。

髄膜炎菌性髄膜炎-アイルランド 2010-2013年 大家族間 B型 B型ワクチン
PRO/EDR> Meningitis, meningococcal - Ireland: 2010-2013, ext. family, sg.B, sg.B vaccine
Archive Number: 20150529.3394758
情報源 Eurosurveillance, Volume 20, Issue 21、2015年5月28日。
要約
2010年3月から2013年11月にかけて、アイルランドの 3つの保健管区 Health Service Executive (HSE) areas をまたいで、移動生活を送る大家族内 an extended Irish Traveller family で 8例の侵襲性の B型髄膜炎菌感染が確定診断 laboratory-confirmed cases of serogroup B, invasive meningococcal disease (IMD) された。患者は生後 5から 46ヶ月で、すべて血縁関係 either a cousin or sibling of another case にあった。全ての患者は生存している。関係する近縁家族 relevant nuclear family members や接触者らには、そのたびに予防内服薬が処方されたが、新たな感染を防ぐことはできなかった。6例の患者から分離された髄膜炎菌_Neisseria meningitidis_ には高い相関性が認められ、the ST-41/44 clonal complex に属し、the porA designation 7-2,4 を共有していた shared 。2013年11月に対策チームは、(対策チームの)監視下に大家族構成員に同時にシプロフロキサシン ciprofloxacin を内服させることと、生後 2ヶ月から 23歳までの大家族構成員と 8例目の患者の濃厚接触者に 4成分ワクチン the 4 component meningococcal B (4CMenB) vaccine を接種することを勧め、3地域の医療機関で実施された。さらに、112件の咽頭スワブ検体による大家族内の保菌状況を調べたところ、13%にあたる 15検体で髄膜炎菌が検出された。この後、新たな感染例は確認されていない。
原文 [Google 翻訳] 参照願います。